改善事例発表会(東京地区大会) - 日本プラントメンテナンス協会

東京地区大会2015プログラム
A
B
会場(5F小ホール) 保全実務セッション
A-1
NC旋盤の故障削減
B-1
三菱重工業株式会社
杉山 勉
相模原製作所 機械・設備システムドメイン 生産総括部 相模原製造部 工場技術課 機械保全班作業長
ターボ部品加工ラインの機齢が古い設備では故障が多発傾向にあり、NC 旋盤の故障再発防
止に取り組むこととした。停止時間別で精度不良、X・Z 軸関係の故障が全体の 72%を占めて
いたため、故障ゼロを目指した事例を紹介する。
A-2 「Energy
使用量」削減へのチャレンジ
震災以後、LNG・電力単価は上昇推移し、生産拠点の直接経費を圧迫していた。これらは、
生産エリア空調を運転するために常時使用するエネルギーであり、使用量削減が必要と考え
た。削減数値と合理化金額を定め推進し、目標を上回る削減効果を達成した事例を紹介す
る。
Lライン画像処理装置によるパネル割れ流出防止
スバル製造本部 群馬製作所 第1製造部 第1保全課 第1プレス保全係
A-4
視点を変えたTPM活動による生産性向上 ~儲けるTPM~
富士フイルム静岡株式会社
缶ラインフィラー入り味量調整停止「ゼロ化」
北山 智巳
神奈川綾瀬工場の中期計画に生産量増の課題があり、その課題を達成するため、容器搬送工
程での停止に着目し停止削減活動を実施した。容器搬送時の停止メカニズム解明およびその
対策と改善効果を達成した事例を紹介する。
C-4
サントリープロダクツ株式会社 松本 学
榛名工場 包装メンバー
組立ラインで問題になっている不具合について現場の生の声を聞いたところ、ATCUサイク
ルタイムオーバーが課題となり、保全と製造と協力しあって改良保全により稼働率を向上さ
せた事例を紹介する。
缶
(C)
ラインの停止ロス増加に対して、中身を充填するフィラー設備の停止がワースト 2 の設
備となっていた。そのうち、入味不良に関する慢性的な停止が多かったため、入味不良の原
因究明と対策を行うことで充填を安定化し、入味不良による停止ロスゼロ化を目指した事例
を紹介する。
B-5
富士フイルムエンジニアリング株式会社
増尾 浩
足柄本社 技術企画 開発事業部
A-6 「原油タンク水切り方法の改善」
試作部品の内作取入れ拡大
早坂 幸恵
オフセットインキにおける品質向上と安定量産
サカタインクス株式会社
吉村 哲也
東京工場 オフセット応用技術部 東京技術G チーフ
MHI ターボ事業において顧客獲得のため
「2 週間プロジェクト」
を展開しているが、受注継続
には顧客への迅速な試作サンプルの提供が課題であった。この課題に対し加工から組立まで
を行う試作専門職場を設置し、問題となっていた加工部品を内作化することで納期面とコス
ト面に大きな成果を得ることができた事例を紹介する。
発泡52号機 薄物品生産性向上
お客様
(印刷会社)
の作業ロスを
「潜在ニーズ
(ウォンツ)
」
と捉え、シーズ志向で品質向上に取
り組んだ。その取組みの中で、新規評価方法を開発し、製造 4M 条件を再設定することで、
安定生産に繋げた。結果、お客様での作業ロス削減が図れ、顧客満足度がアップし、販売増
に貢献することができた事例を紹介する。
C-6
積水化学工業株式会社 臼田 克哉
千葉製油所 業務課
積水武蔵化工株式会社 フォームグループ フォーム発泡課 発泡係
活性汚泥設備は製油所稼働に大きく影響を与える設備であり、連続運転が使命である。近
年、原油タンクドレンの水質性状が原因で処理を停止する事象がたびたび発生した。そこ
で、安定運転を目指した事例を紹介する。
主にIT関連で使用されている薄物品が2015年に向け大幅に増産される見込みだ。そこに備え
るため、品質特性を考慮しながら生産性upに取り組んできたが、その過程において食い込み
トラブルが大幅に増加した。その要因をさまざまな角度から検証し、チーム一丸となって進
めてきた事例を紹介する。
14:10~14:20
一昔前までは段取りによるライン停止は発生していなかったが、多品種小ロット化が進むに
連れライン停止が発生してきた。そこでライン全体のレイアウト変更や監督者の役割を見直
し内段取りを削減、ライン停止をゼロにした事例を紹介する。
C-5
尾山 義弘
機械・設備システムドメイン 生産総括部 相模原製造部 ターボ工作課
B-6
沼田 恭太
TPM個別改善 Aライン段取り改善による生産性向上
サンデン株式会社
赤城事業所 流通システム事業工場 製造部 組立1課 リーダー
三菱重工業株式会社 出光興産株式会社 3列分岐装置の容器詰まりゼロ化
サントリープロダクツ株式会社
知念 美怜
天然水南アルプス白州工場
サントリー南アルプスの天然水2LPETボトル製品製造ラインにおいて、包装工程の3列分岐装
置に容器詰まりのトラブルが慢性化していた。そこで、装置内の各容器搬送条件について加工
点解析を行うことで、容器詰まりによるトラブル停止のゼロ化を達成した事例を紹介する。
休憩
A-7
オンサイト配管ラック直置き部における外面腐食対応
鹿島石油株式会社
B-7
渡邊 恭伸
鹿島製油所 工務技術グループ
稼働率向上活動 ~奇跡の一滴~
C-7
富士重工業株式会社
永瀬 雄基
群馬製作所 第3製造部 第1エンジン課 第3機械係
石油精製装置エリアの配管ラック直置き部は、水分が滞留しやすい構造であり、外面腐食に
よるトラブルが顕在化していたため、雨水滞留構造の改善工事の実施、点検手順の確立、検
査結果のビジュアル化ができるシステムの構築をした事例を紹介する。
A-8
工場のスマート化によるCo-Mo活動・省エネ推進
~設備情報自動収集システム構築~
旭化成株式会社
14:45~15:05
Cラインエアーコンベアー500シズルボトル詰まり停止削減
サントリープロダクツ株式会社
神奈川綾瀬工場 包装部門 容器成形グループ
FF A/T工場 工務部 保全技術課
富士フイルムエンジニアリングでは、高品質のフイルムを作る重要設備の整備を実施してお
り、高度な技術・技能を培ってきた。今回、グループ会社において、今までメーカーに依存し
ていた難解な整備の自前化に取り組み、多くの工夫を盛り込んだ施工方法により、大幅な工
期短縮とコストダウンを達成した事例を紹介する。
14:20~14:40
ファインガス製品課にて運転管理しているフロンガス製造プラントは、現在、販売好調のためFULL生産が
続いている。しかし、操業30年以上経過による設備老朽化リスク、および世代交代後の運転経験未熟者に
よる操作ミス等、さまざまなトラブルが潜在しているため、安定運転に支障をきたす可能性がある。今回、
川崎事業所で策定したマニュアルに沿って活動を行い、トラブル防止活動を展開した事例を紹介する。
C-3
泉 孝一
今までのTPM活動は設備保全がメインとなっていて、さらなる増減産や生産性向上に対応し
ていくには現場の意識を改革する必要があると考え活動に取り組んだ。どうせやるなら会社
の利益を上げるための活動をしようという考えから、全員参加をスローガンに、これまでと視
点を変えた改善の取り組みを行いメンバーが成長していった事例を紹介する。
B-4
増田 剛志
A-5 「高度な機械整備技術・技能を活かし、
工期/コストのミニマム化に挑戦」
13:50~14:10
清野 健之
休憩(昼食の提供はございませんので、近隣の飲食店をご利用ください)
組立ライン設備 改良保全による稼働率向上
ジヤトコ株式会社
13:25~13:45
フロンガス製造プラント総点検
昭和電工株式会社
川崎事業所 ファインガス製品課
加工部 第二加工課 第四係 リーダー
プレスラインの後工程への「割れ流出ゼロ」を実現するために製造現場で実施している、作
業工数の増加や、自動積み込み後に行う確認作業の難しさに対応するために、高速プレスラ
インへの支援を実施した事例を紹介する。
土谷 晃平
イオン交換膜表面にコーティングを施す工程において、欠点として塗布液の液だれや部分的
にコーティングされていない箇所が慢性的に発生していた。欠点撲滅のため、発生メカニズ
ムを解析し、根本原因を突き止め対策を講じることで欠点を撲滅し収率向上を達成した事例
を紹介する。
C-2
壱サークル
上位方針からの係目標を達成するため、生産負荷の高いSA1次ラインの生産性を阻害する
ワースト要因であるチョコ停を低減させる活動を行なった。改善内容としては、カメラを使用
したロボットでの素材取り残しに対して光量・光色から分析し改善した。副作用の確認も行
い、チョコ停低減を実現した事例を紹介する。
11:45~13:00
13:00~13:20
SA1次ラインチョコ停低減
サンデン株式会社
B-3
岡本 槙之輔
イオン交換膜 塗布工程 塗布欠点撲滅
旭化成ケミカルズ株式会社
川崎製造所 交換膜製造部 膜製造課 製造係
八斗島事業所 コンプレッサー事業工場 製造部 部品製造2課2係
富士重工業株式会社
11:25~11:45
C-1
辻 真樹美
製造ラインにおける省エネ推進において、レトルト工程から発生する排温水の利用方法を見
直し、有効利用を図ることで、従来中味加熱で必要になっていた加温機の蒸気使用量を 75%
削減し、効果として年間 11 百万円の製造コスト削減に繋がった事例を紹介する。
B-2
星川 俊浩
情報電子事業本部 昭和事業所 技術課 施設担当 主任
A-3
工程の排温水有効利用による省エネ推進
サントリープロダクツ株式会社
多摩川工場 製造部 包装Cグループ
藤森工業株式会社
11:00~11:20
会場(2Fイベントホール「桃源」)
開会あいさつ
10:30~10:35
10:35~10:55
C
会場(2Fイベントホール「福寿」)
受付 5F 小ホール 10:00 〜
クリーン&サイレント活動によるお客様満足度の向上
日産自動車株式会社
木下 雅也
広瀬 雅俊
情報電子事業本部 沼田事業所 技術課 施設
「ロスゼロを目指した極限追求の活動」、「安定生産、安定操業の実現」、「儲ける設備管理
の構築」を掲げて、高操業の中でも安定した稼働を生み出すことを目的として、全員参加で
の改善活動をベースに活動を行った。役割の分担で結束力を深めたことにより、目標である
稼働率の向上に繋がった事例を紹介する。
B-8
予備品管理システムの構築
藤森工業株式会社
市販の既製システムは多数存在するが多機能であるがゆえに複雑な物が多く、使用者の使い
方やニーズにマッチしていないことが多い。そこで、簡単に使用できるシンプルなシステムを
自作した。検索精度の向上・在庫管理など予備品の維持・管理に役立っている事例を紹介す
る。
C-8
長瀬 和生
いわき工場 製造課
エスロハイパーJW100変形修正タッチ「0」化
積水化学工業株式会社
天田 善和
群馬工場 管工機材製造部 管材製造課 製造係
生産技術本部 保全統括部 富士保全部 富士電計保全課
工場の安定操業のためには、オペレーターが自ら設備管理・点検を行うCo-Mo(Conditioun
Monitoring)活動が非常に有効である。また、工場の省エネ活動も重要な課題の一つである。それ
らの活動を推進するため、省エネデータ収集サーバを活用した設備情報自動収集システム構築に
よる工場のスマート化を図った。その成果として、Co-Mo活動による故障の未然防止、電力量を
削減した事例を紹介する
工場見学に来られるお客様の立場になり、満足していただくにはどうあるべきかという視点
でクリーン&サイレントに取り組み、試行錯誤しながら関係部署を巻き込んで対策を進め、
見学に来られるお客様へ工場のイメージアップを図った事例を紹介する。
15:05~15:20
エスロハイパーとは水道用ポリエチレン管であり、先の大震災でも被害ゼロという耐震性に優れ
た製品だ。我々はポリエチレン管生産における品質安定化と中期計画の増産に対応できる体制づ
くりを目指し、テーマを推進してきた。本テーマの成果によって、汎用製品の徹底効率化と無調整
化への第一歩を踏み出すことができた。また、メンバー個々人の知識向上・スキルアップも図るこ
とができた事例を紹介する。
移動・休憩
15:20~16:20
特別講演 「改善と幸福学」 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長・教授 前野 隆司
16:20~16:45
表 彰 式 第43回全国設備管理強調月間入選作品の表彰、優秀改善賞・奨励賞の表彰
第43回
全国設備管理強調月間
東京地区実行委員
(敬称略)
□委 員 長
愛知機械工業株式会社
櫻井 亮
□委 員
サカタインクス株式会社
上江利幸
□委 員
富士重工業株式会社
入川貴博
□副委員長
旭化成株式会社
田村孝市
サンデンホールディングス株式会社
川和正志
富士フイルムエンジニアリング株式会社
鈴木浩司
新日鐵住金株式会社
山野寺敬
昭和電工株式会社
坂本 敦
ボッシュ株式会社
山田貴史
東レ株式会社
半田明智
大日本印刷株式会社
門真 淳
三菱重工業株式会社
森谷浩一
日産自動車株式会社
山谷 誠
株式会社高田工業所
炭矢芳男
横浜ゴム株式会社
小倉健蔵
□委 員
出光興産株式会社
信賀浩章
トヨタ自動車東日本株式会社
松岡俊哉
コニカミノルタ株式会社
井尻尚明
日本板硝子株式会社
野口順一
お申込みはホームページから
http://www.jipm.or.jp ★ またはファクシミリで
12,960 円(税込み)
048-470-2702
*太線の枠内のみご記入ください
■参加料(1 名あたり、テキスト代を含む、昼食の提供はありません)
日本プラントメンテナンス協会会員(正会員・事業所会員)
日本能率協会法人会員
協賛団体会員
(2015 年 4 月現在)
17,280 円(税込み)
■参加申込み方法
・小会ホームページからお申込みいただくか、右記申込書に必要事項を記入のうえ、ファクシミリにてご送付ください。
電話での申込みは受け付けておりません
・開催直前に申込みの方には、受付票をお送りできないことがあります。その場合は申込み時に電話で確認のうえ、
ご来場ください
・開催の約 2 週間前より、派遣窓口ご担当者様あてに受付票・会場案内と請求書を送付します。請求書が届き次第、
小会指定の銀行口座にお振り込みください。なお、振込み手数料は貴社にてご負担ください。
■申込みについての問合せ先
込 書
・本大会では昼食の提供がありません(近隣の飲食施設を各自ご利用ください)
・天変地変や伝染病の流行、研修会場・輸送等のサービスの停止、官公庁の指示等の小会が管理できない事由により、
発表会の内容変更・中止のために生じたお客様の損害については、小会ではその責任を負いかねます
・録音・録画に使用する機材の持込みをお断りいたします
申
■ご注意・お願い
加
・タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀 4-1-1)
・請求書・受付票に会場案内を同封いたします
参
■会場案内
開催日 2015年6月12日(金)
東京地区大会2015
*いずれかにレ印でチェックののち、左記参加料の表より参加料金・人数・合計額をご記入ください
■キャンセル規定
・参加予定の方が当日参加できない場合は代理の方がご参加ください。代理の方の参加も不可能な場合は、下記の規
定によりキャンセル料を申し受けます(キャンセルはファクシミリでのみ申し受けます)
・開催当日および前日の参加取消し ・・・ 参加料全額 (参加料入金済の場合、返金いたしません)
・開催の2日前~7日前の参加取消し ・・・ 参加料の 30% (参加料入金済の場合、70%を返金いたします)
*いずれも土日曜・祝祭日を含みません
全国設備管理強調月間記念行事
MA1017
一 般
□
□
□
□
日本プラントメンテナンス協会会員(正会員・事業所会員) 日本能率協会法人会員
協賛団体会員
一般
@
円(税込み)×
名=合計
ふりがな
ふりがな
会社名
事業場名
ふりがな
ふりがな
派遣窓口
ご担当者
所属・役職
所在地
E-mail(連絡用)
備考欄
〒
円(税込み)
電話
ファックス
@
受付
登録
発送
株式会社アイ・イーシー 通信教育・セミナー受付センター
電話:048-470-3710 E-mail:[email protected]
※小会ではセミナー・イベントの申込手続きに関する業務を株式会社アイ・イーシーへ委託しております
■大会の詳細についての問合せ先
公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 普及推進部
〒 105-0011 東京都港区芝公園 3-1-22 日本能率協会ビル 6 階
電話:0120-451-466(または 03-5733-6900) E-mail:[email protected]
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