[ 泥かぶら ] 東京公演 前売り券 発売開始! 周 年記 催 公 演 の 舞 台 で、 序 幕 の 年8月、愛知県一宮市の主 新キャストたちの 稽古風景 昨 「泥かぶら」を演じた福島里佳は、 よいよ、劇団創立 念「 泥 か ぶ ら 」東 京 公 演 の 自身初めての主役を務めました。 重ね、5 月のGWも連日劇場に籠 そして今 年は二幕三幕 と稽 古 を り厳しい稽古を経て、同月 日の 月開 催です。 新 潟 県 五 泉 市 での「 泥 か ぶ ら 」を し た。 日 本 橋 公 会 堂 に て 同 封のチラシにもご案 内して おりますが、チケットのお申込み 全幕演じる初舞台に立ちました。 創立 65 周年記念「泥かぶら」東京公演のチラシ は、 下記までお願いいたします。 泥かぶら役 福島 里佳 前 売 り 券の発 売 を開 始いたしま い h t t p : / / w w w. s h i n s e i s a k u z a . c o m 65 10 10 12 次郎兵衛役 近衛 謙 最 終 日 の 月 日( 土 )の チ ケットは、お早めのお申込みをお 三郎兵衛役 冨永 隆徳 10 勧めいたします。(新制作座 一同) 1 2015 E a r l y S U M M E R 新制作座だより 7 The letter of Shinseisakuza vol. 2015 E a r l y S U M M E R 同じく、次郎兵衛役で初舞台を 踏んだ近衛謙と、新制作座初参加 で三郎兵衛 役に挑んだ東 京 芸術 [ 星槎国際高等学校 ] 八王子学習センター 教諭 山下 峻 先生より 会場の全員が心を打たれました。 『おもいあふれる卒業式』 槎高尾キャンパスは劇団新 気 持 ち が 一つ な っ た と 感 じ ま し 星槎に関わるすべての人たちが、 ター が 共 に 作 り あ げ ている 場 所 た。 成 長 し た 子 ど も た ち の 顔 を 制 作 座と八王子 学 習セン であり、劇団と学校が共存する日 見ていると出会った頃の思い出や 星 本で唯一の場所です。 日 常 生 活での思い出 が 溢 れてき 式中の卒業生の答辞には、学校 生活への想い、仲間への想い、家族 目の卒業生を送り出しました。 王子学習センターが移転し、二度 ました。星槎高尾キャンパスに八 スで学んだことを忘れずに、社会 は、卒業しても星槎高尾キャンパ まっていることが再確認できた 日頃からの関わりに想いがつ 想いのつまった卒業式になっ たことを心より嬉しく思います。 高等学校の関東地区合同入 成 年 月 日。星槎国際 る高校生活への期待と不安を胸に 劇団と共に在る八王子学習セン ターの新入生達も、これから始ま り、今年も多くの新入生が受講し 「 演 劇 専 攻 ゼミ 」も 開 講 さ れ て お 中には、劇団新制作座職員による います。たくさんある選択授業の 懐かしの岩沼へ [ 泥かぶら ] 新制作座だより 第5号でご紹 介した、クラウドファンディング 「人がたくさんいる…」と少し不安 『ようこそ、 八王子学習センターへ』 平 抱きながら、保護者と共に真新し ます。劇団と共に在る学校だから 城県岩沼市民会館で100 で、岩沼市に「泥かぶら」を届ける 超える盛大なものとなりました。 い制服に身を包み、会場へと来て こそ で き る「 本 物 の 演 劇 」を 知 る 0名様を無料ご招待する公演を 015年1月 日( 日 )宮 18 ための 資 金 を 集 めよ う としてお − 第5回 東北応援プロジェクト 岩沼公演のご報告 くれました。受付で私の顔を見た この機会を、生徒達に大切にして 開催いたしました。 2 生徒たちは、 「制服どうですか?」 もらいたいと思います。 − 新制作座だより 2015 E a r l y S U M M E R 座 の 俳 優、 冨 永 隆 徳 と 力 を 合 わ せ、新しい時代の「泥かぶら」を創 るため挑み続けています。 東京公演では、この成果を皆様 に届けるために、更に稽古に励ん でいきます。 (記・小津和 知穂) そうな表情の生徒など様々。しか への想い、一言一言に「想い」が込 でもまれながらも強く成長して ました。 平 成 年 月 日に川崎 市教 育文化会館で星槎国際高等学校 し、どの生徒も「入学おめでとう」 められていました。3年間を思い いってくれることを期待してい 9 関東地区合同卒業式が行なわれ 学 式が神 奈川県の神 奈川県立青 と伝えると、 嬉しそうに「有難うご だし、途中涙する場面は、本人も 星槎高尾キャンパス 副キャンパス長 山本 佳世 先生より 少年センターで行われました。関 ざいます!」と答えてくれました。 4 と嬉々として訪 ねてくる生徒や、 日 に な り ま し た。 子 ど も た ち に 東地区合同という事で、来場者は ます。 3 涙、会場にいた家族や友人も涙。 [ 星槎国際高等学校 ] 6 27 新入生や保護者を含め600名を 劇場での稽古風景 これから新 入 生は八王子 学 習 センターで、たくさんの学びを行 27 2 地元の応援と団結のおかげで、公 市 社会福祉協 議会を中心とした いきませんでした。しかし、岩沼 りましたが、なかなか思うように (記・小津和 知穂) 固い握 手 と涙こぼれる笑 顔 と 友情、皆様のこと一生忘れません。 えているのだということでした。 演経費が賄える寄付が集まり、涙 が出るほど嬉しく感動しました。 感 謝の気 持ちを少しでもお伝 えできればと思い、岩沼市のデイ サ ー ビ ス セ ン タ ー「 さ と の も り 」 で歌と踊り(ソーラン節・花笠音 頭 )の プ ロ グ ラ ム を 持 って 訪 問。 励ましを贈るつもりが、百歳のお ばあ 様から逆に励 まして頂 きま 行くぞ東北! 『 第 5 回 東 北 応 援 プロ ジェク ト 岩 沼 公 演 』仮 設 住 宅 や 仙 台 市 か らお越しくださった皆様のお声 [ イベント ] 月 日、今年もブータンか ブータンからRTC 交換留学生 高尾キャンパス 心 に 熱 い も の が 込 み あ げ て き 講師の方1名が高尾キャンパスに プーカレッジ) の交換留学生8名、 ら R T C( ロ イ ヤ ル テ ィン て涙・涙でとても感動した。 来られました。 1 泥 か ぶ ら の 優 し く 逞 し い 生 き より 方、 こんなに心に残る素晴らし 今 年で4回 目 となる 留 学 生の 滞在、どんな生徒さん達が来校さ ● い演劇ははじめて観た。 れるのか楽しみにしていました。 ● 忘 れかけていた、 人として大切 ● 日、歓迎の夕食会、お互いの自 ただいた想いがする。 生の皆さんの想いを聞き、この 己紹介から始まり、その中で留学 なものをあらためて教えてい 若 い 時 分 に 観 た 泥 か ぶ ら の 感 日間が実り 有るものとなるよう ● 動を再び思い出して涙がでた。 私 達に 出 来 る 事 をしよ う と思い 次の東北応援プロジェクトは、 現在公演地の選定を行ってい しあげます。 と う ご ざ い ま し た。 厚 く 御 礼 申 添 え て 送 っ て く だ さ り、あ り が 丁寧なお礼状とお客様の感想も と 見 事 に 歌 わ れ ま す。 そ の 時 継 タンにいる 時 に 稽 古 をして 来 た 郷」 、 「星の槎」を歌い始めたとき、 校歌「星の槎」 、次に日本の歌「故 伝 え ま す。 歌 い は じ め は 星 槎 の 日 か ら 始 まった 研 修 の 1 時 間目、私達新制作座が日本の歌を ました。 ま す。引 き 続 き ご 協 力 を お 願 い 続されてる交 換 留 学の素 晴らし 新制作座 一同 申しあげます。 岩沼市・市教育委員会・市社会 福祉協議会、スタッフの皆様、ご 10 した(笑) 公 演 前 日 の 岩 沼 は 吹 雪。 お 客 様の入りが心配でしたが、当日は 快晴、皆様の宣伝のおかげでほぼ 満席でした。会長の三浦様は「と 26 そして 日は、留学生の皆さん さを改めて感じました。 私 達 は 驚 き ま し た。 皆 さ ん ブ ー 27 にかく観てください、観れば解る から来てください」と、足で一軒 ずつお訪ね下さったそうです。 仙 台 空港のある岩 沼 市の海 岸 沿いの被害は、そこに立ってみな け れ ば 実 感でき ない大 きさでし た。公演当日の朝、 「 千 年 希 望の 丘」の慰霊碑に「泥かぶら」のメン バー全員で黙祷を捧げました。 岩沼で教えられたことは、誠実 で粘り強い努力と愛情と行動が、 傷ついた心を癒し、街の復興を支 3 2015 E a r l y S U M M E R 新制作座だより in 26 28 岩沼市デイサービスセンター「さとのもり」の交流会より 「とても楽しくて元気をもらったよ」 「素敵な笑顔とパワーに感激 しました」との声をいただきました 岩沼市・市教育委員会・市社会福祉協議会の皆さんと と1日を共にする事が出来まし 技でいとも簡 滞 在中は日本の文 化や先 進技 術の見学等々、実り多い学びをさ パスライフを見ているようでした。 いだす、まるでRTCでのキャン やまず、誰かが歌いだせば皆が歌 良さ、移動のバスの中では歌声が 素晴らしさは勿論、皆さんの仲の いつもいう言葉「行ってらっしゃ の時間、見送りの時に新制作座が を惜しんでいる人も。そして出発 こ え ま す。 涙 を 流 し な が ら 別 れ 語で別 れの言 葉があ ちこちで聞 るといいね、お元気で」日本語、英 てお別れの朝「またね、また会え ごし、歌も歌い合いました。そし 最 後 の 夕 食 時、 私 達 と 混 ざ り 合って 食 卓 を 囲 み 家 族 の 様 に 過 1 つ 目 は 楽 屋 作 り で す。 体 育 館倉庫の中の器具を全部出し、机 ります。 ことが2つあ 私は学校公 演で楽しみな 思いました。 りたいなぁ」と 敵な先輩にな 「 私 も あんな 素 う の を 見 て、 わらせてしま が入 り 自 分のことより も 時 間 を く覚えが良かったので、私も気合 くなりました。 れ、井上理事長からのスタープロ い!」と手を振り見えなくなるま や椅子を借りて立派な楽屋に仕 費やしてしまいました。自分の後 単に作業を終 グ ラ ム 終 了 証 書 授 与 式 を 経 て、 でバスを見送りました。 上 げ ま す。 今 回 の 楽 屋 は 上 手 と 輩 が 出 来 たみ たいで 嬉 しい気 持 を している と 後 ろ を 通 り た く て よ う に なった ら ま た 新 た な 楽 し 2つ目 は 童 役 の 生 徒 達 の 稽 古 で す。 始 め は 緊 張 も あ る せ い か 楽屋はホリゾント幕の後ろの周りこみ ます! (記・福島 里佳) 新制作座だより 2015 E a r l y S U M M E R た。そこで感じたのは学ぶ姿勢の あっとい う 間 に 帰 国 す る 日 が 近 今回の学 びが役に立ちますよ うにと願い、 又会える事を願って。 下手が狭くなっているため、ホリ ちで本番に臨めます。 浜 松 公演の童達は特に元 気がよ (記・山形 久人) 裏 *に机と椅子を並べた特殊な楽 も 通 れ な い く ら い の 通 路 で す。 みが発 見できるんだろう なぁと かみ [ 泥かぶら ] 屋 と な り ま し た。 俳 優 が メ イ ク 今私は、泥かぶらの二幕三幕の 稽古をしていますが、全幕立てる ホールだと中々味 わ え ない面 白 ウキウキしています。 ( 今 年4月 しも 舞台裏のひみつ・・・ 静岡県 浜松学芸中学高等 学校公演のご報告 味があります。 校でありました。 すればするほど声が出るように 現在) 学校公演は久しぶりで、私の中 でとても 刺 激 を 受 け た公 演でし なるので、自分の子どもが上達し *ホリ(ホリゾント) :舞台やスタジオ 童 役の生 徒 達に 負 け ないよ う に、私も二幕三幕の稽古を頑張り た。講堂が2階にあり、階段での ていく よ う な 感 覚 が 味 わ えて 本 で使われる背景の幕または壁 声が中々出せないのですが、稽古 荷 降ろし と雨の中での積 み 込 み 番がますます楽しみになります。 日に浜松学芸中学高等学 年初めての講堂公演が3月 − にもかかわらず、先輩方は巧みな 16 − 今 RTC(ロイヤルティンプーカレッジ)の留学生の方々の着物体験の様子 4 [ 泥かぶら ] なりませんでした。 日本の未来は明るい [ 泥かぶら ] ぶら」は受け継がれてゆく・・・ 代を重ね舞台も代を重ね、 「泥か 谷 市の全 中 学 生が「 泥 かぶ ら」を観 劇 するのは今 年で お祝いの数々が待っていました。 卒 業 生 が「 泥 か ぶ ら 」に 接 し てい くないのです。市内4万5千人の 渉 って 観 劇 さ れ た ご 家 庭 も 少 な (記・込山 虔二郎) 日本の未来に希望を感じる公 演でありました。 新 しい泥 かぶら をよ く ぞ 送 り 出 してくれたものだと。 待って 育て 支えて そしてこんなに生き 生きした泥 か ぶ ら を 送 り 届 け て く れ た と。 愛 知 県 刈 谷 市 公 演 の ご報告 祝! 新「泥かぶら」 新潟県 五泉市中学校 体育館公演のご報告 「 泥 かぶら」の福 島 里 佳 と、 本当に本当にご苦労さまでした。 で1回目に観 劇された生徒さん 9回目、3年に一度の開催ですの 刈 新潟、愛知と乗り打ちを無 新 事に終え八王子に帰ると、 年前 村 松 の 米 を 食 べて 満 腹 満 願 に なって下さい。 の 村 松 町( 現 在 は 五 泉 市 と 合 併 ) 歳 を 越 え、 親 子 二 代 に 新 米( コ シ ヒ カ リ ) キ ロ と、 やっと 抱 き か か え ら れ る 程 の 大 るそうです。 は現在 きな竹の子。そして、そっと添え 桐生忠教 られた「お祝いの詩」に、わたしの 今 回その刈 谷 市の舞 台で近 衛 謙 の 次 郎 兵 衛 が 誕 生 し ま し た。 [ イベント ] を受け、中国大使館に久方ぶりに 五泉市と刈谷市の公演でデビューした俳優達 の青 年団長さんから大盤振舞の 心は喜びに満ちあふれました。本 永らく草村公宣先輩が持 役とし 続きました。しかし、近衛謙が幸 国際婦人デーに寄せて 天の半分 市の公演だったことです。言って み れ ば「 泥 か ぶ ら 」の ふ る さ と で ぐ る 3 月 6 日「 国 際 婦 人 い 客 席 に「 良 い 仕 事 を し よ う ぞ 」 伺 い ま し た。 眞 山 美 保 先 生 が 選 デ ー」のパーテ ィに お 招 き とい う 次 郎 兵 衛 の 最 後 の 言 葉 が ばれた振 袖 を 着 た新 制 作 座の若 整然としながらも活気溢れる若 初 日 を 迎 え た よ う な も の で す。 過 せ だった の は 初 日 の 舞 台 が 刈 谷 周りの先 輩 達も不眠不 休の日が めに、当然のことながら、本人も 型を短時間で忠実に受け継ぐた 人の許 可 を 得てここに 掲 載 させ 加わりました。 晴 れ が ま しい舞 台 に五 泉 市 を 選 んで 頂 き あ り が と う ございま し た。ご苦労さまでした。 素 晴 ら し い 舞 台 で し た。 大 成 功 で あ り ま し た。 新 鮮 な 感 動 を ま たもありがとうございました。 − − て き た 大 役 で す。 そ の 先 輩 の 造 五泉市の友人と ていただきます。 (記・関口 佳男) ・・・ 平成 年5月 日 30 新 制 作 座 に ま た 新 しいペー ジ が 12 舞台を観ながら実は私には舞台 !! 40 − 染 み 透 っ て 行 き ま し た。 客 席 も 5 2015 E a r l y S U M M E R 新制作座だより − 27 に立っていない皆様の姿が見えて 新泥かぶらを祝して、お米と竹の子と 素晴らしいメッセージをいただきました 40 − − 手女優達が、 満員の て、この大勢の女性達の中に若い とを深く認識しました。 まだまだやることが山程あるこ 日、高尾キャンパ 神谷さん「手打ち 蕎麦」振舞う! る1月 ス食堂(武蔵野)にて、劇団 は、 大勢でわいわい食べること。 (記・亀川 忠助) 神谷さんご馳走様でした! おひな祭りと お花見の集い んが栃木県の自宅から車に手打 が一番美しく咲いた4月5 桜 拍 子 が 揃ったの が 美 味 しいの 基 たて、うちたて、ゆでたて、この三 て大事なのは、 「三たて」の、ひき 具を揃えられての本格派! そし 地元、栃木県野木町の蕎麦愛好 会で3年修行して、ほとんどの道 れました。 にうかんで来ました。母から子へ 生と女性だけで過した日が、一度 おひな様の前に正座をすると、 男性がひな壇を組んだ後、美保先 られました。 松 人 形の数々が 舞 台 に く り 広 げ りのおひな様、沢山のお道具、市 の和 室に 眞 山 美 保 先 生の七 段 飾 集 い が 開 催 さ れ ま し た。 三 号 館 日、おひな祭りとお花見の 人 分 の 蕎 麦 を 打 って く 本だそうです。材料で言えば粉、 語り伝えられる様に先生から沢 劇団員 ちそばの道具を乗せて来てくれ、 ぶら」の中年の女役の神谷令子さ の藤川さんたっての希望で、「泥か 去 TOPICS 水、そして心、 でも一番美味しいの 山の事を教えてい た だ き ま し た。 特 に雪月花の行事は 折々に深く味わい 学びました。 幕開きは、女性全 員 で「 うれしいひ な 祭 り」の歌。ご馳走 は、ちらし寿司、は まぐりの潮汁、菜の 新制作座だより 2015 E a r l y S U M M E R 会 場 で 全ての 人の 人 が 極 端 に 少 ないの は 何 故 なの 26 目を奪いました。 主催 者である大 使 夫 人の素 晴 らし い ス ピ ー チ が、 こ の会 をかけ が えの ないものに して下 だろうかと。パワハラ、セクハラ、 私達にできること、それは、眞山 美保 作・演出の「泥かぶら」を多 20 さいました。 その中で 語 られ た 一 つ の 言 葉「 天 の半分は女性が支 え る 」と い う 言 葉 の重さと深さを改 め て 考 え、 こ の 言 葉を知っている人がどれ位いるだ ろう、ことに男性には知ってほし い、 と思いました。 マタハラ、 モラハラ・・・・・どれも く の 人 に 見 て も ら う こ と。 今 年 の熱い心をこれからも 全国に届 蕎麦を打つ神谷さん 「国際婦 そして又考えました。 人デー」はいつまで存続しなけれ 多 く が 男 性 か ら 女 性 への 暴 力 を は創立 周年記念公演もあり、こ ばならないのだろうか、と。そし 意 味 し ま す。 こ れ ら の 言 葉 が 死 語 に な り、 婦 人 デ ー が 役 目 を 終 中国大使館「国際婦人デー」のパーティにて 日中両国の方々に着物を喜んでいただけたことを実感しました (記・江崎 はんな) けてまいります。 平和に平等に生きられる日まで、 え、地球上の全ての民族、人々が 65 6 花のごまあえ。 込山虔二郎さんは、皆様記憶に 新 し い と 思 い ま す が「 万 国 旗 の 込山虔二郎さんと福 島まゆみ さんです。 うた」 ( 星 槎 国 際 高 等 学 校二年の 子」の作者で、劇団の4期生(昭和 第 二 部 の 歌 は「 ビ ア 樽 ポ ル カ 」 に始り「心さわぐ青春の歌」 「酒屋 北野君のソロは素 晴らしかった) 年入団)です。 (記・眞山 蘭里) また らんりの独り言「込山さん、 新作書いてくれるかな~ 」 [ 訃報 ] 眞 山 美 保 作「 青 春 」で は、シル ビ ー ネ を 演 じ、 新 制 作 座 フェス 藤川さん旅立ち 代〜 代の人が集り、歌い、 心から笑い食 事 を共にして過し ティバルのインドネシア公演、ブラ 立ちました。 時 分 藤川 光子さんが旅 015年4月5日 午 前7 たおひな祭りとお花見の宴。人々 ジル公演、中国公演にも参加し、 淳、 「泥かぶら」のこずえ、などを 福島まゆみさんは、昭和 年入 団。 眞 山 青 果 劇 場「 頼 山 陽 」の お のがありました。 も勤めたことです。プライベート 何 よ り 特 筆 す べ き 点 は 眞 山 美 保 先 生の山の上の台 所 を7 年 した。 さんには、フェニックスのように を え て 現 在 病 気 療 養 中。 ま ゆ み で女優復帰を果たしましたが、病 国旗の子」では、 アン・フォスター また劇 団 員が100名いたこ ろの食事、パーティの料理、四季 ました。 う。 そ し て 先 生 の 最 期 を み と り ま し た。 「 武 蔵 野 」が 高 尾 キ ャ ン “ お 母 さ ん ”と 呼 ば れ、 そ の 味 は と定評がありました。 パスの食堂となってからは、皆に 込 山 さ ん は 、劇 団 に 残 る 眞 山 美 保 先 生の詩や 文 章の整 理や 出 「カレーライス」を始め“おいしい” 願っています。 折々の行事の食べものを作ってき つとめ、劇団 なお休みは1日もなかったでしょ 「江戸城総攻」 「熊」にも出演しま 舞台は「泥かぶら」の中年の女、 梅 吉、童、として活躍しました。 2 が 集い合 う 事の幸 福 を 改めて感 テナーの歌手として、ロシア舞踊 た。また、舞台監督として演出家 ルの 踊 り 手 と して も 活 躍 し ま し か ら 日 本 民 謡 ま で 幅 広いジャン じる一日でした。 なつかしい歌に酔いしれました。 ⁉ 周年記念公演「万 眞 山 美 保 先 生の信 頼 は 絶 大 な も 37 45 53 舞 台 に 復 帰 す る 日 を 劇 団 員 一同 44 版 な どに 大いに 活 躍 く ださるに 違いないと思っています。 告別 式は眞山先生と同じ4月 8 日、 先 生 の 時 は 桜 ふ ぶ き で し た。藤川さんの時は桜に雪が舞い ました。 働き者の藤川さん、天国で眞山 先 生 達 と ゆっく り 休 んで く だ さ い。藤川さんありがとうございま (記・大石 晃子) した。ごくろうさまでした。 享年 才 合掌 72 32 藤川さんは昭和 年夏に入団、 劇団歴は 年になります。 (記・神谷 令子) 制作座に、ベテランメンバー が復帰しました。 7 2015 E a r l y S U M M E R 新制作座だより 故 藤川光子さん 4 月 8 日は桜に雪が舞いました 60 70 込山さん、 まゆみさん お帰りなさい! 新 眞山美保先生の七段飾りのおひな様 10 I N F O R M A T I O N 劇団新制作座 平成 27 年 9 月 12 日(土) 創立 65 周年記念 祝賀会のお知らせ 如水会館(東京一ツ橋)で、祝賀会が開かれます。 詳細は、追ってお知らせいたします。 N E W S 衣装部 朱鷺 -toki- より 今年 1 月の成人の日、昨年の晩夏から初冬にかけて、新制作 衣装部「朱鷺」では、引き続き成人式や前撮り用の振袖を丁寧 座 衣装部で着物合わせをし、準備をしてきたお二人が成人 にお選びしています。お気軽にお問い合わせください。 式を迎えました。 劇団 新制作座 左の写真は、 星槎グループ宮澤会長のご紹介の戸丸春奈さん。 電話:042-661-0001 ご実家で受け継がれてきたお振袖は前撮りされ、もう一着は [email protected] 式当日用に、ご本人の感性で水あさぎ色のふんわりと優しい 意匠のお振袖をお選びいただきました。 新年度 4 月から就職して社会人の仲間入りをし、楽しく通勤 されているとのことです。 右の写真は、新制作座中国公演の通訳を務めた胡一平さんの 長女の呂和美さん。 劇団生まれの愛称はミミちゃん。現在はアメリカ留学中で、 成人式を迎えるために帰ってきていました。 着物合わせでは朱鷺色の着物も評判がよかったのですが、 二十歳の今だから着られる朱色のとっておきの意匠をお選 びいただきました。 その他にも、1 月 17 日に高尾キャンパスで行われた星槎国 際高等学校卒業生の成人式に、男性の羽織袴を含めた数名の 晴れ着を用意させていただきました。 成人された皆様、謹んでお祝い申しあげます。これからの充 実した人生とご活躍を願っております。 (記・松原 ふみこ) 成人式を迎えた戸丸春奈さん(左)と呂和美さん(右) 編集後記 風薫る 5 月が過ぎ、遠くで時おりホトトギスの声が響き、ムクドリ達 がそこらの草むらに溢れる命をついばんで跳び回っています。若葉 の緑が日に日に深くなって、梅の実が膨らんできました。「新制作座 だより vol.7」が皆様のお手元に届く頃には梅雨入りしているかも しれません。うっとうしくも、めぐみの雨。 地道に種を蒔いてきたものの芽が出て、ぐんぐんと成長していく。 5 月に行われた「泥かぶら」通し稽古を見せていただいて、そんなこ とを感じました。今はたっぷりと吸収して、夏を乗り越え実りの秋 を迎えるのを楽しみにしています。 (制作担当:松原 ふみこ) 満開のカルミアの花 次の「新制作座だより」は、2015 年 10 月~ 11 月に発行予定です。 [新制作座だより]第 7 号 2015 年 5 月 31 日 発行 発行:NPO 法人 劇団 新制作座 〒 193-0826 東京都八王子市元八王子町 2-1419 2015 E a r l y S U M M E R 新制作座だより 8
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