平和安全法制2

【法制整備のポイント】
①《日本の平和と安全の確保》
• 1【グレーゾーン】 電話による閣議決定可能
『武装集団の離島への不法上陸、日本の民間船舶に対する攻撃など、海上保安庁では対応できないケー
スに自衛隊が迅速に対応できるようにする』
• 2【重要影響事態】後方支援(地理的要件削除) ←周辺事態法改正
『そのまま放置すれば、我が国が直接武力攻撃を受ける恐れのある事態等』
日米安保条約に基づき活動する米軍、国連憲章の目的に寄与する外国軍隊へ後方支援
• 3【存立危機事態】武力行使可能
『我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより国民の生命及び幸福追求の権
利が根底から覆される明白な危険がある事態』
↓
『国民に我が国が武力攻撃を受けた場合と“同様な”深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況』
• 4【武力攻撃事態】武力行使可能
『日本が直接武力攻撃を受けた』
②《国際社会の平和と安全の確保》 後方支援〇
武力行使×
【国際平和のために共同で対処する事態】 ⇒新法・『国際平和支援法』
⑴ 国際社会の平和と安全を脅かす事態が発生している
⑵ その脅威を除去するため、国連憲章の目的に従って共同で対処している
⑶ 日本が国際社会の一員として寄与する必要がある
[条文に明記された自衛隊の活動内容]
・国際社会の平和と安全のために活動する他国軍隊への後方支援
・武力による威嚇または武力行使に当たるものであってはならない
・物品の提供には、武器の提供は含まない
・協力支援活動及び捜索活動は、現に戦闘行為が行われている現場では行わない
★公明党は“派遣3要件”で政府の恣意的な自衛隊派遣に歯止めをかけました★
⑴ 国連決議を絶対条件とした(国際法上の正当性)
⑵ 例外なき事前国会承認(国民の理解と民主的統制)
⑶ 自衛隊員の安全確保