新三要件 憲法第十三条

●武力攻撃事態
・日本への武力攻撃が発生したとき
・日本への武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認め
られるに至ったとき
●存立危機事態
防衛出動では、状況に応じて武力行使が可能。
内閣総理大臣が防衛出動を
※武力行使していいのは、 「新三要件」 を満たしているときのみ
命令することができる。
武力攻撃事態での武力行使は 「個別的自衛権の行使」。
※防衛出動には、 国会の承認が必要
存立危機事態での武力行使は 「集団的自衛権の行使」。
どちらも新三要件を満たしていなければならず、 個別的自衛権も
日本と密接な関係にある他国へ発生した武力攻撃で日本の存立が
集団的自衛権も限定的にしか行使できない。
脅かされ、憲法 13 条が根底から覆される明白な危険があるとき
★憲法第十三条★
★新三要件★
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に
→「武力行使が認められるのは、この 3 つの要件を満たしてるときだけですよ」というルール。
対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法そ
の他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
① 武力攻撃が発生したこと
・日本に対する武力攻撃が発生した
・日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより日本の存立が脅かされ、
憲法 13 条が根底から覆される明白な危険がある
② ①を排除し、日本の存立をまっとうし、国民を守るために、ほかに適切な手段がない
③ 必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
・船舶検査活動
●重要影響事態
・在外邦人等の保護措置
そのまま放置すれば日本への武力攻撃に至るおそれがあるような、
・いわゆる「駆けつけ警護」 ……など
日本の平和や安全に重要な影響を与えるとき
→状況に応じて「武器を使用する」ことが認められている。
●国際平和支援法
→これまで「イラク特別措置法」とか「テロ特措法」でやってた
国会の承認を
経て派遣
※あくまでも 「武器の使用」。 自分や在外邦人を守るための、 警察のような武器の使い方。
「武力行使」(戦闘行為)は認められていない。
ことが、今後この法律で行われる
(もちろん、 個別的自衛権も集団的自衛権も行使は不可)
●国際平和協力法
武力行使は、
→PKO 活動
●武力攻撃事態
●存立危機事態
で防衛出動をし、 かつ新三要件を満たしているときだけに、 状況に応じて認められている。