戦争する国づくり、憲法破壊の政治を許すな! 「戦争立法」法案化中止の

2015.03.23
大阪憲法しんぶん速報版 No.312
大阪憲法会議・共同センター
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3 月の宣伝の報告、
憲法リーフの反応や
対話をおよせください
戦争する国づくり、憲法破壊の政治を許すな!
「戦争立法」法案化中止の運動を早急にひろげよう!
大阪憲法会議は3月20日、第3回幹事会をおこないました。同日、自民・公明両党が安全保障法制に関する協議
会を国会内で開き、米軍のあらゆる戦争を支援する「戦争立法」の骨格を正式な合意文書にまとめたことを受け、こ
れを許さない早急な運動を大阪憲法会議が全力をあげて取り組むことを確認しました。
また、都構想住民投票を考える市民大集会で予定されていた藤井聡京大大学院教授の講演中止など橋下・維新
の会のファッショ的強権についても議論。戦争国家づくりと改憲、大阪都構想は密接に結びついていることを前面に
打ち出しながら運動を広げていくために、25日の代表者会議を大きく成功させることが求められます。
◆幹事会での意見◆ ・維新流のマスメディアへの恫喝、こんななかで住民投票がやられようとしている。運動の
なかでメディアへの申し入れも必要 ・安倍と維新の共通点は異論を許さないところ ・法律ができてからでは
なく、すでに準備が進んでいて、できたら猛ダッシュで一気にいく。まず自衛隊は中東へ派兵されるのではない
か ・安倍と公明党、維新と公明党の裏取引など、公明党の政治姿勢への批判ももっとやるべき ・憲法それ自体
の破壊である戦争立法と憲法の民主的原則、地方自治の原理を破壊する都構想の根っこは同じ ・温度差のある
大阪市以外にも憲法原則、民主主義を守る運動として広げていかなければ ・戦前赤紙を配ったのは各自治体の
職員、決して他人事ではないが、実際は非正規職員も多くトップダウンでしめつけ、議論しないといけないのにで
きない ・戦前、東京市がなくなって東京都になったのも配給制度のおしつけという戦争遂行のため。戦時国家づ
くりという点で都構想につながるものがある ・「二重行政の解消」は意外と浸透している。変えてほしい、変えてく
れる、そこに預けようとしいう心理か ・千早赤坂村で10人の議員なのに大阪特別区になると12人の議員、これで
議会制民主主義は機能するか。民主主義とつながっていることを具体的に話せるパワーが必要 ・どういうレベル
で都構想問題を考えるか人それぞれ。情報収集して中身を知り、自分でつかんで発信するという作業が我々に求
められる ・憲法改正国民投票の前哨戦、どんな運動形態が求められるか、新しい広げ方を考えないといけない
憲法破壊と大阪都構想は連動している!学んで周りに伝えよう
大阪憲法会議・共同センター
第47回団体・地域代表者会議に参加を!
○
日時
3月25日(水)午後6時30分~8時30分
○
場所
大阪グリーン会館
学習
大ホール
戦争法制が生み出すこの国のかたち
―7.1閣議決定の撤回と法制化の中止を求める―
講師
西
晃
弁護士(大阪憲法会議副幹事長)
☆情勢共有の学習のあと、方針提起と交流を行います。
☆出欠のご連絡を早急に事務局までお願いいたします。
「戦争立法」自公が骨格合意
米軍の武力行使と一体化
―根っこに7.1閣議決定
(グレーゾーン)自衛隊法改定→平時から米軍・
他国軍隊の「武器等防護」を可能
(後方支援)周辺事態法を改定→「日本周辺」か
ら地球規模に範囲拡大。「後方支援」なくし戦地
派兵。恒久法を新設→いつでもどこでも米軍の
戦争支援。「非戦闘地域」の歯止めをなくし、戦
地派兵。(PKO)PKO法を改定→任務遂行のた
めの武器使用可能。国連統括以外の活動にも
参加
(集団的自衛権)武力攻撃事態法、自衛隊法を
改定→「新事態」明記、集団的自衛権を法制
化。「新3要件」に合致すると判断すれば地球規
模で米軍支援が可能。(その他)船舶検査法の
改定→日本周辺の地理的範囲を撤廃