胸骨圧迫の自己学習と評価ツール 胸骨圧迫は 強く（少なくとも5cm） 早く（少なくとも100回/1分） 絶え間なく（中断を最小に） しっかりと圧迫解除（胸を元の高 さに戻す） ２０１０年ガイドライン準拠 監修 公益財団法人 日本心臓財団 大阪ライフサポート 石見 拓 京都大学 胸骨圧迫状態をインジケータで「見える化」 胸骨圧迫レベルを音声でフィードバック 使用場所を選ばない 既存のスマートフォンバッテリで稼働 オプションのソフトウェア購入で・・・ 既存プリンターで結果出力 エクセルでIDとデータ管理 項 基本仕様 目 音声ガイダンス 判定条件 OS：windowsXP，Vista，7 USB：2.0以上（USBバスパワー 機能）で3ポート以上 ※ MACは対応不可 ※ Windows8は未検証 その他 付属品 機 能 / 仕 様 テンポ速すぎ テンポ遅すぎ 適切なテンポ 121回/分以上のテンポ算出時 99回/分以下のテンポ算出時 100回～120回/分のテンポ算出時 深さが不十分 深さ49mm以下時 戻し不完全 3回連続で戻し（リコイル）不完全時 判定結果A （成功） 1)圧迫回数が100回/分以上 2)圧迫深さ50mm以上が上記回数の90%以上 3)戻し不完全（１サイクル中で深さが10mm以内に戻らない）が 上記回数の10%以下 ※上記(1)かつ(2)かつ(3)の場合 判定結果B （ひと頑張り） 1)圧迫回数が90回/分以上 2)圧迫深さ50mm以上が上記回数の70%以上 3)戻し不完全（１サイクル中で深さが10mm以内に戻らない）が 上記回数の30%以下 ※上記(1)かつ(2)かつ(3)の場合 判定結果C （まだまだ） 1)圧迫回数が89回/分以下 2)圧迫深さ50mm以上が上記回数の70%以下 3)戻し不完全（１サイクル中で深さが10mm以内に戻らない）が 上記回数の30%以上 ※上記(1)又は(2)又は(3)の場合 使用電源 消費電力 USBバスパワー電源（5V/500mA：USB2.0以上） 約 １.5W（最大） 環境条件 外形寸法 重量 USBケーブル 温度:0～40℃ 湿度:20～80％ ※結露なきこと 約 320(W)×255(D)×230(H) mm ※突起物を除く 約 4.3kg あっぱくんプロ本体とPC接続用 ケーブル長：2.0m CD-ROM アプリケーションソフト、USBドライバ及び取扱説明書 保証書 本機の保証書 設定画面 圧迫強さの最新の科学データ Male 30.5±8.8 （Age 60±16） Female 24.5±5.7 （Age 61±16） 基礎データ数 503人 Sex Disparities in Chest Compression Quality ElizabethRetzer et Univ of Chicago,Chicago，IL AHA Resuscitations Science Symposium N0v.12-13,2011 人と胸厚の対比 あっぱくんプロ：２３０H 起動時の初期画面（ID入力画面） 胸骨圧迫 A判定画面と基準 1)圧迫回数が100回/分以上 2)圧迫深さ50mm以上が上記回数の90%以上 3)戻し不完全が上記回数の10%以下 B判定画面と基準 1)圧迫回数が90回/分以上 2)圧迫深さ50mm以上が上記回数の70%以上 3)戻し不完全が上記回数の30%以下 C判定画面と基準 1)圧迫回数が89回/分以下 また 2)圧迫深さ50mm以上が上記回数の70%以下 また 3)戻し不完全が上記回数の30%以上の場合 出力データ 出力データ 出力データ表示例 ߞ߬ߊࠎࡊࡠޓ%24 ޓޓޓޓޓޓޓޓㆡᱜㄼ⟎ ⢷㛽ㄼ䈱ㆡᱜ⟎䈲⢷㛽䈱ਅඨಽ䋨ᠲ䊌䊈䊦䈏⣻ㇱ䈪䈜䋩 㗡 ᣣᧄᢇᕆ⯃↢䉧䉟䊄䊤䉟䊮䋲䋰䋱䋰Ḱ 䊶䇭⢷䈱⌀䉖ਛ䋨⢷㛽䈱ਅඨಽ䋩䈮ᚻ䉕 䇭䇭䈅䈩䉁䈜䇯 䊶䇭⢀䉕⌀䈦⋥䈓䈮િ䈳䈚ᜰవ䈲⢷䈎䉌 䇭䇭ᶋ䈎䈞䈩ᚻ䈱ઃ䈔ᩮ䈪䈚䈦䈎䉍䈫 䇭䇭⢷㛽䉕ㄼ䈜䉎䇯 ⢷㛽 ㄼ⟎ ⁁ ⓭ 䊶䇭ㄼ䈱ᷓ䈘䈲ዋ䈭䈒䈫䉅䋵䌣䌭 䊶䇭ㄼ䈱䊁䊮䊘䈲ዋ䈭䈒䈫䉅䋱ಽ㑆䋱䋰䋰࿁ 䇭䇭䈱ᣧ䈘䈪ⴕ䈉䇯 䊶䇭ㄼ䈱⸃㒰䈲ᔅ䈝⢷䈏ర䈱⟎䉁䈪 䇭䇭ᚯ䉎᭽䈮䈜䉎䇯 䊶䇭ᒝ䈒䇮ᣧ䈒䇮⛘䈋㑆䈭䈒⛯䈔䉁䈚䉊䈉䇯 㗡 ߞ߬ߊࠎࡊࡠޓ%24ࡦ࡚ࠪࡘࡒࠪޓޓޓޓޓޓޓᚻ㗅 䈅䈦䈴䈒䉖䊒䊨䋨䌃䌐䌒䋵䋰䋰䋩䈱䌕䌓䌂䊘䊷䊃䈮㔚Ḯ䉕ᛩ䈚ਛᄩㇱ䉕 シ䈒䈜䋨ㄼ䋩䈫䉝䊅䉡䊮䉴䈏ᆎ䉁䉍 䈜 േ䉕㐿ᆎ䈚䉁䈜䇯 㽴 ㄼ䈜䉎䈢䈶䈮⢷䉕ቢో䈮ర䈮䉅䈬䈚䉁䈜䇯 㶎䉥䊒䉲䊢䊮䈱▤ℂ䉝䊒䊥䉬䊷䉲䊢䊮䉕䈗↪䈱႐ว䈲 䇭䇭䉝䊒䊥䉬䊷䉲䊢䊮䈱ข䉍ᛒ䈇⺑ᦠ䈮ᓥ䈦䈩ਅ䈘䈇䇯 ✵⠌䊝䊷䊄䈫⹏ଔ䊝䊷䊄䇮✵⠌䋯⹏ଔᤨ㑆䈲േ㐿ᆎ೨䈮 䊌䊈䊦ㇱ䈱䉴䉟䉾䉼䈮䉋䉍ㆬᛯ䈚䈩䈍䈐䉁䈜䇯 㽲 ࿑䈱᭽䈮シ䈒ᚻ䉕⚵䉂⢷䈱⌀䉖ਛ䇮⢷㛽䈱ਅඨಽ 䈮ᚻ䉕䈅䈩䉁䈜䇯 ㄼ ᚯ䈚 㶎䇭ᚯ䈚ᤨ䈮ᚻ䈏ᶋ䈐ᰴ䈱ㄼ⟎䈏䈝䉏䈭䈇᭽䇮ᵈᗧ䈚䈩䈒䈣䈘䈇䇯 㽵 㽳 ᒝ䈒䇮ᣧ䈒䇮⛘䈋㑆䈭䈒⛯䈔䉁䈚䉊䈉䇯 ⢀䉕⌀䈦⋥䈓䈮䈱䈳䈚ᜰవ䈲ዋ䈚ᶋ䈎䈞䈩ᚻ䈱ઃ 䈔ᩮ䈪䈚䈦䈎䉍䈫ㄼ䈚䉁䈜䇯 ㄼ䈱ᷓ䈘䈲ዋ䈭䈒䈫䉅䋵䉶䊮䉼䇮 ㄼ䈜䉎䊁䊮䊘䈲ዋ䈭䈒䈫䉅1ಽ 㑆䈮100࿁䈪䈜䇯 ✵⠌䊝䊷䊄䈪ታᣉ䈱႐ว䈲 䉟䊮䉳䉬䊷䉺䊷␜䈏䉫䊥䊷䊮 䈪ᱜᏱㄼᷓ䈘䈫䈭䉍䇮ㄼ䈱 䊁䊮䊘䈲䊑䉱䊷䈪ᢎ䈋䈩䈒䉏䉁 䈜䇯䋨䋱ಽ⚂䋱䋱䋰࿁䈱䊁䊮䊘䋩 㶎ข䉍ᛒ䈇䈱⚦䈲ขᛒ⺑ᦠ䉕䈗ෳᾖ䈒䈣䈘䈇䇯 䇭ຠฬ䇭䋺䇭䈅䈦䈴䈒䉖䊒䊨䇭䌃䌐䌒䋵䋰䋰䇭䇭䇭 䇭ㅧర䇭䋺䇭ᩣᑼળ␠䉝䊧䉪䉸䊮䇭ⅣႺ䋯ක≮ᯏེᬺㇱ 䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭 ᐶ⋵દਤᏒኹᧄ䋳ৼ⋡䋲䋰䋷䋭䋱 䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭 䌔䌅䌌䋺072-777-1584䇭䌆䌁䌘䋺072-780-2060 䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭䇭 䌕䌒䌌䋺http://www.alexon.co.jp TIT2212A BLS シミュレーション画像 リトルアン ミニアン QQ サブロー エリック プレスタン JAMY-P BLS シミュレーション概略対比表 アレクソン アレクソン 大阪ライフ レールダル レールダル 高研 日本光電 ALSOK ヤガミ アテナ工業 IMI あっぱくんプロ あっぱくんライト あっぱくん リトルアン ミニアン エリック QQ サブロー プレスタン JAMY-P スクーマン アンブ ユニマン 2010GL 準拠 ○ ○ マネキンサイズ 胸部 ハート部分のみ 半身 半身 箱型 半身 ○ 半身 半身 全身 半身 気道管理 ○ ○ ○ ○ ○ ○ BVM 換気 ○ ○ ○ ○ ○ 胸部挙上 ○ ○ ○ ○ ○ 胸骨圧迫の見える化 箱型 ○ ○ 表示が腹部に有 表示が肩に 有 胸骨圧迫位置 ● 5cm 深度胸骨圧迫 ○ 深度測定 ○ リコイル（戻し）測定 ○ 練習・評価モード有り ○ 音声フィードバック ○ データ出力と保存 ○ AED 講習 ○ PC 別 ○ 30kg の強さ で音がする 電源 AC，バテーリ ハードケース 別売 価格 ¥350,000 ○ ○ ○ 別 別 別売 別売 ○ ○ ○ ○ AC ¥1,500 アレクソン ¥95,000 脈拍感 製造 知付 ¥2,500 ¥23,000 ディスポ品 ¥4,500 ¥145,000 ¥50,000 ●表示器有 モニタ付 ¥69,500 ¥29,880 ¥30,000 ¥21,000 ¥2,600 ¥41,000 レサシアンスキルガイドモデル レサシアンスキルレポータ ハートシム ACLS トレーニングシステム ACLS，ICLS 用シミュレーション概略対比表 アレクソン Laerdal Laerdal Laerdal Laerdal 高研 IMI 坂本モデル あっぱくんプロ レサシアン レサシアンモジュラーシステム ハートシム ACLS トレーニン ALS シュミレータ Save Man Advance メガコードシュミレーショ REVER CPR500 スキルレポータモデル スキルガイドモデル グシステム29001505 205-05050 LM-085 ン 102 08 140 2010GL 準拠 AHA ACLS コース準 AHA ACLS コース準拠 AHA ACLS コース準拠 AHA ACLS コース準 AHA ACLS コース準拠 AHA ACLS コース準拠 ICLS 準拠 胸部 半身 半身 全身（ハートシム400） 全身（ハートシム400） 全身 全身 半身 胸骨圧迫に特化 胸骨圧迫 胸骨圧迫 胸骨圧迫 胸骨圧迫 胸骨圧迫 胸骨圧迫 胸骨圧迫 気道管理 気道管理 気道管理：シナリオ付 気道管理：シナリオ付 気道管理 気道管理 気道管理 拠 拠 咽頭部閉塞 BVM 換気 BVM 換気 BVM 換気 BVM 換気 BVM 換気 左右の気道閉塞 左右の気道閉塞，舌浮腫 左右の気道閉塞（手動） 自発呼吸音，苦悶，嘔吐再現 自発呼吸，呼吸回数，肺 BVM 換気 BVM 換気 換気量も表示 ポンプ呼吸 舌浮 腫 音変化 脈触知用チュブ球付 脈触知：頸部 脈触知：頸部，上腕部， 頸動脈触知，停止 頸動脈触知 頸動脈触知 橈骨部 ペーシング機能と変化ECG ペーシング機能と変化 ペーシング機能と変化 ペーシング機能な ECG ECG（別付けPC にてみる し ことが可） 2,500 以上のECG 1,400 以上のECG ECG 有（詳細不明） ECG：洞調律，VF， PulselessVT，心室 不整脈 WideQRS， NarrowQRS， ST 上 昇， 下降， 早いPEA， 遅い PEA 等と任意 設定可能，ECG 測 定中の胸骨圧迫で 波形の乱れ表示 腕IV ルート，疑似血液充填済 腕IV ルート 左右腕輸液チューブ IV ルートは手の膏 固定マジックテープ IV ルート右腕 穿 刺可能 心肺音，腹部音，発声（任意音 心肺音，腹部音，発声（任 呼吸音５，発声４と 声） 意音声） 任意音声 血圧測定 左腕血圧測定，第２肋間 薬剤投与シミュレーション 血圧測定なし 実施処置の記録機能 実施処置の記録機 鎖骨緊張性気胸脱気 実施処置の記録機能 実施処置の記録機能 能 輪状甲状靱帯穿刺，切開 なし 左第 4・第 5 胸腔ドレー なし ン なし AC100V 電源，バテリ AC100 電池 AC100-240 電源 AC100-240 電源 AC100V 電源 AC，乾電池電源方式 AC100V 電源 可 胸骨圧迫の見える化 スキルレポータでCPR スキルガイド CPR 手技の評価を ACLS 用の 18 シナリオインス BLS シ ナ リ オ ， 音声フィードバック 手技の結果表示 フィードバック ト済 AED 実習，ALS 対 EXCELでのデータ管 （簡易インジケ-ータ表 基本ﾊﾞｲﾀﾙサインはすべて表示 応機能 理 示） 外部音声出力可 プロジェクタ出力 可 AED トレナ機能 マニュアル除細動 トレナ モニタ機能 PC 付 PC（Windows XP 以 PC 付 PC（Windows XP Pro 対応） PC（Windows XP 対応） PC（Windows XP 対応） 上対応） 別売品 なし PC（Windows XP 対応） 別売品 別売品 別売品 スキルレポータ用 ファーストエイド/ バ イ タ ル シ ム ロールぺーパー トラウマモジュールの追加により 応急手当，外傷管理，などが可能 別機材 別売品 別売品 別機材 別売品 別機材 別売品 （¥350,000：バイタルシ AED トレナー AED トレナ なし ナリオシステム）との組 マニュアル除細動器実機使 マニュアル除細動器実機使 合で上記機能実現 用 用 別機材 ECG モニター ECG モニター ハードケース PC AED トレナー マニュアル除細動器実機使用 AED トレナー ECG モニター実機 マニュアル除細動器実機 PC 使用 ECG モニター実機 ハードケース¥140,000 ¥350,000 全身 ¥395,000＾ 全身 ¥185,000 ¥375,000 ¥165,000 ¥2,230,000 ¥1,450,000 ¥1,180,000 ¥1,680,000 ¥3,000,000 「おはよう日本」 NHK ニュース 2011 年 豊中市市政 75 周年 3,250 人 チャレンジ防災フェスタ ２011 年 10 月 15 日 第 27 回日本不整脈学会 於 横浜パシフィコ 2012 年 7 月 5-7 日 関西の中学校 2 年生 2012 年 2 月 21 日 豊中市北町自治防災会 2012 年 11 月 17 日 蘇生講習授業 教育ＩＴソリューションＥＸＰＯ（東京ビックサイト）２０１３／５／１５～１７ 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No.１ 2013年4月 健康保険諫早総合病院 医療安全管理室・救急委員会 講習会 健康保険諫早総合病院では、職員の院内急変対応能力向上を目指し、 2012年に「あっぱくんプロ」の導入頂きました。それに伴い健康保険諫早総 合病院では、職員による胸骨圧迫の蘇生率向上を目指すため、「あっぱく んプロ」を一定期間活用した演習を行いました。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 導入機器 2010年ガイドライン準拠 該当職員 全職員 演習期間 平成24年6月～8月（3か月間） 利用方法 ①看護職員は各部署に持ち帰り自己演習を行う ②コメディカルスタッフは救急部に設置し、招集する時間を決めて 救急委員会のスタッフが指導し演習を行う 感 想 ◎胸骨圧迫についての知識や必要性が短時間で身についた。 ◎胸骨圧迫のリズム・深さなどが音声とともに視覚的に確認 できるので、楽しく練習できた。 ◎自分の胸骨圧迫が効果的か否かが評価できるのも有用と思った。 ◎意外と自分の圧迫の力が不足していることがわかり、手の置き方 や腕の角度の重要性が理解できた等でした。 導入効果 ・職員の胸骨圧迫スキル向上 ・胸骨圧迫への意識改革 このように、楽しく演習ができ、胸骨圧迫の経験がない人が気軽に練習で きる「あっぱくんプロ」を活用した方法は有用でした。今後は医療施設だけ ではなく、広く一般の人にも普及できれば、より効果的であると考えます。 今後の展開 まだ3か月のみ実施ですが、今後も定期的な演習で、必要な時に「即時に」 「躊躇なく」胸骨圧迫ができ、患者の救命ができるよう「全職員がBLSの知 識・能力が身に付く」を目標に関わっていければと考えています。 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので、分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③音声による確認と圧迫レベルが目で確認できるので，一般市民にも活用できます。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No.2 2013年4月 社会保険中央総合病院 心臓病センター医長 市川 健一郎 先生 導入機器 2010年ガイドライン準拠 胸骨圧迫手技の維持管理は病院勤務者には必須である。事務職やコメディカ ルであっても正しい胸骨圧迫ができることを目標にして定期的な講習会をして います。それは，来院された患者様に安心感を持ってもらえるために必要なこ とと認識しています。 その点で，わたしたちが用いているシミュレーションの一つは，2010年ガイドラ インに準拠し指導者がいなくても胸骨圧迫の練習と評価のできる「あっぱくん プロ」です。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 導入効果 ・職員が胸骨圧迫スキルに自信 を持つようになった 出力データ表示例 該当職員 全職員が正しい胸骨圧迫ができることを目標にしています。 利用方法 全職員の定期的な心肺蘇生講習の最後に活用して胸骨圧迫の質の評価 と復習に活用しています。 感 想 音声で「早すぎる。遅い。もっと強く」などのフィードバックもあり，5cmの深さ の圧迫の力加減を自主的に学べるのに役立っています。個人データを印 刷して渡せますので良かった点と改善点がわかり喜ばれています。 今後の展開 院内の受付や血圧計，AEDの設置場所等に隣接して自由に活用できるよう にするなら一般市民の方々も自信を持ってバイスタンダーになることを促す ことができると思う。そうなるなら蘇生率が上がり多くの方々の救命につな がると思います 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので，分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③音声による確認と圧迫レベルが目で確認できるので，一般市民にも活用できます。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No.３ 2013年4月 宇和島社会保険病院 看護局次長 善家 かずみ 先生 講習会 胸骨圧迫手技の維持管理は病院勤務者には必須です。平成17年より事務職 やコメディカルを含む全職員が正しい胸骨圧迫ができることを目標にして定期 的な講習会をしています。 全職員が，来院された患者様に安心感を持ってもらえるために必要なことと認 識しています。その点で，わたしたちが用いているシミュレーションの一つは， 2010年ガイドラインに準拠し指導者がいなくても胸骨圧迫の練習と評価のでき る「あっぱくんプロ」です。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 導入機器 2010年ガイドライン準拠 導入効果 ・胸骨圧迫への自己啓発となっ た ・職員が胸骨圧迫スキルに自信 を持つようになった 該当職員 全職員が正しい胸骨圧迫ができることを目標にしています。 利用方法 研修室に設置し、いつでも自由に活用できるようにしている。 感 想 使用後の評価としては、音声で「早すぎる。遅い。もっと強く」などのフィード バックもあり，5cmの深さの圧迫の力加減を自主的に学べるので役立っていま す。個人データを印刷できるので改善点もわかり，全職員の救急に対する自 己啓発となりました。 日頃の研修が身を結び，講習を受けた4人の職員がバイスタンダーとして救命 にあずかり市民を救命し今年の1月に愛南警察から感謝状をいただいたことは 病院としても誇りに思います。 今後の展開 今後とも定期的な研修会と研修室に設置して職員がいつでも利用して胸骨圧 迫手技の維持管理に用いる計画しています。また院内の受付や血圧計，AED の設置場所等に隣接して自由に活用できるようにし、患者さんの家族や一般 市民の方々に蘇生行為を促すことができれば，地域にも貢献できると考えて います。 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので，分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③音声による確認と圧迫レベルが目で確認できるので，一般市民にも活用できます。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No.4 2013年4月 社会保険滋賀病院 救急科部長 山岡 修 先生 講習会 社会保険滋賀病院では、職員の院内急変対応能力向上を目指し、2012年に 「あっぱくんプロ」の導入しました。それに伴い、職員による胸骨圧迫の蘇生率 向上を目指すため、「あっぱくんプロ」を活用した講習を行っています。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 導入機器 2010年ガイドライン準拠 導入効果 ・胸骨圧迫への意識改革 ・コメディカルが蘇生現場のスッ タッフに ・職員の胸骨圧迫スキル向上 該当職員 全職員約550人が心肺蘇生講習を行ない実際、胸骨圧迫が大変なことを感 じて頂き、正しい胸骨圧迫ができることを目標にしています。 利用方法 各部署に持ち回りで自由に練習を行う 感 想 ◎音声で「早すぎる。遅い。もっと強く」などのフィードバックとファンファーレ 音によるABC評価がでて視覚的に確認できるので、楽しく練習できた。 ◎自分の胸骨圧迫が効果的か否かが評価できるので有用と思った。 このシミューレーションは，30秒と60秒の切り替えができるので60歳以上の 職員には30秒の胸骨圧迫をしてもらっています。 胸骨圧迫が習得しやすくコメディカルの方々も蘇生現場において胸骨圧迫を 担当してくれるようになりました。研修医の居ない中規模病院においては、医 師1名、看護師1名体制で当直勤務をすることが多く、蘇生時、手が足りない事 が多かったのですが、このシミュレーションのおかげで、胸骨圧迫から医師、 看護師が外れ，胸骨圧迫以外の２次救命処置に専念できるようになったこと はおおきな進歩です。 今後の展開 今後も，全職員の定期的な研修会に活用して胸骨圧迫の質の評価と手技の 維持管理に活用するように計画しています。 一般市民の方々の蘇生講習に活用したいと考えています。そうなればバイス タンダー蘇生率も上がり多くの方々の救命、社会復帰につながるのではない かと期待しています。 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので、分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③音声による確認と圧迫レベルが目で確認できるので，一般市民にも活用できます。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No.５ 2013年4月 健康保険南海病院 副院長 高倉 健 先生 講習会 2008年3月のAHAの発表で一般市民が行うCPRでは，人工呼吸は不要となり， 胸骨圧迫のみのCPRになりました。このことは2010年のガイドラインにも反映さ れました。それで，正しい胸骨圧迫手技を目標に「あっぱくんプロ」を用いました。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 導入機器 2010年ガイドライン準拠 該当職員 全職員が正しい胸骨圧迫ができることを目標にしています。 利用方法 各部署毎に評価と自主練習を行うようにしています。 感 想 「あっぱくんプロ」は2010年ガイドラインに準拠しており，指導者がいなくても胸 骨圧迫の練習と圧迫位置・回数・深さ・速さ・圧迫の解除などの評価が可能です。 講習会等で活用すると胸骨圧迫の質を確認できプリンターに接続すると結果の 印刷ができます。 今後の展開 各地で行なわれている市民への心肺蘇生教育では胸骨圧迫の大切さが強調 されています。AEDの設置場所等に隣接して「あっぱくんプロ」を設置して一般市 民の方々にも活用すると、良質な胸骨圧迫ができる市民が増加して、心肺停止 患者に遭遇した場合の蘇生率が向上が期待されます。 また，ICLS，BLS講習の最後に組み入れて活用することはスキルの確認や勇 気をもってバイスタンダーとなる動機付けとなると思った。 また，学童教育の立場にいる先生方への教育ツールとしても有用と思った。 導入効果 ・職員の胸骨圧迫スキル向上 ・軽量のためトレーニング環境を 構築し易い ・胸骨圧迫のできがABC評価さ れ楽しく学べる No.4 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので、分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③練習モードでは音声と圧迫レベルのインジケータリアルタイムにフィードバックされる ので分り易い。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No.6 2013年6月 東北大学大学院医学系研究科 総合地域医療研修センター 遠藤智之先生 講習会 胸骨圧迫手技の維持管理は病院勤務者には必須です。平成25年1月より 事務職やコメディカルを含む全職員が正しい胸骨圧迫ができることを目標にし て定期的な講習会をしています。全職員が，来院された患者様に安心感を持っ てもらえるために必要なことと認識しています。その点で，わたしたちが用いて いるシミュレーションの一つは，2010年ガイドラインに準拠し、胸骨圧迫の練習 と評価のできる「あっぱくんプロ」です。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 導入機器 2010年ガイドライン準拠 導入効果 ・胸骨圧迫スキルの客観的評価 を簡単に行えるようになった。 ・参加者のモチベーションアップ につながっている。 該当職員 全職員が正しい胸骨圧迫ができることを目標にしています。 利用方法 蘇生教育専用の研修室に設置し、指導者が技能評価用に使用しています。 まず、抜き打ちで60秒評価モードで胸骨圧迫を行ってもらい、A、B、Cで評価 します。参加者全員（最大12人）の評価が終わったら、B、C評価の参加者に 対して不十分だったスキルを知らせ、その後のトレーニングの際に意識して もらうようにしています。その他のマネキンも用いながらトレーニングを行い、 最初にB、C評価だった方に再度60秒の評価を行っていただき、スキルの 上達を確認しています。 感 想 個人の評価結果をエクセルファイルでデータベースに残しておくことができ ることが役立っています。当院では、練習モードよりは評価モードで使用す ることが多く、60秒を基本としています。30秒を超えてから圧迫の深さが足 りなくなる参加者も多くみられますね。押した感覚が実際のCPRと近い点は 優れていると思います。 今後の展開 更にデータを蓄積して、訓練者の特徴と到達スキルの関係などを調べていき たいと思います。 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので，分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③音声による確認と圧迫レベルが目で確認できるので，一般市民にも活用できます。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース No．7 2013年9月 大阪大学医学部附属病院 高度救急救命センター 廣瀬智也 先生 講習会 大阪大学医学部附属病院では、院内急変に対する病院の対応力の向上と非 医療従事者に対する心肺蘇生教育を目的とし、2010年9月より胸骨圧迫とAED の使用に特化した45分間の簡易型心肺蘇生講習会を開始し、さらに2011年9 月より「あっぱくんプロ®」を簡易型心肺蘇生講習会に導入しました。 演習内容 胸骨圧迫トレーニング 該当職員 大阪大学医学部附属病院に勤務する非医療従事者(事務員・清掃員・守衛・調 理師・ボランティアスタッフなど) 導入機器 2010年ガイドライン準拠 利用方法 非医療従事者を対象とする簡易型心肺蘇生講習会の前後であっぱくんプロ®を 用いて胸骨圧迫を評価モードで行う。 感 想 あっぱくんプロ®を導入することにより、受講生は現在何ができていて何ができ ていないかと自分の胸骨圧迫の技術を客観的に把握することができ、受講後の 胸骨圧迫に対する自信が深まった。また、講習会開催前後で胸骨圧迫手技を 評価することにより我々は講習会自体の有効性を確認することができた。 今後の展開 あっぱくんプロ®を用いてさらに簡易型心肺蘇生講習会の有効性を実証してい きたい。また、現在は非医療従事者のみを対象として使用しているが、医療従 事者の胸骨圧迫技術の維持や学生教育にも今後導入していく予定である。 導入効果 ・胸骨圧迫技術の向上と胸骨圧 迫に対する自信が深まった。 ・胸骨圧迫とAEDの使用に特化 した簡易型心肺蘇生講習会の 有効性を検証することができた 導入効果 胸骨圧迫技術の向上と胸骨圧迫に対する自信が深まった。 胸骨圧迫とAEDの使用に特化した簡易型心肺蘇生講習会の有効性を検証する ことができた。 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので、分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③練習モードでは音声と圧迫レベルのインジケータリアルタイムにフィードバックされる ので分り易い。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。 胸骨圧迫シミュレーション あっぱくんプロニュース Ｐ-No.１ 2013年10月 淡路広域消防事務組合 消防司令 岩本浩文 様 講習会 利用方法 普通救命講習、普及員講習等の市民教育での胸骨圧迫教育 ツールとして利用。 また、救急隊員のＣＰＲスキル維持の為利用しています。 感 想 導入機器 2010年ガイドライン準拠 ・講習時に胸骨圧迫の評価が簡単に楽しくできるのがいい。 ・講習等で受講者の胸骨圧迫深さ・速さ・リコイルがパソコンで見れ るので 受講者へのフィードバックができる。 ・リコイル（圧迫戻し）まで表現されているので質の高い胸骨圧迫 が学べる。 ・あっぱくんプロの練習/評価モードが３０秒・６０秒と短い時間で できるので講習時に多くの人が触って学べるのが良い。 ・あっぱくんプロの練習モードだと手技のアドバイス・評価をあっぱ くんプロがしてくれるので指導者がついているだけで良い。 ・コンパクトで持ち運びしやすい。 今後の活用 2013年7月 4台導入 ・今後も普及員講習、普通救命講習はもちろんICLS講習でも使用 していきたいです。 ・バイスタンダーが増えてきているがあっぱくんプロを利用し胸骨 圧迫の質の向上を目指し救命率の向上につなげていきたいと思 います。 導入効果 ・胸骨圧迫の評価が簡単に楽し くできる ・職員の胸骨圧迫スキル向上 ・受講者へのフィードバックがた やすい ・軽量のためどこにでも持参でき る 「 」は次のような機能があります パソコン接続によるメリット ①訓練結果がID毎による管理ができ、操作は非常に簡単です。 ②訓練データはエクセルで管理ができます。 ③圧迫回数・深さ不足・速さ不足・戻し不足・中断時間の実数が記録されるので、分析が しやすくなっています。 バッテリ駆動によるメリット ①練習・評価時間は30秒，60秒の選択ができます。 ②胸骨圧迫の評価が三段階に分類されていて分かりやすくなっています。 ③練習モードでは音声と圧迫レベルのインジケータリアルタイムにフィードバックされる ので分り易い。 ④コンパクトなので持ち運びが簡単。狭い場所でも練習が行えます。
© Copyright 2024 ExpyDoc
