大 滝 交 流 施 設 指定管理者業務仕様書 伊達市大滝総合支所地域振興課 大滝交流施設指定管理者の管理業務仕様書 大滝交流施設(以下「交流施設」という。 )の指定管理者が行う業務の内容及びその範囲等は、この仕 様書による。 1 交流施設の管理運営は、次に掲げる方針に沿って行います。 ア この施設が、恵まれた自然環境と地域資源を活用し、地域間の交流及び地域の活性化を促進す ることを目的に設置されたという設置理念に基づき、管理運営を行うこと。 イ 交流施設の利用目的に沿った官営運営を行うこと。 ウ 施設の利用は、平等かつ公平に行うこと。 エ 地域住民や利用者の意見を管理運営に反映させること。 オ 施設の持つ機能を充分に活かし、施設の効用を最大限発揮させること。 カ 管理運営経費の縮減が図られること。 キ 安定した運営を行うこと。 ク 交流施設の危機管理の体制が整備されていること。 ケ 個人情報の保護を徹底すること。 2 対象施設の概要 (1)名 称 ①大滝自然ふれあい交流施設 ②優徳農村公園 ③大滝陸上競技場 ④大滝野球場 ⑤大滝テニスコート ⑥大滝プレイコート ⑦大滝歩くスキーコース (2)所 在 地 ①伊達市大滝区本町44番地8外 ②伊達市大滝区優徳町90番地11外 ③伊達市大滝区大成町1番地 ④伊達市大滝区大成町1番地 ⑤伊達市大滝区本郷町91番地1 ⑥伊達市大滝区本郷町91番地1 ⑦伊達市大滝区大成町1番地 (3)規模・構造・施設の内容 ①大滝自然ふれあい交流施設 施 設 名 多目的運動広場 施設面積 敷地面積 構 造 施設の内容 27,452 ㎡ ㎡ 緑地広場 駐車場 951 ㎡ ㎡ アスファルト舗装 管理棟 59 ㎡ ㎡ 鉄骨造 平屋建 四阿 50 ㎡ ㎡ RC 擬木 水飲み場 32 ㎡ ㎡ RC 擬木 事務室・トイレ ②優徳農村公園 施 設 名 施設面積 敷地面積 14,849 ㎡ ㎡ 9,970 ㎡ ㎡ 駐車場 640 ㎡ ㎡ 管理棟 276.99 ㎡ ㎡ 施設面積 敷地面積 15,606 ㎡ ㎡ 多目的運動広場 スポーツ広場 構 造 施設の内容 緑地広場 アスファルト舗装 木造平屋建 事務室・トイレ ③大滝陸上競技場 施 設 名 陸上競技場 構 造 施設の内容 400mトラック・走幅跳・走高跳・砲丸投・ やり投・棒高跳・ハンマー投・サッカー場 (105m×68m)等 ④大滝野球場 施設面積 敷地面積 9,992 ㎡ ㎡ 設 名 施設面積 敷地面積 テニスコート 1,600 ㎡ ㎡ 設 名 施設面積 敷地面積 プレイコート 1,500 ㎡ ㎡ 施 設 名 軟式野球場 構 造 施設の内容 両翼 90m(外野の一部は陸上競技場と兼用) ⑤大滝テニスコート 施 構 造 施設の内容 テニスコート2面 ⑥大滝プレイコート 施 構 造 施設の内容 ゲートボール2面~4面 ⑦大滝歩くスキーコース 施 設 名 クロスカントリーコース 施設面積 敷地面積 全長 ㎡ 約 11.1 ㎞ クロスカントリーレストステ 196.26 ㎡ 造 施設の内容 3.5 ㎞(夜間照明完備) ・5 ㎞・8 ㎞・SAJ 公 認 5 ㎞・おまけの 2 ㎞ ㎡ ーション (4)開 構 レストルーム・トイレ・ワックス調整室・ 更衣室・給湯室・格納庫 設 ①大滝自然ふれあい交流施設 平成 9年 3月10日(築 15 年) ②優徳農村公園 平成11年11月26日(築 14 年) ③大滝陸上競技場 昭和62年 3月25日(築 26 年) ④大滝野球場 昭和62年 3月25日(築 26 年) ⑤大滝テニスコート 昭和59年 9月 7日(築 29 年) ⑥大滝プレイコート 昭和59年 9月 7日(築 29 年) ⑦大滝歩くスキーコース 平成 8年12月13日(築 17 年) (5)平面図 3 別紙の平面図 指定管理者が行う業務の基準 大滝交流施設条例及び同条例施行規則を遵守して管理運営を行うこと。 (1) 交流施設の運営の基本方針 ア 交流施設の利用の承認及び利用料金の収納にあたり、適正な事務・管理を行うこと。 イ 交流施設の運営並びに施設及び設備の維持管理にあたり、適正な事務・管理を行うこと。 ウ 交流施設の利用促進について、積極的に行うこと。 (2) 自主事業に関する基準 ア 交流施設の特徴を生かした利用促進につながる事業を積極的に行うこと。 (3) 施設の運営に関する業務の基準 ア 施設の開館等 施設名 開設期間 利用時間 大滝自然ふれあい 5月1日から 10 月 31 日まで 午前9時から午後5時まで 5月1日から 10 月 31 日まで 午前9時から午後5時まで 休館日 交流施設 優徳農村公園 コミュニティ施設は通年 大滝陸上競技場 5月1日から 10 月 31 日まで 午前9時から午後9時まで 大滝野球場 5月1日から 10 月 31 日まで 午前9時から午後9時まで 大滝テニスコート 5月1日から 10 月 31 日まで 火曜日から金曜日までは午前9時 月曜日 から午後9時まで ただし、土曜日、日曜日及び休日 については午前9時から午後5時 まで 大滝プレイコート 5月1日から 10 月 31 日まで 火曜日から金曜日までは午前9時 月曜日 から午後9時まで ただし、土曜日、日曜日及び休日 については午前9時から午後5時 まで 大滝歩くスキーコ 通年 午前9時から午後9時まで ース 備考1 この表中「休日」とは、国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定する 休日をいう。 2 月曜日が休日に当たる場合は、その翌日以後最初に訪れる休日でない日を休館日とする。 ※指定管理者は、必要があると認めるときは市長の許可を得て開設期間又は利用時間を変更する ことができる。 イ 受付業務 ◇ 交流施設の利用承認申請書の受付 ◇ 交流施設の利用承認書の交付 ◇ 交流施設の利用料金減免申請書の受付 ◇ 交流施設の利用料金減免承認書の交付 ◇ 交流施設の特別設備設置等許可申請書の受付 ◇ 交流施設の特別設備設置等許可書の交付 ウ 収納業務 ◇ 交流施設利用料金の収納及び領収書の発行 ◇ 交流施設利用料金受払整理表の作成 ◇ 現金出納簿の整理 ◇ 利用料金の金銭の管理 エ 庶務その他 ◇ 受付簿、管理日誌の記入整理 ◇ 利用状況月報及び収支状況月報の作成 ◇ 利用状況集計表及び収支状況表の作成 ◇ 利用実績報告書の作成 ◇ 利用者への利用上の監理 ◇ 施設利用者からの苦情・要望及び処理に関する書類の作成 オ 運営業務 ◇ 施設の利用促進を図る事業の実施 ① 施設案内パンフレットの作成 ② 地場産品、観光等の情報提供 ③ 観光関連及び施設利用団体等との連携 ④ 質の向上のための職員の研修等の実施 (4) 施設の維持管理に関する業務の基準 ア 芝育成維持管理業務 イ トラック、グラウンド、コート、コースの維持管理業務 ウ 清掃業務 エ 施設又は設備等の修繕業務 オ 施設警備業務 カ 施設内外の巡視、火気点検及び施錠確認 キ 物品類保守管理及び施設内外使用の指導 ク 緊急時の通報及び連絡 ケ その他正常な管理を行うために必要な事項 保守点検業務内容・・・・別紙1のとおり 4 施設管理人員の基本的な考え方 (1) 施設長1名、主任1名、主任補佐1名、係員1名、臨時職員3名 合計7名 (2) 管理人員数は、業務委託の予定人数ですので目安とすること。 (3) 職員の勤務形態は、施設の運営管理に支障のないように定めること。 (4) 職員に対して、施設の運営管理に必要な研修等を実施すること。 5 利用料金等 (1) 利用料金制の導入 地方自治法第244条の2第8項に定める利用料金制度を採用します。 施設の管理から生ずる利用料金等(施設の利用料金、暖房料や自主事業の入場料等)は、指定管 理者が施設を管理していくために必要な管理経費に充てることとし、指定管理者の収入とします。 (2) 利用料金等の額 交流施設の利用料金等は、大滝交流施設条例に規定する利用料金の額の範囲内で、あらかじめ市 長の承認を得て指定管理者が定めるものとします。 利用料金表・・・・別紙2のとおり 6 指定管理料 (1) 指定管理料の決定及び変更 指定期間内の管理業務に要する費用に対する委託料(以下「指定管理料」という。)は、指定管理 者が応募の際に提出した管理運営費提案書に示された金額以内を基本として、市と指定管理者の協 議により決定します。 指定期間内において、著しい情勢の変化などにより決定した指定管理料に対する変更の申し入れ ができます。 (2) 指定管理料の支払方法等 指定管理料は、年度協定に基づき会計年度(4月1日から翌年3月31日まで)ごとに分割して 支払われます。 7 リスク負担 市と指定管理者の間におけるリスク負担は、別紙3のとおりとする。 8 法令等の遵守 (1) 交流施設の管理にあたっては、この仕様書のほか、次に掲げる法令等に基づかなければならない。 ア 地方自治法 イ 伊達市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例 ウ 伊達市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例施行規則 エ 大滝交流施設条例 オ 大滝交流施設条例施行規則 カ 指定期間中にアからオに規定する法令等に改正があった場合は、改正された内容を仕様とする。 10 指定期間内における事業報告及び自己評価 (1) 利用状況等の報告 ア 月状況報告 :前月の状況をとりまとめ、2週間以内に利用及び収支報告を行うこと。 イ 維持管理報告:維持管理業務の定期点検終了後、2週間以内に報告を行うこと。 (2) 苦情、要望等の受付、処理 ア 施設利用者からの苦情・要望等があった場合は、月ごとに取りまとめ、2週間以内にその内容 及び処理方法を記載した書類を作成、市へ報告すること。 イ 指定管理者は、アの報告後速やかに苦情・要望等に関するその内容及び処理方法について、ホ ームページなどで公表すること。 (3) 毎事業年度終了後の報告 毎年度事業終了後、50日以内に事業の実績報告を行い、併せて管理業務の自己評価についても 報告すること。 11 改善の指導 市は、指定管理者に対し、利用者等からの苦情、要望等や毎年度事業終了後の事業の検証の結果 等、必要に応じて管理運営についての改善指導を行うことがあります。 改善指導の方法としては、市と指定管理者との間で「改善のための会議」を必要に応じて開催し、 この中で問題点を洗い出して必要な見直しを行い改善するものとします。 12 協 議 指定管理者は、この仕様書に定めるものの他、指定管理者の業務の内容及び処理について疑義が 生じた場合は、市と協議して決定します。 13 業務を実施するにあたっての注意事項 業務を実施するにあたっては、次に掲げる事項に留意して円滑に実施すること。 ア 公の施設であることを常に念頭において、公平な運営を行うこととし、特定の団体等に有利あ るいは不利になる運営をしないこと。 イ 指定管理者が施設の管理運営に係る各種規程、要綱等を作成する場合は、市と協議を行うこと。 ウ 施設等に損傷、汚染が生じた場合は、軽易なものについては、指定管理者の負担で速やかに復 旧すること。 エ 各種規程等がない場合は、市の諸規程に準じて、あるいはその精神に基づき業務を実施するこ と。 別紙1 交流施設管理保守点検等業務 項 目 必要管理項目 頻度 清 掃 日常的な整理整頓等 毎日 定期的な清掃 床ワックス清掃 年1回以上 窓ガラス両面清掃 年2回以上 照明器具 小破修繕 照明装置の維持・交換 必要に応じて随時 その他施設の修繕 必要に応じて随時 年2回以上 別紙2 利用料金表 ① 大滝自然ふれあい交流施設 区分 単位 使用料等 パークゴルフ場 1日券 市民 300 円 市民以外 500 円 回数券(1日券 11 回綴り) 市民 3,000 円 市民以外 5,000 円 シーズン券 市民 10,000 円 市民以外 12,000 円 パークゴルフ用具 1セット(クラブ・ボール) 200 円 1日につき キャンプ施設 テント1張1泊につき 1,000 円 備考 1 市民とは、本市に居住している者をいう。 2 市外の生徒・学生の場合は、親が市民であるときは市民の使用料を適用する。 3 シーズン券及び回数券については、優徳農村公園パークゴルフ場との共通券とする。 ② 優徳農村公園 区分 単位 使用料等 パークゴルフ場 1日券 市民 300 円 市民以外 500 円 回数券(1日券 11 回綴り) 市民 3,000 円 市民以外 5,000 円 シーズン券 市民 10,000 円 市民以外 12,000 円 パークゴルフ用具 1セット(クラブ・ボール) 200 円 1日につき コミュニティ施設 多目的室1日につき 4,000 円 (ただし、4時間未満の場合 は、半額とする。) スポーツ広場 暖房料1時間につき 250 円 一面1日につき 一般 10,000 円 高校生以下 8,000 円 (ただし、4時間未満の場合 は、半額とする。) 備考 1 市民とは、本市に居住している者をいう。 2 市外の生徒・学生の場合は、親が市民であるときは市民の使用料を適用する。 3 シーズン券及び回数券については、大滝自然ふれあい交流施設パークゴルフ場との共 通券とする。 4 暖房料を徴収する期間は、10 月1日から翌年4月 30 日までとする。 ③ 大滝陸上競技場 区分 専用利用料金 2時間以下 2時間以上 屋外夜間照明 500 円 1時間につき 400 円 2時間を超える場合は、1時間につき 250 円 加算する。 備考 市外の団体の専用利用については、専用利用料金の 1.5 倍とする。 ④ 大滝野球場 区分 専用利用料金 2時間以下 2時間以上 屋外夜間照明 500 円 1時間につき 400 円 2時間を超える場合は、1時間につき 250 円 加算する。 備考 市外の団体の専用利用については、専用利用料金の 1.5 倍とする。 ⑤ 大滝テニスコート (5) 区分 専用利用料金 2時間以下 1面につき 200 円 2時間以上 2時間を超える場合は、1時間につき 100 円 屋外夜間照明 1時間につき 100 円 加算する。 備考 市外の団体の専用利用については、専用利用料金の 1.5 倍とする。 ⑥ 大滝プレイコート (6) 区分 専用利用料金 2時間以下 1面につき 200 円 2時間以上 2時間を超える場合は、1時間につき 100 円 屋外夜間照明 1時間につき 加算する。 備考 市外の団体の専用利用については、専用利用料金の 1.5 倍とする。 100 円 別紙3 リスク負担一覧表 段階 リスクの種類 内 容 市 指管 法令等の変更 指定管理者が行う管理運営業務に影響を及ぼす法令等の変更 ○ 第三者賠償 指定管理者としての注意義務を怠ったことにより損害を与え ○ た場合 物価変動 指定後の物価変動による経費の増 ○ 物価変動による経費の増が3割を超えた場合 協 金利変動 金利の変動に伴う経費の増 自然災害(地震・台風等)等による業務の変更、中止、延期 議 ○ ○ ※1 不可抗力 指定管理者の責めに帰すべき事由による二次被害の発生又は ○ 被害の拡大によるもの 申請コスト 申請に要する費用の負担 ○ 調査 事業の実現可能性等の調査 ○ 資金調達 必要な資金の確保 ○ 運営 施設の競合 他施設との競合による利用者減、収入減 ○ 段階 需要変動 当初の需要見込と異なる状況の発生 ○ 運営費の増大 市以外の要因による運営経費の増大 ○ 申請 段階 情報機器(システム機器・ネットワーク機器)等の損傷 ○ ※2 施設等の損傷 大規模修繕 火災等事故 協 議 小破修繕(3万円未満) ○ 管理上の瑕疵による火災事故等 ○ 施設設置者(市)の協定内容の不履行 ○ 債務不履行 指定管理者による業務又は協定内容の不履行 ○ 施設、機器の不備による事故及び臨時休館等に伴う利用者へ 協 議 の損害 損害賠償 管理上の瑕疵による事故及び臨時休館等に伴う利用者への損 ○ 害 施設、機器の不備や火災等の事故による臨時休館等に伴う運 協 運営リスク 議 営リスク 管理上の瑕疵による臨時休館等に伴う運営リスク ○ ※1 自然災害等への対応 (1)建物・設備が復旧困難な被害を受けた場合、業務の全部の停止を命じる。 (2)復旧可能な場合は、その復旧に要する経費は伊達市と指定管理者が協議を行うこととする。 ※2 管理上の瑕疵による損傷は、指定管理者が負う。
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