(別紙) 奈良教育大学特別支援教育研究センター 特別支援教育 ICT

(別紙)
奈良教育大学特別支援教育研究センター 特別支援教育 ICT スキルアップ講座(2015)概要
1.目的
発達障害(ASD、ADHD、LD 等)のある子どもを担当している教員(通常学級、通級指導教室、特別支援学級、
特別支援学校等)が、実際に担当している子どもの発達段階や実態に応じて、ICT を活用した支援を立案し、教
育の場での実践を通してスキルアップを図ることを目的とします
2.対象
現在、発達障害のある子どもを担当している奈良県および近隣府県の教職員 若干名
※全日程、参加可能な方
※ICT 教材を活用した支援に関心があり、これから実際に使いたいと考えている方
※これまでスマートフォンや iPad を触ったことがあり基本的な操作ができる方
※自宅もしくは職場において WEB 閲覧が可能な方
※対象児童の学校での様子について、写真や映像で様子を記録することが可能な方
(保護者および学校長の了承を得られること。研修内で個人情報は厳守されます)
3.会場
奈良教育大学特別支援教育研究センター(奈良市高畑町) プレイルーム
4.講座の流れ
<自主研修>7月
<講座1日目> 8 月 12 日
(水)
<実践>2学期
○参加者各自で、e-learning
○オリエンテーション
○講座 1 日目に立案した指導プ
による自主研修を行います
○講義「ICT を活用した支援の
ランに基づいて、実際に学校で
○当センターの WEB 教材を視
実際」
(仮) 松井恵子氏
担当の子どもに指導します(学
聴して ICT を活用した支援の
○グループ演習
習場面を録画します)
基本を学びます
各参加者が録画した学習場
○簡単な記入式の記録や担当
○iPad 等の ICT を活用して、
面の映像を見て、グループで話
の子どもへのアンケートを予
担当の子どもの学習場面を録
し合いながら、子どもの実態に
定しています
画します
応じて、ICT を活用した指導を
○ネット会議を利用して、経過
○参加者および担当の児童生
考え、立案します
報告会を行い、講師から助言を
もらいます
徒に関する事前質問紙に記入
し、返送していただきます
<講座2日目>12 月 26 日(土)
<実践>3学期
○各参加者が2学期に実施した
○講座2日目の助言をもと
指導について、実践報告を行い
に、各参加者が学校で子ども
ます
に指導を行います
○映像記録等をもとに、指導の
○2月頃に、ネット会議によ
変化、子どもの変化について話
る経過報告会を予定していま
し合い、講師から助言をもらい
す(参加者とセンタースタッ
ます
フのみ)
○アンケートにご協力をお願い
○承諾を得られた方のみ、取
します
り組みの成果をセンターWEB
ページで紹介します
5.スケジュール
(1)講座 1 日目
時間
10:00~10:30
10:30~12:30
平成 27 年 8 月 12 日(水)
内容
開会挨拶
スタッフ、参加者自己紹介、オリエンテーション
「ICT を活用した支援の実際」
(仮題)
兵庫県立東はりま特別支援学校 教諭 松井恵子先生
*松井恵子先生は、これまで特別支援教育コーディネーターとして、センター的機能を活かし、
地域の保育所・幼稚園・小中学校へ出向いて地域支援を展開されていました。現在、知的障害・
発達障害のある生徒が多く在籍する特別支援学校高等部において、個々の生徒のニーズと実態
に応じて、児童生徒が主体的にわかって動ける授業作り、ICT を活用した指導・授業に積極的
に取り組まれています。
12:30~13:30
13:30~14:30
14:30~16:00
16:00~16:30
(2)講座 2 日目
時間
13:30~15:30
15:30~16:00
昼食
対象児童生徒の指導場面の映像を見ながら、指導に困っている点や子どもの伸ば
したい点などについて発表(各 5~10 分程度)
グループワークで話し合いながら、ICT を活用した指導プランを立案する
まとめ、アンケート
平成 27 年 12 月 26 日(土)
内容
参加者が 2 学期に取り組んだ内容について報告、松井恵子先生から助言
※記録した映像を視聴しながら今後の支援の方向性を確認します
まとめ、アンケート