「農地中間管理事業」開始! 農地の貸し借りの制度が新しくなりました。 「農地中間管理事業」は、農地中間管理機構が農地を貸したい農家から借受け、農業経 営の効率化や規模拡大を図る担い手農家等へ貸付ける制度です。 やまがた農業支援センター (農地中間管理機構) 出し手 農家 受け手 農家 農地の貸付 農地の借受 農地を貸したい方 農地を借りたい方 ・農業経営のリタイア、規模縮小を考 えている方 ・農地の受け手を探している方 ※お申込みは市町村等窓口へ(農業振 興地域内で耕作可能な農地に限る) ・まとまった農地で効率経営を目指 す方 ・経営の規模拡大を目指す方 ・新規に農業参入を目指す方 ※別途案内の募集にお申込みください 【出し手のメリット】 【受け手のメリット】 ・公的機関が農地を預かるので、安心です。 ・機構から直接賃借料を受け取れます。 (手間がかかりません) ・契約期間終了後は、確実に農地が戻ります。 ・要件を満たせば「機構集積協力金」が受けら れます。 ・出し手が複数いても、機構とだけの契約で すみます。 ・まとまった農地を借りられ、農作業の効率化 とコストダウンが可能です。 ・口座振替で、賃借料の支払いが便利です。 農地中間管理機構に農地を預けることにより、地域集積協力金(地域 の一定割合以上を機構に貸付けた場合)、経営転換協力金(経営転換・ リタイアする農業者へ)等の「機構集積協力金」が受けられます。 また、農地中間管理事業は、市町村を単位として行われます。 ◆お問い合わせは、 最寄りの市町村農政担当課または農業委員会までお願いします。 ※センターでは、この事業の相談窓口を各市町村にお願いしております。 公益財団法人 やまがた農業支援センター (農地中間管理機構) 生産性向上推進課 TEL:023(631)0697 FAX:023(624)6019 ホームページ http://www.yamagata-nogyo-sc.or.jp 農地の貸し借りスケジュール(例) 配分計画 12 月 機構に農地を貸す場合 所有者からの貸出申出 機構から農地を借りる場合 公告の場合 機構の借受希望者募集への応募(必須) 7~8 月 貸付希望者リスト作成 機構による借受希望リスト公表 8 月中旬 ~8 月下旬 機構(業務委託先)と所有者の交渉 (賃料・期間等) 貸付けルールにより受け手選定 農用地利用集積計画公告(市町村) 機構(業務委託先)と借受希望者との交渉 8 月下旬 ~9 月上旬 → 権利移転 農用地利用配分計画(案)作成(市町村) 10 月下旬 農用地利用配分計画決定(機構) 12 月上旬 条件整備が必要な場合 (受け手から希望があった場合) 機構による対象農地の特定 農用地利用配分計画認可・公告 (所有者の同意必要) (県知事)→ 権利移転 機構による整備事業実施 (機構内部審査後) 12 月下旬 必要に応じ、山形県・ 土地改良区等と協議・ 検討して実施します。 条件整備希望の方 条件整備(基盤整備)については、既存の農業 農村整備事業を活用して実施しますので、予算 や事業申請等についても従来の土地改良事業と 同様の手法となります。 <事業内容> ・工事は、整備済み農地の簡易な整備のみとし、 畦畔除去、暗渠排水、湧水処理等が対象です。 <経費について> 農地売買希望の方 農地売買事業についても、農地中間管理機構 の特例事業として従来通り実施します。 <農地を売る方> ・代金は、契約・登記後に速やかに支払われます。 ・所得税の特別控除が受けられます。 <農地を買う方> ・登録免許税、不動産取得税が軽減されます。 ・工事費が補助金を上回った場合、超過分は貸 付者と借受者の賃料の差額で回収します。 《人・農地プランの活用を!》 10年後の地域農業の維持・発展を見据えて地域の話し合いにより市町村が策定し た「人・農地プラン」は、農業政策の基礎です。定期的に見直しながら地域でまとま って「農地中間管理機構」に農地を貸付け、農地利用の再編成を進めましょう!
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