国立市くにたちベンチ事業実施要綱 (目 的) 第 1 条 この要綱は、市民等

国立市くにたちベンチ事業実施要綱
(目
的)
第 1 条
この要綱は、市民等からの寄附金を活用して記念プレート付きベ
ンチ(以下「くにたちベンチ」という。)を設置する事業(以下「くにたち
ベンチ事業」という。)の実施について必要な事項を定め、もって市民に親
しまれ潤い のある ま ちづくりを 通して 市 政が市民か らより 身 近なものとし
て感じられるようにすることを目的とする。
(設置場所)
第 2 条
くにたちベンチを設置する場所(第6条第2項において「設置場
所」という。)は、次に掲げるとおりとする。
(1 )
大 学 通 り 緑地帯 ( 市 が 管 理 す る 国立 市 東 1 丁 目 2 2 番地 、 東 2 丁 目
29番地及び東4丁目30番地の緑地帯をいう。)
(2 )
公 園 、 遊 園等( 国 立 市 都 市 公 園 条例 ( 昭 和 4 1 年 7 月国 立 市 条 例 第
12号)に定める都市公園、流域下水道処理場広場条例(平成12年
12月国立市条例第61号)に定める広場、国立市児童遊園条例(昭和
50年3月国立市条例第18号)に定める児童遊園その他市が管理する広
場及び緑地をいう。)
(寄 附 者)
第 3 条
何人も、くにたち未来寄附金の取扱いに関する要綱(平成23年
9月国立市 訓令第 6 3号)の定 めると こ ろにより、 市に対 し てくにたちベ
ンチ事業に 係る寄 附 をすること ができ る 。ただし、 寄附が 次 の各号のいず
れかに該当する場合には、市長はその寄附を受け入れないものとする。
(1)
営利を目的としたものであるとき。
(2 )
特 定 の 政 治、宗 教 そ の 他 の 思 想 につ い て 主 張 す る こ とを 目 的 と し た
ものであるとき。
(3)
寄 附 によ っ て 特 定 の個 人 又 は 団 体 が 不 利益 を 被 る お そ れ が ある と き。
(4)
くにたちベンチ事業の目的に適さないと市長が判断したとき。
2
前項の 寄附をし た者は、く にたちベ ンチに取り 付ける記 念プレートに 寄
附者名及び 寄附者が 希望するメ ッセージ (以下「メ ッセージ 等」という。)
を表記することを求めることができる。
(寄附金額)
第 4 条
くにたちベンチ事業にかかる寄附の金額は、市長が別に定める。
(寄附の申込み)
第 5 条
くにたちベンチ事業にかかる寄附の申込みをしようとする者(以
下「申込者」という。)は、くにたちベンチ寄附申込書(第1号様式)を市
長に提出して申込みをする。
2
寄附の申込みは、毎年度、時期を定めて受け付ける。
(寄附受領の決定)
第 6 条
市長は、前条の規定による申込みを受けたときは、次に掲げる事
項を審査する。
(1)
メッセージ等に広告、宣伝等が含まれていないこと。
(2 )
メ ッ セ ー ジ等に 特 定 の 政 治 、 宗 教そ の 他 の 思 想 に つ いて の 主 張 が 含
まれていないこと。
(3 )
メ ッ セ ー ジ等に 寄 附 者 以 外 の 特 定の 個 人 又 は 団 体 が 識別 さ れ 、 又 は
識別され得る情報が含まれているときは、その個人又は団体の同意があ
ること。
(4 )
前 3 号 に 掲げる も の の ほ か 、 メ ッセ ー ジ 等 と し て ふ さわ し く な い と
市長が認める事項が含まれていないこと。
2
市長は 、第3条 第1項各号 及び前項 各号に掲げ る事項を 審査の上、寄 附
の受入れを 適当と 認 めるときは 、くに た ちベンチの 仕様及 び 設置場所につ
いて申込者と協議するものとする。
3
市長は 、前項の 規定による 協議が整 ったときは 、寄附の 受領を決定し 、
くにたちベ ンチ寄 附 受領決定通 知書( 第 2号様式) により 申 込者に通知す
る。
4
市長は 、第2項 の審査の結 果寄附の 受入れを不 適当と認 めるとき又は 同
項の協議が 整わな い ときは、寄 附を受 領 しないこと を決定 し 、くにたちベ
ンチ寄附不受領決定通知書(第3号様式)により申込者に通知する。
(くにたち未来寄附の手続)
第 7 条
前条第3項の規定により寄附の受領の決定を受けた者(以下「寄
附者」という。)は、第4条に定める金額について、くにたち未来寄附金の
取扱いに関 する要 綱 第3条の定 めると こ ろにより、 速やか に 申込み及び払
込みをするものとする。
(著作権等)
第 8 条
寄附者は、メッセージ等に著作権法(昭和45年法律第48号)
により保護 される 権 利に係るも のがあ る ときは、あ らかじ め 、自らその利
用の権限を取得するとともに、利用に関する一切の責を負うものとする。
(くにたちベンチの作製)
第 9 条
市長は、毎年度、くにたちベンチの作製を依頼する事業者を指定
する。
2
市長は 、第7条 の払込みを 確認した ときは、前 項の規定 により指定し た
事業者に次に掲げる事項を依頼する。
(1)
ベンチの作製
(2)
メッセージ等を表記した記念プレートの作製
(3)
前号の記念プレートのベンチへの取付け
3
前項のベンチ及び記念プレートの仕様は、市長が別に定める。
(くにたちベンチの設置)
第10条
市長は、 前条の規定 により依 頼したくに たちベン チが納品され た
ときは、第6条第2項の協議により定めた場所に設置するものとする。
2
くにたちベンチを設置するための費用は、市が負担する。
(工事完了通知)
第11条
市長は、 くにたちベ ンチを設 置したとき は、くに たちベンチ工 事
完了通知書(第4号様式)により寄附者に通知する。
(くにたちベンチの帰属等)
第12条
くにたち ベンチに関 する権利 は市に帰属 し、一般 の利用に供す る
管理物品と する。 た だし、耐用 年数を 経 過し、老朽 化した 場 合等市長が必
要と認めた 場合は 、 当該くにた ちベン チ を補修し、 撤去し 又 は移設するこ
とができるものとする。
(委
第13条
任)
この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。