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大和市小口零細企業資金融資制度要綱
平成20年12月15日
告示第224号
(最終改正の施行日:平成24年4月1日)
(趣旨)
第1条
この要綱は、全国統一の保証制度である小口零細企業保証制度の活用により、小
規模企業者への安定的な資金調達を促進し、経営の安定を図るために行う小口零細企業
資金融資制度(以下「融資制度」という。)について必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この要綱において「小規模企業者」とは、中小企業信用保険法(昭和25年法律第264
号)第2条第2項各号のいずれかに該当する者をいう。
(融資の対象)
第3条
融資制度を利用することができる者は、小規模企業者であって、市内で1年以上継
続して同一事業を営み、かつ、個人にあっては1年以上市内に居住する者とする。
2
前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する者は、融資制度を利用する
ことができない。
(1)
返済能力がないと認められる者
(2)
融資制度を不正に利用した者
(3)
金融機関から取引停止処分を受けている者
(4)
信用保証協会が行った代位弁済に対する債務の履行が終わっていない者
(5)
本市の市税、国民健康保険税又は下水道使用料に滞納がある者。ただし、既に分割
等で納付履行中の者又は分割納付誓約書を提出した者を除く。
(6)
その他市長が適当でないと認めた者
(融資の内容)
第4条
融資の内容は、別表第1に定めるとおりとする。
(融資利率)
第5条
融資利率は、融資制度の取扱いを行うものとして市長による指定を受けた金融機
関(以下「取扱金融機関」という。)と協議して市長が定める。
(融資の方法)
第6条
市長は、予算の範囲内において、融資制度のための資金を取扱金融機関に預託し、
取扱金融機関が審査及び融資を行うものとする。
(返済の方法)
第7条
返済方法は、元金均等返済又は元金一括返済とする。ただし、元金一括返済の場
合は、借入期間を1年以内とする。
(保証人)
第8条
連帯保証人の要否等については、原則として神奈川県信用保証協会における連帯
1
保証人の徴求基準によるものとする。
(融資の申込方法)
第9条
融資制度を利用しようとする者(以下「申込人」という。)は、大和市中小企業融資
制度借入申込書及び申込人の印鑑証明並びに次の各号の区分に従い当該各号に掲げる書
類を添えて市長に提出しなければならない。
(1)
法人又は組合の場合
(2)
個人の場合
登記簿謄本(履歴事項全部証明書)及び前事業年度の決算書
所得税確定申告書控え(直近の2期分)、個人事業開業届出書控え及び青
色決算書控え(直近の2期分。青色申告者に限る。)
2
市長は、申込人に係る融資対象資格について審査し、適当と認めたものには大和市中
小企業融資制度融資対象認定書を付して、申込人の希望する取扱金融機関へ送付するも
のとする。
3
前項に規定する認定書の有効期限は、発行日から起算して3月とする。
(取扱金融機関の義務)
第10条
取扱金融機関は、前条に規定する融資制度の申込みがあったときは、速やかに審
査を行い融資の可否を決定するものとする。
2
取扱金融機関は、融資の実行の内容について、大和市中小企業融資制度融資状況報告
書により、市長に報告しなければならない。
3
取扱金融機関は、第1項の規定による審査を行った結果、融資することが適当でないと
認めたときは、速やかに申込人に対して通知するとともに、市長に対して前項に規定す
る状況報告書により報告しなければならない。
4
取扱金融機関は、大和市中小企業融資制度貸出残高報告書により、毎月の融資実施状
況を、翌月の10日までに市長に報告しなければならない。
(実施状況の調査)
第11条
市長は、必要と認めたときは、取扱金融機関の融資状況を調査し、又は報告を求
めることができる。
(融資の特例)
第12条
市長は、天災又は著しい経済情勢の変化によりこの要綱の定めによることが適当
でないと認めたときは、取扱金融機関と協議し、臨時に別の定めによることができる。
(様式)
第13条
この要綱の規定により使用する様式は、別表第2に掲げるとおりとし、その内容
は別に定める。
(協議)
第14条
この要綱に定めるもののほか必要な事項は、取扱金融機関と協議して市長が定め
る。
2
附
則
この要綱は、平成21年1月20日から施行する。
附
則(平成21年告示第141号)
この要綱は、公表の日から施行する。
附
則(平成23年告示第51号)
この要綱は、平成23年4月1日から施行する。
附
則(平成24年告示第82号)
この要綱は、平成24年4月1日から施行する。
別表第1(第4条関係)
資金使途
融資限度額
信用保証
融資期間
据置期間
運 転 資 金 又 12,500,000円(ただし、 神奈川県信用保証協会 7年以内
1年以内
既存の信用保証協会の による小口零細企業保 3年以内
6月以内
は設備資金
保証付融資残高(根保証 証制度の信用保証を付
においては融資極度額) するものとする。
を含むものとする。)
別表第2(第13条関係)
様式番号
様式の名称
関係条文
第1号様式
大和市中小企業融資制度借入申込書
第9条
第2号様式
大和市中小企業融資制度融資対象認定書
第9条
第3号様式
大和市中小企業融資制度融資状況報告書
第10条
第4号様式
大和市中小企業融資制度貸出残高報告書
第10条
3