総合運動公園の計画で 高齢者の福祉政策について

新社会
発行:新社会つくば
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金子 かずお気付
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http://kanekokazuo.hakurakuryo.org/
2015年 5 月 19 日
第 937 号
会保障費の抑制は日々の暮らしを圧迫して
います。
2025年には団塊の世代が75歳以上とな
り3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳を
迎えると言われています。
2014年の介護保険制度の改正で施設入
所者の自己負担の引き上げやこの8月から
総合運動公園の計画で
住民投票の実施が決まりました
総事業費305億円・総面積46haのつ
くば市総合運動公園を大穂地区につくると
いう「つくば市総合運動公園」基本計画は、
市民団体から「市民の大事な税金を使う巨
額な事業、直接市民に意見を問うべき!」
と11,363筆をそろえ、現計画の賛否を問
う住民投票の実施を求める直接請求が提出
され、この程開催された臨時市議会で条例
案が採択されたのに伴い、90日以内に住民
投票が行われることになりました。
金子かずお議会報告・一般質問から
高齢者の福祉政策について
介護サービス利用者の20%が2割負担とな
る。特別養護老人ホームの入所の資格が要
介護1から要介護3以上に上がり、現在待機者
の34%を占める要介護1と2に人たちの行き
場が無くなる。また低所得者の保険料軽減
の強化、サービス付き高齢者向け住宅への住
所地特例の適用、要支援認定者の8割が利用
しているヘルパーとデイサービスから市町
村ごとの支援事業に移管等々が計画され、
市町村の格差が国会でも議論されています
。そのことは「負担は重くサービスは軽く」と
して進められているように感じます。
2015 年より3年間の期間を決め高齢者の
福祉計画の実施を進める事になりますが、そ
こで伺いますが、これまでの介護予防施策
の成果について伺いたい。
質問…国は社会保障と税の一体改革として、
日本の少子高齢社会の将来予測から、社会
保障給付費削減の方向性を出し、今年度予
算にそれが具体化されています。
子育ても福祉も医療も、一部の目立つ政
策を除き、圧縮予算であり、医療費削減、社
答弁・・・保健医療部長
つくば市では、二次予防事業として、要介
護・要支援状態になる恐れのある高齢者を対
象者に、「こころとからだの健康教室」を実施
しております。
一次予防事業としては、健康な高齢者な
どを中心に、いきいきプラザや地区の公民館
など身近な場所を拠点として、「出前健康教
室 」 、 「 出 前 体操教 室 」 、 「 いき いき 運動教
室」、「元気はつらつ運動教室」、「シニア運動
教室」などを実施しています。
また、高齢者などの集いの場として、住民
主体による「ふれあいサロン」や社会福祉協
日本列島各地で護憲の集会
5 月 3 日は、晴天のもと、東京都を始め神
奈川県、千葉県、北海道、岩手県、宮城県など
全国各地で憲法に関わる集会が開催されま
した。
横浜で憲法記念日大集会
議会に委託して「高齢者いきいきサロン」を
開催しております。
成果についてと言うことでありますが、例
えばインストラクターによる出前体操教室で
は、平成 25 年度団体 54 で、実施回数200
回、延べ参加者数が 3,206 人でしたが、平成
26 年度の見込みは団体数50で、実施回数
280 回、延べ参加者数は 4,000 人となりま
す。
シルバーリハビリ体操指導士による出前
体操教室では、平成 25 年は団体数67、実施
回数 603 回、延べ参加者数 7,843 人でした
が、平成 26 年度の見込みは、団体数が110、
実 施 回 数 が 1,450 回 、 延 べ 参 加 者 数 が
20,000 人となります。
出前体操教室では、平成 25 年は団体数7
3、実施回数115回、延べ参加者数 1,753 人で
したが、平成 26 年度の見込みは、団体数が1
2 0、 実 施 回 数が 2 40回 、 延 べ 参 加者数 が
2,500 人となり、シルバーリハビリ体操指導
士などの協力をいただきながら、介護予防
事業の実績を延ばしております。
5 月 3 日は、晴天のもと、横浜臨港パーク
で、憲法記念日の大集会が開かれました。
3 万人と発表されていますが、緑の芝生が
見えないほど、ギッシリの人、人、人の波で、
憲法を守る・集団的自衛権反対・沖縄の辺野
古基地建設反対・原発再稼働阻止・貧困の問
題・TPP反対の声をあげる人々が、熱気を持
って結集しました。 (広瀬隆メールより)
水戸でも護憲集会○○○○○
県内では水戸市内で同日、憲法を活かす
会・茨城の主催で「戦後 70 年を考える」のテ
ーマで憲法集会が 150 人の参加で開催され、
金子さんも参加をしてきました。
第 1 部の「戦争・繊細体験を語る」では、市
原毅さん(水戸空襲の戦災体験者)、皆川直
司さん(日立艦砲射撃・空襲の戦災体験者)、
市川紀行さん(「戦地からの手紙」著者、元美
浦村村長)からの体験報告がありました。
また第 2 部では週刊新社会に「たんこぶ」
を連載中の辛淑玉さんが「憲法番外地で生
きる」と題して講演し、「殺されても殺さな
い」ことの重要性を強調しました。