2015年3月期決算説明会 2015年5月19日（火）東証1部 4539 1 目次スライド番号 1. 2015年3月期決算の概要・・・ 3 2. 2016年3月期業績予想・・・ 13 3. 当社経営方針について・・・ 17 2 2015年3月期決算の概要 3 連結損益の概況（百万円） 2014年3月期金額売上高売上原価構成比金額構成比前期比（増減額） (増減率) 31,893 100.0% 35,118 100.0% 3,225 +10.1% 15,128 47.4% 18,352 52.3% 3,224 +21.3% 42 +0.3% [原価率増減P] 販売管理費業績予想 * 2015年3月期金額 (達成率) 35,300 99.5% [+4.9p] 13,437 42.1% 13,480 [販管費率増減P] 38.4% [△3.7p] 営業利益 3,327 10.4% 3,285 9.4% △42 △ 1.3% 2,600 126.4% 経常利益 3,206 10.1% 3,217 9.2% 11 +0.4% 2,450 131.3% 当期純利益 1,887 5.9% 1,899 5.4% 12 +0.7% 1,500 126.6% ＊2014年10月31日開示値（最新の予想値は2015年4月30日に修正しております） 4 医療用医薬品の状況（連結/荷離）（百万円）医療用医薬品荷離（①+②） ①ジェネリック医薬品荷離うち自社販売うち導出・輸出アムロジピンランソプラゾールリマプロストアルファデクスラベブラゾールドネペジルプラバスタチンボグリボースその他 ②主力品ウラリットソレトンカルバンジェネリック医薬品事業（①+③） ①ジェネリック医薬品荷離 ③ジェネリック医薬品受託 2014年3月期金額構成比 28,718 100.0% 24,405 85.0% 23,579 826 3,333 1,988 1,417 1,533 1,301 1,317 1,083 12,432 4,312 15.0% 2,414 1,547 351 25,079 24,405 674 100.0% 97.3% 2.7% 2015年3月期金額構成比 30,800 100.0% 27,400 89.0% 25,079 2,321 3,011 1,935 1,509 1,595 1,704 1,273 1,013 15,357 3,400 11.0% 1,975 1,134 290 28,918 27,400 1,518 100.0% 94.8% 5.2% 増減率 +7.3% +12.3% +6.4% +180.9% △ 9.6% △ 2.7% +6.5% +4.1% +31.0% △ 3.3% △ 6.4% +23.5% △ 21.2% △ 18.2% △ 26.7% △ 17.3% +15.3% +12.3% +125.1% 5 原価率増減要因 55.0% +0.9p △2.2p +0.3p +5.9p 50.0% 52.3% 47.4% 45.0% 0.0% 2014年3月期薬価改定セールスミｯｸｽ原価低減策稼働率及びその他 2015年3月期  薬価改定による影響は+5.9ポイント  セールスミックスによる影響は原価率の高い導出売上増などにより+0.9ポイント  原価低減策により△2.2ポイント 6 ジェネリック医薬品発売年度別売上（連結/荷離）（百万円）発売年度別前期比増減率 30,000 発売年度 25,000 20,000 15,000 832 1,092 1,903 2,344 1,322 2,256 1,447 2,157 2,462 2,518 2,507 3,061 2,672 10,000 5,000 12,651 12,573 2015年3月期連結荷離うち自社販売（今期発売） 2014年3月期 +171.0% +198.3% 2013年3月期 +32.4% +38.1% 2012年3月期 +13.4% +3.6% 2011年3月期 +5.0% +4.3% 2010年3月期 △ 0.4% △ 0.4% 2009年3月期 △ 12.7% △ 14.9% △ 0.6% △ 5.1% 2008年3月期以前 0 2014年3月期 2015年3月期 7 ジェネリック医薬品売上構成比（連結/荷離）医療用医薬品売上に占めるジェネリック医薬品の構成比ジェネリック医薬品 2014年3月期主力品 85.0% 2015年3月期 15.0% 89.0% 11.0% ジェネリック医薬品売上に占める自社品と導入品の構成比自社品 2014年3月期 2015年3月期 58.3% 63.8% 導入品 41.7% 36.2% 8 業態別ジェネリック医薬品売上状況（個別/荷離）処方せん発行元ベースでのジェネリック医薬品売上推移区分病院前期比 +4.2% 売上構成比 31.9% 病院におけるジェネリック医薬品売上に占める DPC対象病院での売上その他病院 34.1% 開業医 +6.5% 68.1% 合計 +5.7% 100.0% DPC対象病院 65.9% 9 保険薬局ジェネリック医薬品売上推移保険薬局向けジェネリック医薬品売上推移（個別 / 荷離） 240 71.2% 67.9% 58.7% 73.8% 80% 61.1% 200 60% 174.3 159.0 160 40% 141.3 113.8 120 20% 100 800 0% 2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2011年3月期を 100とした実績推移 2014年3月期 2015年3月期ジェネリック医薬品売上に占める構成比【保険薬局市場におけるカバー率（個別）】 57,000軒中約70％（ジェネリック医薬品のみの値） 10 貸借対照表（連結）（百万円）項目流動資産 2014年3月期 23,800 2015年3月期増減主な増減項目 24,844 +1,044 現金及び預金受取手形及び売掛金棚卸資産 +280 建物及び構築物機械装置及び運搬具投資有価証券固定資産 16,302 16,583 繰延資産 3 40,106 26,604 0 △2 41,428 +1,322 25,801 △ 802 支払手形及び買掛金資産合計負債合計純資産合計（自己資本比率）負債純資産合計 13,501 33.6% 40,106 借入金 15,626 +2,125 利益剰余金 +213 +1,075 △ 85 △ 267 +795 +460 △ 822 +678 +1,469 37.7% (+4.1P) 41,428 +1,322 11 キャッシュ・フロー推移 (百万円) 5,000 2,108 1,526 2,000 490 4,000 (百万円) 365 △ 606 3,000 1,000 0 △ 1,000 2,000 1,000 0 △ 1,000 △ 2,000 63 2,748 1,912 1,753 2,438 △ 3,000 △ 4,000 △ 227 △ 640 △ 5,000 △ 1,422 △ 949 △ 2,499 △ 713 △ 2,000 △ 205 △ 3,000 △ 4,000 1,892 △ 2,072 △ 137 △ 6,000 △ 7,000 △ 8,000 △ 9,000 2011年3月期 2012年3月期営業C/F フリーC/F※…営業C/F＋投資C/F 投資C/F 2013年3月期財務C/F 2014年3月期 2015年3月期 △ 10,000 フリーC/F（右軸）※ 12 2016年3月期業績予想 13 2016年3月期業績予想（連結）（百万円） 2015年3月期売上高内、医療用医薬品荷離（ジェネリック医薬品）（主力品） 2016年3月期予想金額構成比金額構成比 35,118 100.0% 36,600 100.0% 増減率 +4.2% 30,800 32,510 +5.5% 27,400 29,730 +8.5% 3,400 2,780 △18.2% 営業利益 3,285 9.4% 2,800 7.7% △14.8% 経常利益 3,217 9.2% 2,700 7.4% △16.1% 当期純利益 1,899 5.4% 1,700 4.6% △10.5% 14 医療用医薬品売上計画（連結/荷離）（百万円）医療用医薬品荷離（①+②） ①ジェネリック医薬品荷離うち自社販売うち導出・輸出アムロジピンランソプラゾールリマプロストアルファデクスラベブラゾールドネペジルプラバスタチンボグリボースその他 ②主力品ウラリットソレトンカルバンジェネリック医薬品事業（①+③） ①ジェネリック医薬品荷離 ③ジェネリック医薬品受託 2015年3月期金額構成比 30,800 100.0% 27,400 89.0% 25,079 2,321 3,011 1,935 1,509 1,595 1,704 1,273 1,013 15,357 3,400 11.0% 1,975 1,134 290 28,918 27,400 1,518 100.0% 94.8% 5.2% 2016年3月期予想金額構成比増減率 32,510 100.0% +5.5% 29,730 91.4% +8.5% 28,250 +12.6% 1,480 △ 36.2% 3,210 +6.6% 2,230 +15.2% 1,500 △ 0.6% 1,850 +15.9% 1,720 +0.9% 1,230 △ 3.4% 1,030 +1.6% 16,960 +10.4% 2,780 8.6% △ 18.2% 1,660 △ 16.0% 870 △ 23.3% 250 △ 13.9% 31,660 29,730 1,930 100.0% 93.9% 6.1% +9.5% +8.5% +27.1% 15 主な発売予定品目 2016年3月期： 8成分15品目を発売予定予定月 6月 12月主要製品名品目数期間計クロピドグレル錠「ケミファ」 2 ナフトピジルOD錠「ケミファ」 3 レトロゾール錠「ケミファ」 1 ピタバスタチン錠「ケミファ」 1 オキサリプラチン点滴静注液「ケミファ」 1 アムバロ配合錠「ケミファ」 1 セルトラリン錠「ケミファ」 2 アマルエット配合錠「ケミファ」 4 5成分 8品目 3成分 7品目 16 当社経営方針について 17 当社経営方針について～基本方針～ 3つのミッション Plus 1 3つのミッション ① ジェネリック医薬品 ② 高尿酸血症（尿アルカリ化薬） ③ 新薬開発ジェネリック医薬品情報提供力や製品工夫による差別化を図り、“量ではなく質”を追求した特色あるジェネリック医薬品事業を展開する。高尿酸血症（尿アルカリ化薬）高尿酸血症領域など、尿アルカリ化療法に関する臨床研究の成果を最大限に活用する。新規尿酸降下薬の開発を進める。新薬開発疼痛分野などの得意分野に特化した探索型新薬開発を展開する。 Plus 1 ④海外展開海外展開 3つのミッションの成果をアジアを中心とした海外市場へ展開する。加えて臨床検査薬事業では、強みを持つアレルギー領域においてオリジナリティの高い診断機器・診断薬による海外展開を図る。 3つのミッションの取り組みを強化・継続し、成果の着実な刈取りを図る。さらに、その成果をベースとして海外への展開を図り、将来成長性を確保する。 18 当社経営方針について（1） ①ジェネリック医薬品 • • • • • • DPC病院などを中心とした重点先への営業リソース集中オンコロジー分野へのアクセス強化（専門人員体制の確保、品揃え拡充）他社競争優位性のある製品上市を目指した知財・開発体制強化医療関係者、患者さんのニーズを反映した付加価値製品の供給つくば工場3号棟の設備追加投資および海外生産を活用した製造能力確保と製造原価低減高品質かつ安価な海外原薬の確保【参考②】設備投資額計画【参考①】主な特許満了予定品目期間合計 2015年度主な特許満了予定品目特許満了予定品目先発市場（2013年時点）クロピドグレルナフトピジルOD など 2016年度モンテルカストなど 2017年度オルメサルタンテルミサルタンロスバスタチンなど 62.2 2014年度 17.1 約2,600億円期間合計 50 2013年度 33.6 約2,800億円（億円）内、ベトナム製造拠点 25億円約4,400億円内、つくば3号棟 27億円 2012年度 2015年度 11.5 17 2012～14年度 2015～17年度（予） 19 当社経営方針について（2） ②高尿酸血症（尿アルカリ化薬） • 臨床研究データを活用した啓発活動 • • • • CKD進展抑制に対する臨床研究（東北大）メタボリックシンドロームと酸性尿に関する臨床研究高尿酸血症における尿路管理の有用性に関する啓発活動の強化 NC-2500（高尿酸血症治療薬/XOR阻害薬）より望ましい結果が期待できるものと判断し、新製剤による追加Phase1試験の実施に向け準備中。 ③新薬開発【参考】3ヵ年の研究開発費計画 • NC-2600（神経障害性疼痛治療薬/P2X4受容体アンタゴニスト） JST※1（現AMED※2）より前臨床試験移行の許可を得て、2014年 10月より同試験を開始し、1年程度で前臨床試験を終了予定。最大10億円の公的資金を受け、自社主導によるPhase2a実施を視野に開発を進める。 • オピオイドδ受容体作動薬情動系の調節をターゲットとし、 JST（現AMED）より公的資金（～ 2015年12月）を獲得。北里大学、筑波大学、国立精神・神経医療研究センターとの共同研究を実施中。 ※1: 科学技術振興機構 ※2: 日本医療研究開発機構（億円）期間合計期間合計 65 53.5 2014年度 17.5 2013年度 16.6 2012年度 2015年度 19.3 21 2012～14年度 2015～17年度（予） 20 当社経営方針について（3） ④海外へのアクセス医療用医薬品 ASEAN、中国などアジアを中心に活動を加速。申請品目数と取引の拡大を目指す。（現在5品目を申請中） ■ベトナムでの取り組み状況現地製薬会社への製造委託は今期中に商業化を見込む。 M.S.T Pharm社とのJVによる製造拠点設立は2016年中に完工予定。今後のアジア展開の足掛かりとする。 ■その他の取り組み状況中国現地パートナーを通じて、カルバン錠を今期中に販売開始予定。その他、数品目の申請手続き中。韓国臨床検査薬事業世界最速のアレルギー診断機器（DiaPack3000）を武器に協力会社との海外マーケティングを進展中。パートナーを介し、ソレトン、カルバンを販売中。香港ピオグリタゾンの承認取得。現在、販売準備中。タイ現地パートナーを介し、ウラリットを販売中。 21 当社経営方針について（4）  株主還元策  過去配当推移一株当たり当期純利益配当金連結配当性向 FY2011 34.62 5.0 14.4% FY2012 51.77 10.0 19.3% FY2013 46.20 10.0 21.6% FY2014 FY2015（予） 47.45 42.46 10.0 10.0 21.1% 23.6%  自社株式取得 • • 2011年11月1〜25日 433千株 129百万円 2014年2月3〜21日 975千株 499百万円  経営指標配当性向（連結） ROE ＣＣＣ* • 2014年度 21.1% • 2014年度 13.1％ • 2014年度 113日 *Cash Conversion Cycle(売上債権回転期間 + 棚卸資産回転期間 - 仕入債務回転期間） 22 本資料に関するお問い合わせ先日本ケミファ株式会社広報室 Tel 03-3863-1211 Fax 03-3864-5940 本資料における将来の予想等に関する各数値は、現時点で入手可能な情報に基づく弊社の判断や仮定によるものであり、リスクおよび不確実性が含まれております。したがって実際の業績等は、予想数値とは異なる結果となる可能性があります。 23