Contents 連結損益計算書概要医療用医薬品概況（連結）① 1 2 医療用医薬品主要品目の状況ジェネリック医薬品事業医療用医薬品概況（連結）② 3 ジェネリック医薬品発売年度別売上推移医療用医薬品薬効別売上構成推移財務状況の概略（連結）① 4 貸借対照表概略 1株あたり情報財務状況の概略（連結）② 5 キャッシュ・フロー計算書設備投資等 2015年3月期 2016年3月期連結業績予想① 決算補足資料 6 連結損益計算書概要売上高比率 2016年3月期連結業績予想② 2015年5月11日日本ケミファ株式会社東証1部（4539）医療用医薬品主要品目ジェネリック医薬品事業 2016年3月期連結業績予想③ 8 1株あたり情報設備投資等参考資料本資料における将来の予想等に関する各数値は、現時点で入手可能な情報に基づく弊社の判断や仮定によるものであり、リスクおよび不確実性が含まれております。したがって実際の業績等は予想数値と異なる結果となる可能性があります。 7 9 連結損益計算書概要 Highlights ■損益計算書概要（百万円） 2014年3月期金額売上高 2015年3月期金額増減率（予想） ※1 達成率 31,893 35,118 +10.1% 35,300 99.5% 30,773 34,168 +11.0% ― ― 1,119 949 △ 15.2% ― ― 15,128 18,352 +21.3% ― ― 13,437 13,480 +0.3% ― ― 1,668 1,755 +5.2% 2,250 78.0% 営業利益 3,327 3,285 △ 1.3% 2,600 126.4% 経常利益 3,206 3,217 +0.4% 2,450 131.3% 税引前当期純利益 3,055 3,093 +1.3% ― ― 当期純利益 1,887 1,899 +0.7% 1,500 126.6% 医薬品事業その他 ※2 売上原価販管費内、研究開発費 ■主要指標（売上高比率） 2014年3月期 2015年3月期増減（予想） ※1 原価率 47.4% 52.3% +4.9P ― 販管費率 42.1% 38.4% △ 3.7P ― 営業利益率 10.4% 9.4% △ 1.0P 7.4% 経常利益率 10.1% 9.2% △ 0.9P 6.9% 5.9% 5.4% △ 0.5P 4.2% 当期純利益率  2015年3月期決算概要当期連結売上高は、医薬品事業において、2014年4月からの診療報酬改定に伴う薬価引き下げなどの影響があったものの、改定におけるジェネリック医薬品使用促進策の追い風を受けてジェネリック医薬品事業が増収となったことを主因として、前期比+10.1%増収の351億円となりました。損益面は、薬価改定に伴う販売単価の低下や主力品の減収等により、売上原価率が52.3%と前期比+4.9ポイント上昇しておりますが、各セグメントでさらなる経費効率化等に努めた結果、営業利益32億円（同△1.3%減益）、経常利益32億円（同+0.4%増益）、当期純利益は18億円（同 +0.7%増益）と、ほぼ前期同水準となりました。  医療用医薬品概況ジェネリック医薬品のうち、自社販売については2014年4月からの診療報酬改定に伴う使用促進策の影響により、数量ベースでは前期比約25%の伸びとなったものの、この改定における価格帯集約や初収載時価格引き下げの影響も大きく、金額ベースでは同+6.4%の伸びとなりました。また、同業他社向けの導出売上は、既存取引先からの受注に加え、新たな取引先からの上乗せがあったことから、当期は同約2.8倍の増収となり、受託を含めたジェネリック医薬品事業の売上高は289億円（同+15.3%増収）となりました。一方、主力品については、薬価改定やジェネリック医薬品への置換による影響を受け、同△21.2%の減収となり、医療用医薬品全体の売上高は308億円（同+7.3%増収）となりました。 ※1 2014年10月31日開示値（最新の予想値は2015年4月30日に修正しております） ※2 返品調整引当金等などの影響を差し引いております。 1 医療用医薬品概況（連結）① ※1 2014年10月31日開示値 ※2 当社グループで製造販売承認を有する品目の他メーカー向け売上 ※3 他メーカーからの受託製造による売上 ■医療用医薬品主要品目の状況（百万円） 2014年3月期金額医療用医薬品ジェネリック医薬品（荷離）内、自社販売 2015年3月期構成比金額構成比増減率（予想） ※1 達成率 28,718 100.0% 30,800 100.0% +7.3% 30,950 99.5% 24,405 85.0% 27,400 89.0% +12.3% 27,430 99.9% 23,579 25,079 +6.4% 25,100 99.9% 826 2,321 +180.9% 2,330 99.6% 3,333 3,011 △ 9.6% 3,040 99.1% ランソプラゾールリマプロストアルファデクス 1,988 1,417 1,935 1,509 △ 2.7% +6.5% 1,890 1,570 102.4% 96.1% ラベプラゾール 1,533 1,595 +4.1% 1,570 101.6% ドネペジルプラバスタチン 1,301 1,317 1,704 1,273 +31.0% △ 3.3% 1,660 1,300 102.7% 97.9% ボグリボース 1,083 1,013 △ 6.4% 1,030 98.4% その他 12,432 15,357 +23.5% 15,370 99.9% 主力品 4,312 3,400 11.0% △ 21.2% 3,520 96.6% ※2 内、導出・輸出アムロジピン 15.0% ウラリット 2,414 1,975 △ 18.2% 1,970 100.3% ソレトンカルバン 1,547 351 1,134 290 △ 26.7% △ 17.3% 1,250 300 90.8% 96.7% ■ジェネリック医薬品事業（百万円） 2014年3月期金額ジェネリック医薬品事業ジェネリック医薬品（荷離）受託※3 2015年3月期構成比金額構成比増減率（予想） ※1 達成率 25,079 100.0% 28,918 100.0% +15.3% 28,840 100.3% 24,405 674 97.3% 2.7% 27,400 1,518 94.8% 5.2% +12.3% +125.1% 27,430 1,410 99.9% 107.7% 2 医療用医薬品概況（連結） ② ■ジェネリック医薬品発売年度別売上推移（百万円） 2014年3月期金額 2008年3月期以前発売品目 2015年3月期構成比金額構成比増減率 12,651 51.8% 12,573 45.9% △ 0.6% 2009年3月期発売品目 3,061 12.5% 2,672 9.8% △ 12.7% 2010年3月期発売品目 2,518 10.3% 2,507 9.2% △ 0.4% 2011年3月期発売品目 2,344 9.6% 2,462 9.0% +5.0% 2012年3月期発売品目 1,903 7.8% 2,157 7.9% +13.4% 2013年3月期発売品目 1,092 4.5% 1,447 5.3% +32.4% 2014年3月期発売品目 832 3.4% 2,256 8.2% +171.0% 2015年3月期発売品目 ― ― 1,322 4.8% ― 24,405 100.0% 27,400 100.0% +12.3% 合計 ■医療用医薬品薬効別売上構成比 2014年3月期 2015年3月期循環器官用薬及び呼吸器官用薬 30.4% 31.6% 消化器官用薬 18.5% 17.8% 代謝性医薬品 19.3% 17.3% 神経系及び感覚器官用薬 12.9% 11.9% 病原生物用薬 7.6% 7.1% 腫瘍用薬 2.0% 1.9% その他の医薬品 9.3% 12.4% 3 財務状況の概略（連結）① ■貸借対照表概略（百万円） 2014年3月期 3月末総資産 3月末増減 40,106 41,428 1,322 8.5% 7.9% △ 0.6P 13,501 15,626 2,125 13,490 15,620 2,129 自己資本比率 33.6% 37.7% +4.1P ROE（自己資本当期純利益率） 14.6% 13.1% △ 1.5P 流動資産 23,800 24,844 1,044 流動負債 15,008 13,939 △ 1,069 1.59 1.78 +0.19P ROA（総資産経常利益率）純資産自己資本流動比率（倍） ■1株あたり情報金額 1株あたり純資産 1株あたり配当金  貸借対照表総資産は前期末から+13億円増加し、414億となりました。売上高の増収に伴う受取手形及び売掛金の増加や、当期に本格稼働を始めた子会社（日本薬品工業）のつくば工場3号棟への機械設備投資などが主な増加要因です。同時に、自己資本比率は、利益剰余金の積み増しにより前期末比+4.1ポイント増の37.7%となりました。流動負債については、制度改定の需要に対応し、前期に積み増した在庫に関する仕入債務の決済が進んだことなどから減少しております。なお、1株あたり配当金については当初予定の10円から変更はありません。（円） 2015年3月期 2014年3月期 1株あたり当期純利益 Highlights 2015年3月期金額増減通期（予想） ※1 46.20 47.45 +1.25 36.72 336.97 10.00 390.01 10.00 +53.04 ― ― 10.00 ※1 2014年10月31日開示値（最新の予想値は2015年4月30日に修正しております） 4 財務状況の概略（連結）② Highlights ■キャッシュ・フロー計算書（百万円） 2014年3月期 2015年3月期金額金額営業活動によるキャッシュ・フロー 1,892 2,438 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 2,499 △ 2,072 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 205 △ 137 5,563 5,791 △ 606 365 現金及び現金同等物の当期末残高フリー・キャッシュ・フロー  キャッシュ・フロー計算書当期の営業キャッシュ・フローは、前述の通り仕入債務の決済が進んだ一方、利益の計上に加えて、当該仕入在庫の回転が進み、たな卸資産が平常化したことから、前期比で増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは主に日本薬品工業つくば工場3号棟の本格稼働に伴う機械設備等の購入による支出です。財務キャッシュ・フローについては、年度資金に加えてジェネリック医薬品需要増を見込んだ在庫積み増し等に伴う増加運転資金を調達した一方、借入金の返済や配当の支払いを行った結果、わずかに減少いたしました。  設備投資当期は主に日本薬品工業つくば工場3号棟の機械設備投資を行いましたが、一部設備の投資スケジュールを見直したことから、設備投資金額と減価償却については当初予想を下回る実績額となっています。 ■設備投資等（百万円） 2015年3月期 2014年3月期金額設備投資額減価償却費 3,366 862 金額 1,710 1,200 増減率 △ 49.2% +39.3% 通期（予想） ※1 1,900 1,300 費消率 90.0% 92.4% ※1 2014年10月31日開示値 5 2016年3月期連結業績予想① ■損益計算書概要 2015年3月期金額売上高医薬品事業その他売上原価※ 販管費内、研究開発費（百万円） 2016年3月期（予想）金額 35,118 増減率 36,600 +4.2% 34,168 ― ― 949 ― ― 18,352 ― ― 13,480 ― ― 1,755 2,100 +19.6% 営業利益 3,285 2,800 △ 14.8% 経常利益 3,217 2,700 △ 16.1% 税引前当期純利益 3,093 当期純利益 1,899 ― Highlights  業績予想ジェネリック医薬品市場は、薬価制度見直しやオーソライズドジェネリックの登場などによる環境の変化があるものの、 2014年4月からの診療報酬改定に伴う使用促進策の効果により引き続き拡大するものと考えており、2016年3月期の売上高は366億円（当期比+4.2%）と予想しております。一方、利益面については、新薬やジェネリック医薬品の研究開発費など、将来の成長へ向けた投資費用の増加を見込んでいることから、営業利益は28億円（同△14.8%）と予想しております。 ― 1,700 △ 10.5% ※ 返品調整引当金等などの影響を差し引いております。 ■売上高比率 2015年3月期 2016年3月期（予想）増減営業利益率 9.4% 7.7% △ 1.7P 経常利益率 9.2% 7.4% △ 1.8P 当期純利益率 5.4% 4.6% △ 0.8P 6 2016年3月期連結業績予想② ■医療用医薬品主要品目（百万円） 2015年3月期金額医療用医薬品 2016年3月期(予想) 金額増減率 30,800 32,510 +5.5% 27,400 29,730 +8.5% 内、自社販売 25,079 28,250 +12.6% 内、導出・輸出 2,321 1,480 △ 36.2% アムロジピン 3,011 3,210 +6.6% ランソプラゾールリマプロストアルファデクス 1,935 1,509 2,230 1,500 +15.2% △ 0.6% ラベプラゾール 1,595 1,850 +15.9% ドネペジルプラバスタチン 1,704 1,273 1,720 1,230 +0.9% △ 3.4% ボグリボース 1,013 1,030 +1.6% その他 15,357 16,960 +10.4% 主力品 3,400 2,780 △ 18.2% ウラリット 1,975 1,660 △ 16.0% ソレトンカルバン 1,134 290 870 250 △ 23.3% △ 13.9% ジェネリック医薬品（荷離） ■ジェネリック医薬品事業 2015年3月期金額ジェネリック医薬品事業ジェネリック医薬品（荷離）受託 Highlights  医療用医薬品ジェネリック医薬品のうち、自社販売は、引き続き使用促進策の効果から当期比+12.6%増収の282億円を見込む一方で、導出・輸出については、制度改定時の需要増が一巡し同△36.2% 減収の14億円を予想しています。主力品については、ジェネリック医薬品への置換や競合品との競争激化から、同△18.2%減収の27億円を見込んでおり、医療用医薬品全体では325億円（同+5.5%増収）を予想しています。  ジェネリック医薬品事業ジェネリック医薬品は、自社販売と導出・輸出をあわせて当期比+8.5%の増収、受託製造によるジェネリック医薬品の売上は、当社主導の共同開発案件の増加に伴い同+27.1%の増収を見込んでおります。これにより、ジェネリック医薬品事業全体では同+9.5%の増収となる見込みです。（百万円） 2016年3月期（予想）金額増減率 28,918 31,660 +9.5% 27,400 1,518 29,730 1,930 +8.5% +27.1% 7 2016年3月期連結業績予想③ Highlights ■1株あたり情報 2015年3月期 2016年3月期（予想）  1株あたり情報増減率 1株あたり当期純利益　（円） 47.45 42.46 ― △ 10.5% 1株あたり純資産　（円） 390.01 ― 1株あたり配当金　（円） 10.00 10.00 ― （参考）連結配当性向 21.1% 23.6% ― 2016年3月期は、戦略的投資費用の増加による減益を見込んでいることから、1株あたり当期純利益は減少する一方で、配当金は2015年3月期と同額の10円を予想しており、配当性向は上昇する見込みです。なお、当社グループの配当性向に関する目標値は連結ベースで20～30%としております。  設備投資等 ■設備投資等（百万円） 2015年3月期 2016年3月期（予想） 2016年3月期は、2014年6月より稼働開始した日本薬品工業つくば工場3号棟への追加製造設備投資やベトナムで進めているジョイントベンチャーによる生産拠点建設に伴う支出を見込んでおります。増減設備投資額 1,710 1,700 △ 10 減価償却費 1,200 1,200 0 本資料における将来の予想等に関する各数値は、現時点で入手可能な情報に基づく弊社の判断や仮定によるものであり、リスクおよび不確実性が含まれております。したがって実際の業績等は予想数値と異なる結果となる可能性があります。本資料に関するお問い合わせ先日本ケミファ株式会社広報室電話 03-3863-1211（代表） E-mail [email protected] 8 （参考資料）通期業績予想の修正（2015年4月30日開示） ■2015年3月期通期連結業績予想値の修正（2014年4月1日～2015年3月31日） 2014年5月9日開示数値 2015年4月30日修正値増減額増減率（%） 35,300 35,110 △190 △0.5 営業利益（百万円） 2,600 3,280 ＋680 26.2 経常利益（百万円） 2,450 3,210 ＋760 31.0 当期純利益（百万円） 1,500 1,890 ＋390 26.0 1株あたり当期純利益（円） 36.72 47.21 ― ― 売上高（百万円） 9