第656号2015. 656号2015. 04. 30 △右から、セッター・兒島、サイド・脇田、東 関西大学バレーボール春季リーグ ルーキートリオ 躍動 !! 関 西大学女子バレーボールの春季リーグ戦第4日目は 25日、龍大体育館で行われ、大体大(4位)は昇格 組の関大(5位)に1−3で落とした。 翌26日に行われた、昨秋優勝の龍谷大戦も1−3で敗 れた大体大は、7位(2勝3敗)でリーグ戦を折り返した。 「チームは今若い選手が多く、成長段階。浮き沈みがあるの は仕方がない」と就任2年目の長江晃生監督は試合を振り 返った。ただ「1、2回生が多い分、伸びしろも大きい」 と選手たちに大きな期待も寄せている。 元全日本女子アシスタントコーチを務めた経験もある長 江監督は、大体大を昨年7年ぶりに4位(春、秋)に押し 上げる好成績を残した。しかし、昨年の主力選手が抜けた 今季は、メンバーが一新され、若手主体のチームとなった。 ルーキー・兒島晴香(同1年=鹿児島城西高)の好トス 回しで関西大戦でチーム最多の18得点を挙げたのは同じ ルーキー・東穂乃果(同=夙川学院高) 。それに続く15得 点を挙げたのもルーキー・脇田美怜(同=和歌山信愛高)。 兒島の好トス回しが光った、両ウイングスパイカーには監 督、主将・吉村玲(同4年)も更なる成長を期待しており、 20 大体大 1 25 20 25 - 22 25 22 25 3 関西大 「チーム1の最高到達点を持っていて、脇田にスパイクを打 たせるためにもっと周りが動かないといけない」と主将・ 吉村は話した。 エネルギッシュな1,2回生がチームに勢いをつけ、主将・ 吉村を中心とする4回生がチームをまとめ上げる、14人 のベンチ入りメンバー全員で7位からの巻き返しを図る。 【増田知己】
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