ルーキートレーナー研修業務仕様書(PDF:454KB)

ルーキートレーナー研修業務仕様書
1
研修業務名
ルーキートレーナー研修業務
2
研修目的
市民が安心・安全に暮らせる地域社会を実現するために、ルーキー(新規採用職員)は、堺市を担
うサービスの直接の実行者、加えて、PRの実践者として、市民の信頼・期待に応えられる行政のプ
ロとして成長していくことが求められている。
本業務は、ルーキートレーナー(新規採用職員指導者)を対象に、ルーキーが公務員としての心構
え、態度、振る舞いなどの基本的事項を習得し、本市職員としての自覚と責任を持って市民サービス
の向上に傾注する意欲とひたむきな姿勢を身につけることができるよう、職場での協力体制のもと、
組織が一丸となってルーキーを育成する風土をつくる手法を学ぶなど、各職場におけるルーキーの指
導・育成能力を養成することを目的に実施する。
3
履行場所
堺市職員能力開発センター 研修室(堺市堺区南瓦町2番1号 堺市総合福祉会館5階)
4
履行期間
平成27年4月1日から平成27年11月27日まで
5
研修日程と対象人数
対象者・人数
職務経験者のルーキートレーナー
約30名
前期研修
上記以外の新規採用職員の
ルーキートレーナー
約150名
職務経験者のルーキートレーナー
約30名
後期研修
実施日時
平成27年4月22日(水)
①14時~17時
平成27年4月23日(木)
②9時~12時 ③14時~17時
平成27年4月24日(金)
④9時~12時 ⑤14時~17時
平成27年10月7日(水)
①14時~17時
平成27年10月8日(木)
②9時~12時 ③14時~17時
平成27年10月9日(金)
④9時~12時 ⑤14時~17時
上記以外の新規採用職員の
ルーキートレーナー
約150名
※前期研修・後期研修とも職務経験者のルーキートレーナー対象は1回、それ以外のルーキートレ
ーナー対象は4回実施する。
※日程変更は不可。
※前期研修と後期研修はそれぞれ異なる講師の提案を可とする。その際は、提案書に明記すること。
また、前期・後期で講師が異なる場合は、貴法人における本研修への提案内容全体について両講
師に周知し、講師によって方向性が異なることのないよう、調整すること。
なお、職務経験者のルーキートレーナーとそれ以外のルーキートレーナーで異なる講師の提案は
可とする。
※対象者(ルーキトレーナー)は、ルーキー(新規採用職員)を指導・育成する職員とする。
※職務経験者は、昭和30年4月2日から昭和61年4月1日までに生まれ、平成19年4月1日
から平成27年3月31日までの期間に、民間企業や官公庁などにおいて、常勤の会社員や自営
業者、公務員等として、同一の事業所で3年以上継続した職務経験があることを条件に採用され
たものである。
<職務経験者のルーキートレーナーの選定基準>
・ルーキーに近い年齢や立場の職員
・所属長が指名する職員
<上記以外のルーキートレーナーの選定基準>
・採用2年目や3年目の職員等、ルーキーに近い年齢や立場の職員
・所属長が指名する職員
6
業務内容
(1)研修内容
業務実施にあたっては、
「堺市人材育成基本方針」
(下記URL参照)の内容を理解したうえ
で、ルーキートレーナーとしての資質や能力の向上に資するという視点に立ち、企画すること。
(下記 URL 参照)
参照URL
「堺市人材育成基本方針」
http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/gyosei/shishin/jinji/jinzaiikusei.html
前期カリキュラム
【職務経験者のルーキートレーナー対象】
・職務経験を持つルーキーを指導することの重要性及び心構え
・ルーキーがこれまでの経験を最大限に発揮できる環境づくり
・ルーキートレーニングシート(別紙)作成時における留意点
【上記以外の新規採用職員】
・ルーキーを指導することの重要性及び心構え
・ルーキーを職場全体で育成するための雰囲気の作り方や他の職員の巻き込み方の手法
・ルーキートレーニングシート(別紙)作成時における留意点
後期カリキュラム
【職務経験者のルーキートレーナー対象】
・上半期(4~9月)の振返り
・職務経験を持つルーキーのフォロー体制の振返り
・指導における成功事例及び課題の抽出
・ルーキートレーニングシート(別紙)作成時における留意点
【上記以外の新規採用職員】
・上半期(4~9月)の振返り
・指導における成功事例及び課題の抽出
・ルーキーをさらに成長させるための具体的な指導方法
・ルーキートレーニングシート(別紙)作成時における留意点
※上記以外のカリキュラムについては、企画の範囲内とします。
(2)研修内容の詳細(カリキュラムや教材等)の調整
上記の研修目的に合致した研修を実施するために、研修内容について本市担当職員と調整を
行う。調整は面談の他、電話、メール等により行うものとする。
(3)研修の実施
事前準備 研修教材(レジュメ、ワークシート等)の作成・印刷
また、研修教材等の提出にあたっては遅滞のないようにすること。
※ 再生紙の使用や両面印刷を行うなど、環境に配慮すること。
※ 教材等の資料は、履行期間後も本市庁内ホームページに掲載する。
7
当
日 研修の実施
※ 人権に配慮した言葉遣いを心掛けること。
事
後 研修実施報告書の作成・提出
暴力団等の排除について
(1)入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止
①受注者は、堺市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受けた者又は同要綱
別表に掲げる措置要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び再委託先の資材、原材
料の購入契約その他の契約の相手方(以下「再委託先等」という。)としてはならない。
②これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等との再委託契約等
の解除を求めることができる。
(2)再委託契約等の締結について
受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結時には本市の
契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。
(3)誓約書の提出について
①受注者は、堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者で
ない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契約金額(税込)が500万円未満の
場合、もしくは受注者が国若しくは地方公共団体その他公共団体又は本市の外郭団体であ
る場合はこの限りでない。
②受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある場合には、これら
の者から堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者で
ない旨の誓約書を徴収して、本市へ提出しなければならない。
③受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行うものとする。
(4)不当介入に対する措置
①受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴力団を利す
ることとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を妨げる行為(以下「不
当介入」という。)を受けたときは、直ちに本市に報告するとともに、警察に届け出なけ
ればならない。
②受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたときは、直
ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよう指導しなけ
ればならない。
③本市は、受注者が本市に対し、①及び②に定める報告をしなかったときは、堺市暴力団排
除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。
④本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行について遅
延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が①に定める報告及び届け出又は②
に定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じて履行期間の延長等の措置をとる
ものとする。
8
その他
(1)天災等の場合における研修実施の対応については、以下のとおりとする。
①午前7時の時点で暴風警報が発令されている場合は中止とする。
午後のみ実施の研修については、午前11時の時点で暴風警報が発令されている場合は中
止とする。
②午前7時から研修開始までに暴風警報が発令されている場合は中止とする。
午後のみ実施の研修については、午前11時から研修開始までに暴風警報が発令されてい
る場合は中止とする。
③暴風警報が研修中に発令された場合や天災及び大規模な事故等が発生した場合は、双方で
協議して別途定めるものとする。
(2)災害、交通の途絶その他の不測の事態により当該研修の開催が不可能となった場合には、本
市と受託者で再度研修日程を履行期間内で調整する。
(3)個人情報の保護
堺市個人情報保護条例第11条の規定に基づき、適正な個人情報の取扱いを行うこと。
【堺市個人情報保護条例(抜粋)
】
(委託に伴う措置等)
第 11 条 実施機関は、個人情報の取扱いを伴う事務の全部又は一部の処理を委託するとき(地
方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244 条の 2 第 3 項の規定により同項に規定する指定管
理者(以下単に「指定管理者」という。
)に公の施設の管理を行わせるときを含む。)は、個
人情報の保護のために必要な措置を講じなければならない。
2 実施機関から前項の処理の委託を受けたもの(指定管理者を含む。
)は、当該委託を受けた
事務(公の施設の管理に係る業務を含む。以下「受託事務」という。
)について、個人情報
の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。実施機関の承認を得て、当該委
託を受けたものから受託事務の全部又は一部の再委託を受けたものについても、また同様と
する。
3 受託事務(前項後段の再委託に係るものを含む。以下同じ。)に従事している者又は従事し
ていた者は、当該受託事務に関して知り得た個人情報を正当な理由なく他に知らせ、又は不
当な目的に使用してはならない。
(4)本仕様書に定めのない事項については、双方協議して定める。
別紙
ルーキートレーナー制度について
上旬
4月
中旬
下旬
上旬
5月
中旬
下旬
上旬
6月
中旬
下旬
上旬
7月
中旬
下旬
上旬
8月
中旬
下旬
上旬
9月
中旬
所属長
係長級(補佐級)
シートを
研修を
もとに
受講、
ミーティ
シートを
ングを
作成
実施
トレーナー
ルーキートレーニングシートに基づき、OJTを実施する
ルーキー
上旬
10月
中旬 下旬
上旬
11月
中旬 下旬
上旬
12月
中旬 下旬
上旬
1月
中旬 下旬
所属長
係長級(補佐級)
トレーナー
ルーキー
シートを
研修を
もとに
受講、
ミーティ
シートを
ングを
作成
実施
ルーキートレーニングシートに基づき、OJTを実施する
上旬
2月
中旬 下旬
下旬
シートを
もとに
振り返り
ミーティ
ングを
実施
(終了後
記入済
シートを
人材開
発課に
提出)
上旬
3月
中旬 下旬
シートを
もとに
振り返り
ミーティ
ングを
実施
(終了後
記入済
シートを
人材開
発課に
提出)
※ルーキートレーニングシート・・・前期において、「ルーキーの目標」「ルーキーの習得項目」「前期達成目標」をトレーナーが記入し、ミーティング後、
所属長がコメントを記入する。
後期においては、「後期達成目標」をトレーナーが記入し、ミーティング後、所属長がコメントを記入する。
※ミーティング・・・所属長・係長級(補佐級)・トレーナー(進行役)・ルーキーでシートをもとに、指導内容の共有を図る。
※振り返りミーティング・・・所属長・係長級(補佐級)・トレーナー(進行役)・ルーキーでシートをもとに半年間の振り返りを行う。
別紙
ルーキートレーニングシート
ルーキーの目標(1年後のルーキーの姿)
所属:
ルーキー名:
トレーナー名:
ルーキーの
習得項目
前期達成目標
所属長のコメント(前期)
前期振り返り
ルーキー
トレーナー
後期達成目標
所属長のコメント(後期)
後期振り返り
ルーキー
トレーナー
別紙
ルーキートレーニングシート(記入例)
ルーキーの目標(1年後のルーキーの姿)
○●●業務について、一人で処理できるようになっている。
○電話・窓口対応については、市民満足を意識した対応ができるようになっている。
○自分で考え行動できるようになっている。
所属:
ルーキー名:
トレーナー名:
ルーキーの
習得項目
前期達成目標
前期振り返り
ルーキー
トレーナー
後期達成目標
●●業務についてマ
ニュアルを読んだりト
レーナーに質問しな
がら基本知識を身に
付ける。
前年度の資料等を確
認しながら●●業務
を自分で処理できる
ようになる。
積極的に電話に出た
り、トレーナーと一緒
に窓口に立って実際
電話・窓口対 に市民対応を経験す
応
ることで、電話・窓口
対応の仕方を身に付
ける。
○一人で電話・窓口
対応ができるように
なる。
○接遇研修で学んだ
ことを窓口対応の際
に実践し、市民満足
度の向上を意識でき
るようになる。
○質問の仕方を、「ど
うしたらいいですか」
から、「このようにして
いいですか」というふ
うに変える。
○業務の問題点や
課題について意見を
言えるようになる。
●●業務
トレーナーの助言も
踏まえて、自分自身
で法的根拠を調べた
自分で考え行 り、業務の進め方を
動する意識 考えたりする。
所属長のコメント(前期)
所属長のコメント(後期)
後期振り返り
ルーキー
トレーナー