ジャガー、新型「XF」を発表 ニューヨーク・オートショー2015 での公開に

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが 2015 年 3 月 18 日、24 日に発表したプレスリリースの参考翻訳です。
日本市場における新型「XF」の導入時期およびラインアップは現時点では未定です。
2015 年 3 月 27 日
(日本語訳発行日)
J15U005
ジャガー、新型「XF」を発表
ニューヨーク・オートショー2015 での公開に先立ち、ドラマチックな走行動画を公開
卓越した洗練性、ダイナミクス、デザインを備え、さらなる軽量化と効率性を実現
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ニューヨーク・オートショー2015 での詳細発表に先立ち、新型「XF」がドラマチックに綱渡り走行する
動画を世界初公開(URL:https://youtu.be/pMaaFbvO1Io)
新型「XF」は、アルミニウムを多用した車体構造により、クラストップの軽量ボディを実現:競合モデ
ルと比較して約 80kg の軽量化に成功*
同じセグメントの中で最も低い CO2 排出量を達成(ハイブリッド・モデルを除く)
クラスをリードする燃費 70mgp 以上*を実現
エレガントかつ進歩的なデザインは、短いフロント・オーバーハングと卓越したプロポーションを両立
し、Cd 値 0.26 という類まれな空力効率を達成
セグメントをリードするリアシート空間を確保
新開発 10.2 インチ・タッチスクリーン・インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を搭載
特別に開発された出力 825W、17 スピーカーの Meridian 製デジタル・サラウンド・サウンド・システ
ムを採用
設定変更が可能な 12.3 インチ TFT インストルメント・クラスターを搭載
INGENIUM(インジニウム)エンジンは、最高出力 163PS のディーゼル・ユニットから、380PS の V6
スーパーチャージド・ユニットまで幅広くラインアップ
ダブルウィッシュボーン式とインテグラルリンク式のサスペンションが傑出した乗り心地、ハンドリン
グ、比類のない洗練性を実現
必要に応じてトルクを配分する全輪駆動(AWD)方式にインテリジェント・ドライブライン・ダイナミク
ス(IDD)を組み合わせることで、パフォーマンスと全天候対応能力を最適なバランスで提供
テクニカルスペックおよびラインアップの全容は 4 月 1 日、ニューヨーク・オートショー2015 で発表予
定
*最高出力 163PS を発揮する 4 気筒 INGENIUM ディーゼル・エンジンにマニュアル・トランスミッションを組み
合わせた場合
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ジャガーは、新型「XF」を、ロンドンのビジネス街の水上をドラマチックに綱渡り走行するという演出で世
界初披露しました(URL:https://youtu.be/pMaaFbvO1Io)。
今回の発表の舞台となったのは、ロンドンのカナリー・ワーフにある埠頭で、「007」、「ボーン・プレマシ
ー」、「インディ・ジョーンズ」をはじめとするハリウッドのアクション映画シリーズに出演した英国人の熟練
スタントマン、ジム・ダウデルがドライバーを務め、水上に張られた 2 本の直径 34mm のワイヤー上を
240m にわたって走行し、アルミニウムを多用したボディの軽さを実証しました。事実、新型「XF」は、競
合モデルよりも約 80kg 軽量化しており、クラストップの燃費(70mpg 以上)と CO2 排出量(104g/km)を
誇ります。
ジャガーは、新型「XF」を洗練性、燃費、ダイナミクス、デザインを比類ないレベルで融合させたモデルと
してビジネスカー・セグメントに投入し、4 月 1 日、ニューヨーク・オートショー2015 でワールドデビューしま
す。
セグメントをリードするゆとりある室内スペースを確保しながらも、ダイナミックでクーペを彷彿とさせるエ
クステリア・デザインは、アルミニウムを多用した車体構造を中心に形成されています。また、すべてのジ
ャガー・モデルの特徴である、卓越したプロポーション、エレガントなサーフェス、ピュアなラインといった
要素を備え、優れた Cd 値を誇ります。
キャビン内は、現代的なラグジュアリー感あふれる素材と仕上げ、伝統的なジャガーのクラフツマンシッ
プ、そして最先端の技術をシームレスに融合させており、プレミアムなインフォテインメント・システムであ
る新開発の「InControl Touch Pro」や 12.3 インチの TFT インストルメント・クラスターなどを装備していま
す。
ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラムは次のように述べています。
「新型『XF』の開発にあたって、デザイン・チームとして、“簡潔であること(simplicity)”を常に意識してき
ました。『XF』のエクステリアのあらゆるラインには明確な意図があり、無駄なラインはひとつもありませ
ん。簡潔さを実現するには時間と揺るぎない決意が必要です。車にラインを 1 本足すのは実に簡単なこ
とですが、ラインをいれずに特徴を加えるのは、とても難しいことなのです。
インテリアについても同様、快適であると同時に癒される空間にしたいという思いを強く抱いていました。
新開発の 10.2 インチ・タッチスクリーンをはじめとする新技術も、温かみと安心感を与える素材を慎重に
選び組み合わせています。新型『XF』は、エクステリア、インテリアともに、落ち着きと力強さを明確に表
現しており、それらを実現したデザイン・チームを誇りに思います。」
2007 年に発売した初代「XF」は、流線型のエクステリアとラグジュアリーなインテリアを備え、魅力的で
憧れの車としてのポジションを築いてきました。ベンチマークとなっているドライビング・ダイナミクスと相
まって、セグメントで唯一無二の存在であり、ジャガーにおいても最も多くの販売台数とアワードを獲得し
たモデルでもあります。
新型「XF」は、初代モデルの中核的な特性を受け継ぎながら、ジャガーの先進的なアルミニウムを多用
した車体構造を採用し、全く新しいレベルの車へと進化を遂げています。ボディはその約 75%がアルミ
ニウム製で、現行モデルと比べて最大 190kg 軽量化し、ねじり剛性を最大 28%向上させています。
車体構造は、ジャガーのデザインにとって不可欠なパッケージングとプロポーションの面でも劇的な改良
に影響しています。新型「XF」は、現行モデルと比べ、ボディ全長を 7mm 短くし、車高を 3mm 低くしてい
ますが、ホイールベースを 51mm 延長して 2,960mm としたことにより、レッグルーム、ニールーム、ヘッ
ドルームともにリアシートはクラス最高レベルのスペースを確保しました。
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アルミニウム製軽量ボディ構造がもたらす効率性の向上は、洗練されたパワフルなエンジン・ラインアッ
プにより補完されます。2.0 リッターINGENIUM ディーゼル・エンジンには、最高出力 163PS、最大トルク
380Nm と最高出力 180PS、最大トルク 430Nm のグレードを用意し、特別に最適化が図られた 6 速マ
ニュアル・トランスミッション、あるいは 8 速オートマチック・トランスミッションと組み合わされます。最高出
力 163PS のエンジンにマニュアル・トランスミッションを組み合わせた場合、競合モデルより約 80kg 軽く、
CO2 排出量も 104g/km となり、セグメントの中で(ハイブリッド・ディーゼル・モデルを除く)、最も軽量か
つ効率のよいモデルとなります。
それ以外のエンジンには、すべて 8 速オートマチック・トランスミッションが組み合わされます。2.0 リッター
直噴ターボチャージド・ガソリン・エンジンは、最高出力 240PS、最大トルク 340Nm を発揮します。3.0 リ
ッターV6 スーパーチャージド・ガソリン・エンジンは、最高出力 340PS、最大トルク 450Nm もしくは最高
出力 380PS、最大トルク 450Nm を発揮する 2 つのグレードが用意されます。
3.0 リッターV6 ツインターボ・ディーゼル・エンジンについては、さらなる効率性向上と改良を実現する
数々の先進技術を採用しており、最高出力が 300PS、最大トルクが驚異的な 700Nm に増強されていま
す。
軽量でありながら強靭なボディ構造は、新型「XF」の秀逸な車両ダイナミクスの根幹ともなります。洗練さ
れたダブルウィシュボーン式とインテグラルリンク式のサスペンションが、前後ほぼ 50:50 の重量比と相
まって、俊敏性、快適性、洗練性を理想的なバランスで提供します。
「F タイプ」および「XE」で習得したことをすべて取り入れ、精密なチューニングを施した電動パワーステア
リング(EPAS)は、「XF」がベンチマークとするステアリングフィールとレスポンスを確保するとともに、卓
越した燃費の実現に貢献します。
先進的なパッシブ・ダンパー技術により、極めて快適な乗り心地を提供しますが、運転状況に合わせて
最適なダンパー設定をするアダプティブ・ダイナミクス・システムがよりいっそう優れたコントロールを実現
します。
「F タイプ」向けに初めて開発したジャガーのコンフィギュラブル・ダイナミクスは、究極のコントロールを提
供するとともに、ドライバーがダンパー、ステアリング、エンジン、そして 8 速オートマチック・トランスミッシ
ョンを自らの好みに合わせて設定することが可能です。
さらに、全輪駆動(AWD)が求められる一部の市場向けに、ジャガーは新たなトルク・オンデマンド・シス
テムを開発しました。トランスファーケースにはギアの代わりにチェーンドライブを用いたことで、従来と比
べ、軽さ、静粛性、効率性の面で改善されています。
「F タイプ」の AWD モデルで最初に採用された先進コントロール・システムである、インテリジェント・ドライ
ブライン・ダイナミクス(IDD)を搭載しており、能力もよりいっそう強化しています。IDD は、後輪駆動
(RWD)のハンドリングに AWD がもたらすパフォーマンスとトラクションにおける利点を提供します。
もちろん、RWD モデルも傑出した能力を備えています。悪条件下での低速走行のために開発されたオ
ール・サーフェス・プログレス・コントロール(ASPC)は、ブレーキとアクセルを自動で調節し、可能な限り
最適なトラクションを提供することにより、スリップしやすい路面でもスムーズな走行を可能にします。つ
まり、ドライバーはハンドル操作にのみ集中することができるのです。
新型「XF」のインフォテインメントとコネクティビティは、ジャガー史上、最先端のシステムがベースとなっ
ています。新開発の「InControl Touch Pro」システムは、10.2 インチのタッチスクリーンとデュアルビュー
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技術を採用しています。このデュアルビュー技術により、例えばドライバーがナビゲーションなどの情報
をチェックしている間、助手席の乗員は TV や DVD を視聴することが可能となります。
膨大な量のデータを処理するため、「InControl Touch Pro」は半導体ドライブ(SSD)とクアッドコア・プロ
セッサーを搭載し、並外れたデータ転送速度を実行する次世代ネットワークである、最先端の超高速イ
ーサネット上で作動するため、驚くほど鮮明な画像、高速レスポンスタイム、そして優れたパフォーマンス
が実現します。
そして、「InControl Touch Pro」を補完するのが、設定変更が可能な 12.3 インチの TFT インストルメン
ト・クラスターです。ジャガー・ランドローバーは、「XJ」と「レンジローバー」でこの技術を初めて採用して
いますが、今回、その技術をビジネスカー市場にも拡大します。
すべてのドライブをより安全でリラックスした体験とするべく、新型「XF」は様々な先進ドライバー支援シ
ステムを採用しました。また、フル LED ヘッドライトを採用する最初のジャガーでもあります。
新型「XF」は、オール・アルミニウム製の「F タイプ」や「XJ」と同様、ジャガー・ランドローバーのカッスル・
ブロムウィッチ工場で生産されます。
以上
ジム・ダウデルについて
スタントマンのコーディネーター兼パフォーマーとしてのキャリアを 35 年以上有し、これまでに「007」、「ボ
ーン・プレマシー」、「ハリーポッター」、「プライベート・ライアン」、「インディ・ジョーンズ」、「スーパーマン」
といった数々の映画作品に出演、活躍しています。また、ジムは定期的に、英国にある NFTS(National
Film and Television School)や世界中の大学で講演しています。
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