平成26年度特定非営利活動法人十日町市地域おこし実行委員会事業計画書 1 事業実施の方針 池谷・入山集落において、「集落の存続」を目指し、これまで以上に組織的に活動に取り組む。 具体的には当会の農業参入手続きを行い、1町7反の田んぼの作業委託を受ける。 将来的には農地集約の受け皿に当会がなれるように組織としての稲作技術の習得・向上を図る。 農業参入する事によって、農の雇用事業を活用する事が出来るようになり、担い手の募集・育成が可能となる。 また、農作物に付加価値をつけて販売する加工事業を今年度本格的に立ち上げる。 加工事業では委託加工で試作している商品の販売先を開拓し、来年度からの本格販売に向けた目途を立てる。 新規移住者用のお試しシェアハウス「めぶき」の完成を目指す。 これまで実施してきた体験交流事業も引き続き継続し、会員や商品購入、インターン申込や移住者発掘にも 結び付けていく。 今年度は中越大震災から10周年にあたる年であり、この節目で10周年記念誌を発行し、広く情報発信する イベントも実施する。 十日町市全域においては、移住促進の取組を前年度以上に力を入れて行う。 移住相談会には11回出展する。また、20名のインターンシップ受入を目標とする。インターンシップの受入に 関しては池谷・入山集落以外の受け入れ先の掘り起しも実施し、広く十日町市全域で希望する地域・団体に 受け入れてもらえるように進める。 さとナビのホームページ等を活用して情報発信に努め、移住希望者やインターンシップ希望者を確保する。 十日町市を活性化させるためには市内で経済が回る状況を作る事が重要であるため、来年度以降トオコン (十日町市ビジネスコンテスト)の運営を受託し、大学生だけでなく、市内で起業を考えている方々からも 参加して頂けるように準備を進める。事務局長の多田が新潟大学で「起業と地域づくり」というテーマで授業を 行っている事と、ふるさと回帰支援センターより起業支援研修事業の受託があるため、これらを通じて起業支援 研修のプログラムを開発する。 来年度以降、ビジネスコンテストと起業支援研修をセットで実施する事で十日町市内の事業者の活性化を図る。 里山プロジェクトの取組も継続し、市内の中山間地支援を行う。特に学校給食の取組の拡大に力を入れる。 また、里山プロジェクトは市役所より正式に地域おこし協力隊の活動の助言・指導という位置づけがなされた ため、地域おこし協力隊受け入れ研修を十日町市で試験的に実施し、来年度以降市外にも展開できるよう 準備する。 2 事業実施に関する事項 (1)特定非営利活動に係る事業 事業名 事業内容 実施予定日 時 実施予定場 所 従事者の人 数 受益対象者 の範囲及び 人数 支出額 農産物直販事業 ①山清水米の販売 ②池谷・入山集落 の農林産物、高長 醸造場の商品等を 販売 ③組織的に稲作を 実施 ④実行委員会の農 通年、随時 業参入 ⑤加工品販売 ⑥学校給食出荷用 ジャガイモの掘り機 を導入し他地域の 生産者にも貸し出 せるようにする 池谷・入山集 11人 落 農林海産物を 購入する全国 各地の人々 400人 14,092,339 体験交流事業 池谷・入山集落内で 月1回程度、 外部から参加者を 年間12回程 募り体験交流イベン 度 トを開催 池谷・入山集 5人 落 池谷・入山集 落以外に住 む全国各地 の人々200人 1,362,000 ©特定非営利活動法人十日町市地域おこし実行委員会 ①池谷集落内に移 住者が定着するた めの住宅を建設 ②さとナビサイトを 活用して移住希望 者への情報発信と 市内の移住に関す る情報の一元管理 ③十日町市内のイ ンターン受入調整 ④移住相談会出展 ①11月までに ②③通年、随 時 ④4/27、 5/25、5/31、 十日町市内 6/15、7/26、 全域 8/30、9/23、 10/19、 11/22、2/21 +1回 3人 地域活性化 や田舎暮らし に関心がある 人々350人 17,034,044 5人 全国各地の 地域活性化 に関心がある 方々2000人 1,356,000 ①十日町市内の中 山間地振興 ②十日町市内での 地産地消を推進 通年、随時 里山プロジェクト(地域 ③農産物と加 工品 十日町市内 ④7月2日第1 5人 復興支援員設置事業) の付加価 値を つ け 全域 回試行 た商品開発 ④地域おこし協力 隊受け入れ研修の 準備 十日町市内 の中山間地 の集落の住 民1000人 24,759,429 移住促進事業 ①全国各地の地域 活性化に関心があ る方々への情報提 供 ②メディア等での情 報発信 情報発信・農山漁村応 ③10周年記念誌発 援事業 行と記念イベント開 催 ④6次化起業支援 研修実施 ⑤トオコン受託の準 備 ①②通年、随 時 ③3月にイベ ント開催、そ れまでに記念 日本全国 誌発行 ④ 10 月 ~ 11 月 ⑤7月までに ©特定非営利活動法人十日町市地域おこし実行委員会 全体組織図 理事会 十日町市役所 代表理事 副代表理事 理事 監事 山本浩史 曽根一真 曽根武 海津一義 事務局長 十日町市とのパート ナー事業:事務所は 松代支所 里山プロジェクト(地 域復興支援員設置 事業) 責任者 高橋治夫 小山友誉 小島信勝 近藤愛己 佐久間千津子 曽根イミ子 曽根藤一郎 庭野功 庭野ヒサ 曽根直美 籾山旭太 濱坂都 三上泰 多田朋孔 情報発信・農山漁村応援事業 管理部門 多田朋孔 自主事業:事務所は池谷分校 農産物直販事業 山清水米販 稲作 売 多田美紀 山本浩史 多田朋孔 インターン生 体験交流事 業 加工品販路 拡大事業 山本浩史 増田明弘 増田明弘 多田朋孔 多田美紀 福島美佳 増田明弘 インターン生 畑作 移住促進事業 移住促進基 インターン 盤整備事業 受入 多田朋孔 多田朋孔 福島美佳 池谷集落内 住宅整備 多田朋孔 山本浩史 講演・視察 等 多田朋孔 山本浩史 福島美佳 六次化起業 支援研修 多田朋孔 山本浩史 増田明弘 10周年記念 事業 増田明弘 福島美佳 多田朋孔 経理・労務・ 広報 多田美紀 福島美佳
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