2号 - 市川市立鬼高小学校

学校だより(平成 27 年度
№2)
市川市立鬼高小学校
新緑の中、もうすぐ運動会です。
~ 二つの「自信」を育てたい ~
校 長
石原孝幸
木々には若葉が一斉に芽生え、新緑のグラデーションが楽しみな季節となりなりました。
子ども達は、今週末の5月23日に実施予定の運動会に向けて、身も心も全力投球の毎日を送ってお
ります。当日は968名の児童全員が、基本となる個人走(徒競走(1年,3年,5年,6年)、障害
走(2年,4年)
)
、団体競技、団体演技の3つの種目に出場します。これに、全校演技「市川音頭」や
特別種目「紅白リレー」等が加わります。
さて、運動会の練習は5月11日(月)から、本格的に始まりました。11日の放送朝会では、運動
会に向けての校長の話として「運動会当日は、今日はできるぞ、やれるぞという自信を持って登校し
てきて下さい。そのために、先生方のお話をよく聞いて、しっかり練習をしましょう。」という話をし
ました。先生方にも、
「僕はできる。私はやれる。」という児童の「自信」を育てるような指導をお願い
してあります。
「自信」を持つこと。何事かを為す時に一番大切なことだと思います。
「自信」を持って事に当たり、
成し遂げることができた達成感は感動を呼び「自信」をより強固にします。
子ども達は、運動会に向けて、最初は何もないところから始め、実に多くの事を教えられ、考え、覚
え、当日を迎えます。ダンスや組体操の演技の仕方は?場所の移動は? 個人走や団体競技の並び方や
やり方は? 高学年の児童はこれに係の仕事が加わります。特に応援団の児童は全校の心を一つにする
ために、さらに沢山のことを覚えできるようにしていきます。
あと、一週間となり、子ども達には、少しずつできる、やれるという運動会に対しての「自信」が生
まれてきていることと思います。と同時に、もう一つの自信、最初は難しいと思っていたことも、一つ
ずつ覚えていけばできるようになるという経験から「自分は努力すればできるようになる」という「自
信」も生まれてきていると思います。運動会という行事をとおして子どもの「自信」が広く、深くなっ
てくれることを願っています。
ご家庭では是非、運動会の事を話題にして下さい。子どもができるようになったこと、頑張っている
こと等、努力していることを褒めてあげて下さい。努力することを褒められた子には努力することへの
自信が強く生まれます。そしてこの自信は間違いなく、次の困難な場面に立ち向かう原動力になります。
そして運動会当日は、子ども達に惜しみない拍手をお願いします。拍手が大きいほど、子どもたちは
感動し大きな達成感を味わいます。そして、運動会は終わっても、運動会という行事をとおして培われ
た子ども一人ひとりの大きな「自信」は、必ず子どもの心に残ると思うのです。ご協力のほど、よろし
くお願いいたします。