海外作品・吹奏楽作品集・音楽史 海外作品・吹奏楽作品集・音楽史 ・「MUSIQUE ET REVOLUTION」 曲名 7月14日の歌 Le Chant du 14 Juillet 作曲者 フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC 合唱(1) クロード=ジョゼフ・ルジェ・ド・リール Claude-Joseph ROUGET DE L'ISLE Sop.、Ten. 合唱(2) 哀悼行進曲 Marche Ingubre フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC ヴォルテールへの讃歌(詩:ヴォルテール) Hymne a Vpltaire フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC ラ・マルセイエーズ(ゴセック編) La Marseillase 軍隊行進曲第一番 Premiere Marche Militaire シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL 《人民よめざめよ》 "Peuple , eveille-toi" フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC 自由への捧げもの L'Offrande a la Liberte 序曲ハ調 Ouverture en ut ヴェルサイユの民の讃歌 Hymne des Versaillais 自由への讃歌 Hymne a la nature トゥーロンの奪回についての讃歌 Hymne sur la reprise de Toulon テ・デウム Te Deum et Domine Salvum 出陣の歌 Le Chant de Depart フランソワ・ジルースト Francois GIROUST フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC エティエンヌ=ニコラ・メユール Etienne-Nicolas MEHUL バラとヴィアラについてのオード Ode sur Bara et Viala ジュゼッペ=マリア・カンビーニ Giuseppe-Maria CAMBINI 最高存在への讃歌 Hymne a l'Etre Supreme 軍隊行進曲 Marche Militaire 行軍演習 Pas de Manoeuvre 序曲 Ouverture 王たち、大貴族たち、僧侶たち Les Rois , les Grands , les Pretres 合唱(1) シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL ジャン=グザヴィエ・ルフェーブル Jean-Xavier LEFEVRE 共和国軍兵士の突撃歩 Pas de charge republicain 合唱(1) フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC 軍隊行進曲 Marche Militaire 行軍演習 Pas de Manoeuvre 合唱団、独唱 Ten. 合唱(2) 合唱(1) 合唱(2) 合唱(1) 合唱(1) Sop.、Ten. 合唱(3) ジャン=グザヴィエ・ルフェーブル Jean-Xavier LEFEVRE ジュゼッペ=マリア・カンビーニ Giuseppe-Maria CAMBINI フランソワ=ジョゼフ・ゴセック Francois-Joseph GOSSEC Ten.、Bar. 合唱(2) 合唱(2) ルイ=エマニュエル・ジャダン Louis-Emmanuel JADIN ルイ=エマニュエル・ジャダン Louis-Emmanuel JADIN ルドルフ・クルドゼール[クロイツァー] Rodolphe KREUTZER ジュゼッペ=マリア・カンビーニ Giuseppe-Maria CAMBINI Ten. サンフォニー Symphonie ルイ=エマニュエル・ジャダン Louis-Emmanuel JADIN フルリュスの戦い La Bataille de Fleurus 序曲1794 Ouverture 1794 シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL 合唱(1) ルイジ・ケルビーニ Luigi CHERUMINI 合唱(1) 軍隊行進曲第四番 Marche Militaire no 4 パンテオン讃歌 L'Hymne du Pantheon http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/cdi.html[05/04/2015 12:47:37] パリ警視庁吹奏楽団 Orchestra d'harmonie des gardiens de la paix de Paris クロード・ピシュロー:指揮 Claude Pichaureau フランス軍合唱団(1) Choeur de l'armee Francaise クール・ジョア・ラ・ ゴンドワール合唱団(2) Chorale a choeur joie la Gondoire パリ民衆合唱団(3) Chorale populaire de Paris シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL ルイ=エマニュエル・ジャダン Louis-Emmanuel JADIN Sop.独唱 エドヴィグ・プルフェッティ Edwige Perfetti Ten.独唱 海外作品・吹奏楽作品集・音楽史 大砲 Les Canons ou La reponse au salpetre ニコラ・ダレーラック Nicolas DALAYRAC Bar. 行軍演習 Pas de Manoeuvre フランソワ=ルネ・ジュボエール Francois-Rene GEBAUER 軍艦《復讐者》についてのオード Ode sur le Vaisseau "Le Vengeur" シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL Bar. エティエンヌ=ニコラ・メユール Etienne-Nicolas MEHUL Bar. 行軍演習 Pas de Manoeuvre 序曲 Ouverture フェローを追悼する葬送歌 Chant Funebre a la Memoire de Feraud イヤサント・ジャダン Hyacinthe JADIN フレデリック・デュヴェルノワ Frederic DUVERNOY 行軍演習 Pas de Manoeuvre エティエンヌ・オズィ Etienne OZI 夫婦の祭典のための讃歌 Hymne pour la Fete des Epoux 結婚への讃歌 Hymne a l'Hymen 感謝の念への讃歌 Hymne pour la Fete de la Reconnaissance シャルル=シモン・カテル Charles-Simon CATEL エティエンヌ=ニコラ・メユール Etienne-Nicolas MEHUL ニコラ・ピッチーニ Nicolo PICCINI ルイジ・ケルビーニ Luigi CHERUMINI 序曲 Ouverture エティエンヌ=ニコラ・メユール Etienne-Nicolas MEHUL 自由の神殿の開堂式への讃歌 Hymne pour l'Inauguration d'un Temple de la Liberte ジャン=フランソワ・ルスュウール Jean-Francois LESUEUR 自由の木の植樹のロンド Ronde pour la Plantation de l'Arbre de la Liberte オッシュ将軍の死に対する葬送讃歌 Hymne Funebre sur la mort du General Hoche Bar.独唱 ジル・カシュマル Gilles Cachemaille ミシェル=ジョゼフ・ジュボエール Michel-Joseph GEBAUER 行軍演習 Pas de Manoeuvre サンフォニー Symphonie ティベール・ラファリ Tibere Raffali Sop.、Ten.、 Bar. Sop.、Ten. Ten. アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリー Bar. Andre-ernest-Modeste GRETRY 合唱(2) Ten. ルイジ・ケルビーニ Luigi CHERUMINI 偉人たちの遺徳を讃えるための音楽 アントナン・ライヒャ Musique pour celebrer la memoire des Grands Hommes Antonin REICHA 「音楽と革命」というタイトルのこの3枚組CDは、1800年頃のフランスの吹奏楽作品(合唱、独唱付きも 含む)を集めたものである。上記作 品の中で広く知られているのはカテル「序曲ハ調」くらいであろうが、実はこの曲がフランス革命の流れで1793年11月 10日に「理性の神 殿」と改名されたノートルダム大聖堂の開堂式の場で初演された、ということはあまり知られていない。同様に、フランス革命を記念する式 典や副次的に行われたイヴェント(旧体制を破壊するなど)は1789年から20年ほどにかけて数多く行われており、そのための革命歌をはじ めとする作品が 実に多く書かれた(ベルリオーズ「葬送と勝利の大交響曲」もそうである)。演奏は主として屋外で盛大に行われたため、 吹奏楽の形態を取ることがほとんど だった。 軍隊行進曲は一部が音源化されているために比較的耳にすることもできるが、そうでないものはなかなか聴く機会がない。そうした意味でも 合唱を伴う式典歌 や序曲などを集めたこのCDはとても貴重な資料である。名を連ねている作曲家もゴセック、カテル、メユール、ケルビー ニ、そしてライヒャと、いずれも当時 のフランス作曲界を代表する錚々たるメンバーである。 曲は1~2分ほどのごく短いものから10分近くの曲ものと、その規模は多様である。なかでも演奏時間20分というゴセックの大曲「テ・デウ ム」に注目し たい。これは、現・国歌「ラ・マルセイエーズ」がやはりゴセックによって吹奏楽に編曲されて式典でも演奏されるようにな る(それまでは革命戦士の中で歌わ れていた革命歌である)まで、その役割を担っていた曲。太鼓と管楽器が各300人に低音補強のセルパ ン50人、それに合唱を加える、という大編成の曲であ る。 なお、これらの演奏は多くにドンディーヌなどによる再オーケストレーションが行われているが、それはセルパンなどの当時の楽器を吹き替 える処理であっ て、別に管弦楽からトランスクリプションしたというわけではない。これらは全て吹奏楽のオリジナル作品と言っても差し 支えないだろう。 戻る http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/cdi.html[05/04/2015 12:47:37]
© Copyright 2025 ExpyDoc