ファーバーカステルアカデミー at Itoya 250年以上の歴史を持つファーバーカステルはドイツでアートスクールを開講しています。伝統に裏付けられた品質の画材と、築きあげてきたカリキュラムを通じて、多くの芸術家を輩出してきました。「ファーバーカステルアカデミー at Itoya」では、現地での研修を受けた講師から描くテクニックを学ぶことができます。美しいと感じる心、表現したい気持ちをかたちにすることができる場、それがファーバーカステルアカデミー at Itoyaです。第 1 期：モノクロームドローイング第 1 期となる 10 月開講のクラスでは、主にモノクローム（単色）での描画を扱います。絵画の基礎であるデッサンを大切にしながらも、一人ひとりのインスピレーションや好みを尊重して指導します。250 年以上に渡り、画材を作り続けているドイツ・ファーバーカステル社の製品を様々に取り混ぜながら、描画力と感性を高める講座内容です。講座終了後には、受講者の作品を展示する展覧会を銀座・伊東屋にて行います。また、希望者にはドイツニュルンベルクのファーバーカステルアカデミーへの研修旅行（費用別途）もご用意しております。開講時間コース A 火曜 18:30∼20:45 コース B 土曜 10:30∼12:45 コース C 金曜 18:30∼20:45 コース D 土曜 13:30∼15:45 隔週 ※祝日などにより前後します開講期間：2015 年 10 月∼2016 年 2 月 1 コース：全 10 回受講料 : 110,000 円＋税（画材、額装、備品代含む）募集定員：1 クラス 12 名受講対象：高校生以上場所 : G.Itoya 8F Workshop 申し込み：お電話（03-3561-8311）又は店頭にて受付 8 月より G.Itoya8F にて事前予約承り開始（各コース先着順）カリキュラムの内容コース A / B 建築装飾や自然物をモチーフに、線とパターンを組み合わせて陰影を表現する方法を学びます。講師：岩村マグダレーナテーマ内容 1 ヨーロッパ芸術史モノクローム画への導入として芸術史に触れる 2 飾りのデザインイスラムの装飾芸術を題材に幾何学的なモチーフを学ぶ 3 影さがしパターンの組み合わせにより構成を学ぶ 4 影について① 対象物の描画（鉛筆） 5 影について② 対象物の描画（チャコール） 6 影について③ 対象物の描画（セピア） 7 水墨画境界線の無いモノクローム画を描く 8 各自テーマ 9 各自テーマ 10 額装・発表「モノクロームの音で遊ぶ」をテーマに講義の後半は額装を選択コース C / D 鉛筆、チャコール、パステルなど様々な画材での表現を通して、モチーフを光と影に注目して捉えることを学びます。講師：山本水葱テーマ内容 1 線の書き方の比較様々な画材を使っての基礎演習 2 幾何学モチーフを描く球体、円柱、立方体を構成してデッサンする 3 色のある背景と静物布の質感と自然物を描く 4 花を描くホワイトペンでの描写を学ぶ 5 質感の違いを描く① 水張りした紙に下地を塗り、質感の異なる静物を描く 6 質感の違いを描く② 7 木炭による描写木炭の使い方を学ぶ 8 各自テーマ個々のテーマを設定 9 各自テーマ講義の後半は額装を選択 10 額装・発表講師の紹介岩村マグダレーナ山本水葱(やまもとなぎ) 1951年ドイツバイエルン州生まれ。カッセル美術大学卒業後、美術工芸の教師として勤務。現在は岩村アトリエにて企画・アートディレクション担当及び東京都市大学都市生活学部非常勤講師。 1990年生まれ。東京芸術大学デザイン科卒業。 2014「アートのチカラ（新宿伊勢丹）」、 2015「羊がいっぱい展（伊藤忠青山アートスクエア）」等。 2015年8月「アートアートアート。（名古屋松坂屋）」を予定。