第 38 回佐賀救急医学会の開催にあたり 第 38 回佐賀救急医学会 会長 河部 庸次郎 (国立病院機構 嬉野医療センター院長) 第 38 回佐賀救急医学会を嬉野で行うことになりました。 救急医学は、日常生活をされている患者さんが急に具合が悪くなった時、どのように救出し医 療に繋げていくか?ということが、今までも今からも大きなテーマであり続けると思われます。 そこで教育講演として、日本救護救急財団執行理事の渡部須美子先生に「現場で使えるコミュ ニケーション∼救急現場から院内まで∼」についてご講演頂く予定にしています。 更に、今学会では「院内急変」という普段のテーマとはやや異なった視点から救急医学を見つ めてみようと考えています。そこで、特別講演には東京ベイ浦安市川医療センター長の藤谷茂 樹先生をお呼びして、 「Rapid Response System の現状と今後の課題」についてお願いしています。 また、シンポジウムは当学会実行委員長である藤原を座長として、佐賀大学救急医学講座の今 長谷尚史先生、佐賀県医療センター好生館の松本康先生、出雲徳州会病院内科の佐藤博先生、 嬉野医療センター集中ケア認定看護師の河上ひとみ先生にお願いして、 「院内救急における対応」 をテーマにご発表頂き、コメンテーターを藤谷先生にお願いしてのディスカッションを予定し ています。 興味深い内容ですので、佐賀救急医学会に関連の皆様方にはお忙しい中ではありますが、是非、 嬉野に足を運んで頂けるよう、期待致しております。皆さんに“ 勉強になった ”、あるいは“ 興 味深かった ”と喜んでもらえるような第 38 回佐賀救急医学会が開催できればと心より念じてお ります。さらに、皆さんからの一般演題も、どしどし応募頂き活気ある救急医学会になること を祈念申し上げます。
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