平成27年5月付け 会長挨拶(PDFファイル 125KB)

第 38 回佐賀救急医学会の開催にあたり
第 38 回佐賀救急医学会 会長 河部
庸次郎
(国立病院機構 嬉野医療センター院長)
第 38 回佐賀救急医学会を嬉野で行うことになりました。
救急医学は、日常生活をされている患者さんが急に具合が悪くなった時、どのように救出し医
療に繋げていくか?ということが、今までも今からも大きなテーマであり続けると思われます。
そこで教育講演として、日本救護救急財団執行理事の渡部須美子先生に「現場で使えるコミュ
ニケーション∼救急現場から院内まで∼」についてご講演頂く予定にしています。
更に、今学会では「院内急変」という普段のテーマとはやや異なった視点から救急医学を見つ
めてみようと考えています。そこで、特別講演には東京ベイ浦安市川医療センター長の藤谷茂
樹先生をお呼びして、
「Rapid Response System の現状と今後の課題」についてお願いしています。
また、シンポジウムは当学会実行委員長である藤原を座長として、佐賀大学救急医学講座の今
長谷尚史先生、佐賀県医療センター好生館の松本康先生、出雲徳州会病院内科の佐藤博先生、
嬉野医療センター集中ケア認定看護師の河上ひとみ先生にお願いして、
「院内救急における対応」
をテーマにご発表頂き、コメンテーターを藤谷先生にお願いしてのディスカッションを予定し
ています。
興味深い内容ですので、佐賀救急医学会に関連の皆様方にはお忙しい中ではありますが、是非、
嬉野に足を運んで頂けるよう、期待致しております。皆さんに“ 勉強になった ”、あるいは“ 興
味深かった ”と喜んでもらえるような第 38 回佐賀救急医学会が開催できればと心より念じてお
ります。さらに、皆さんからの一般演題も、どしどし応募頂き活気ある救急医学会になること
を祈念申し上げます。