湯河原町街歩き情報配信サービス促進事業 プロポーザル方式募集要項 Ⅰ 事業の概要 1 目的 湯河原町では、AR(拡張現実)技術を利用し、観光立町としての観光情報発信の強 化とインバウンド対策を目的として、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット PC等に対応した街歩き観光情報サービスのアプリケーション開発をするものです。 また、広域避難場所などを表示・誘導することにより、町民や観光客などの安全・安 心の確保を目的として、防災情報アプリケーションも併せて開発するものです。 2 プロポーザル方式により実施する事業 (1) 件 名 湯河原町街歩き情報配信サービス促進事業(以下「本事業」とい う。) (2) 内 容 スマートフォン及びタブレットPC等に対応した観光・防災アプリ の開発業務を委託するものです。なお、業務内容の詳細については、 「Ⅱ システム提案に関する要件等」のとおりとします。 (3) 完成期限 平成28年2月29日 (4) 上 限 額 10,390千円(消費税及び地方消費税込み) 3 プロポーザル方式参加者の資格要件 提案事業者は、次の要件を満たすものとします。なお、(1)の要件は、町が電子入札 共同システムで確認し、(2)~(6)の要件は、参加表明書の提出をもってその事実を確認 します。 (1) かながわ電子入札共同システムの一般委託の営業種目「情報処理業務委託」で認 定を受けている者であること。 (2) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当する者でない こと。 (3) 湯河原町が措置する指名停止期間中の者でないこと。 (4) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更正手続開始の申立てをしている者 又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき再生手続開始の申立てをしている 者(再生手続開始の決定を受けている者を除く。)でないこと。 (5) 湯河原町暴力団排除条例(平成23年湯河原町条例第13号)第2条第2号から第5 号までに該当しない者であること。 (6) 事業税並びに消費税及び地方消費税、町税等を滞納している者でないこと。 4 プロポーザル方式参加資格の確認 プロポーザル方式に参加を希望する者は、参加表明書(第2号様式)を次のとおり提 出し、プロポーザル方式の参加資格があることの確認を受けなければなりません。 (1) 提出資料 参加表明書に記名押印の上、提出してください。 -1- (2) 表明書等の提出 ア 提出日時 平成27年5月13日(水)から6月5日(金)まで(土・日を除く) の午前8時30分から午後5時まで イ 提出場所 住 所 神奈川県足柄下郡湯河原町中央2-2-1 湯河原町役場第2庁舎地下1階 湯河原町総務部地域政策課町村合併60周年記念事業担当 連絡先 電 話 0465-63-2111 FAX 0465-62-1991 E-mail [email protected] ウ 提出方法 持参又は郵送(配達証明)による(郵送の場合は、必着) (3) 参加表明書の取り扱い ア 参加表明書の作成にかかる費用は、提案事業者の負担とします。 イ 受領した参加表明書は返却しません。 (4) 参加資格の確認 参加資格の確認は、総務部地域政策課町村合併60周年記念事業担当で行います。 (5) 参加資格の確認通知 4-(2)-アの提出日時の最終日を基準とし、基準日において3-(1)、参加表明書の 提出日をもって3-(2)~(6)の確認を行い、参加資格審査結果通知兼提案要請書を参 加表明者に平成27年6月9日(火)までに郵送により通知します。 (6) 参加資格が無いとされた者は、理由の説明が必要な場合は、次により書面で請求 してください。 ア 請求日時 平成27年6月15日(月)午後5時まで イ 請求場所 4-(2)-イの提出場所と同じ ウ 請求方法 任意の様式による書面(ただし、規格はA4縦、横書きとし、法人 名、部署、氏名、電話及びFAX番号を併記)により、持参又は郵 送(書留)によるものとします。 エ 回答時期 受理した日から6日以内(閉庁日を除く。)に、説明を求めた者に 対し、書面により回答します。 5 質問及び回答 本事業に対する質問がある場合は、1問につき質問書(第1号様式)1枚を使用し、 4-(2)-イの提出場所のメールアドレスへ電子メールにて提出してください。なお、電 話、ファクシミリ、持参等では受け付けません。また、電子メールの到着については、 必ず、事務局へ確認して下さい。 (1) 受付期間 平成27年5月13日(水)から6月12日(金)までの午後5時まで (2) 回 答 質問に対する回答は、町ホームページ上で行い、個別には回答いたし ません。また、受付期間を経過した後の質問や、電話での質問には、 対応いたしません。 -2- 6 システム提案書の提出 (1) 提出書類 ア システム提案書(第3号様式) イ システム提案の内容(第4号様式) ウ 添付書類 (ア) 見積書(任意様式) (イ) 会社概要等(パンフレット) (ウ) 任意の付属書類 (エ) その他町が提出を求めた書類 (2) システム提案書等の提出 ア 提出日時 平成27年6月9日(火)から6月22日(月)まで(土・日を除く) の午前8時30分から午後5時まで イ 提出場所 4-(2)-イの提出場所と同じ ウ 提出部数 正本1部、副本(写し)13部 エ 提出方法 持参による(郵送は不可) (3) システム提案書の取り扱い ア 町は、システム提案書を提出する又は提出した事業者(以下「提案事業者」と いう。)に提案に関する追加資料を求めることができるものとします。 イ システム提案書の作成及び提案に必要な書類の作成にかかる費用は、提案事業 者の負担とします。 ウ 提出期限以降の差し替え、再提出は認めません。 エ 受領したシステム提案書及び添付書類は返却しません。 7 事業スケジュール(主なもの) (1) 参加表明書の受付 → 提案要請書の通知 平成27年5月13日(水)から6月5日(金)まで 平成27年6月9日(火) (2) 質問書受付期間 平成27年5月13日(水)から6月12日(金)まで (3) システム提案書の受付 平成27年6月9日(火)から6月22日(月)まで (4) プレゼンテーションの実施 平成27年6月30日(火)(予定) (5) 受託候補者の決定及び通知 平成27年7月上旬(予定) (6) 契約の締結 平成27年7月中旬(予定) 8 その他 (1) 町が配付する資料等は、本事業の参加に係る検討以外での目的で使用することを 禁じます。 (2) 本募集要項に定めのない事項については、町が別途定める手続きによるものとし ます。 (3) 参加表明書を提出した後に辞退する場合は、「提案辞退届」(第5号様式)を提 出してください。 (4) プロポーザル方式及び契約手続等に関する担当部署は、次のとおりです。 -3- ア 契約手続に関すること 湯河原町総務部庶務課 電 話 0465-63-2111 FAX 0465-63-4194 イ 本募集要項、システム提案書、要求水準書、その他に関すること 湯河原町総務部地域政策課町村合併60周年記念事業担当 電 話 0465-63-2111 FAX 0465-62-1991 ※ ただし、質問期間はⅠ-5に定める期間に限ります。 -4- Ⅱ システム提案に関する要件等 1 システム設計・開発について (1) iOS(Version7.0以上)及びAndroidOS(Version4.0以上)に対応した観光・防災 アプリケーション(以下「アプリ」という。)を製作すること。また、アプリの公 開にあたって必要な動作検証を行うこと。 (2) 開発した観光・防災アプリをiOSであれば、App Store、AndroidOSであれば、 Google Playから入手可能とするために必要な手続きを行うものとする。 (3) インバウンド対策を目的としており、外国人観光客が国内に持ち込んだスマート フォンやタブレットPC等でもアプリが利用可能なことに十分留意すること。 (4) 観光・防災コンテンツへのスムーズな誘導を図るために、端末のGPS機能を連動さ せた道案内(ナビゲーション)機能を有していること。 (5) 他のアプリケーション(twitterやFacebookなど)を連携して、観光客が湯河原町 の魅力を発信できるようにすること。 (6) 製作した観光・防災アプリをより多くの方に利用してもらえるようなPR方法の 提案をすること。 (7) 次の(9)及び(10)に掲げる観光・防災コンテンツの製作を行い、日本語のほか、外 国人観光客が利用できるよう、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応で きること。なお、翻訳については、英語のみ機械翻訳ではなく人力翻訳とし、中国 語及び韓国語は、機械翻訳とする。 (8) 観光コンテンツの主な内容は、次のとおりとする。 紹介文、住所、電話番号、駐車場情報、営業時間、定休日、入場料、URL、地図、 写真等を掲載すること。また、観光客の街中の回遊性の向上、滞在時間の延長につ ながるコンテンツの提案に努めること。 ア 観光スポット情報(120箇所) イ 観光コース情報(4コース) ウ 文化財情報(25箇所) (9) 防災コンテンツの主な内容は、次のとおりとする。 住所、施設面積、収容可能人数、海抜、災害種別等を掲載すること。 ア 緊急避難場所情報(19箇所) イ 避難施設情報(22箇所) ウ 広域避難場所情報(4箇所) エ 津波避難ビル情報(11箇所) (10) ホスティングサーバを利用するなど、イニシャルコストやランニングコストの低 減に努めること。なお、国内の法人向けサービスを利用し、観光・防災アプリの動 作及びサーバのセキュリティ対策には、十分留意すること。 (11) Ⅰ-2-(4)の上限額には、平成27年度中のシステム保守委託費用を含め、レンタ ルサーバ等の使用料は、含めないこと。 (12) 観光・防災アプリ、コンテンツ、操作マニュアルほか本事業に附随するもの(以 下「成果物」という。)を契約期間内に納品すること。 -5- 2 アプリの運用・保守について (1) 観光・防災アプリ製作着手から委託期間終了まで、観光・防災アプリの運用・保 守を行い、必要な対応(iOS及びAndroidOSのバージョンアップに対応、観光・防災 アプリの動作検証、不具合の等の修正)を行うこと。 (2) 観光・防災アプリ公開後のダウンロード数、トップページのアクセス数の利用状 況について、月ごとに調査・報告を行うこと。 (3) コンテンツの更新などについて、職員が容易に行えること。 (4) その他本事業に附随するもの。 (5) 委託契約期間以降、観光・防災アプリ及びコンテンツの更新・修正を要請する場 合について、湯河原町と協議に応じること。 3 著作権等について (1) 当該業務を受託した者(以下「受託者」という。)は、制作し、納品した成果物 について、湯河原町(以下「委託者」という。)が広報等行政活動を行う場合、自 由に使用できるよう、著作権法(昭和45年法律48号)第18条から第20条に規定する 著作者人格権の権利を行使しないこととする。 (2) 受託者が有する著作権法第21条から第28条までに規定する権利は、納品とともに 無償で委託者に譲渡するものとする。ただし、受託者が従来から有していた受託者 固有の知識、技術に関する権利については、受託者に留保するものとする。 (3) 受託者は、委託者に無償譲渡する前号の著作権法上の権利を、委託者以外の第三 者に譲渡しないこととする。 (4) 受託者は、第三者の商標権、著作権その他の諸権利を侵害するものでないことを 保証すること。なお、成果物に使用する写真、文字等が受託者以外の者の著作物 (以下「原著作物」という。)である場合には、原著作者に説明し、承諾を得るな ど必要な手続きを採った上で本業務にあたることとし、原著作物の著作者等と委託 者との間に著作権法等上の紛争が生じないようにすること。 (5) 当該成果物が、第三者の商標権、著作権その他の諸権利を侵害するものであった 場合、前号の手続に不備があった場合、原著作物の著作者等と受託者との間に紛争 が生じた場合、これによって生じる責任及び負担の一切は、受託者が負うこととす る。 (6) 委託者に対して、独占的に成果物の使用許諾を与えるものとする。 4 システム提案書の内容について (1) システム提案書等提出書類 システム提案書(第3号様式)を作成してください。 (2) システム提案内容の記載事項 以下の各事項の記載において、図示する場合や表を掲載する場合など、所定の様 式に記載することが困難な場合には、別紙に図面等を添付していただいても結構で す。 ◆1-(1) 提案事業者の概要 -6- ・ 提案事業者の名称、本社所在地及び連絡先、代表者の職・氏名、設立年月日、資 本金、従業員数、主な事業内容について記載してください。 ◆1-(2) 本事業に係る組織体制、人員配置、技術者の配置 ・ 本事業を実施するための組織体制(役割分担を含む。)、人員配置、技術者の配 置状況について、図などを用いて記載してください。 ・ なお、本事業の一部について、他の事業者の協力を得て実施する場合は、当該事 業者も含めて記載してください。 ◆1-(3) 本事業に類似したシステムの納入実績等 ・ 本事業において導入するシステムに類似した機能を有するシステムについて、3 か年度(平成25~27年度)の納入実績及び予定を記載してください。なお、直接、納 入した場合のほか、納入事業者に協力してシステムの一部の構築に寄与した実績が ある場合は、その実績を別記してください。 ◆2-(1) 提案金額 ・ 提案金額の総額及び主な内訳(システム開発費、ARコンテンツ登録費、ARコ ンテンツ取材費、ライティング作業費等)を、記載してください。(消費税・地方 消費税抜き) ◆2-(2) 開発スケジュール ・ 主な工程ごとに開発スケジュールを記載してください。 ◆2-(3) システム提案の具体的な内容 ・ 任意の様式で提出してください。ただし、規格はA4とします。 ・ 募集要項Ⅱ-1 システム設計・開発の要件を満たす具体的な内容を記載してく ださい。 ・ サーバセキュリティ対策等について、必ず記載してください。 ・ 観光・防災アプリのデザインイメージ図を必ず入れてください。 ◆2-(4) 保守 ・ システム全体の保守等を行う体制について記載してください。 ・ システム障害等が発生した場合の体制について記載してください。 ・ 夜間、休日等で対応が異なる場合は、必ず明記してください。 ◆3-(1) 本事業により導入するシステムの維持管理コストの試算 ・ 本事業により導入するシステムの運用コストについて、観光・防災アプリの年額 費用、保守内容などを区分し、かつ経過年度ごとに記載してください。 ◆3-(2) システム操作等を行うための研修内容 ・ 本事業により導入した観光・防災アプリについての操作及びコンテンツの更新を 行うための研修内容を記載してください。 ◆3-(3) その他 ・ その他、提案事業者のこれまでの実績等に基づき、本事業の実施に資する独自の 提案がある場合は、その内容を記載してください。 -7- Ⅲ システム提案書の審査 1 システム提案書の審査方法 提出されたシステム提案書は、「プロポーザル方式選定委員会」(以下「選定委員 会」という。)において、厳正かつ公平に審査を行います。 (1) 1次審査(書類審査) 提案書が5社以上から提出された場合には、書類審査による1次審査を実施し、 4社を選定対象とします。 (2) 2次審査(プレンゼンテーション) システム提案書の内容について説明を求めるプレンゼンテーションを実施します。 プレンゼンテーションの手法については、提案事業者の判断とし、日程等は別途 指示します。 なお、提案事業者が1社のみの場合であっても、選定委員会において内容の審査 を行い、評価が一定の水準に達しない場合は、受託候補者と選定しません。 2 システム提案書の評価基準 別紙の評価基準により評価します。 3 受託候補者の決定方法及び最終審査結果の通知 (1) システム提案書について、選定委員会において評価を行い点数化し、総合得点を もって最上位提案事業者を選出し、参加資格の確認を行った後、受託候補者として 決定します。 (2) 総合得点の最上位提案事業者が2以上となった場合、提案金額がより安価な者を 受託候補者とします。 (3) 前項の提案金額も同一の場合は、くじ引きによるものとします。 (4) 受託候補者が辞退した場合等は、次順位者を受託候補者とします。 (5) 審査結果は、書面により通知します。 (6) システム提案書及び添付書類に虚偽の記載が判明した場合は、無効とします。ま た、受託候補者が決定した後に虚偽の記載が判明した場合には、受託候補者の決定 を取り消すとともに、地方自治法施行令第167条の4第2項に該当する者として取り 扱う場合があります。 4 審査結果の公表及び理由の説明 (1) 審査結果の公表 選定委員会は非公開とします。 ア 提案事業者名等は、選定委員会終了後に公表します。 イ 受託候補者の見積額を公表します。なお、審査結果は公表しません。 (2) 審査結果に対する理由の説明 審査を受けた者で、審査の結果の理由の説明が必要な場合は、次により請求して ください。 ア 請求日時 審査結果を通知した書面に記載 -8- イ 請求場所 Ⅰ-4-(2)-イの提出場所と同じ ウ 請求方法 任意の様式による書面(ただし、規格はA4縦、横書きとし、法人 名、部署、氏名、電話及びFAX番号を併記)により、持参又は郵送(書留)に よるものとします。 エ 回答時期 受理した日から6日以内(閉庁日を除く。)に、説明を求めた者に 対し、書面により回答します。 -9- 別 紙 評価基準(湯河原町街歩き情報配信サービス促進事業) 1 評価 (1) システム提案書について総合点を評価する。 (2) 評価は点数化し、100点満点とする。 2 評価項目及び配点等 評価項目 評価内容 ①事業主体 業務体制(技術者の配置、組織、人員)が充実している か AR(拡張現実)の納入等実績があるか ②システム設計 スマートフォン及びタブレットPC等での使用につい て提案がされているか 画像認識・空間認識などの技術を応用した提案がされ ているか(マーカー等) AR(拡張現実)とGPS(位置情報)を使ったエア タグによる観光案内・道案内について提案がされてい るか 他のアプリケーション(twitterやFacebookなど)との 連携について提案がされているか 多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)の対応につ いて提案がされているか 写真、テキスト、音声等での説明機能について提案が されているか クラウドシステムを利用するなど、イニシャルコスト の低減や安全性の確保が図られているか ③コンテンツ提案 湯河原町の温泉などの特色を生かした情報発信の提案 がされているか 観光客の街中の回遊性の向上、滞在時間の延長につな がる提案がされているか 提案事業者の実績等に基づく本事業に資する独自の提 案がされているか 観光・防災アプリのPR方法について提案がされてい るか。 ④プロジェクト管理等 プロジェクト管理や業務実施体制の提案は妥当か 開発スケジュールの提案は妥当か ⑤システム保守管理等 障害時対応・保守体制が充実しているか 導入後の維持管理が経済的か コンテンツの更新等を職員が容易に行えるか システム操作等の研修が充実しているか ⑥提案金額 金額が合理的で、経済性に優れているか 合計 -10- 配点 10 35 20 10 20 5 100
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