平成27年度事業計画書 - NPO法人 航空・鉄道安全推進機構

第三号議案
平成27年度事業計画書
(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
特定非営利活動法人
航空・鉄道安全推進機構
1.事業実施の方針
平成27年度は、JAL123 便事故後30年という節目の年に当たり、御巣鷹の尾根慰霊登
山、JAL123 便事故調査に係るシンポジウムに力を入れて取り組むとともに、例年どおり、
航空・鉄道関係企業及び安全施設等の見学会、講師派遣事業などを行い、NPO 法人航空・
鉄道安全推進機構(以下「ARSAP」という。)の知名度を高め、組織の拡大を目指すことと
します。
2.特定非営利活動に関わる事業
(1)総会講演会 平成27年度通常総会の後に講演会を行います。
平成27年4月25日(土)
飯田橋レインボービル
① 運輸安全委員会 航空事故分析
運輸安全委員会事務局の担当官より、運輸安全委員会ダイジェストにおいて航空事
故分析集として扱った各テーマについて解説します。
② 運輸安全委員会 鉄道事故分析
運輸安全委員会事務局の担当官より、運輸安全委員会ダイジェストにおいて、鉄道
事故分析集として扱った各テーマについて解説します
③ マウスで生まれた魚たち-パソコン水彩画
NPO 会員の大月雄喜章 氏より趣味のパソコン水彩画の出来栄えについて解説しま
す。
(2)御巣鷹の尾根慰霊登山
日本航空 123 便(JA8119)が昭和 60 年(1985 年)8 月 12 日に群馬県御巣鷹の尾根に
墜落してから今年で 30 年が経ちます。これに伴い、シンポジウムの開催を計画して
いますが、その一環として、御巣鷹の尾根への慰霊登山を行います。
(3)シンポジウム開催
平成27年7月22日(水)13:00より 東京大学弥生講堂一条ホールで開催
します。
このシンポジウムは、JAL 事故はどのようにして起きたか、調査はどのように行わ
れたか、事故から得られた教訓はどのようなものだったか、事故を風化させないため
にはどうすればよいか等について考えることを目的として開催を計画しました。
<第一部
事故調査とその教訓を語る講演会>
1.単独機では世界最大の事故-事故と事故調査の概要
元航空事故調査委員会 首席航空事故調査官
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藤 原
洋 氏
2.航空宇宙技術研究所の支援-DFDR 解析・飛行性解析
元航空宇宙技術研究所室長
川 幡 長 勝 氏
3.世界の安全基準を変えた-事故後の安全対策
元運輸省航空局技術部長
平 澤 愛 祥 氏
4.緊急事態への対応能力の強化-航空会社の取り組み
元日本航空機長
岩 瀬 健 祐 氏
5.事故調査と被害者支援は車の両輪-安全文化を高めたい
8.12 連絡会事務局長
<第二部
美 谷 島 邦 子 氏
パネルディスカッション>
~事故を風化させないために~
モデレーター:北村
行孝氏
パ ネ ラ ー :藤原
洋氏、川幡長勝氏、平澤愛祥氏、岩瀬健祐氏、美谷島邦子氏
終了後、懇親会を行います。
(4)講師派遣事業
平成27年度は、従来からの航空自衛隊及び海上自衛隊の教育科程への講師派遣も
継続するとともに、民間企業・団体への講師派遣活動も行います。
(5)航空・鉄道関係企業及び安全施設等の見学会を行います。
会員の知識向上を目指して、航空・鉄道の整備の現場、研究機関、安全施設等の見
学を計画します。
(6)会報発行
会員とのつながり深め、情報交換の場として適宜会報を発行します。
(7)ホームページの充実
ホームページの内容を更に充実させ、種々の情報を会員及び会員以外の人にも広く
発信します。
(8)幹事会・理事会
月1回を目途に幹事会開催します。
来年度総会前に理事会を開催します。
3.その他の事業
平成27年度も、その他の事業は計画しないこととします。
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