若桜町小規模住宅改修事業費助成金交付要綱

若桜町小規模住宅改修事業費助成金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、本町における定住の促進及び町民の住環境の向上並びに地域経済の
活性化を図るため、小規模住宅改修事業費助成金の交付に関し、若桜町補助金等交付規
則(昭和54年規則第257号。以下「規則」という。
)に定めるもののほか、必要な事
項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところに
よる。
(1)町民 現に町内に住所を有し、又は助成金請求時に町内に住所を有する者をいう。
(2)町税等 町税、上下水道料、保育料等町に納付すべきものをいう。
(3)改修工事
住宅の修繕、補修、模様替えその他住宅の機能の維持・向上のために
行う改築、増築及び設備等工事をいう。
(助成対象者)
第3条 助成の対象となる者(以下「助成対象者」という。
)は、次の各号に掲げる要件を
すべて満たすものとする。
(1)本助成金の交付対象となる住宅の所有者であること。
(2)本町に定住していること。
(3)町税等の滞納がないこと。
(4)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2
条第6号に規定する暴力団員でないこと。
(助成金の交付)
第4条 助成金の助成額は、住宅(居室及び居住に必要な施設に限る。)の改修に要する事
業費(消費税及び他の公的補助金充当額を除く。
)の2分の1を乗じて得た額とし、20
0,000円を上限とする。
2
前項の規定により算出した助成金の額に1,000円未満の端数があるときは、これ
を切り捨てるものとする。
(助成対象工事)
第5条
助成の対象となる工事は、別表に定める助成対象となる工事のうち、町内業者が
施行した工事で工事費が100,000円以上500,000円以下のものとする。こ
の場合において、次条に定める申請のあった年度内に着工し、かつ、当該年度内に完了
する工事を対象とする。工事については次の各号のいずれかに該当するものとする。
(1)住宅の修繕、補修及び増改築
(2)壁紙の貼り替え、屋根又は外壁の塗り替え等の住宅の模様替えのための工事
(3)その他、当該住宅に附属する設備の設置等で直接工事費が2分の1以上のもので
町長が必要と認めるもの。
〔別表〕
2
前項の規定に関わらず、過去に法令、条例、要綱等に基づいて助成金の交付を受けた
工事、その他事業を利用し住宅改修を行う工事、別表に定める助成の対象とならない工
事例は対象としないものとする。
〔別表〕
(施工業者)
第6条
当該助成金の対象となる改修工事の施工業者は、町内の個人及び法人事業者とす
る。
(助成金の交付申請)
第7条
助成対象者は、助成金の交付申請にあたり、若桜町小規模住宅改修事業費助成金
交付申請書(様式第1号)及び若桜町小規模住宅改修事業に係る個人情報調査承諾書(様
式第2号)に次に掲げる書類を添えて町長に提出しなければならない。
(1)工事見積書の写し
(2)工事箇所等を示す平面図
(3)工事前の写真
(4)世帯全員の住民票の写し
(5)その他町長が必要と認める書類
2 交付対象となる住宅の改修工事は、単年度1回限りとする。
(助成金の交付決定)
第8条
町長は、規則第6条の規定により交付決定を行うときは、若桜町小規模住宅改修
事業費助成金交付決定通知書(様式第3号)を、交付申請を受けた日から起算して原則
30日が経過する日までに行うものとする。
2 前項の規定により交付決定通知を受けた者(以下「助成決定者」という。
)は、速やか
に当該助成対象工事を実施するものとし、規則第12条の規定による事業着手に係る届
出書の提出は要しないものとする。
(工事の変更等)
第9条
助成決定者は、交付決定に係る改修工事の経費等の変更をしようとするときは、
若桜町小規模住宅改修事業費助成金変更申請書(様式第4号)によりあらかじめ町長の
承認を受けなければならない。
(工事の完了報告)
第10条
助成決定者は、工事完了後30日以内に若桜町小規模住宅改修事業費助成金完
了報告書(様式第5号)に次に掲げる書類を添えて町長に提出しなければならない。
(1)当該工事に要した経費の領収証の写し
(2)工事後の写真
(3)工事完了証明書(様式第6号)
(4)その他町長が必要と認める書類
2
町長は、前項の報告を受けたときは10日以内に検査を行い、当該工事が決定内容に
従って遂行されていると認めたときは、交付すべき助成金の額を決定し、若桜町小規模
住宅改修事業費助成金交付確定通知書(様式第7号)により速やかに助成決定者に通知
するものとする。
(助成金の請求)
第11条
助成決定者が助成金の支払いを請求するときは、若桜町小規模住宅改修事業費
助成金請求書(様式第8号)を町長に提出しなければならない。
2 町長は、前項の請求を受けた日から30日以内に助成金を支払うものとする。
(交付の取消し又は返還)
第12条
町長は、交付決定者が次の各号のいずれかに該当するときは、若桜町小規模住
宅改修事業費助成金取消通知書(様式第9条)により助成の交付決定を取消し、又は既
に交付決定した助成金を返還させることができる。
(1)偽りその他不正な手段により助成の交付決定を受けたとき
(2)助成の交付決定の内容又はこれに付した条件に違反したとき
(3)助成対象工事が町長の定める期限内に完了しないとき
(4)改修工事において、当該工事に要した費用が100,000円未満又は500,
000円超のとき
(その他)
第13条 この要綱に定めるもののほか、この事業の実施に必要な事項は町長が別に定め
る。
附 則
1 この要綱は、平成27年4月1日から施行する。
2 この要綱は、平成30年3月31日限り、その効力を失う。
〔別表〕助成の対象となる工事
工事内容
備考
1
台所、浴室、洗面所、便所の 給排水衛生設備工事、給湯設備工事、換気設
修繕又は改修工事
備工事、電気設備工事、ガス設備工事を含む
2
屋根のふき替え工事、塗装工
事、防水工事
3
外壁の張替工事又は塗装工
事
4 部屋の間仕切りの変更工事
床材(畳、フローリング等)、
5 内壁材、天井材の張替工事、
塗装等の内装工事
6
床、壁、窓、天井又は屋根の
断熱改修工事、防音工事
7
雨どい等の取替工事又は修
繕工事
8
建具、開口部などの取替工事
又は新設工事
9 耐震改修工事
10 バリアフリー改修工事
11
住宅に附随した門、塀の新
設、改修工事
家具転倒防止器具設置工事を含む
〔別表〕助成の対象とならない工事例
工事内容
備考
1 住宅に併設する店舗、事務所等の改修工事
2 賃貸、販売等営利目的の住宅の改修工事
3 シロアリ駆除、シロアリ防止等の処理工事
シロアリ被害による木工事の
修繕は可
4 敷地内にある農作業小屋の増改築工事
5
造園工事(植栽、景石等)、壁面、屋根緑化工
事
6 外構工事(舗装、消融雪設備、水路、石垣等)
7 ウッドデッキ、パーゴラ等の設備工事
8 電気工事の購入が主となる工事
暖房・冷房等の建築設備で工
事費が 1/2 以上のものは可
9 取り外しのできる雪囲い工事
10 解体工事
11
改修工事に係る解体は可
自己施工による工事又は自己で材料購入し
て行う工事
12 空き家や別荘の工事
13
簡易な取付、交換(カーテン、カーテンレー
ル、ブラインド、ふすま紙、障子紙等)
14 家電製品等の備品の購入
設置工事費のみ可