株式会社GLUG

すごい 会議で常に プロセス
チェンジ。別次元の経営を。
株式会社 GLUG
代表取締役:前田 拓哉 佐藤 洋平
すごい会議コーチ 秦卓民
設立:2011 年 7 月
すごい会議開始:2013 年 7 月
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事業内容を教えていただけますか?
佐藤:飲食関連のコンサルティングとフランチャイズを展開しています。事業は主に 3 つ。ひとつは「やど
かり弁当」というフランチャイズ事業において飲食店やホテルの隙間の時間にお弁当サービスを提供します。
レシピやメニューの提供、顧客の開拓を行います。ふたつ目は、タイにおける飲食店経営。みっつ目は、メ
ニューを増やす支援をする飲食コンサルティングをしています。
「出来ない理由」ではなく、「どのようにすればできるか?」
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すごい会議を導入する背景は何でしたか?
前田:メンバーの能力を活かしきれていないのではないか、と人材育成に課題を感じていました。外部の力
でそこを強化しようと考えていたところ、前職で私と佐藤の同僚だった秦さんが「すごい会議」を導入して
みないかと提案をしてきてくれたのです。
佐藤:いつのまにかメンバーから「できないです」
「無理です」という言葉
を耳にするようになっていました。
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効果はいかがでしたか?
佐藤:導入後、
「どのようにすればできるか?」という発想に変わっていき
ました。さらに高い目標を達成するために「これまでと違うやり方」を徹
底的にかんがえるようになり、売上げも大幅に伸びました。
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秦:当初はメンバーの仕事に対する態度は、経営者の2人の熱意に比べる
とかなり温度差がありましたが、
「すごい会議」を開始してから、次第にメ
ンバーが自ら質問や、提案をするように変わっていきましたよね。
3 年目で踏んだアクセル
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順調に成果を上げていきましたか?
前田:「すごい会議」との出会いは時期も良かったと思います。会社設立か
ら 3 年が経過し、事業や経営がひとつの区切りをむかえていました。次の
成長に対してじっくり時間をかけるのか、一気に勝負をかけるかと考え、
スピードを上げて成長したいと決意したタイミングだったのです。
「すごい会議」を導入し、売上げについては高い成果を上げたと言えます。1 年で売上げが 5 倍以上も伸び
ています。ただしそれにともない、得たくない成果も得ました。お弁当のフランチャイズの加盟店は増えた
のですが、お弁当の販売数が落ちたのです。通常であればスタート時で1日 120 個売れるところが、80 個程
度しか売れない。理由は、新店舗を指導する人の教育が追いついていなかったためです。
前田:今年は同じ失敗を繰り返しません。加盟店の店舗数を増やすだけではなく販売個数を伸ばすことも目
標にしています。契約書の見直しや立ち上げ支援、開店後のフォローなど抜本的な改善に取り組みます。
ベストの解決策をベストなタイミングで
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秦コーチの印象について教えていただけますか?
前田:本当に良く我々をみています。私も前職ではコンサルタントでしたのでわかりますが、クライアント
をよくみていると課題は見えてきます。ただし、ほとんどのコンサルタン
トは問題抽出で満足してしまう。秦さんはベストなタイミングでこれまで
にない問題(チャレンジ)を与えてくれます。
佐藤:私は「プロセスチェンジ」を教えてもらいました。例えばこんな例
があります。問い合わせをしてきたお客様は受注する確立が高く、失注で
きない。従来はトップレベルの営業担当者が案件を担当していましたが、
秦さんは「いままでの御社の当たり前のやり方はなんですか?」という質
問で、そういう案件こそある程度の水準を満たしている営業メンバーに任
せてみたらどうか?とプロセウチェンジが出来たのです。試した結果、売
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上げが 3 倍以上伸びました。最初は任されたメンバーも緊張するのですが、同行してノウハウを伝えていく
と成果を上げ、成長します。結果的に全体の売上げ増につながりました。
秦:態度や考えは言葉に現れるというのが我々の考え方です。なので、クライアントの会話を注意深く聞き
ます。会話の中で、
「それが当たり前」という言葉を耳にした時にその質問をしたのだと思います。また、今
まで通りの方法では成長しない場合、解決策のひとつとしてプロセスチェンジをすることをサポートします。
佐藤:課題を解決しながら、次の半期の売上げは 7 億円、加盟店は 300 店舗を目指します。
秦:スピード感がある経営者ですから、1 年よりも半年という短い期間で目標を設定するほうが効果的であ
る可能性がありますよね。「効果的なほうを選ぶ」のが私達のスタイルです。
バランスの良い共同経営者のコミュニケーション
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秦コーチからみた変化は?
秦:会社の雰囲気が明るくなりましたよね。2人の関係性も少し変わりました。共同経営者はそれぞれの仕
事が忙しいため、意外と顔を合わせないことが多いのですが、今は経営に関する意思決定が定期的に行われ
ています。今はバランス良くコミュニケーションがとれているように思えます。
佐藤:海外の店舗に行くことも多いので、確かに会う時間が少なかったですね。今では、秦さん含めて 3 人
で 4 時起きにチャレンジしよう!って約束して朝に LINE で「起きた?」と連絡を取り合うほどです。
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それは早いですね。なぜ 4 時なんですか?
秦:できる経営者は早起きだから(笑)
前田:今、秦さんの後を追って、いろいろなことを真
似しています。たばこをやめて、アスリートになり、
朝 4 時に起きています。
佐藤:でも秦さんはずば抜けて優秀な上、日々進化し
ているのでなかなか差が縮まらない(笑)
前田:秦さんが好きだから動けるのです。朝 4 時に起きようと誘われて、喜んで一緒に起きていますからね
(笑)コーチがどれほど優秀でも、好きにならないとついていけない。他のメンバーも同じです。そういう
状態を作れるのが秦さんですね。
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経営者育成プログラムとして
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検討している企業へのアドバイスはありますか?
前田:
「着実に成長するので、導入してみてはいかがですか?」と伝えたいです。ただし、相当な精神力が必
要です。
佐藤:同感です。セッションの日はコンディションを整えるように意識しますし、お腹がビリビリするほど
緊張します。会議中は集中力を高めて最善の答えを出すよう努めます。
秦:私がセッション中に特に注意するのは、目標を設定したときに「その人のエネルギーが入っているかど
うか?」という点です。大きな目標をたてるのは誰でもできます。それを本気で実現しようとしているのか
どうかが大切だと思うんです。
前田:すごい会議は実は「経営者育成プログラム」だと認識しています。会社を良くしたい、メンバーに成
長してほしい、という向上心がある経営者はぜひ取り入れてみることを薦めますね。
日時:2014 年 6 月/場所:永田町
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