焼津警察署協議会議事録 ○ 日 時 平成 27 年 4 月 28 日(火) ○ 会 場 焼津警察署講堂 ○ 出席者 委 会 員(11 人中8人出席) 長 多々良澄子 委 員 警察署 1 下村勝彦 古川敏子 曽根早苗 松下典夫 午前 10 時 00 分から午前 11 時 30 分 渡仲將人 楊鉄偉 長谷川美和子 署 長 副署長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 前期業務推進結果(1月~4月) (1) 報告概要 ア 総合的な交通事故抑止対策の推進 ○ 交通安全意識啓発活動 ○ 高齢者事故防止対策 イ 高齢者の犯罪被害防止対策の推進 ○ 振り込め詐欺被害防止対策 ○ 家族や地域を含めた地道な情報発信活動 (2) 委員からの要望・意見(○~委員 ※~警察) ○ 分かりやすい図表を用いて、私たちだけでは分析できない部分までご紹介い だだき、ありがとうございました。 ○ 出合頭事故が多い理由はどういうことか。 ※ 出合頭事故が多い理由には、高齢者にみられる動体視力の低下、つまりしっ かり停まることができない、停まったつもりでも実際には停まっていないとい うことがある。左右の確認ができにくくなっている。焼津市は県内においても 特に出合頭事故が多いのが特徴的である。 ○ 焼津市は高齢運転者が多いのではないか。 ※ 焼津市内の高齢者は平成 21 年度が 23%、平成 26 年度は 26%であり、その うち免許保有者は平成 21 年度は 51%、平成 26 年度は 59%となっている。高 齢者の免許保有者はここ5年間で約1割も増加していることは事実である。 2 次期(5月~8月)業務運営重点について (1) 諮問事項 1点目 女性や子供に対する犯罪抑止対策 1/3 夏場に向け、子供・女性を狙った犯罪の増加が懸念されることから、これらの 諸対策を進め、被害防止を図る。 ア 予兆情報の情報発信 イ ウ 防犯教室の実施 街頭活動の強化 2点目 子供の交通事故防止対策の推進 新入学を迎えた小学生の交通事故は、学校に慣れ始めた5月に増加傾向にあ り、低学年ほど交通事故に遭いやすい。 また夏に向け、暖かくなると子供の行動範囲が広がり、夏休みを迎えるとそ の開放感から、危険な道路の横断や、信号無視等の危険な行動を起こす傾向にあ る。 よって、下記項目を推進し、子供の交通事故防止対策を図る。 ア イ 安全に道路を横断させるための交通安全教室の開催 歩行者保護を重点とした歩行者妨害違反取締りの強化 3点目 雑踏事故防止対策の推進 毎年、多くの見物客が見込まれるイベントにおいて、関係機関との事前協議・ 調整を行い、万全の態勢で警備に臨み、雑踏事故絶無に努めます。 (2) 委員からの要望・意見 (○~委員、※~警察) ○ 子供への教育は家庭においても重要である。 ○ 女性被害にかかる犯罪は深夜に行動している女性側にも責任がある。 ※ 子供の教育についても、女性が被害にかかる犯罪についても、警察だけで なく、行政、地域のネットワークなどの連携が大切である。 ○ 航空祭には必ず大混雑が発生する。時期をずらすことはできないのか。 ※ 航空祭の時期は自衛隊が決定している。人が多数集まる場所には警察官を 配備して、雑踏整備に万全を期します。 ○ 子供だけでなく、「親子の交通教室」を開催していただきたい。また、小 学校中学年くらいからは、特に女子生徒に対して「防犯講話」等も実施して いただきたい。 ※ 交通教室は、主に交通安全指導員が、小学校中学年に対する防犯指導や自 転車の乗り方教室等を実施しています。防犯講話についても、要請を受けま して、生活安全係員が出向いております。 ○ 説明に使用されている図や表がわかりやすく、詳しく分析されていた。 焼津に多い事故形態が「出合頭」であることや、発生時間帯は 16 時から 18 時までが多いということを初めて知りました。こうした情報を市民に広く広 2/3 報していただければよいと思います。 ○ 平素から実施している焼津駅前の横断歩道の取締りは市民に対し大きな 効果があると思う。今後も駅前以外にも危険な交差点等を対象に「見せる取 締り」を実施していただきたい。 ※ (3) 市民のみなさんが感じる「危険な交差点・危険個所」等の情報提供をお願 いしたい。 答申 ア 女性や子供に対する犯罪抑止対策 ○ ○ 予兆情報の情報発信 防犯教室の実施 ○ 街頭活動の強化 を推進されたい。 イ 子供の交通事故防止対策 ○ 安全に道路を横断させるための交通安全教室の開催 ○ 歩行者保護を重点とした歩行者妨害違反取締りの強化 ウ 雑踏事故防止対策 を推進されたい。 3/3
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