会議資料⑤(平成27年2月16日開催)

資料-6
審議事項(3)
ホタル保護育成協力金改定について
①ホタル保護育成協力金を 500 円(現行:300 円)に改定する。
②中学生以下はいままでどおり無料とする。
③辰野町住民は、住民であることがわかるものを提示することで無料。
④辰野高校生徒、信州豊南短期大学学生は、学生証の提示で無料。
⑤徴収は、ほたる童謡公園下辰野側への入場の場合とし、上平出側は徴収しない。
ホタル保護育成協力金は、平成 15 年 3 月に、ホタル保護条例の制定にあわせて、町民はじめ
観蛍者にもホタル保護育成に協力してもらうために入園料として徴収することになりました。
平成 15 年度にほたる保護育成基金を設立し、協力金収入の一部を積み立てました。以降、積
み立てを続け、平成 19 年度末には 2,700 万円余の残高となりました。
平成 20 年度、21 年度に、観蛍客の安全とホタル水路への立ち入りを防ぐため、防護柵設置
工事を実施し、基金を一部取り崩しました。
平成 22 年度、23 年度は、協力金収入の一部を基金に積み立てることができましたが、平成
24 年度には、防護柵と旧1号水路の改修を実施したため、基金の一部取り崩しを行いました。
平成 25 年度、26 年度は、基金積み立てができず、平成 27 年度は旧 2 号水路改修のため、基
金を 300 万円取り崩す予定でいます。
ホタル保護育成のための予算は、平成 24 年度以降毎年 2、000 万円を超え、いっぽう協力金収
入は 900 万円前後であり、不足分は一般財源を充てているのが現状です。
今後も一般財源の厳しい状況は続くと予想され、基金の残高も減少し、ホタル関連施設老朽
化への対応やカワニナ増殖対策等に費用も増えていくことが必至であることから、観蛍客のみ
なさんにホタル保護育成のための負担増をお願いしたいと思います。
辰野町住民の入場について
(現行)
・「広報たつの」に無料入場券 3 枚を印刷して全戸配布。
・住民基本台帳カード提示者はその都度 2 名まで無料入場。
(改定後) ・住民基本台帳カード、運転免許証、保険証等を提示してもらい辰野住民であるこ
とが確認できれば、いつでも無料で入場できる。
・上記の提示が困難な方には、役場窓口で住民であることを確認のうえ無料入場票
を交付する。
・辰野高校生徒、豊南短期大学学生は、それぞれ生徒手帳、学生証を提示してもら
えば無料入場できる。(辰野町住民でなくても可)
※ 住民基本台帳カード 4,423 人(辰野町人口 20,500 人)