ベーエムエフジャパン株式会社 様 - 株式会社システムコンサルタント

導入事例
他製品連携
技術支援
ベーエムエフジャパン株式会社 様
アフターサービス支援システムに蓄積されたデータを検索するツー
ルとして、WebQueryを採用。導入後にはWebQueryのスキ
ルトランスファーを行い、きめ細かなユーザー教育と定型帳票の作
成でシステム刷新を手厚くサポート。
ベーエムエフジャパン株式会社は、1853年に
ドイツで設立以来、最上の品質と洗練されたデ
会社概要
設立
本社
資本
URL
ザインのキッチン用品およびテーブルウェアを
:1961年7月18日
:東京都港区西新橋3丁目23番5号
御成門郵船ビル10階
:5,000万円
:http://www.wmf-japan.co.jp/
システムのEOSによる再構築に伴い、
BIツールの選定を開始
トータルに提供するメーカーとして、世界約90
カ国で愛用され続けている。特にコーヒーマシ
ユーザー:各エリアの責任者、契約担当の方々
サーバー:Windows Server 2012
導入DB:Oracle 11gR2
ベーエムエフジャパン株式会社は従来、
ンに関しては、日本全国に展開しているコー
Accessをベースに取扱商品のアフターサービス
ヒーショップやコンビニエンスストアで多く利
の状況を把握するためのシステムを構築してい
用されており、品質の高さは一般の人々をはじ
た。そのシステム内で蓄積された情報を抽出す
め、プロフェショナルの間でも高い評価を受け
る仕組みとして自社で開発した独自のツールを
ている。常にトレンドを意識し、多様なデザイ
利用していたが、システム管理面でコスト削減
ナーを起用してデザイン面に力を入れているだ
したい、OSバージョンアップやシステム刷新時
けでなく、耐久性の向上から自社で素材開発も
に融通を持たせたシステムに拡張したい、とい
行い、より安全でハイクオリティな製品を作り
う課題があった。その後 Accessのサポートが終
続けている。
了するのをきっかけにシステムの再構築プロ
ジェクトが開始された。まずメインシステムは
アフターサービス支援システムとして実績豊富
な横河ソリューションサービス株式会社の
「ESCORT」(※1) が採用され、システムの基盤
が固まった。その後「ESCORT」内で蓄積され
ベーエムエフジャパン株式会社
管理本部 次長
たデータから情報を抽出するBIツールの選定が
太田 丈之 氏
開始された。
導入背景
導入ポイント
導入効果
・帳票出力までのコストを削減
・簡単に帳票出力が行える操作性
・帳票出力時間を短縮
・ESCORTに蓄積されたデータの検索
・ESCORTとの連携事例があったこと
・BIを使うための教育時間を短縮
・既存システムのEOS
システムイメージ
アフターサービス支援「ESCORT」
エリアマネージャー
によるメンテナンス
情報の抽出
作業報告書の入力
作業報告書から入力された
メンテナンス
更新
入力
アフターサービス情報を
検索
修理用部品等の
在庫情報を確認
DBに格納
メンテナンス作業員
※1
ESCORT(エスコート)は、横河ソリューションサービス株式会社が開発・提供する保守・修理サービス業務向けシステムパッケージです。詳しくは、当該企業のホームページをご参照下さい。
導入事例
ベーエムエフジャパン株式会社 様
操作性の良さと今後の拡張性から、WebQueryを採用
依頼を受けたシステムコンサルタントは週2回常駐し、WebQueryの使用
方法のレクチャーや帳票作成を実施して期限内にシステムを公開できるよ
ESCORTと連携した実績があった点も評価
うにサポートを行った。まずは依頼があった帳票をWebQueryで作成でき
管理本部次長の太田丈之氏はBIツール選定について「採用の条件は大き
く2つでした。まず1つ目に蓄積されたメンテナンスの情報が簡単に抽出
できる様な操作性を持つツールであること、そして2つ目に製品として汎
用性・拡張性があり、システム更新にも柔軟に対応できるツールであるこ
と。この2つをクリアしている製品ということで、WebQueryを紹介して
いただいたのが採用のきっかけです。」と採用の背景を聞かせてくれた。
また太田氏は、「決め手は、メインシステムであるESCORT上のデータを
検索するツールとしてWebQueryに実績があったこと、デモで確認した操
るか調査を実施、その後元々出力していたメンテナンスの履歴情報や取扱
部品の在庫情報、お客様との契約情報といった様々な帳票を1つずつ作成
していった。またWebQueryの操作手順について理解していただくため、
お客様の環境上で数回に渡り勉強会を実施した。太田氏は技術支援の効果
をこう話す。「単純に出力したい帳票を作成していただいただけでなく、
セミナーの様な形式でメンバーにWebQueryのレクチャーをしていただい
た。これにより社内のWebQueryのリテラシーが向上して帳票作成の生産
性も向上した。技術支援を依頼して良かったと思います。」
作性や年1回バージョンアップを実施している純国産のBIツールというこ
とで操作性や今後の拡張性に期待が持てたことが後押しになりました。更
にESCORTを取り扱っている横河ソリューションサービスのご担当者が
WebQueryについて良くご存知だった点も大きな理由です。その他のBI
プロジェクト途中参加のメンバーでもすぐに使える操作性
今後はWebQueryで更なる業務効率アップを目指す
ツールは価格が高かったこともあってあまり検討しなかったのですが、サ
ポート体制も含めて安心してWebQueryを採用しました。」と採用の決め
手を語った。
太田氏は「プロジェクトの新規メンバーがWebQueryを使う事があった
のだが、簡単に帳票を作成出来たことに驚いた。個人の技量もあるかもし
れないが、帳票作成までの操作性が良いのだと思う。また以前は大量に蓄
積されたトランザクションデータから2次加工してデータを切り出してい
きめ細かな技術支援によるサポート
たが、WebQueryであればデータベースに項目さえあればすぐに利用でき
既存システムと同様の帳票をWebQueryで実現
るので、2次加工する手間が省けてデータを抜き出す処理が大幅に短く
なった。」と導入の効果を述べる。
太田氏はWebQuery導入に当たり、まず最初に考慮しなければならな
また太田氏は「情報系の移行という観点ではプロジェクト自体は収束し
かったのが以下の課題であったと語る。「基盤自体が大きく変更されたこ
ている。今回のプロジェクトを受けてWebQueryの機能が色々分かってき
ともあり、旧システムで作成していた帳票を新システムでも同様に出力す
たので、レポーティング機能やその他帳票作成の機能を使って今まで以上
る、という事が簡単に実現出来るのか課題が残っていました。こういった
に業務効率を上げていきたい。例えば部品の在庫管理では更に過去の状況
状況を受けて、システムコンサルタントにWebQueryのスキルトランス
を細かく分析し、倉庫に持つ部品の量を減らしてコスト削減を目指してい
ファーと帳票作成の依頼を実施しました。」
く。」と今後の活用を語ってくれた。
技術支援イメージ
新システム
旧システム
旧システムと
帳票出力
同じ帳票を出したい!
技術支援
・メンテナンス状況確認
・在庫管理
・契約状況
・帳票作成支援
…etc.
・少人数での教育研修セミナーの開催
Access 2000
(WebQueryの使い方を講義形式でレクチャー)
製品に関するお問い合わせ
株式会社システムコンサルタント
TEL
:03-3829-4411
〒130-0013
URL
:http://www.ksc.co.jp/spnet/
東京都墨田区錦糸2-14-6
Email :[email protected]