文京区立茗台中学校

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Splashtop Classroom 導入事例 インタビュー
校長 戸部 範一 様
どのような目的で
Splashtopを導入したのですか?
した。導入機器、システムの選定などは、各校に任さ
まず初めにSlpashtopと出会ったのはiPadで自宅にある
した。私は110台のWindows、タブレットPC、10台の
Windowsマシンをコントロールできるという取り組み
iPadを導入するという気持ちでいたんですが、この2つ
をしている方とお会いしたことがきっかけです。なかな
をどのように結び付けるのかという事が悩みの種だっ
かMacでWindowsをコントロールするという話は聞い
たのです。100台のWindowsは豊富なソフトがありま
たことが無かったものですから、どのようなシステムか
す。一方でiPadは操作性に優れていて安定性があります
なという事で興味を持った次第です。
し、映像関係の強みがあります。その両者の特徴をどの
れており、その選定の最中にこのSlpashtopと出会いま
ように結び付けていこうかという事で、このSlpashtop
学校で授業新システムなどを活用した事業を展開してい
を活用することにしました。
ますと、そのシステムはもとより、電子黒板やパソコン
につないだプロジェクターなど、全てWindowsのパソ
WindowsとMacはやはりデータの共有においては限界
コンを操作するような形で使用していきます。したがっ
があります。強いて言えば、動画、写真のみが共有可能
て、Windowsから離れて操作することはできません。
で、他のデータはなかなか難しいところがあります。一
しかし、先ほどの話を聞いた際に、iPadでそこにある
方でシステム上はどうかというと、やはりそれぞれのシ
Windowsがコントロールできるのであれば生徒の間に
ステムも違うわけですが、コントロールすることによっ
入って個別指導をしている間にパソコンを操作するとい
てそれぞれの良さが引き出せるのではないかと思いま
う事が出来るのではないかと考え、Splashtopについて
す。そういった意味でWindowsとiPadを結びつけてい
調べはじめた次第です。
くことにしました。
結果として、パソコンに縛り付けられていた教員もパソ
コンの近くから離れ、生徒の間に入り込んで授業を展開
Splashtop導入後の
効果について
できるようになり、一人一人の生徒の様子を見ながら授
SSlpashtopの操作方法を学ぶといった必要は特に感じ
業を展開するような授業ができるようになりました。
られません。Windowsの方のソフトの使用方法さえ
わかっていれば、直感的にSlpashtopを使う事が出来
これが、Slpashtopを導入したきっかけです。
ます。そういった部分では教員の負担は非常に軽いで
す。また、Windowsの方が落ちることはあっても、
Splashtop導入の経緯
Slpashtopが落ちることはないので、Splashtopの安定性
に関しては非常に安心して使えております。授業の時
本稿は2014年、2015年度ですが、文京区のタブレット
間というのは50分ですので、その中で機械が止まって
端末を活用したICT教育モデル授業の実施校に選ばれま
しまいますとそれだけでも5分10分取られてしまいます
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文京区立 茗台中学校 Splashtop Classroom 導入事例
から、授業を展開していく上では非常に大きなリスクに
iPadの画面がApple TVを通してテレビに映っていると
なっていきます。そういった心配事がないですので、安
いう次第です。(左側の小さなモニターはApple TVで
心して使えます。
つながっています)ただ子供たちから見ると、同じ画面
が両方に移っているという風に見えるわけですね。電子
電子黒板などを使った授業を展開する時に、事前に教材
黒板は通常は画面が一つですので、その画面に近い生徒
研究や授業準備をする時、通常ですと電子黒板について
は見やすいですが、離れた生徒からはちょっと遠くなる
準備をするのですが、今は事前に授業する場所に電子黒
という欠点を補う形になっています。
板を起動させておいて、教員は職員室でSplashtopを通
してiPadをコントロールしながら自分の授業をデモする
ことが可能です。そういった意味では教員の方へ色々な
意味での負担軽減にもつながります。場所を取らない、
場所を問わない。そういった意味で非常に使い勝手がい
いものです。
Splashtopを活用しないで
授業をした場合
Splashtopを活用しないで授業をした場合。まず教員用の
パソコン、つまり電子黒板についているパソコンに張り付
いた形で授業をする。そして生徒がパソコンを使いだす場
面で、パソコンを使うという事については、生徒からの申
告、手を挙げて質問があったり、あるいは間を見て回って
いる時に助言をするというような形になります。そうしま
すと、教員の方がピンポイントで、コンピューターをうま
く使えていない生徒のところへ行って指導するという事は
難しく、電子黒板と本人の間を行ったり来たりするような
形になってしまいます。また、電子黒板を操作する時に生
徒に対して背中を向けてコントロールしますので、その都
度生徒の顔を捉えていくというのは難しく、その辺の子供
たちの理解の度合い、あるいは反応というのが捉えにくい
と思います。無駄な時間というより、生徒と関わる時間が
極端に減ると思います。
● このインタビュー内容は、スプラッシュトップホームページから
動画でご覧いただけます。
教室の電子黒板と
モニターについて
右側の大きなテレビは電子黒板に直結している、いわゆ
る電子黒板そのものです。あの電子黒板のパソコンを
SlpashtopからiPadをコントロールすることによって、
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