海外赴任前セミナー、関西でも開催中リロ・パナソニックエクセルインターナショナル㈱辻　廣道専務執行役員　Tsuji, Hiromichi 「海外赴任前セミナー」（関西）の講義風景（左端が筆者）「関西でも赴任前セミナーを」の声イスラム国、エボラ出血熱、英文メディアにであった。全員が何かやらねばとの思いを持っており、関西での開催要望の声が上がった。大手企業は自前で海外赴任前研修を開催する登場するリスク関連キーワード等々の紹介と解説。例が多い。そのキャパシティがない企業は日外２月 27 日開催の日本在外企業協会（以下、日外協）協の海外赴任前セミナーを活用しているが、同「海外赴任前セミナー（関西）」は、こんなかたちじニーズが関西にもあった。そこで、筆者も関でスタートした。19 人の参加者は海外赴任予定西地区企業の安全担当者として、セミナーの立者、奥様、企業人事責任者などだが、日常業務やち上げに参画することになった。生活では接することの少ない情報だけに、全員新鮮に受け止め理解を深めた様子であった。日外協は海外赴任者向けに「海外赴任前セミ海外進出企業は、貴重な人材が海外で安全にナー」を開催している。東京では年間 10 回開かつイキイキと活動し成果を出すことを期待し催されているが関西地区での開催がなかったたている。海外駐在を順調にスタートさせるには、め、同地区会員企業への支援活動の一環として海外特有の課題などについての事前の知識習得セミナー開催が企画され、2013 年 12 月に第１や準備が役に立つ。従ってセミナーテーマの企回目を開催した。画では以下に留意した。発端は、日外協の関西地区・海外安全グルー 26 関西らしい独自テーマを加えるどの赴任地でも共通の「安全対策」「医療対策」プ研究会後の懇親会で、「東京の企業は毎月開は必須項目とした。東京開催のセミナーには「異催の日外協・赴任前セミナーに参加しているよ文化交流」についての講義があるが、関西ではうだが、関西の企業は赴任前セミナーをどうし少し特徴を出そうと思い、異文化交流の代わりているのだろうか？」との疑問から、皆さんにに「海外赴任手続き」を独自テーマとして追加質問したことである。返ってきた答えは、自前した。赴任にあたり気になる国内諸手続き、現でやっている、何もしていないなど様々であっ地生活設営情報は実利を好む関西人には歓迎さた。当時は中国反日デモ、アルジェリアテロ、れると考えたからである。開催回数は年２回とボストンマラソンテロなどが続発し、企業の海し、赴任が集中する前月の２－３月、９月を基外安全対策への意識が高まりを見せていた時期本とした。講師は、海外医療対策は当社健康管 2015年6月号