3090「(26春)」 災害時に避難地や物資供給拠点としての協力協定の締結等した 企業立地に対する設備等の割増償却制度の適用要件の緩和 ○実施したいこと 平時の産業振興と有事の拠点機能の確保の両立を図るため、当該総合特区内への新規立地企業に対して、 災害時の協力協定の締結等を行うことを条件する税制上の優遇措置制度を創設する。 現行の規制・制度の概要と問題点 税制上の支援措置の提案 ■法人税:減価償却 ・法人が資産を取得等し事業供用したときに、その 資産の普通償却限度額のみが減価償却できる ・但し、産業政策等の要請上の割増償却制度が存在 但し、産業政策等の要請上の割増償却制度が存在 <事例> ●当該総合特区内において指定を受けた法人 ●災害時に避難地や物資供給拠点としての協力協定 の締結等を行った法人 優良賃貸住宅の割増償却 36%・50% 障害者雇用の割増償却 24%・32% 特定設備を取得した場合の割増償却 10% ⇒総合特区内への企業立地を促進するためには、 税制の優遇措置を講じることが有効であるが、 当該総合特区では災害時の機能確保も合わせ て図る必要がある。 取得価格の25%の特別償却又 は8%の税額控除 上記を満たす法人が当該総合特区内において取得等 した事業用設備等について、以下の特別償却又は税 額控除ができることとする。 ○機械又は装置 ・即時償却又は取得価格の15%税額控除 ○建物 ・取得価格の25%の特別償却又は8%の税額控除 災害時の協力協定の締結等 の条件を満たすと 機械又は装置の 即時償却又は取 得価格の15%税 額控除 『平成26年春協議の結果』・・協議終了(税制改正困難) ◎内閣府見解 ⇒《平成27年度税制改正要望に含める 年度税制改正要望に含めることは困難》 とは困難》 ・当租税特別措置は、国際戦略特区において国際競争力の強化のために特別に導入したもの。 ・地域活性化特区は、ソーシャルビジネス等の地域活力を最大限に活用した特区であり、事業者は地場の中小 企業が中心となることが想定されることから、中小企業投資促進税制等の活用を検討すべき。 3
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