2015 年 4 月 7 日 コ マ ツ 国立大学法人大阪大学 「コマツみらい建機協働研究所」を設置 ~遠隔操作も可能な“みらい”の建設・鉱山機械の開発に向けて~ コマツ(社長:大橋徹二)は、国立大学法人大阪大学(総長:平野俊夫、以下、大阪大学)と共に、 大阪大学吹田キャンパス内のテクノアライアンス棟に「コマツみらい建機協働研究所(以下、協 働研究所) 」を本年 4 月 1 日に開設し、共同研究を開始しました。コマツと大阪大学の産学連携の 枠組みを確立することにより、かねてから取り組んできた「建設・鉱山機械の遠隔化・自律化」 に関する研究開発をさらに強化するとともに、研究者の中長期での人材育成にも努めます。 【協働研究所設置に至る背景】 これまでも、コマツと大阪大学は 2006 年 7 月より「大阪大学・コマツ共同研究講座(以下、コ マツ講座) 」を設置し、エンジン燃焼や土砂の掘削といった現象の「見える化」などの分野におい て顕著な研究成果を挙げてきました。2012 年度から 2014 年度に行った「建設・鉱山機械の遠隔 化・自律化」に関する研究では、製品適用にも見込まれる技術を生み出す成果を挙げる一方で、 多方面との密接な連携と自主研究体制強化の必要に直面しました。 そこで 2015 年度より、コマツ講座を協働研究所に発展させ、建設・鉱山機械の遠隔化・自律化 に向けた基盤・先行研究拠点として位置づけし直しました。 【今後の展開】 協働研究所では、大阪大学の各部局および他大学、研究所などとも繋がったより幅広い領域で の共同研究を実施するとともに、自主研究にも、より積極的に取り組む予定です。また、これま でコマツ講座で実施してきた 3 年 1 区切りの研究期間を 10 年(5 年×2 サイクル)1 区切りに伸 ばし、安定した研究ポストを提供することで、優秀な研究者を中長期で育成します。 ※大阪大学の協働研究所制度とは… 出資企業が資金のほかに研究者などを大学に提供し、大阪大学の教員と企業からの研究者と が対等の立場で共通の課題について共同して研究を行うことによって、優れた研究成果が生ま れることを促進する制度です。 握手を交わすコマツ取締役(兼)専務執行役員 CTO 髙村藤寿(左)と 大阪大学総長 平野俊夫 (右) 1 ≪協働研究所の概要≫ 名称 :コマツみらい建機協働研究所 場所 :大阪府吹田市山田丘 2 番 8 号 大阪大学吹田キャンパス内 大阪大学テクノアライアンス棟 9 階 ≪研究体制≫ 研究所長 :大須賀 公一(大阪大学大学院工学研究科 教授) 副研究所長 :江嶋 聞夫(コマツ シニア・フェロー) 、 吉灘 裕(大阪大学大学院工学研究科 特任教授(常勤)※コマツから出向) 人員 :上記を含め、常勤教員 6 名、兼任教員 9 名 以 2 上
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