会員会社紹介 コマツ 建機マーケティング本部 国内販売本部 エンジン営業部 鉄道グループ 1. 会社沿革 ( コマツ ) 180 社 ( 連結対象 ) で構成されて 1917 年石川県能美郡国府村 ( 現小松市 ) で います。 鉱山を経営していた竹内鉱業 株式会社が、 連結子会社数 143 社 自社用工作機械、鉱山用機械の生産のため、 持分法適用会社数 36 社 小松鉄工所を開設。1921 年 5 月に小松鉄工 コマツ ( 親会社 ) 1 社 所を竹内鉱業 株式会社より分離独立し、 「株 従業員数 連結 47,208 名 式会社 小松製作所」を設立。 単独 10,217 名 「品質と信頼性」を追求し、ハイブリッド 油圧ショベルを世界で初めて市場導入すると ともに、ICT を活用した KOMTRAX( コムト ラックス:機械稼動管理システム ) や無人ダ ンプトラック運行システム、ICT 建設機械と いった付加価値の高い商品で業界をリードし ています。 2. 会社概要 (2014 年 3 月 31 日現在 ) 会 社 名 コマツ 小山工場 小山工場は全世界に向けてエンジンを製造しています。 ( 登記社名:株式会社 小松製作所 ) 英文社名 Komatsu Ltd. 創 立 1921 年 ( 大正 10 年 )5 月 13 日 本 社 東京都港区赤坂二丁目 3 番 6 号 ( コマツビル ) 代 表 者 代表取締役社長 ( 兼 )CEO 大橋 徹二 ( おおはし てつじ ) 主な事業 コマツグループでは主に、建設・ 鉱山機械、ユーティリティ ( 小型機 械 ) 林業機械、産業機械などの事業 ICT ブルドーザー D61PXi - 23 を展開しています。 3. エンジン営業部 鉄道グループの紹介 資 本 金 連結 678 億 70 百万円 これまでコマツの子会社コマツディーゼル ( 米国会計基準による ) ( 株 ) 鉄道営業部として鉄道車両用エンジンを 売 上 高 連結 1 兆 9,536 億円 販売しておりましたが、2014 年 10 月にコ 単独 7,577 億円 マツと合併し、コマツのエンジン営業部鉄道 グループ コマツグループは、コマツを含む グループとして事業を継続しています。 31 鉄道車両工業 474 号 2015.4 会員会社紹介 4. 鉄道車両用商品の紹介 JR貨物様を始め新日鐵住金様、JFE 様の (1) 気動車用エンジン 製鉄所構内の牽引用機関車等にご採用頂き好 建 設 機 械 用 エ ン ジ ン の 製 造 に お い て 70 評を得ておりますが、一昨年は JR 九州様の 年以上の実績をもつコマツ。この建設機械 豪華寝台列車 ( クルーズトレイン )「ななつ星 で培った耐久性に優れたエンジンを鉄道用 in 九州」の牽引機関車にコマツエンジンを搭 としてカスタマイズ ( 横型に設計変更 ) して 載させて頂きました。 SA6D125H 型エンジン、SA6D140H 型エ ンジンを開発してきました。184 ~ 441 k wまでの出力をカバーする軽量、小型、高出 力、低燃費のエンジンを実現し、高い信頼性・ 耐久性により全国のJR各社ならびに第 3 セ クター鉄道各社様等にご採用を頂き、高い評 価を得ています。 また、環境対応型エンジンについても、他 社に先駆けコモンレール燃料噴射装置を装着 した SAA6D140HE-3 を開発し、EUstage Ⅲ a の適用できるクリーンなエンジンを開発 し、環境のクリーン化に貢献しています。 このエンジンは高出力でありながらコンパ クトさを誇っており、バリアフリー化にも最 適です。常に時代を先取りしたエンジンを提 案しております。 ななつ星 ( 上 ) 同車両に搭載のエンジン ( 下 ) 5. おわりに コマツは日本鉄道車輌工業会及び会員各位 (2) 機関車用エンジン のご指導ご支援を頂きながら、マーケット 機関車用として需要の大きい185 ~ 1,800 ニーズを的確に捉え今後も時代の最先端技術 kw までのエンジンをシリーズ化しており、 を織り込んだ商品を提案・提供させて頂き、 お客様のご要望に応じ据え付けまで含めたソ 鉄道車両業界の進歩・発展に貢献したいと考 リューションを提供しています。 えています。 鉄道車両工業 474 号 2015.4 32
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