平成 27 年度 QVC マリンフィールド大型映像装置リニューアル 要求仕様書 平成 27 年 5 月 1 日 株式会社千葉ロッテマリーンズ 千葉市 目次 1. 一般事項について ...................................................................................... - 2 (1)概要 ................................................................................................... - 2 (2)工事可能期間 ....................................................................................... - 2 (3)工事条件 ............................................................................................. - 2 (4)保証 ................................................................................................... - 2 (5)その他留意事項..................................................................................... - 2 - 2. 各要求仕様について.................................................................................... - 2 (1)表示パネル .......................................................................................... - 2 (2)映像送出機器等..................................................................................... - 4 (3)保守 ................................................................................................... - 7 (4)受注後から施工完了までのプロジェクト管理体制 ......................................... - 8 (5)追加提案 ............................................................................................. - 8 (6)その他 ................................................................................................ - 8 - 3. 評価内容の担保 ........................................................................................... - 8 (1)瑕疵担保期間について ............................................................................ - 8 (2)再提案および契約⾦額の減額について ........................................................ - 9 - -1- 1. 一般事項について (1)概要 「平成 27 年度 QVC マリンフィールド大型映像装置リニューアル技術提案型プロポーザ ル募集要項」に記載した通り、単純に費用やハードウェアの仕様のみで選定されるもので はなく、趣旨に沿った提案により QVC マリンフィールドの付加価値をいかに向上させるか も重要となる。 (2)工事可能期間 平成 27 年 11 月1日から平成 28 年 2 月 15 日 (3)工事条件 ① フィールドへの重機搬⼊不可。 ② フィールド人工芝の耐荷重は以下の通りとする。 ・静荷重:0.35kg/c ㎡(但し 72 時間以内) ・動荷重:6.70kg/c ㎡(但し 5 分以内) その他、養生等は千葉ロッテマリーンズ・千葉市の指示に従うものとする。 ③ 上記耐荷重以上の⾞両を無養生で⾛⾏することは禁止する。その他、⾞両の⾛⾏につい ④ 球場周辺の千葉県⽴幕張海浜公園内で作業等する場合、千葉⼟⽊事務所と協議の上、必 ては、千葉ロッテマリーンズ・千葉市の指示に従うものとする。 要な場合は各種許可等を得ること。 (4)保証 ① 保証期間は 2 年間とする。 ② 保証期間を経過した後においても、受注者の責が明確な場合、受注者の負担にて処理す るものとする。 (5)その他留意事項 ① 本工事完了後、千葉ロッテマリーンズ・千葉市の竣工検査を受ける必要があり、当該費 用については全て受注者の負担とする。 ② 本仕様書に記載されていない仕様や事項でも、本工事の設計・施工等にあたり必要な全 ての費用は、受注者の負担とする。 ③ 本工事に関わる設備・機材を設置・稼働・運用させる為に必要な全ての設計・工事・機 材・回線・端子盤・ソフトウェア購⼊/開発/改修費・設備・プロジェクト管理費・操作 室/機器設置室改修費・保守費等を対象とする。 (必要な躯体補強等含む) ④ 提案内容については、千葉ロッテマリーンズ・千葉市の関連する業務委託先企業・団体 にも開示される。 2. 各要求仕様について 各要求仕様は以下の通りである。なお、本仕様はあくまで最低限の仕様であり、予算上限額の 範囲内で仕様以上の機能や追加機能を提案することは可能である。 (1)表示パネル ① 設置場所 計 2 箇所設置すること。 ・メインスクリーン:バックスクリーン筐体 ・サブスクリーン:バックネット裏 2 階スタンド上部 -2- ② サイズ ・バックスクリーン: 縦 10mx横 28m 以上で提案の事。 ・バックネット裏 2 階スタンド上部: 提案の事。但し、外野スタンドからも明確に 視認可能なこと。現状の表示サイズと同等、もしくはそれ以上であること。現状の 設置場所である必要は無い。 ③ 重量 以下の情報を参考のうえ、提案の事。映像装置の設置にあたっては、基礎・筐体の構造 計算を⾏うこと。 ・バックスクリーン: 現在の東芝製スコアボードと三菱電機製の大型映像装置の総 重量(サブフレーム等込み)は約 27t である。現在の構造物・躯体に補強工事が必 要の場合、⾒積もりに含めること。 ・バックネット裏 2 階スタンド上部: 現在のスコアボードは約 6t、BSO/打率表示 設備の重量は、約 4t である。現在の構造物・躯体に補強工事が必要の場合、⾒積 もりに含めること。 ・外野壁面(ライト、レフト) :現在の広告看板掲示物(外野席トライビジョン)の重 量は、一看板あたり約 2.9t である。現在の構造物・躯体に補強工事が必要の場合、 ⾒積もりに含めること。 ・その他追加提案: その他追加提案として表示パネルを設置する際、現在の構造物・ 躯体に補強工事が必要の場合、⾒積もりに含めること。 ④ 発光方式 ・⾼輝度 LED フルカラー方式とすること。 ⑤ 絵素(ピクセル)ピッチ ・LED 素子4素子で1つの絵素を構成し、水平⾛査線補間方式を採用する物は 16mm 以下とする。(制御絵素ピッチ(ドットピッチ)の場合 8mm 以下とする。 ) ・上記以外の方式は 16mm ピッチ以下とする。 ・LED 素子配列も明記すること。 ⑥ 輝度 ⑦ 表示階調 ・5,000cd/㎡以上 ・各色 4,096 階調以上 ⑧ 素子メーカー ⑨ 表示ユニット ・日本製とする。 ・製造メーカー、製造国を記載すること。 ⑩ 水平視野角 ⑪ 垂直視野角 ・±70 度以上 ・+20 度、-35 度以上 ⑫ 輝度均一性 ⑬ 輝度半減期 ・±2%以内 ・50,000 時間以上 -3- ⑭ 最大消費電⼒ ・今回設置する大型映像装置と排熱・冷却装置等の付帯設備及び映像送出機材類の消 費電⼒合計が 480kva 以下であること。 ・省電⼒を重視した設備・設計であること。 ⑮ 環境条件 ・動作温度:-10℃〜40℃ ・保管温度:20℃〜60℃ ・相対湿度:90%(結露なし) ・耐候性や日射に十分配慮したものであること。 ⑯ 排熱処理 ・提案の事。但し、現地視察を⾏った上で、現状の排熱・冷却設備の増強が必要と判断 した場合、その設備増強費用も⾒積もりへ含めること。現在、バックスクリーン裏 の室温は 29 度に設定されており、本大型映像装置を設置後もその温度を上回らな いように設計すること。 ⑰ 防塵防水・塩害対策等 ・防塵防水・塩害対策等について必要な処理を施すこと。可能な限り、客観性を持つデ ータや指標、実績等を記載すること。 ⑱ 保守性 ・表示ユニットはスクリーン通電中でも全消灯せずに、⾼度なスキル無しに容易に交 換可能なこと。不具合の生じた表示ユニットが迅速に特定可能なこと。 ・各表示パネルの電源供給部分が冗⻑化されていること。 ・前面からのメンテナンスか背面からのメンテナンスか明記すること。 ⑲ 設置 ・バックスクリーン筐体は既存流用とし、設置後は外⾒上問題ないように必要であれ ば再塗装すること。設置箇所にある既存機材・設備の撤去も⾏うこと。 ・ビジョンの設置について必要に応じ、バックスクリーン筐体の補強を⾏うこと。そ の際の重量については前記③に含めるものとする。 ・工事完了後、バックスクリーン既存スコアボードは使用しないこととなる為、スコ アボードの一部が工事箇所にあたらない場合、外⾒上問題ないように外面を原状復 帰すること。 ・バックネット裏上部と外野壁面のサブボード設置箇所は、千葉ロッテマリーンズ・ 千葉市の指示に従うこと。設置箇所にある既存機材・設備(外野席トライビジョン 等)の撤去も⾏うこと。 ・本装置・設備類の設置・工事にあたり、壁・床・通信回線・ネットワーク回線・分電 盤・各種電源等の工事が必要な場合、その方法や費用も含めること。 ⑳ 廃材処分 ・本工事で発生した廃材等は、適切な方法により処分等すること。 (2)映像送出機器等 ① 操作室・機材設置場所 ・映像送出の機器類は、1F 場内放送室および場内放送室奥のマシンルームに設置する こと。 -4- ・オペレータが扱う操作機器類は、全て 1F 場内放送室に設置すること。なお、フィー ルドを視認する必要がある操作機器類(BSO、メンバー表、スコアボード、スイッ チャー等)は、全て窓がある場所に設置すること。 ・操作機器・機材の設置図面・レイアウト図案を提案書と同時に提出すること。 ・必要なオペレータの人員数も明記すること。 ・本機材類の設置・工事にあたり、場内放送室のレイアウト変更・既存機材・ラック・ 壁・床・通信回線・ネットワーク回線・給電盤・分電盤・その他各種電源等の工事 が必要な場合、その方法や費用も含めること。 ・必要な什器の費用も含めること。 ② 基本仕様・機能 ・最先端の仕様・機能とすること。 ・HD 対応とすること。 ・冗⻑性が確保されること。 ・ビジョン用カメラは本提案の対象外だが、カメラから映像送出機器までの接続方法・ 費用は提案に含めること。 ・⾼度なスキルが無くてもオペレーション可能なこと。 ・必要最低限のオペレータ数で運用可能なこと。 ・最低限、下記の表示が可能なこと。またこれらが、⾼度なスキル無く自由にレイアウ ト・デザイン・サイズの変更が可能なこと。 チーム名、得点、BSO、RHE カウント、HEFc、イニング間タイマー、メンバ ー表、スピードガン、風向風速、審判名、投球数カウント、選手データ Av/Hr、 選手スタッツ、広告(常時、スピードガン連動、ストライク連動、他)など ・チーム名、得点、BSO、RHE カウント、HEFc、イニング間タイマー、メンバー表、 審判名、投球数カウント等試合進⾏に必要な情報が、⾼度なスキル無く⼊⼒・修正・ 変更可能なこと。 ・一つの表示スクリーンについて、最大画面分割可能数を記載すること。 ・BSO はランプ表示が可能なこと。 ・選手名等全てのテキストが日本語で表示可能なこと。 ・オペレータが操作するアプリケーション・ソフトウェアは基本的に全て日本語で表 示すること。 ・アマチュア野球の際、映像関連設備を稼働させなくても、最低限の表示(BSO、メン バー表、スコアボード、球速等)を操作可能なこと。 ・⾼度なスキルが無くても、本映像送出機器への全てのコンテンツの投⼊・作画・編 集・変更が容易にできること。試合当日での作業も可能なこと。 ・多面化された表示パネルのコンテンツ連動が容易に可能なこと。 (例:バックスクリ ーンボード、外野壁面ボード、および既設の帯状映像装置等を一つのソフトウェア のワンクリックで連動可能にする、など) ・PC で表示される画面の一部または全てを送出可能なこと。 ・ストライクなど、オペレータの⼊⼒操作に従い、指定されたコンテンツ(広告等含 む)が送出されること。 ・球速などの表示に従い、指定されたコンテンツ(広告等含む)が送出されること。 ・BSO、公式記録員用等指定するものについては、キーボードやマウスではなく、指 定された仕様の操作盤を用意すること。 -5- ・スピードガン、イニング間の秒数カウンター、投球数操作機材の更新も含めること。 ・スピードガン、イニング間の秒数、45 分計、球速、風速・風向き、選手成績等の表 示が可能なこと。 ・3F の公式記録員室に操作盤(更新も可)から E, H, Fc 等の操作が可能なこと。 ・外部データ(BIS、スピードガン等)の取り込み・表示が可能なこと。 ・その他、上記に記載していない仕様・機能において、スポーツで活用可能なコンテン ツとその実現方法があれば追加提案すること。 ③ 技術仕様・機能 基本的な構成図案を参加表明者へ提示するが、同等機能を確保しつつ、よりシンプルで 適切なソフトウェアや機材構成案があればその提案をすること。 ・新ビジョン送出設備は1F場内放送室内に設置(室内改修、操作卓、ラック設置)。 ・風向風速/スピードガンの計測データ取り込み。 ・スピードガン更新の場合は、ビジョン表示以外にHD-SDIキャラクター表示(容 易に位置、サイズ変更可能な仕様)2系統とBCDデータ(RS-232C)をビ ジョンルームと中継⾞盤に分配して⽴ち上げ。(共用が難しい場合は中継用に別途 作画) ・スコアボードCGはビジョン表示以外にHD-SDIにしてビジョンルームと中継 ⾞盤に分配して⽴ち上げ。 ・映像システム主要機器は、スイッチャー/映像ルーター/動画ファイル(3系統)/ 静止画ファイル(1 系統)/CGテロッパー/VTR設備(XDCAM、HDCA M、BL-DVD)、音声ミキサー(VTRや動画ファイル取り込み時の整音用) ・LINEモニター以外の素材モニターはHDモニターに4分割にする等して台数削 減をする。 ・スイッチャーに最低1ch以上のDVE効果内蔵、DSK2ch以上。 ・スイッチャー故障時の回避系統としてルーター等でEMG切り替え可能とする。 ・LINE出⼒はエンベデッドとする。マルチプレクサ/デマルチプレクサ必要。 ・館内共聴送りやネット配信送り等、ビジョン以外のルーター切り替え送出を約4系 統。 ・カメラ設備は3Fビジョンルーム既存の中継カメラ映像を光伝送装置で場内放送室 へ送りスイッチャーへ⼊⼒する。 ・SLOW VTRは3FビジョンルームのEVSの2系統を場内放送室でリモート。 ・HD映像や制御送受信用に光伝送装置設置、光ケーブル敷設。場内放送室、ビジョン ルーム、中継⾞盤の各間に中継やコンサート等イベント使用でも不⾜ない余裕を持 った回線数を設置。 ・場内放送室とビジョンルーム間での映像送受信に光伝送装置(約30回線前後) ・場内放送室と中継⾞盤間にコンサート等イベント用の映像送受信に光伝送装置(約 10回線) ・イベントや持込み機材に対応可能な⼊⼒空きやフレームシンクロナイザー/アップ コンバーター/ダウンコンバーター等の変換器。 ・同録設備としてXDCAM、BL-DVD/HDDレコーダーでの収録可能とする。 ・デジタルチューナー(地デジ/BS/CS)出⼒をシステムに取り込みビジョン送 出可能にする(パブリックビューイング対応) -6- ・ビジョンルームのSLOW用EVSは現用のLSM-XT2(6ch)をLSM- XT3(8ch)へ更新する。 ・場内放送室内のインカムシステム構築、1系統は3Fビジョンルーム内のリボンビ ジョン操作卓に設置。ビジョンルーム既存の RIEDEL デジタルインターカム装置と の接続を考慮する事。必要な場合は基板増設や操作パネルを追加する。ビジョンス イッチャー卓やVTR卓からカメラや中継スタッフと個別連絡可能にする。 ④ NPB BIS との連携 ・NPB BIS(Baseball Information System)とデータ連携し、選手成績を表示可能に すること。 ・他球場試合速報については、リアルタイムで表示可能にすること。 (NPB BIS 速報パ ッケージとの連携を想定。) ・BIS の技術仕様については、参加表明を許可された会社のみ秘密保持契約を締結し た上で開示する。 ⑤ トレーニング ・受注者は千葉ロッテマリーンズ・千葉市およびその業務委託先に対して、必要と思 われる十分な操作やメンテナンスのトレーニングを実施すること。 ⑥ その他 ・その他必要と判断された技術仕様については、参加表明を許可された会社へ開示す る。秘密保持契約が必要な事項については、その旨両者合意した上で締結する。 (3)保守 ① 保守サービス ・基本的な保守サービスの方法と費用について記載すること。 ② 緊急時対応方法 ・緊急時体制図を記載すること。 ・不具合が生じた場合の対応方法を記載すること。特に不具合が生じてから、球場で 作業開始する時間も明記すること。平日昼間、平日夜間、週末昼間、週末夜間など 曜日や時間帯によって、対応方法が異なる場合、その旨記載すること。映像送出機 材が稼働不能、複数の表示パネルが表示不能などの重度な不具合が生じた場合は、 当日に駆けつけ保守をすること。 ③ 部品供給体制 ・本映像装置や映像送出装置その他関連設備・機材についての部品供給体制・年数等 を記載すること。 ・本大型映像装置の稼働に関わる部品については、少なくとも 10 年間は供給を保証す ること。 ④ ライフサイクルコスト ・大型映像装置及び付帯設備(冷却装置等) ・映像送出機材の 10 年間における保守点 検・修繕にかかる費用を記載すること。 (フィルターの交換等の費用も含めること。 ) ・大型映像装置及び付帯設備(冷却装置等) ・映像送出機材の電⼒使用量(年間 80 試 合、各 6 時間使用と仮定)を記載すること。 ⑤ その他 ・自己診断機能などメンテナンス性の利点がある場合は記載すること。 -7- ・平成 28 年の 3 月〜5 月のオープン戦・公式戦試合日当日は受注者の技術担当者が ⽴ち会うこと。 (4)受注後から施工完了までのプロジェクト管理体制 ① プロジェクト管理体制 ・提案書に受注後から施工完了までの期間のプロジェクト管理体制を明記すること。 ・プロジェクト管理に関しての全ての情報や役割を提案書に記載し、その役割を遂⾏ する受注者の部署名・氏名等も明記すること。 ② プロジェクト管理者の設置 ・受注者は本工事のプロジェクト管理者を必ず置くものとし、施工完了まで同一人物 が指揮監督をすることを保証すること。 ③ プロジェクト管理費用 ・プロジェクト管理に関する全ての費用は受注者が負担する、もしくは提案書の中に 費用として記載すること。 ④ その他 ・プロジェクト管理に際して、千葉ロッテマリーンズや千葉市に対し人的リソース等 の工数を要請しないものとする。 (5)追加提案 ① 外野壁面サブスクリーン(レフト、ライト) 外野壁面サブスクリーンは、追加提案の事例であるが、QVCマリンフィールドの付加 価値向上に最も寄与できるものと考えており、その他の提案とは別枠で評価する。 ・外野壁面(ライト): 縦 4m 横 20m 以上。ただし、現在の「ちば興銀」の広告看 板の位置からセンター方向に向けて左側に、観客の妨げにならないように設置する こと。 ・外野壁面(レフト): 縦 4m 横 20m 以上。ただし、現在の「千葉銀⾏」の広告看 板の位置からセンター方向に向けて右側に、観客の妨げにならないように設置する こと。 ② その他の提案 ・必要に応じて、QVCマリンフィールドの付加価値向上に寄与する提案を⾏うこと。 (6)その他 ① 給電盤、分電盤 ・本工事に必要な全ての設備・機材への電源供給設備として必要な工事を⾏うこと。 新たに設備が必要な場合はその設置・工事も⾏うこと。 ② 回線等 ・本工事に必要な全ての設備・機材を接続する為に必要な工事を⾏うこと。新たに設 備が必要な場合はその設置・工事も⾏うこと。 3. 評価内容の担保 (1)瑕疵担保期間について ・実際の施工に際しては、提案を満たす施工をするものとし、評価における具体的な 提案や構造にかかる事項等重要な部分にかかる瑕疵担保期間は引渡しを受けた日 -8- から 10 年間とし、その他の設備等については、2 年間(2 年間を超えるメーカー 保証のあるものについてはその期間)とする。 (2)再提案および契約金額の減額について ・受注者の責により提案を満たす履⾏が⾏われない場合は、再度の提案を⾏う。再度 の提案が困難あるいは合理的でない場合は、納期内においては契約⾦額の減額を⾏ う。さらに、確認できない性能にかかるものも同様とするが、契約⾦額の減額は損 害賠償の請求、違約⾦の徴収等とする。 -9-
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