養護教諭 シラバス

平成27年度
東海学園大学教員免許状更新講習シラバス
選択領域:教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項
講習日
講習番号
平成27年8月25日(火)
講習時間
1501
養護教諭のためのスキルアップ講座Ⅰ(健康相談)
講習テーマ
9時30分~16時40分
講習会場
名古屋キャンパス
1号館 2階養護活動実習室
担当講師
渡辺 久雄(愛知みずほ大学大学院教授)
、林 典子(教育学部客員教授)、
石田敦子(教育学部講師)
、石田 妙美(教育学部准教授)
講習概要
本講座(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)は、小学校・中学校・高等学校養護教諭向けの講習である。講座Ⅰ(健康相談)では、養護教諭が行う健康相
談活動のプロセスを学ぶとともに、児童・青年期によく見られる情緒的行動障害や精神的疾患に対する理解を深め、早期発見や適切な
対応のポイントを学ぶ。また、リスニングの基本ならびに短時間で行動変容が可能な健康相談活動の理論と方法を学ぶ。
到達目標
養護教諭のおこなう健康相談活動のプロセスを学ぶとともに、児童・青年期のメンタルヘルス、とくに情動的行動障害や精神的疾患
に対する理解を深め、援助の必要な児童・生徒の早期発見や適切な対応のポイントを理解する。
ヘルスカウンセリング(SAT 療法)の理論、アレクサンダー理論を理解し、カウンセリング・マインドをもったリスニングや対応が
実践できるようにする。
講習計画
午前/林
石田(敦)
午後/石田(妙)
渡辺
講習方法
試験の方法
その他
講習形態
講義・実習
養護教諭がおこなう健康相談活動のプロセスを講義する。
養護教諭の連携、コーディネート力を生かした健康相談活動を講義する。
カウンセリングの基本、ヘルスカウンセリングの理論(感情の意味と心の本質的欲求)アレクサンダー理論を理解
するとともに、行動目標化を支援するカウンセリングを実習させる。
児童期・青年期のメンタルヘルスとカウンセリングの基本および、早期発見と適切な対応のポイントを講義する。
テキストを使用した講義および実習
筆記試験・実技考査
テキストは当日お渡しします。
平成27年度
東海学園大学教員免許状更新講習シラバス
選択領域:教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項
講習日
講習番号
担当講師
平成27年8月26日(水)
講習時間
1502
養護教諭のためのスキルアップ講座Ⅱ(健康教育)
講習テーマ
9時30分~16時40分
梶岡 多恵子(教育学部教授)
、村松 常司(スポーツ健康科学部教授)
糸魚川 政孝(スポーツ健康科学部教授)、加藤 忠(健康栄養学部教授)
講習会場
講習形態
名古屋キャンパス
1号館 2階養護活動実習室
1号館 3階コンピュータ教室
講義
講習概要
本講座(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)は、小学校・中学校・高等学校養護教諭向けの講習である。講座Ⅱ(健康教育)では、①身体組成をふまえた
肥満・メタボリック・シンドロームの予防について、②小・中学生のセルフ・エスティーム(肯定的な自己評価)からの健康支援につ
いて、③医薬品の正しい理解と健康との関わりについて、④からだの仕組みと働きについて学ぶ。
到達目標
身体組成の知識に加え、三大疾病をはじめとする生活習慣病やメタボリック・シンドロームの発症メカニズムとその予防改善につい
て理解する。小・中学生のセルフ・エスティーム(肯定的な自己評価)からの健康支援の大切さを理解する。医薬品の正しい理解と健
康について理解する。ヒトのからだの仕組みや働きについて理解する。
午前/梶岡
講習計画
講習方法
身体組成の知識に基づいた健康教育による生活習慣病やその予備軍であるメタボリック・シンドローム、子どもの肥満
の予防改善について講義する。
村松
セルフ・エスティームからの健康支援のアプローチ法について、実践事例をふまえて講義する。
午後/糸魚川 学習指導要領の改訂で、健康の保持増進や疾病の予防の一つとして「医薬品を正しく使用する」ことがあげられた。
薬の働き、薬の上手な利用法など薬学の基礎を学び、健康と薬に関する知識を講義する。
加藤
私たちのからだの基本的な仕組みや働きを講義する。人体に関する最近のトピックス的な事例から、からだの仕組みや
働きについて理解を深めさせる。
テキストを用いた講義。
試験の方法
論述筆記試験(各時間で実施)
その他
テキストは当日お渡しします。
平成27年度
東海学園大学教員免許状更新講習シラバス
選択領域:教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項
講習日
講習番号
担当講師
講習概要
到達目標
講習計画
講習方法
試験の方法
その他
平成27年8月27日(木)
講習時間
1503
養護教諭のためのスキルアップ講座Ⅲ(学校救急処置)
講習テーマ
9時30分~16時40分
野口 宏(教育学部教授)
石田 妙美(教育学部准教授)
、高橋 澄子(教育学部准教授)
講習会場
講習形態
名古屋キャンパス
1号館 2階養護活動実習室
講義・実習
本講座(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)は、小学校・中学校・高等学校養護教諭向けの講習である。講座Ⅲ(学校救急処置)では、最新の医学情報を
とりいれた救急処置を学ぶ。また、救急医療の基礎を学び、創傷の発生機序、検査・診断・治療法・応急処置などを医学的に理解する。
学校現場でのヒヤリハット事例から、ヘルスアセスメント・バイタルサインに着目した救急処置の在り方を実習する。
最新の医学情報をとりいれた救急処置を学び、創傷の発生機序、検査・診断・治療法・応急処置などを理解する。
ヘルスアセスメントやバイタルサインの変化の重要性を理解し、日常の救急処置に活用できるようにする。
午前/野口 最新の救急蘇生法指針に基づいた救急蘇生法や創傷処置(骨折・脱臼・捻挫など)、熱中症、アナフィラキシーショック
などについて、発生機序、症状、救急処置、治療法などを講義する。
石田 学校救急処置におけるヘルスアセスメントの基本を実習させる。
午後/石田・高橋 学校現場で遭遇しやすい傷病のピットホールやヒヤリハット事例について、ヘルスアセスメント、バイタルサイン
の変化、医療機関受診手段、救急処置などを実習しながら理解させる。
テキストを使用した講義および実習
筆記試験・実技考査
テキストは当日お渡しします。