2015。03.18 発行(中之条高校生物生産科だより) No042(第042 号) JICA(独立行政法人国際協力機構)主催による、平成26 年 度の「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」にて、 A1A の日野みすずさん(岩島中出身)の作品『つながっている世 界と私』が「JICA東京国際センター所長賞」を頂きました。 全国から28,793 点のエッセイが集まり、そのうち 113 名の 作品が入賞しましたが、群馬県内からは本校の日野さんのみの入賞 となりました。 日野さん本人に、受賞にあたりひと言コメントを頂きました。 「今回、この『つながっている世界と私』をテーマに作文を書くにあたって、開発途上 国と日本の関係について、詳しく知ることができました。 更に、これから自分達一人ひとりがどのように行動するべきかを考える良いきっかけに もなりました。今回は、このような素晴らしい賞を頂けて光栄です。 」 あの日、激しい揺れに見舞われた福島県や宮城県、岩手県では建物倒壊や未曽有の津波 被害、それに加えて福島第一原発の事故による住民の避難や放射性物質の飛散による様々 な被害が、私たちの暮らしに大きな影響を与えました。 昨春の卒業生には、中之条町内でアパート暮らしを続けながら、3 年間の避難生活を乗 り越え巣立っていった先輩もいました。自宅は福島県第一原発にほど近い福島県南相馬市 にあり、市内に残り地元で仕事を続ける両親と離れ、 一人での避難生活でした。 先の見えない日々の暮らしの中で、希望や目標を見失 いがちになっている被災者が多いとも耳にします。 みなさんにもこの記憶を忘れることなく、 「何かでき ることはないか」と心に留めていって欲しいと思います。 (右は国道 6 号沿いの原発事故帰宅困難区域への立入制限バリケー ドで、ガードレールや金網が道路の両側に延々と続いています。 ) 東洋大学食環境科学部主催の「私が考える食育」作文コンテ ストにて A2B山本 沙季(さき)さん(草津中出身)の同名の 作品が「奨励賞」に選ばれました。 この作品は、国語科の夏休みの課題として提出されたもの だったそうですが、2,907 作品中の優秀作品となりました。 山本さんに入賞の感想を聞いてみました。 「夏休みに宿題で書いた作品が、食育作文コンクールで入賞することができました。 今まで作文で賞をいただいた事がなかったため、とても嬉しく感じました。 この作文では、深く考えた事がなかった『食育』について、改めて考えるきっかけにな りました。日々変化していく日本の食生活を私たち一人一人か深く理解し、次の世代へ継 承していく事が私たちの役目だと思います。 」 NPOキャリア倶楽部理事長の太田和雄先生にお越しいただいて、 「進路選択をする前に、 高校1年生のいまできること」と題した講義をして頂きました。 自己紹介に続いてのワークショップでは、じゃんけ ん大会などで和やかな雰囲気づくりをして下さいました。 その後、いよいよ本題に入り、 「群馬県の高校生の 進路実態」 、 「社会人として必要な基礎力とは何なのか」 といったテーマで、パワーポイントを使いながら分かり やすいお話しをしていただきました。 1 年生のみなさんには、今日の講義を生かしてぜひ 自己実現を目指していって欲しいものです。 資格試験だより (日本農業技術検定 3級) 昨年 12 月に行われた今年度第 2 回日本農業技術検定 3 級試験に、次の 5 名が合格を 果たしました。問題は、 「農業と環境」に関連した基礎問題を中心に、選択問題(栽培、畜 産、食品、環境系)の問題が出題されました。 おめでとう! A2A 福原 誓人 A2B 高山 真琴、割田ほのか、武井香瑶子、田中 崚太
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