オゾン&インプラケアセミナー 演者講演内容 ~外科&インプラントでの早期治癒~ 廣田 健 演題 「歯科医院でのオゾン活用法 ―院内感染予防対策と菌血症予防対策―」 概要 鶴見大学3DS除菌外来で行われた検証結果は衝撃的であった。その内容とは歯科処置による歯肉からの出血 2,3 分後に上腕から採血した血液を寒天培地で培養した結果、口腔内細菌が確認された。この結果は、常に出血を伴う歯 科治療では口腔常在菌による菌血症を引き起こす事が実証されたのである。 このリスクを低減させるためには、処置を消毒薬注水下で行う必要があるが、生体為害性や経費の面から考えると実 現困難である。そこで生体為害性が無く残留物質が酸素と水だけになるオゾン水で術中感染防御について解説し、明 日からの歯科臨床に活用していただきたい。 鈴木 光雄 演題 「歯科における既成概念を払拭した、新たなるデンタルリノベーション」 ~オゾン、漢方、コスモを用いての新たな歯科治療でのアプローチ~ 概要 今日、歯科において CAD‐CAM、インプラント、ジルコニアなどどんどん新しいマテリアルが開発されてきています。しか し抜歯や根管治療、インプラントの埋入に関してはまったく進歩が無いといっても過言ではないでしょか?それは術式や 使用薬剤に従来とほとんど変わりなく、細菌感染や免疫力、血流回復といった考え方が無かったせいだと考えます。我々 はオゾン、漢方、コスモを駆使することで、フラップをしなくてもポケットを減少させたり、根管治療の1day トリートメントや インプラタイテスに対してのもっとも効果のある調剤が可能になってきました。歯科治療は長い間、保険診療の枠組みで 治療がおこなわれてきました。しかし患者さんのニーズはもっと先にあると思います。当院では歯科診療を 24 年間一貫 して自由診療にみで行ってきました。最近では普通の患者さんでも自費を希望する方が非常に多くなってきました。我々 と共に歯科の輝かしい未来に向かって自由診療というデンタルリノベーションを一緒におこないませんか? 山本 朋章 演題 「患者さんに喜ばれるオゾン水を用いた歯科臨床について」 概要 一昨年にオゾン水と出逢い、日々の歯科臨床で用いてきました。患者さんの評価も上々で、スタッフにも喜んでもらって います。講演では、当院でのオゾン水の臨床使用例をご供覧頂きながら、どのように、 治療成績向上 → 患者満足度アップ → 増患 → 増収 につなげていくのかを考えてみたいと思います。私見ですが、オゾンイリゲーターは歯科界での今世紀最大級の発明の 一つであると確信しています。必ずや日本の歯科医療の発展に一助となるでしょう。
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