オゾンマイクロバブル下水再生装置

オゾンマイクロバブル下水再生装置
~低コスト・高効率で「水のみち」を創出します~
限りある「水」を有効利用するために、下水二次処理水を、
「人にやさしい水環境」「潤いのある水縁空間」を創出する水資源に再生します。
ビル用水(※注1)
親水利用
修景用水
再生水の利用例
再生水処理方式の比較(※注2)
処理方式
用途
大腸菌
濁度
色度
臭気
発泡
物質
コスト
備考
オゾン
マイクロバブル
親水利用
噴水・じゃぶじゃぶ池
(人が触れてもいい)
○
○
○
○
○
○
●清澄な再生水
●吸収効率増加による
運転コストダウン
オゾン注入
(従来技術)
親水利用
噴水・じゃぶじゃぶ池
(人が触れてもいい)
○
○
○
○
○
△
●清澄な再生水
(参考)
塩素注入
修景用水・水洗便所等
(人が直接触れる可能性
が低い)
○
△
△
×
×
ー
●臭い
●便器への着色
●塩素による配管腐食
オゾンマイクロバブル下水再生装置
マイクロバブル生成装置(特許)(※注3)を用いて、直径
約50μmの微細気泡を発生させます。
<特徴>
●コンパクトな装置:反応槽高さ 1.3m
●少ないオゾン使用量:約30~50%低減
●省エネ効果:運転コスト 約20%低減
※注1:ビル内部の水洗用水、冷却等の雑用水として使用。
※注2:二次処理水に砂ろ過処理した水を原水とします。
※注3:関連特許(第4201042号 特許第4151681号)。
マイクロバブル生成装置
マイクロバブルの様子
[本技術は日本下水道事業団殿と共同研究により実証したものです]
お問い合わせ先 : 電機グループ 社会・産業システム事業部
TEL: 03ー3258ー1111(代表)
製品仕様は、改良のため変更することがあります。
ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。
© Hitachi, Ltd. 2008. All rights reserved.
2010.03
オゾンマイクロバブルについて
効果(※注4)
特徴
比表面積大
オゾン
吸収効率
増加
●装置の小型化
(反応槽高さ 80%縮小)
●オゾン使用量
約30~50%低減
浮力小
表面張力大
濁質分離効果
●運転コスト 20%低減
圧力波
・OHラジカル
●排オゾン量 90%低減
ミリバブル
(従来技術)
オゾン
マイクロバブル
砂ろ過
オゾン
マイクロバブル
高品質の再生水
オゾンマイクロバブルの利用により、
親水水質基準を超える水質を実現(※注5)(※注6)
・大腸菌不検出
・濁度 平均 0.2度
・色度 平均 0.7度
・臭気 95%除去
オゾン反応槽
装置仕様
処理流量
300, 600, 900, 1200, 2400, (m3/日)
寸法
幅 2.35 (m)×奥行き 5.5(m)×高さ1.9(m)/600m3/日
仕様 (4tトラックでの分割運搬が可能です)
処理対象
下水二次処理水
処理水質
親水基準対応
設置場所
屋内および屋外
(屋外仕様は、オゾン発生装置の一部に屋根がつきます)
マイクロバブル生成装置
装置概要
※注4:散気管方式との比較(オゾン吸収効率90%、反応槽高さ6m)。
※注5:国土交通省 下水処理水の再利用水質基準等マニュアル(2005年4月)。
【参考】
親水基準:大腸菌不検出、濁度2度以下、色度10度以下、臭気不快でないこと。
※注6:オゾン注入率4.5[mg/L]、通常の下水設備運転状態において。
お問い合わせ先 : 電機グループ 社会・産業システム事業部
TEL: 03ー3258ー1111(代表)
製品仕様は、改良のため変更することがあります。
ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。
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2010.03