戦場のオレンジ他(図書室だより6月-2)

図書室だより
平成 27 年6月-(2)
NO.7
老上中学校図書室
新着図書案内
「河本文教福祉振興会」
からの寄贈本です!
アマゾンでも★5つの
読者評価が高い本です
「戦場のオレンジ」エリザベス レアード
著
(933/レ)
破壊されたベイルートの町で、よりそって暮らすアイーシャたち。母さんは
爆撃で行方不明になり、たよりにしていたおばあちゃんまで、たおれてしまっ
た…。おばあちゃんを助けるには、グリーンラインのむこうまで薬をもらいに
行かなければならない。敵の土地まで。十歳の少女がくだした決断とは?
「ぼくたちの砦」エリザベス レアード
著
(933/レ)
イスラエル占領下のパレスチナ。十二歳の少年カリームの夢は、サッカー
の世界チャンピオンになること。外出禁止令が解除されると、瓦礫の山を片づ
けて、さあ、サッカーの練習だ!ここが、ぼくたちの砦なんだ!―過酷な環境の
中、いつか自由を、と願いながら、明るく生きる少年たちの物語。
「ケンスケの王国」マイケル・モーパーゴ
著(933/モ)
ヨットで世界一周の航海に出たマイケル少年一家。しかし、オーストラリ
アを過ぎたある日、マイケルは、愛犬ステラとともに夜の海に落ちてしまう。
…気がつくと、そこはジャングルにおおわれた無人島。いや、たった一人、
奇妙な日本人が住みついていた。その人の名は「ケンスケ」。海の孤島を舞台
に、少年、愛犬、老人、オランウータンたちの心の交流を描き出す。
「兵士ピースフル」マイケル・モーパーゴ
著
(933/モ)
ほんのはずみで、戦場に行くことに決めたのだった。兄のチャーリーと一
緒に。そこは、砲弾が飛び交い、毒ガスがおおいかぶさり、塹壕と鉄条網に
閉ざされた世界だった。憎むべき相手は、敵だけではなかった。そして今、
六月二十五日午前六時をむかえようとしている…。戦場におもむいた兄弟の
あまりにも痛ましい運命。
「路上のヒーローたち」エリザベス
レアード
著 (933/レ)
「みんな、ぼくの兄弟だ。ここにいるみんなは、ほんとの家族より、もっと
大事な家族なんだ。」さまざまな理由から家をはなれ、路上で暮らす少年たち。
身を寄せあい、助けあって、精いっぱいに生きている。エチオピアのストリー
ト・チルドレンを独特のあたたかな眼差しで描く物語。
「ウルフィーからの手紙」パティ
シャーロック
著(933/シ)
兄さんが、アメリカ陸軍の兵士としてベトナムに行った。兄さんは、陸軍が軍
用犬を必要としている、と伝えてきた。ジャーマンシェパードのウルフィー、大
きな体の、人を喜ばせるのが大好きなウルフィーを、ぼくは差し出すことに決め
た…。やがて、戦場から手紙が届き始めた。「ウルフィー」の名で。今なお戦火
の絶えない世界に問う哀切な物語。
「戦火の馬」マイケル・モーパーゴ
著
(933/モ)
私の名はジョーイ。愛する少年との穏やかな農場暮らしを後にして、最前線に
送られてきた。そこで眼にした光景は…。私は駆ける、戦場を。愛する少年との
再会を信じて、駆け抜ける。
「ウエストマーク戦記1
王国の独裁者」ロイド
アリグザンダー
著(933/ア)
馬車が走り、マスケット銃が火を吹き、書物が知識の宝庫として大切にされてい
たころの架空の国ウェストマーク。そこでは、一人娘を失って心身を病んだ国王に
代わり、宰相カバルスが圧政を敷き、独裁権力を振るっていた。印刷見習い工のテ
オは、警察軍に逆らって故郷の町を追われ、気のいいイカサマ師とともに放浪の旅
をつづける。一行はいつしか、王国をめぐる動乱の渦に巻きこまれてしまう。
「ウエストマーク戦記2 ケストレルの戦争」ロイド
アリグザンダー
著(933/ア)
独裁者カバルスは追放された。しかし、王国の立て直しをはかる新女王アウグ
スタとその婚約者テオの前に、新たな敵があらわれる。国内では、貴族や大土地
所有者が陰謀をめぐらし、国外からは、彼らと結んでレギア王国が侵略をくわだ
てる。そして、戦争―はげしい敵の攻撃に、撤退をくり返すウェストマーク軍。
フロリアンの市民軍は?ジャスティンのゲリラ部隊は?
「ウエストマーク戦記3 マリアンシュタットの嵐」ロイド
アリグザンダー 著(933/ア)
ウェストマークの見かけの平和は、二年で終わりを告げた。レギア王国にひ
そんでいたカバルスが、不意をついて帰国し、ふたたび独裁政府を打ち立てる。
散りぢりになった女王と三人の執政官たち…。傷つき、斃れゆく者たち…。人々
の、みずから立ち上がろうとするうねりの中で、正義と不正、団結と離反、愛
と憎しみの嵐が、首都マリアンシュタットをおおう。
「イエローカードはぼくらの旗印」
(916/サ)
sonic(ソニック)は、京都の電動車いすサッカーチームです。車いすに乗って
いる少年たちは、車いすに体を固定して、転倒することもおそれず、ボールを追
いかけます。主人公の雄也くんは、脳性まひで、生まれてから一度も自分の足で
歩いたことがありません。家族や周りの人たちに守られて生きてきた彼が、サッ
カーチームに参加することには、勇気が必要でした。