トリーア大学 トリーア大学に 大学に留学されるみなさんへ 留学されるみなさんへ 私は冬学期から半年の間トリーア大学に留学していました。その中で一番苦労したのが、 部屋探しです。 トリーア大学には学生寮がありますが、京都外国語大学はトリーア大学と協定している わけではないので、必ず学生寮に入れるという保証は全くありません。私も出発前にトリ ーア大学の国際交流部に「学生寮に入りたい。」という旨のメールを送りましたが、「寮は 空いていない」との返事が返ってきました。そして、 http://www.hunderttausend.de/ このサイトで自分で探してくれとの事でした。 しかし、実際問題このサイトを使っても日本から部屋を探すのはとても困難だと思いま す。私もサイト自体の使い方と、ドイツの部屋探しの形態(どのように皆が部屋を探してい るか等)がよくわからなかった為、日本での部屋探しは諦めました。 では、どうやって部屋を探すのか。大学が始まるより早くドイツに行って、その場で探 す。これが一番だと思います。見つかるまで私は友達の家に居候していました。ホテルに 泊まっている人もいました。 ドイツの部屋探しは、日本の部屋探しとは全然違います。不動産の仲介業者に行くので はありません。 大学の掲示板や新聞の掲示欄に、Nachmieter 募集と掲示が出ているのを 自分で探し、そこに書いてある電話番号かメールアドレスで連絡を取り、部屋を見に行く。 その後に個人間で契約する。こういった流れです。 ただ私が行った冬学期はドイツの学年の始まりなので、大勢のドイツ人学生も同時期に 部屋を探していました。そのせいもあってか私の部屋探しはとても難航しました。 結局部屋が見つかったのは、ドイツに到着してから3週間後でした。大学の掲示板や上 に書いたパソコンのサイトを毎日見て、気になったら電話して見に行く。朝、新聞を買い に行きみたらすぐに電話する。そんな日々が続きました。最終的に、パーティーで出会っ た日本語学科の子と話をしていたら、住んでる家にまだ空き部屋があるという事で、そこ に WG として暮らすことになりました。 その間の3週間は、ドイツ語での電話や、いつになったら部屋が決まるのかなどの不安 に押しつぶされそうになったり、住所がなくて口座が開けなかったり、携帯が買えなかっ たり(私はドイツ人の友人に買ってもらいました。電話がないと部屋探しもできないので)、 大変なことばかりでしたが、この経験も自分の為になると思い、なんとか乗り切りました。 実際、ドイツ語の向上にも繋がったし、少しは根性もついたと思います。日本語学科の 学生と 2 人の WG も毎日とてもたのしく過ごすことができ、お互い日本語とドイツ語を教 えあうなど、とても有意義な時間を過ごせたと思います。 トリーア大学には日本語学科の学生が沢山いるので、困ったときには彼らも快く力を貸 してくれます。
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