IBM Sametime 9 同時映像数には気をつけよう!

IBM Sametime 9
同時映像数には気をつけよう!
2015年5⽉22⽇
⽇本アイ・ビー・エム株式会社
ソーシャル事業部 第⼀テクニカルセールス/⻄⽇本
© 2015 IBM Corporation
IBM Sametime とは?
•普通のPCや社内LANを使⽤して、 → 専⽤回線や機器を使⽤せず
•各⾃が⾃由に、
→ 予約や申請が不要で
•画⾯共有や、
→ あらゆるツールの画⾯が共有可能
•映像⾳声を使⽤した、
→ 市販のヘッドセットやWebカメラで
リモートミーティング や インスタントメッセージング
を実現する製品です。
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Sametime 9ミーティング画⾯の機能詳細
左部パネル
切り替えボタン
AVコマンド
メニュー
ミーティング
コマンドメニュー
(挙⼿、録画等)
共有開始ボタン
・参加者映像
・参加者⼀覧
・⽂書⼀覧
等
参加者の映像
⾃分の映像
スライドの
サムネール表⽰
アップロードしたスライドファイル※
または
発⾔者のデスクトップ画⾯
※MS Office, OpenOffice, pdf, rtf, イメージファイル等
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IBM Notes 9と⼀貫性の取れたルック&フィール(IBM Social テーマ)
→Notes内蔵クライアントを使⽤した場合でも、⼀貫性ある⾃然な画⾯。
※【注意】IBM Notes 9.0.1までのサイドバーに標準で組み込まれているSametimeクライアントはV8.5です。
(もちろんV9クライアントに変更することは可能です。)
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IBM Notesクライアントとの連携
Notes内蔵版独⾃の機能の例
■Notesアプリケーションから、ワンクリックでチャットやミーティングの開始。
■Notesのカレンダーと連動した在席ステータスの⾃動変更。
■コンタクトリストを使ってメールや会議招集の送信先の指定。
ユーザ名やグループ名をドラック
会議の時間帯は「会議中」に⾃動設定。
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※ 実際に使⽤している営業資料。
最新版 IBM Sametime 9 の基本テーマ
ビデオ機能の多拠点対応化

ミーティング/チャットにおいて、複数拠点の映像の同時表⽰が可能。→ 従来は同時に⼀映像のみ表⽰。

MCU機能の⼤幅な強化。⼤規模展開可能なスケーラビリティ。
ユーザーインターフェースの⼤幅な刷新

ユーザーエクスペリエンスの抜本的改善。必要な機能への容易なアクセス。

IBM他製品(NotesやConnections等)との⼀環したルック&フィール(IBM Socialテーマ)の採⽤。

Socialシステム(IBM Connections)との連携強化。→ ミーティングと、Files, Community連携など。
Web対応の強化

Webブラウザベースのミーティングの⼤幅なパフォーマンス向上。→ 対v8.5⽐で約2倍。

Webクライアントにおける従来のいくつかの機能制限の解消。→録画機能やチャット-ミーティング連携の実現等。
モバイルデバイスへの対応強化
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
モバイル⽤アプリでのA/V機能対応。(ボイスチャットおよびA/Vミーティング)

タブレットデバイスに最適化されたUIの提供。

モバイル版独⾃の機能も追加。(ミーティング時のスライド独⾃参照など)
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なるほど・・・
Sametime 9 を
導⼊(バージョンアップ)すると、
ミーティングやチャットで
最⼤6相⼿拠点の映像を
表⽰できるのか!
のかホンマに?!
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ちなみに、某Ly○cの最⼤同時リモート映像数は
9
5つ
です。
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Sametime 9 ミーティング
①
Sametime 8.5
②
③
④
⑤
⑥
10
⑦
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ところがそんなに⽢くない。
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このあたり、セールストークには注意しましょう。
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そもそも、
サーバーにも
ミーティングルームにも
「同時映像数」の設定など無い。
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実は
同時映像数は
やってみないとわからない
・環境に⼤きく依存する。
・無理に映像を出さない。
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Sametimeサーバー群
各クライアントが1セッションあたりに使⽤できる
ネットワーク帯域(クライアントレート)はサーバー
全体で固定的に規定されている。
デフォルトでは、
348 Kbps/クライアント x2(上り下り)
348 Kbps
・あとはその範囲内で、ハードウェアやネットワークの
余⼒次第で同時に使⽤できる映像数が決まる。
・この帯域をどのように使うかはルーム毎にサーバーが
決める。
・この値を増やすと、同時映像数や画質は向上するが、
同時ミーティング数や同時参加者数は減少する。
ミーティングクライアント
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・サーバーのサイジングの基本値。
・多くのTV会議システムが⾏うような「映像ストリーム
の集約」は⾏わない。
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ダウンリンクの帯域
つまり、デフォルトのレート(384 Kbps)では、
同時映像数は「リモート3 + ローカル1」の「4映像」が上限ということになる。
(回線状態によってはそれ以下もありえる。)
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アップリンクの帯域
⾃分の映像ストリームは品質的には「松⽵梅」の3点セットでアップリンク可能。
T0
T1
T2
それをどのようにアップリンクするかもサーバーが決める。
相⼿の環境に合わせて複数の映像タイプでアップリンクする。但し受け⼿がいない
映像のアップはしない。
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※ 実際に使⽤している営業資料。
(参考)ミーティングにおける最⼤映像表⽰数
同時に表⽰可能な映像数は最⼤6映像です。(⾃分のプレビュー映像除く)
但し、実際の会議で同時表⽰される映像数やその解像度は、その時点で
会議参加者が使⽤可能なネットワーク帯域や参加する端末のパフォーマ
ンスによって変動します。(つまり同時表⽰数やその解像度を保証する
ものではありません。)その場合表⽰し切れなかった映像は、従来どお
り⾳声に反応した⾃動切換となります。
したがって、同じ会議への参加者でも、⾼性能PCからの参加者とモバイ
ル端末からの参加者では、同時表⽰される映像数や解像度が異なる場合
もあります。
⾼スペック端末or⾼速回線
の参加者
低スペック端末or低速回線
の参加者
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平均的な参加者
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※ 実際に使⽤している営業資料。
したがって、以下にご注意下さい・・・
・旧バージョンと⽐較して、同じサーバーリソースで「映像が増やせる」わけではありません。
同時映像数を増やすには当然それなりのリソース増強が必要です。
・各AVクライアントに対して規定できるのは「使⽤帯域」であり「表⽰映像数」ではありま
せん。クライアントに割り当てる帯域値を増やせば同時映像数は増えますが、その代わり会
議室が消費する帯域も増え、結果的に同時に開催できる会議数は減少します。(デフォルト
でダウンリンクストリームは 384 Kbps/AVクライアント。)
・同じ会議への参加者でも、その使⽤端末や回線の状況によって、同時に表⽰できる映像数や
その映像品質は参加者ごとに変動する可能性があります。
・アップリンクストリーム(上り映像)は受信側環境に合わせて同時に最⼤3種類の映像品質
でVMCUに送信されます。したがって、会議に接続する端末環境の種類が多いほどストリー
ムが増える可能性があり、よって会議としての回線負荷が⾼まる傾向になります。なお、
アップリンクに関してもダウンリンクと同様の帯域上限値が適⽤されます。 (デフォルトで
384 Kbps/AVクライアント。)
・経験的にはチューニング等を施さない初期構成状態のサーバーでは(サーバやネットワーク
リソースが潤沢だとしても)同時映像数は概ね4つ前後になります。同時6映像を実現するに
はそれなりのチューニングや設定変更が必要な場合が多いです。
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でも、ここだけ押さえておけば、
⾮常に分りやすい(売りやすい/使いやすい)
製品ですので、宜しくお願いします。
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