次世代クラウド・プラットフォーム IBM Bluemix概説 日本アイ・ビー・エム株式会社 © 2014 IBM Corporation ビジネスの世界で起きている変化 あなたの「next billion-dollar idea」の実現を お手伝いします 2 © 2014 IBM Corporation ビジネスの世界で起きている変化 開発者が「開発に専念できる環境」を 提供します 3 © 2014 IBM Corporation アプリケーション開発者の悩み 開発者が開発に専念できない要因 実行環境のセットアップに時間が掛かる バックエンドサービスのセットアップ、アプリとの連携設定に 手間と時間が掛かる 開発言語やツールは慣れたものを使いたい 独自仕様のインフラに縛られるのは不安だ このような声にお応えして アイディアをすぐにかたちにできる環境をクラウドで提供します 4 © 2014 IBM Corporation いまどきのアプリに求められるもの ユーザー体験はあっという間に減衰する • 魅力的なライバルの登場 • バグの発覚 • 登場インパクトの賞味期限 • ユーザー数の伸び悩み 5 © 2014 IBM Corporation いまどきのアプリに求められるもの ユーザーからのフィードバックを反映し、再度リリースすることで 鮮度と品質を向上させる 6 © 2014 IBM Corporation いまどきのアプリに求められるもの サイクルを短縮化することにより、鮮度の高い状態を 維持していくことが重要 7 © 2014 IBM Corporation Bluemixによる課題解決 Just In Timeな開発/運用の実現 –必要なときに必要なリソースを調達し利用する •開発環境/開発ツール •アプリケーション実行環境 •サービス・機能 初期投資を抑えた素早い新サービスのリリース 競合優位性を維持するための継続的デリバリー 8 © 2014 IBM Corporation IBM Bluemix 概要 9 © 2014 IBM Corporation Bluemix がご提供するもの 「ランタイム」と「サービス」を クラウドで 超 迅速にご提供します。 10 © 2014 IBM Corporation ランタイムとは アプリケーションの実行環境 開発者 わずか30秒 で コードを動かす環境を準備 アプリ コード アプリ コード ランタイム -任意の開発言語を使用可能 Bluemixのビルドパック 11 © 2014 IBM Corporation ビルドパックとは buildpackテクノロジーにより、Bluemix上に任意の ランタイムを構築できます GitHubに様々なbuildpackが 公開されています GitHubとは、Gitバージョン管理システムを使 用した、開発プロジェクトのための ホスティング・サービス 標準で用意されている環境の他、Cloud Foundryのコミュニティで 作成・公開されている ビルドパックも利用可能です。 12 https://github.com/cloudfoundry-community/cf-docs-contrib/wiki/Buildpacks © 2014 IBM Corporation Cloud Foundryとは 特定の環境に縛られないオープンなPaaS Cloud Foundryはオープンソースとして 公開されている、特定のインフラや独自の 言語、フレームワークに依存しないオープンな PaaSです。 他社のCloud FoundryベースのPaaS環 境はもちろん、ローカルに構築された環境に 対しても高いポータビリティがあります。 13 © 2014 IBM Corporation 開発環境/ツールに制限はありません ディベロッパー様にとって最も効率的な環境で コーディングしていただけます IBM DevOps Services との連携 IBM Rational Team Concertを ベースとした統合開発環境のSaaS Eclipse OrionによるWeb上のIDE Eclipse との連携 連携のためのPlug-inが提供されています 14 © 2014 IBM Corporation サービスとは アプリケーションの機能を拡張するコンポーネント わずか30秒 でアプリと連携(バインド) -アプリが必要とする機能を提供するサービスを選択し、 自由に組み合せ可能 RDB 開発者 バインド アプリ コード アプリ コード ランタイム 15 サービス サービス インスタンス サービス © 2014 IBM Corporation (参考) バインドとは アプリケーションとサービスを連携させる仕組み • • 環境変数VCAP_SERVICESにサービスにアクセスするための情報がセットされる アプリ・コードは環境変数の値を取得してサービスを利用する SQL Database接続の場合 ホスト名, ポート番号, DB名, user id, passwordなどが 環境変数としてセットされます 16 © 2014 IBM Corporation Bluemixの提供するサービス の一部 Mobile 17 Web & Application Data Mgmt Big Data Security Business Analytics IoT Watson © 2014 IBM Corporation Watsonサービス IBMの最先端ソリューションを活用した アプリケーション開発が容易に コグニティブ・コンピューティング Watsonのサービスが追加されました (現在β版です) 開発者 バインド アプリ コード アプリ コード サービス ランタイム 18 © 2014 IBM Corporation IBM Containers Service on Bluemix(Docker対応) Docker実行環境のセットアップ・運用保守の労力無く、かつBluemixで提供されるサービス に限定されずに、エンタープライズ独自の開発フレームワークや固有の環境に依存したア プリ開発をDockerを活用して行う事が可能。 自社ないしはSoftLayer Docker Hub Enterprise ①開発者がPC上で開発し、 成果物をコンテナ・イメージ化 コンテナ ③Bluemix上のアプリと、コンテナとして 登録・実行したアプリを連携して利用 アプリケーション 連携 マネージ 共用サーバー 19 アプリ ケーション コンテナ コンテナ コンテナ IBM Bluemix ②IBM containers serviceに対して 登録、そして実行 ※最終的には企業のDHEに コンテナ・イメージを登録し、 それを活用して、自社基盤 で稼働させることも可能 Docker containers オンプレミス(自社DC) 専用サーバー オフプレミス (クラウド) © 2014 IBM Corporation Bluemixは“コンポーザブル”な環境 OSやミドルウェア構成が隠蔽された各種コンポーネントを 利用者が自由に組み合わせて環境を構築します アプリケーション バインド サービス バインド サービス バインド アプリ開発者 ランタイム サービス 20 © 2014 IBM Corporation Bluemixの価値 ~ まとめ クイックに手軽に環境をセットアップします – 開発者が開発に専念できる環境を提供します 多様なサービスとの容易な連携が可能です – IBMのHigh Value Solutionもご利用いただけます – OSSやパートナー様提供のサービスもあります オープンPaaS 「Cloud Foundry」 – クラウドベンダーやパブリック/プライベートの 垣根のないポータビリティーがあります サービスの”マーケットプレイス” – パートナー様が自身のサービスを登録し、 それを利用してアプリの開発が行われる というエコシステムを形成します 21 © 2014 IBM Corporation IBM Bluemix 料金 / ライセンスモデル 22 © 2014 IBM Corporation Bluemixの課金対象 Bluemix料金 = ランタイム料金 + サービス料金 (+ サポート料金) です ランタイム 使用メモリ量 x 使用時間 (GB-Hours)単位の課金 ランタイム種別 料金 Liberty for Java ¥7.35/GB-Hour SDK for Node.js ¥7.35/GB-Hour 持ち込みランタイム ¥7.35/GB-Hour 使用リソース (GB-Hours) それぞれ375GB-Hoursまで無料 サービス 料金・ライセンスルールは サービスごとに定義 -多くのサービスは無料枠あり サポート 無料枠を超過した分 に対して課金 無料枠内に収まった 月は課金なし 375 0 1月 2月 3月 サービス種別 料金 備考 SQL Database ¥3,150/インスタンス 各インスタンス100MB無料 Cloudant NoSQL DB ¥105/GB ¥3.15/Light API 1,000コール ストレージ20GB無料 Light API 50万コール無料 モバイルPush通知 ¥2,100/100万通知 100万通知/月まで無料 無償サポート : Bluemixコミュニティ(フォーラム)によるサポート 標準サポート : メール/電話/チャットによるサポート(英語) ¥21,000/月 もしくは 請求金額(割引前)の10%相当の料金 サブスクリプション契約の場合のみ、追加契約可能(PAYGでは利用不可) 23 料金は変更になることもあり得ますので、Bluemix画面にて最新情報を確認ください。 © 2014 IBM Corporation Bluemixのライセンス・モデル Pay As You Go 実際に使用した分だけの 後払い方式 サブスクリプション 使用量・期間を想定した 前払い方式 2種類のお支払い方法があります -基本料金なしの完全従量課金方式 -クレジットカードによる月次決済 -柔軟な契約、いつでもキャンセル可能 -「月次の想定利用料金」と「利用期間」の組み合わせにより合計金額を算出、 その金額に対して割引率 (下表) を適用し、契約金額を決定 -使用量を事前コミットいただく代わりに、PAYGモデルと比較して割引分が有利 -月次の最低利用料金は$500 (¥52,500)、利用期間は6ヶ月 or 12ヶ月 or 36ヶ月 -PA契約、PA Express契約、IBMクラウド・サービス契約(CSA)を使用 想定使用量を超過した分は 割引適用なしでご請求致します 月次の想定利用料金(USD) 6ヶ月 12ヶ月 36ヶ月 $500 to $14,999 15% 25% 29% $15,000 to $29,999 18% 28% 32% $30,000+ 21% 31% 35% -最小 6ヶ月、計¥267,750 からのご契約 (例 : メモリ1GBのランタイム10個を6ヶ月間 起動したまま使用する程度の使用量に相当) 24 料金は変更になることもあり得ますので、Bluemix画面にて最新情報を確認ください。 © 2014 IBM Corporation Bluemixに関する技術情報 ibm.biz/bluemix-jp 25 150ほどの Bluemix関連 チュートリアルを 掲載中 © 2014 IBM Corporation
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