PDF SMY-0.mcd - CASE DESIGN STUDIO

泉州の家
鉄筋コンクリート住宅の改装。
閑静な住宅地の南北に庭のある空間に、
葦の天井や漆喰の壁、無垢の木の床など
の素材を用い、南側の庭の風景を切り取
る摺上げ障子や続き間への広がりを感じ
させる格子戸により空間をしつらえた。
これらの仕掛や素材、光の扱いによって
和風の持つ落ち着きや広がりを得たいと
いう要求に応えた。
所在地
主要用途
家族構成
延床面積
大阪府泉大津市助松町
住宅
夫婦
56.5㎡(17.1T)
改装前
食堂
居間
改修後の平面図 1/100
摺上障子を通して南の庭を望む。開口や出入口の建具は全て引込みとし、用途によって格子戸、障子戸、ガラス戸、板戸を使い分けている。
玄関ホール
1360
36
既存壁
10
36
枠:米松 オイル仕上
60
60
60
40 20
硝子分割部分
框分割部分
3
80
12.54.5
17
巾木、壁見切:PVC L20×20×1.5 白
4.512.5
17
壁:石膏ボード t12.5 漆喰塗
壁:石膏ボード t12.5 漆喰塗
堅木
木ネジ固定の上
ゴム埋込
80
枠、敷居:杉 オイル仕上
20 40
60
5
7
3 40 3
46
60
10
15
框分割部分
60
4.5
17
60
12.5
3 40 3
3 46 10
20
小口手掛穴φ18
20
子
φ
18
60
)
(2295)
(2270)
(障
30
玄関ホール
900
舟底引手(白木)
続き間の気配が感じられる格子戸。
葦(よし)の天井や漆喰の壁、無垢の木の床などの自然素材を用いている。
格子戸詳細図 1/10
15
5
15
70
50
巾木
折上げた天井からの間接光により、明るい雰囲気の食堂と台所。
オープンで機能的な台所。カウンターは米松の四枚継。
右手の縦格子は折戸になっており、食器棚と空調機が隠蔽されている。