愛知工業大学研究報告 第4 0号 B 平成 1 7年 1 5 9 ASR劣化コンクリートから取り出した骨材の反応性に関する研究 A study on Reactivity in Aggregates Taken from ASR Damaged Concrete 田中隆範* 森野套二** 岩月栄治** Takanori TANAKA,Keiji MORINO and Eiji IWATSUKI A b s t r a c t:A l k a l i S i l i c aR e a c t i o n ( A S R )o c c u r sf o ral o n gt 巴r m .I nt h er e t a i r so fA S Rd a m a g日d tn e巴d st oknowt h巴 r巴s i d u a lr e a c t iv it yi na g g r e g a t e s .I nt h i sp a p e r, c o n c r e t es t r u c t u r e,i t h er e a c t i v i t yi na g g r e g a t e st a k e nf r o mA S Rd a m a g e dc o n c r日t巴 p r i s m sh a db e e ns t o r e df o r 1 1 1 4y e a r s,w a si n v e s t i g a t e db yc h e m i c a lt e s tm e t h o da n de x p a n s i o nm e a s u r e m e n t so fc o n c r e t e p r i s m sw巴r em a d ew it ht h ea g g r e g a t e s .I nc h e m i c a lm巴t h o d,d i s s o lv e ds i1 i c a( S c )o fa g g r e g a t e s r o mt h a to fo r i g i n a la g g r e g a t e s .T h e t a k e nf r o mASR d a m a g e dc o n c r e t ep r i s m sd i f f巴r巴df 3a e x p a n s i o n so ft h ec o n c r e t ep r i s m st h a tw e r ea d j u s t e di nt h eq u a n t i t yo f9k g / m l k a l iw e r e tw a sd i f f巴r e n t d i f f e r e n tb yt h ek i n d so fr o c k sa n dt h el o c a l i t yo fa g g r e g a t e s .A n da l s o,i f r o mt h巴 p a s te x p a n s i o n sf o r1 1 1 4 y e a r s . 1 .はじめに N a C lの使用が増加しており、コンクリートに外部から N a C l が供給される機会が増している アノレカリシリカ反応 (ASR) は、コンクリート打設後 1~2 。このように骨材にアル 7 ) 8 ) 9 ) カリが供給される状況は多様化している。 年で劣化を生ずることがある。また、コンクリートに劣化が これまで A S Rを起こした骨材の残存反応性を検討した研究 認められるようになった後も反応が長期間にわたって継続 は少なく、特に長期にわたる詳細な実験及び調査を継続した 的に進行する問。コンクリート内部で A S Rが進行している S Rの抑制方法として高炉水砕スラ データは少ない。一方、 A 場合、長期間経過してから急激に劣化が顕在化することもあ グ微粉末等の混和材の使用は有効である。今後、 A S R劣化コ り、その反応性は変化に富んでいる。このような変化に富ん ンクリート構造物を解体し、再生骨材としてコンクリートか だA S Rではあるが、 Iつの目安は骨材の残存国芯性である。 1ことから、高 ら取り出した反応性骨材の利用が見込まれる ω 特に、 A S R劣化構造物の補修においては、補修の要否の判断 S R膨張抑制効果 11)も調査する必 炉水砕スラグ微粉末による A や補修方法の選択をするうえで、骨材の残存即芯性を把握し 要がある。 ておく必要がある。しかし、骨材自体に反応性がどの程度残 本研究では、 11~14 年間貯蔵してあった ASR 劣化コンク っているかを調査すると、その反応性は岩穫や試験方法等に リート供試体から骨材を取り出し、骨材の残存関芯性を調査 よって結果が異なる場合がある抑制)。そして、 A S Rの発生 した。化学法試験では、岩種、骨材の産地、モノレタノレの剥離 と進行に影響を及ぼす要因も非常に多い。例えば、外部から 状態によって反応性や溶解シリカ量 ( S c )がどの程度相違す 3%以下まで改善した骨材のみを用 の影響としては道路に散布される融雪剤に含まれる N a C lが るかを検討した。吸水率 a C 12が主に使われてい その lつである。従来の融雪剤には C いて作製したコンクリート供試体 12)を用いて、岩種、骨材の たが、地域によっては経済性や路面が滑りにくい等の理由で 産地等によって、改善骨材コンクリートの膨張がどの程度影 響を受けるかを検討した。その他に、高炉水砕スラグ微粉末 * 愛知工業大学大学院建設システム工学専攻(豊田市) 村愛知工業大学工学部都市環境学科(豊田市) を混和材として使用したコンクリート供試体の A S R膨張抑制 1 6 0 愛知工業大学研究報告、第 40号 B、平成 1 7年 、 Vol .40-B、M a r . 2005 効果についても検討した。 600 ,-→ロチヤトYO <)チヤト Se A チ ヤ トJ 0チ ヤ トT 2 実験概要 園安山岩 M .安山岩 K y 企安山岩 N ロ砂岩 Ty 。砂岩T 、 、 。 E400 一 一 一 一l ー」 0 " E ' 岡 本研究は、以下の 4つの実験より構成される。 、 寺 シリーズ 1:原コンクリートから取り出した骨材の反応性及 震 性H 礎 S c )の変化の検討。 び溶解シリカ量 ( ~ 200 ' 「 シリーズ I I1 原コンクリートから取り出した骨材を用いた 入 ! 供試体の 40C湿潤貯蔵での膨張挙動の検討。 0 I-2:原コンクリートから取り出した骨材を用いた シリーズ I 0 1 供試体の 5 0CNaCl溶液浸漬貯蔵での膨張挙動の検討。 0 溶解シリ力量 Sc(mmol/O シリーズi l l :原コンクリートから取り出した骨材を用いたコ 図 1 原コンクリートに使用された骨材の化学法試験結果 ンクリートの膨張に及ぼす高炉水砕スラグ微粉末の抑制効 0 . 4 0 果の検討。 0 . 3 5 2ぺ 使 用 材 料 2 1. 骨材を取り出したコンクリートの特性 岡 , 骨材を取り出すために用いたコンクリートは、 ASRによる 0 . 3 0 四 誕 i 凪 起 車 2 !0 聖 き 国 4 困 込 ιν コンクリートの劣化を検討するために 11~14 年間研究室に 貯蔵してきた供試体寸法 1 0 0X1 0 0X3 9 0 醐の角柱供試体(以 0 . 1 5 下、原コンクリートと称す)である。その使用骨材は反応性 0 . 1 0 o、缶、 J、T 、安山岩 M 、Ky、Nと非即t t 生 で、あるチャート Y である砂岩 T y、Tであり、原コンクリート時の総アノレカリ量 3はチャート Y 3( .0、3 .6、6 .0kg/m 3 .6、6 . 0kg/m o、 は 2.4、3 3のみとする)となっている。 おのみとし、砂岩 Tは 3.0kg/m 図 lに原コンクリートに使用された骨材の化学法試験結果、 ω: 白調~ ~I 原コンクリートの粗骨材の種類 図 2 骨材種類別の原コンクリートの膨張率 図 2に骨材種類別の原コンクリートの醇張率を示す。 2 1'2 原コンクリートから取り出した骨材のモルタル付着 園 状態 原コンクリ)トをブレーキジョークラッシャで破砕して 取り出した骨材は、次の 3種類とした。すなわち、破砕直後 の何も手を加えてない状態の骨材(以下、改善前と称す)、 ロサンゼルス言式験機で 3~4 時間摩砕してモノレタルを剥離し、 第~f謝蕎造物に使用することができる吸水率 3%以下にした 状態の骨材(以下、改善後と税です)、及び、改善後の骨材 300g に対し 1 Q の工業用硝酸鞠夜(町0 7.5%) に 4 8時間 3、濃度 6 浸漬してモノレタルを剥離した状態の骨材(以下、硝酸浸漬後 こ示す。なお、 と初?す) 1的である。それらを写真 1~写真 3 f 写真 1 原コンクリートから取り出した骨材(改善前) 硝酸溶液浸演前後のモルタノレ付着量、すなわち、改善後の骨 材に付着しているモルタルの割合は表 I に示すように、 8~ 23%で、あった。 2・ 2 原コンクリートから取り出した骨材を用いたコンクリート 供試体 2'2'1 供試体作製 こ 改善後の骨材を用いたコンクリート供試体の配合を表 2f 5 0 皿で角柱供試体とし、供試 示す。供試体寸法は 60X60X1 体両端に膨張率測定用としてピスを埋め込んだ。粗骨材は前 述にある改善後、細骨材には安定な石英からなる非反応性の 愛知県瀬戸産の珪砂を用い、供試体本数は、配合毎で 1~ 写真 2 原コンクリートから取り出した骨材(改善後) 3本作製し、同一環境に貯蔵した。なお、改善後に付着して 1 6 1 ASR劣化コンクリートから取り出した骨材の反応性に関する研究 いるモノレタルに含まれるアルカリは、表 1に示すように 0.04 3と微量なので作会期寺に考慮せず、総アノレカリ量 ~O. 1 2kg/m 3 3 0換算で、シリーズ Eでは 3kg/m 、シリーズ を Na2 、9kg/m Eでは 9kg/m3とした。また添加アノレカリは、 NaOH(特級、頼 粒状)を水に溶かして用い、セメントは普通ボルトランドセ メント(アルカリ量、 NazO換算 0.62見)を用いた。本実験では、 3と 9kg/m 3の供 I-1において、総アルカリ量 3kg/m シリーズ I 試体 (H14、 15作製)で計 120本、シリーズ II-2において、 3の供試体 ( 総アルカリ量 3kg/m H 1 5作製、チャート Yo、Se、 J 、T、安山岩 Mのみ)を計 39本、シリーズEにおいて、総 アノレカリ量 9kg/m3の供試体 (H16作製)を計 47本作製した。 写真 3 原コンクリートから取り出した骨材(硝酸浸漬後) 2-2-2 シリーズ E供試体の貯蔵状態 表 l 改善後骨材のモノレタル付着率 I1では、供試体作製 24時間後に供試体を湿度 シリーズ I 95 九以上となるようすべて湿らせた保湿布で覆い、ビニール 袋で 2重に密封し湿潤状態とした。供試体を貯蔵した容器は、 40C恒温室内に設置した。またシリーズ I I2では、貯蔵期間 0 28 日までをシリーズ I I1 と同様とし、それ以降は供試体を WC の NaCl溶液に浸1 責状態とした。 2-2 3 シリーズ E供試体の貯蔵状態 固 シリーズ盟では、セメントは 50%を高炉水砕スラグ微粉末 で置換したものを使用した。また、シリーズ E一lと同様に供 試体作製 24時間後に供試体を湿度 9回以上となるようすべ 問状 て湿らせた保湿布で覆い、ピ、ニール袋で、 2重に密封し湿j ~ 2 4 5 . 5 1 8 0 . 0 8 0 0 . 0 チャート Yo3 . 0 k g ! m3 3 3 0 0 . 1 チャート Yo3 . 6 k g ! m 3 0 0 . 0 チャート Yo6 . 0 k g / m3 3 2 3 8 . 0 2 1 0 . 0 9 2 3 8. 4 2 1 0 . 1 2 2 5 6 . 9 1 4 0 . 1 0 チャート Se2 . 4 k g ! m3 3 0 0 . 1 2 5 0 . 8 1 6 0 . 0 5 チャート Se3 . 0 k g ! m3 3 0 0 . 2 2 7 0 . 3 1 0 0 . 0 4 0 0 . 2 チャート Se3 . 6 k g / m3 3 3 0 0 . 3 チャート Se6 . 0 k g ! m 3 0 0 . 1 チャートJ2 . 4k g ! m3 3 2 6 1 . 0 1 3 0 . 0 6 2 6 0 . 0 1 3 0 . 1 1 2 6 6 . 8 1 1 0 . 0 4 3 0 0 . 0 2 5 5 . 0 1 5 町 。0 6 3 0 0 . 0 3 0 0 . 5 チャートT3 . 0 k g ! m 3 0 1 . 0 安山岩 M 2 . 4 k g / m3 3 .0 安山岩 M 3 . 0 k g ! m3 301 2 6 0 . 0 1 3 0 . 0 4 0 3 . 5 安山岩 K y 2. 4k g ! m3 3 た 。 チャートT2 . 4k g / m3 3・ 1 化学法話験 原コンクリートから取り出した改善前、改善後、硝酸浸漬 後のチャート Yo、缶、 J 、T、安山岩 M、K y、N、砂岩 Ty 、T、 計 62種類の骨材について化明宏試験を行った。さらに、そ れらの骨材とは別途にチャート、安山岩、珪砂を用い、硝酸 ( g ) 硝酸浸j 責 モル5'ル モル5')レに含 後 の 質 量 付着率 まれるアルカリ ( g ) ( 拍 ) 量( k g ! m3 ) 3 0 0 . 0 チャートJ3 . 0 k g ! m3 会 前の質量 チャート Yo2 . 4 k g ! m3 態とした。それらを貯蔵した容器は、 400C恒温室内に設置し 2-3 実験方法 硝酸浸漬 2 5 7 . 9 1 4 0 . 0 6 2 7 1 . 0 1 0 0 . 0 6 2 7 5 . 8 8 0 . 0 5 4 2 4 2. 20 0 . 0 7 0 2 . 7 安山岩 K y 3 . 0 k g ! m3 3 2 4 4 . 3 1 9 0 . 0 8 1 4 . 3 安山岩 N 2. 4k g ! m3 3 0 9 . 8 安山岩 N 3 . 0 k g ! m3 3 1 1 β 砂岩T y 2. 4k g / m3 3 2 4 3 . 6 22 0 . 0 5 。 目 240 23 0 . 0 7 2 6 5 . 8 1 5 0 . 0 6 搭液の骨材に及ぼす影響の有無を調べるために、硝酸翻夜浸 砂岩T y 3 . 0 k g ! m3 3 0 7 . 1 2 5 1 . 2 1 8 0 . 0 9 漬前後で、化学法試験も行った なお、化学法試験において粒 砂岩T 3 . 0 k g ! m3 3 1 7 . 7 2 5 5 . 8 1 9 0 . 1 0 O I SA1145-2001に 度調整以降の手順は、どの処理方法でも ] 従った。 表 2 改善後の骨材を用いたコンクリート供試体の配合 2-3-2 膨張率測定 コンクリート供試体の膨張率測定は、 40C湿潤貯蔵及び 0 500CNaCl闇夜浸漬貯蔵の供試体ともに、測定する 16時間以 上前に温度 20士2Cfこ保たれた測定室内へ移動させた後、 0 1 !1000mm ダイヤノレゲージ付きの長さ変化測定器を用いて行 った。なお、脱型 24時間後の測定値を初期値とし、膨張率 を算出した。 3 .結果及び考察 3・ 1 原コンクリートから取り出した骨材の反応性及び溶解シ S c )の変化〔シリーズI) リ力量( 原コンクリートから取り出した骨材の化学法試蜘古果を ト ¥ 粗骨材 最大寸法 ( m m ) 単位量( k g ! m ' ) 7 J<セメント 細骨材 比 率 水 セメント 細骨 材 ( 出 ) ( % ) W G S 砂岩 M, K y, N 混和 剤 G 1 0 2 5 チャート Yo, Se, J, T 安山岩 粗骨 材 1 0 5 8 2 0 5 1 .3 T y, T ※1 混和剤は 9 k g ! m 'の供試体のみ使用 4 1 .0 1 5 4 3 0 0 7 6 1 一 1 0 5 4 1 0 9 1 0 . 3 1 0 4 6 1 0 7 9 ※2高炉水砕スラグ微粉末を混入した供試体 は、セメントへの微粉末混入率を5 0 刊とした 愛知工業大学研究報告、第 4 0号 B、平成 1 7年 、 V ol .4 0 -B、M a r .2 0 0 5 1 6 2 600 600 600 。。 ¥ 百EE)0 区嗣告震制調﹃一夜、ぇh 42 一 ¥ 一 。 主 E)是噸令提出掛﹁一門豆、ト 巨ヨl川川 E 02 0 4 凹凹 j j F K l F 〉 こ { 4回 区 制 ; . 4 .1 ' 令 、 熊 制 ,,川い:/.,; 規 = " 200 4 ミ 、 ミ ー 1 ' . 10 100 溶解シリ力量 Sc(mmol/O 1000 600 600 600 42 ( 一 ¥ ↑ 。 言 E)O 広咽令震悩棋﹁一夜、]﹁ Z E 柵 NAI E S 出 200 h 4 ミ p 、 一 一 一 一 一 600 」 (j i l l l 10 1 0 0 100 溶解シリ力量 Sc(mmol ! l ) 1000 Ill- 0 1000 100 溶解シリ力量 Sc(mmol/O JlIllIll- 、 炉 /ぺ, 一 一 一 一円 一一一一 L 一一 4 ミ ー ミ 、 一 600 00 00 42 慢 出 饗200 鼎 宣 明 ( 一 凹叩 g 醐 . f : i 1 1 無 害 ワ ヤ1な い 0 ' 1000 100 ¥EヒE)oz醐令篤悩棋﹁一夜、ぇh 42 (一¥一 oEE)O 区制品質倒錯﹁一円門会ト ¥ E 吾400 1111 ' : . l t 溶解シリ力量 Sc(mmol ! l ) 600 r-一~ I I 回 一 一 1 0 戸川町一戸 0 10 │安山岩 K y l " '400 g 凹叩 02 0 4 (一¥一 OEE 百庄一隅令撰組制﹁﹃択弐h 。。 日j J L i l F f p i ム斗:a;:翻 0 10 1000 100 溶解シリ力量 S c ( m m o l l l ) E国 ィ吋 0 0 0 1 0 1000 10 ※2砂岩Tは3 . 0 k g / m3のみ 図 3 原コンクリ)トから取り出した骨材の化学法試験結果 図 3{こ示す。図では 6 2種類のうち 4 4種類の骨材が「無害で ない J と判定された。非反応性である砂岩旬、 Tを除き、モ 600 ノレタルの付着量が少なくなるにつれ、「無害でない」の領域 に移動する傾向が見られた。また、モルタルの付着が全くな 〉 o E い硝酸溶液浸漬後がすべて「無害でない」と判定されたこと 主 400 から、 11~14 年間コンクリート中において ASR を起こしてい 酬 ぜ 、 百 草 i 並 証 ても骨材自体に反応性が残っているといえる。 さらに、チャート、安山岩の原骨材と長期経過後の溶解シ S c )を比較すると、チャート Y o、安山岩 M、Nは溶解 リカ量 ( シリカ量 ( S c )が減少しており、原コンクリート時にシリカが 消費されたと考えられる。逆にチャート缶、 0 E と J 、T、安山岩 拠 ~ 2 凹 ミ ー ヘ 、 ト 0 10 1000 K yは溶解シリカ量 ( S c )が増加していることから、原コンクリ ート時にシリカが残った状態にあり、しかも反応しやすい状 態になっていると考えられる。 図 4 硝酸搭液浸漬前後の化学法試験結果 ASR劣化コンクリートから取り出した骨材の反応性に関する研究 0,1 6 0 0,1 6 0 I ' f ¥ '-HoI 0 . 1 4 0 0 . 1 6 0 巨EE ヨ ; 4 0 0,1 , 2 0 0,1 0 . 1 4 0 nunununu nunMunO4, tanununu nunU ハ Unu (日﹀凶町出掛﹃ (詰)時出盛 nununu nun6no l nunu 寸 nununu nununU 0 ・8 6 nunu 1 nununU (三時出掛﹃ 0,040 金 0,020 0,000 0 200 400 6 0 0 0,020 0,020 0,000 0,000 1000 800 0 貯蔵期間(日) 200 400 600 貯蔵期間(目) 800 I ' f ¥ ' f - I-~ 日1 4 0 。 T 200 400 6 0 0 貯蔵期間(日) 0 1000 8 0 0 0 . 0 2 0 200 400 600 8 0 0 0 1000 0 . 1 6 0 1 0 0 0 . 1 2 0 nunununu nun6noAι 1anununu nunununu nununu nunOF0 4lnunu nUAUnU (三時出掛﹃ (三時陛加盟 0 1 0 0 200 3 0 0 400 500 0 1 0 0 貯蔵期間(日) 200 300 400 500 ﹁iIluanu l 0 . 0 0 0 ︽ 0 . 0 0 0 ハ unU の LnU AU U u 内 nU 0 . 0 2 0 1 0 0 貯蔵期間(目) マーカー マーカー 300 4 0 . 0 4 0 0,020 4 0,040 200 貯蔵期間〈日) ←一一一一十一一一一 ﹁1 1 0,1 4 0 0 . 1 2 0 (三時出盛 0,1 4 0 nUAUnu nunMunO 内 41nU u nununu E亙 日 0 . 1 6 0 0 . 1 2 0 0 . 1 4 0 500 聾笹週ぶ告三乏 貯蔵期間(日) 日1 6 0 400 匡E~~ 0 . 0 0 0 0,000 0 1000 (出)凶町出総﹃ 同長幸韮三基青空手 0 . 0 2 0 0,000 800 nunununu nunoaua 斗 tBnununu nunU U 内 nu (語﹀隊出掛﹃ E nununu nunMURU 41nunu nununU 内 ハ U Unu ハ nunMunO 100 UnunU (担)時出掛 七品一品』通オ 600 0 . 1 2 0 0,040 0 . 0 4 0 0 . 0 2 0 400 貯蔵期間(日) 0,1 4 0 1 2 0 戸一一一←一一時一四十一,.' . . " " , , " " 200 0,1 6 0 ~UI~M f-~---- 0,1 4 0 0 . 1 2 0 出品~ 0 1000 6 0 0,1 0,1 6 0 j'f-\'-~ ~.. 2 0 0,1 2 0 0,1 0,040 1 6 3 A 200 300 ーーも 400 500 貯蔵期間 ( 1 3) ※13 . 6 k g / m3、6 . 0 k g / m3[まチャートYo、S eの ︿ ﹀ 一 O一 口 一 ム み ※2砂岩Tは3 . 0 k g / m3の み 3コンクリート供試体の膨張挙動 k g / m 国 5 総アノレカリ量 3 次に、硝酸溶液浸漬前後の化学法試験結果を図 4に示す。 3 側 、 チャート Yo~安山岩 M が貯蔵期間 840 日で O. 022~0. 0 図によると、チャート、安山岩、珪砂の 3種類すべてにおい 安山岩 Ky~砂岩 T が貯蔵期間 490 日で O. 0l 2~0.020協の膨張 R c )、溶解シリカ量 ( S c ) て、浸漬前後で、アノレカリ濃度減少量 ( 3では、岩種の反応性の 率を示している。総アルカリ量 3 k g / m に大きな違いは見られない。このことから、モルタル剥離の 有無、骨材の産地、原コンクリート時の膨張等によって膨張 過程で硝酸揃夜が骨材(チャート、安山岩)自体に及ぼす影 率にわずかながら差が見られた。また、反応性骨材であるチ ャート、安山岩で、あっても貯蔵期間 490~840 日で膨張が活 響はほとんど無いものといえる。 発に起きていない原因としては、原コンクリート時の膨張に 3-2 原コンクリートから取り出した骨材を用いた供試体の よってシリカが消費されたことや今回の実験に用いた供試 4 0C湿潤貯蔵及び 5 0CNaCI溶液浸漬貯蔵での膨張挙動〔シリ I SA5 3 0 8に定められている ASRの抑制対策にあたる 体が J ーズ I I ) 3以下で、あったことが考えられる。しかし、 k g / m 総アノレカリ量 3 0 0 シリーズ I I1 において、総アノレカリ量 3 k g / m 9 k g / m 微量ながら膨張が継続しており、化学法試験結果からも今後 ンクリート供試体の膨張挙動を図 5、 図 6に示す。図 5では、 膨張が増加する可能性があるため、更なる検討が必要といえ 3、 3コ 愛知工業大学研究報告、第 40号 B、平成 17年 、 Vol .40-B、M a r . 2005 1 6 4 : ; : l E E J 0 . 1 4 0 0 . 1 2 0 0 . 1 2 0 ∞ 0 . 1 ¥ R 語 0.080 " 1 卦0 . 0 8 0r L 、 塁 。 附 盛 0 . 0 6 0 己R 時0 . 0 8 0 U凶 塗0 . 0 6 0 0 . 0 4 0 0 . 0 4 0 0 . 0 2 0 0 . 0 2 0 2 0 0 400 600 貯蔵期間(日) 8 0 0 " 0 . 0 4 0 1000 0 . 0 2 0 一一了一一一一一 T 0 . 0 0 0t l ! I 0 0 . 0 0 0監 日1 4 0 0 . 1 0 0 0 . 1 0 0 俗的 0 . 1 6 0 : : : : 巳 [ 0 . 1 6 0 i 0 . 0 0 0 200 400 600 8 0 0 貯蔵期間(日) 1000 i ~lU!i5'M 0 . 1 4 0卜 ~0.100 ~ 800 1000 0 . 1 6 0 1 0 . 1 4 0 ト巨亘日 0 . 1 0 0 。 述060 也~ 凶 霊 童 0 . 0 6 0r 0 . 0 4 0 0 . 0 4 0 0 . 0 2 0 0 . 0 2 0 。 0 . 0 0 0 200 400 600 貯蔵期間(日) 8 0 0 0 . 1 6 0 0 . 0 0 0 200 400 600 貯蔵期間(日) 8 0 0 1 0 0 0 i~P;sTy 0 . 1 2 0 1 ︽ U U 内 0 . 0 0 0 0 . 0 0 0 1 0 0 200 300 貯蔵期間(日) 400 400 500 I~Þ!ãT r 1 γ一一一一一寸一一一一一「一一 ハU 0 . 0 2 0 200 300 貯蔵期間〈日) 内 0 . 0 4 0 0 . 0 2 0 ーす一一一一一十一一一一一 (民)凶町出盛 0 . 0 4 0 一一一一一十一一一一 4lAUAUAU nununU U 内 注 目6 0 時 証 書0 . 0 6 0 盛 1 0 0 nU ununU 0 86 42 ァli 0 . 1 2 0 0 . 1 0 0 ~ 0 . 0 8日 一一一ー一一一一一斗一一一一 。 0 . 1 4 0 卜 ?ーー 0 . 1 4 0卜 0 . 1 2 0 r-- 0 . 1 4 0 一 白 ← 一 一 一 宇 己 一一一一一ー一一一一」一一一一一 0 . 1 6 0 0 . 1 6 0 一 一 一 一 -, 一 _ L一 一 一 一 一 0 . 0 2 0 0 . 0 0 0 0 1000 ︽ #社叩 8 0 出 」 一 一 一 一 一 一 lー Ununu 一一一一斗一一 時出掛同 通R 監0削 400 6 0 0 貯蔵期間(日) nununU 8 64 nUAUnu 三ま ; ; 0 . 1 0 0 2 0 0 0 . 1 2 0r 0 . 1 2 0 j J 叶0 . 0 8 0 0 0 . 1 6 0 I 7 'V -f TI 寸 0 . 0 0 0 1 0 0 5 0 0 マーカー 2 0 0 300 貯蔵期間(日) 400 マーカー O 一︿﹀ 口 ム 5 0 0 1 0 0 200 3 0 0 貯蔵期間(日) 4 0 0 500 ※ 13 . 6 k g / m3、6 . 0 k g / m3はチャートYo、Seの み ※ 2砂岩Tは3 . 0 k g / m3のみ 3コンクリート供試体の膨張挙動 図 6 総アノレカリ量 9kg/m されたためと考えられる。 る 。 図 6 では、チャート Yo~安山岩 M が貯蔵期間 840 日で 0.049 さらに、シリーズ1I2におし、て、 50CNaCl溶J 夜に浸漬貯 ~O. 133目、安山岩 Ky~砂岩 T が貯蔵期間 490 日で 0.022~ 3 コンクリート供試体の膨張挙動 蔵した総アルカリ量 3kg/m 0.116 切の膨張率を示している。総アルカリ量 0 は、高ア を図 7tこ示す。図を見ると、チャート Yo~安山岩 M は貯蔵期 3よりも ルカリであるため、各種骨材とも総アノレカリ量 3kg/m 間 546 日で 0.032~0. 0 45%の膨張率を示しており、貯蔵期間 短期間で明確な膨張が見られた。特に安山岩の膨張率は Mで 2 8日までの 400C 湿潤貯蔵よりも、貯蔵期間 2 8日以降、すな O .082~0. 08問 、 Kyで O .099~0. 116潟、 N で 0.022~0. 0 29 切を わち、 500CNaCl樹夜浸漬貯蔵時に膨張がわずかながら促進さ それぞれ示しており、同じ岩種で、あっても膨張率に差がある れている。これを図 5 のチャート Yo~安山岩 M の同時期と比 ことがわかる。このうち安山岩 Kyは、貯蔵直後より膨張が 較すると、 0.004~0.01 開程度大きい膨張を示している。こ 3 9kg/m 一定の割合で伸びており、他とは異なる膨張を示している。 のことから N a C lによる A S Rへの影響は認められたが、外部 また、安山岩 Nはほとんど膨張していないが、その原因とし から N a C lが供給される環境下にもかかわらず、大きな膨張 て、原コンクリ」ト時の膨張によって、シリカがかなり消費 はみられなかった。これは、骨材に付着している微量のモノレ A S R劣化コンクリートから取り出した骨材の反応性に関する研究 0 . 1 6 0 0 . 1 4 0 巨EE ヨ J i 0 . 1 6 0 l E三日 0 . 1 4 0 0 . 1 2 0 0 . 1 6 0 0 . 1 4 0 1 0 . 1 2 0 ハ U ハ U ~イt---'一寸ト寸 0 . 0 4 0 0 . 0 2 0 0 . 0 0 0 0 100 200 300 400 貯蔵期間(日) 500 0 . 1 6 0 0 . 1 6 0 0 . 1 4 0 0 . 1 4 0 100 200 300 400 貯蔵期間(日) 500 600 よlI Ll- (揖)凶町出盛 U nU ︽ nununu nunono --nunu nununu nunU 2086 B41nunu 噌 nunununu (担)凶町出問描 E 一 号 ニ ゴ 0 . 0 0 0 0 100 200 300 400 貯蔵期間(日) 500 600 0 100 100 200 300 400 貯蔵期間(日) 500 600 200 300 400 貯蔵期間(日) 500 600 マー力一 口 。 。 ム 6Okg/m3 . 6 k g / m3 ま ※3 、6.0kg/m3( チャートYo、Seのみ 岨 0 . 0 2 0 0 . 0 0 0 0 原コンクリート のアルカリ量 2. 4 回 : 1m3 3 . 0出 どm3 3 . 6出 どm3 0 . 0 4 0 0 . 0 2 0 一 且 , _ _ j @ 13'<1.Ù~M 1 : 日1 20 0 . 0 4 0 '.市宮一 0 . 0 0 0 0 600 1 nununU 42nU nunU 0 . 0 2 0 T",,-~J OB6 0 . 0 2 0 0 . 0 0 0 (三時出掛﹃ nununU 0 . 0 4 0 1 0 . 1 2 0 086 (担)凶町出盛 ' 咽 n u n u nununυ nununu nuooau Tlnunu nununU (民)時出盛 0 . 0 4 0 1 6 5 3コンクリート供試体の膨張挙動 図 7 500CNaCl溶液に浸漬貯蔵した総アルカリ量 3kg/m タノレと粗骨材の寸法の大きさによる反応の遅さが原因と考 えられる。しかし、 40C湿潤貯蔵と同様に微量ながら膨張が 0 4 .まとめ 到撤しており、化学法試験結果からも今後膨張が増加する可 能性があるため、継続して調査する必要がある。 以上をまとめると、原骨材と長期経過後の溶解シリカ量 本研究で得られた結果をまとめると次のようである。 (1)使用した骨材はコンクリ)ト中で長期間 ( 1 1~14 年) A S Rを起こしていたが、化学法試験にて 7 仰の骨材が「無 ( S c )の変化とコンクリート供試体の膨張挙動に相関関係が みられる。すなわち、原コンクリート時に反応が進行してい る場合、シリカが消費され、残存する反応性は低くなり、逆 害でない」と判定される反応性を残していた。 ( 2 ) 溶解シリカ量 ( S c )は、チャート Y o、安山岩 M、Nが原コ に、原コンクリート時に反応が進行していない場合は、シリ ンクリート時の長期間の反応によって減少したが、逆に カが消費されず、骨材中に残った状態にあり、コンクリート チャート Se、J 、T、安山岩 Kyは原骨材の試層姉古果より 中にそれらの骨材があることによってさらに残存する反応 性が高くなっている。 も長期経過後の方が増加した。 ( 3 ) 原骨材と長期経過後の溶解シリカ量 ( S c )の変化とコン クリート供試体の膨張挙動に相関関係が見られた。 3.3 原コンクリートから取り出した骨材を用いたコンクリート ( 4 ) 原コンクリート時に反応が進行していると残存反応性 の膨張に及ぼす高炉水砕スラグ微粉末の抑制効果〔シリーズ は低くなり、逆に反応が進行していない場合は、残存反 m) 応性が高くなるといえる。 3コ 高炉水砕スラグ微粉末を混入した総アノレカリ量 9kg/m ンクリ)ト供試体の膨張挙動を図 8に示す。図では、チャー 謝辞 ト Yo~砂岩 T が貯蔵期間 177 日で 0. 0l 0~0. 0 22 弘の膨張率を 本研究は平成 13年度愛知工業大学教育・研究特別助成の助 示している。図 6 のチャート Yo~砂岩 T の同時期と比較する 成金によって行ったものである。ここに誘曜を表します。 と、 O~O. 1 0 倒程度、膨張が抑制されていることがわかる。 このうち、 O~O. 007% 程度しか膨張が抑制されていないもの y、Tや原コンクリ もあるが、これらは非反応性である砂岩 T ート時にシリカがかなり消費されたと考えられる安山岩 Nの みであり、その他のチャートや安山岩は 0.027~0. 1 08回程度、 参考文献 1 )岩月栄治、皿井剛典、森野套二:長期間貯蔵した A S Rモノレ タノレバーの膨張挙動と実構造物の劣化について、土木学会 第 53回年次学術講演会講演概要集、第 5部 、p p .202-203、 1 9 9 8 .1 0 膨張が抑制された。これらのことから、コンクリートから取 2 )岩月栄治、森野杢二、皿井剛典:長期間貯蔵した A S Rモノレ り出した骨材であっても、通常の反応性骨材同様に高炉水砕 タノレバーの膨張に及ぼす反応性鉱物の影響、コンクリート 工学年次論文報告集、 V ol .20、N o .2,pp.943-948、1998 S R膨張抑制効果があるといえる。 スラグ微粉末による A 愛知工業大学研究報告、第 40号 B、平成 1 7年 、 Vol .40-B、M a r . 2005 1 6 6 40 ~-~ξE ト 0 . 1 2 0 f ____1___ 40 い一一一ー一一 40 200 Ill-7 ﹁ 11 ↑l lll ム- 了 丁 →l l + l ?1l ↑ー ト ナl l + l llr41 0 . 0 0 0 160 了 0 . 0 2 0 ω00 醇 竺 工 80 120 貯蔵期間(日) ー 了 ト 凋斗 ︽ U nu 一一一一十一一一一一十一一 ハU 者語塩髄轟持巷呈目 ー一一十 -トt (訴)時陣油田 l 0 . 0 4 0←- 丁 -寸 l l ナl rl ド 卜一仁函0 ; 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