平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 1 社会福祉総務費 事業名 社会福祉事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 233,868 予算額 決算額 227,142 財 源 内 訳 国庫支出金等 47,768 一般財源 【事業の目的】 1.国民健康保険の財政基盤安定に資するため、低所得者の保険料を国、県、町で負担します。 2.知的障害者施設の安定した運営に資するため、隠岐島4ケ町村で経費を負担します。 3.民生児童委員協議会の運営及び活動経費を補助することで、活発な委員活動を推進します。 【主な事業の概要(実績)】 ●国民健康保険事業(繰出金) 保健基盤安定分 63,690千円 助産費分 2,934千円 職員給与費分 41,324千円 その他 2,008千円 合計 109,956千円 ●広域事業推進費 隠岐広域連合負担金(知的障がい者施設事業) 入所者(隠岐の島町) 37名 ●民生児童委員活動推進費 民生児童委員協議会補助金 民生児童委員 主任児童委員 64,842千円 3,991千円 62名 5名 【事業の成果】 国民健康保険事業の財政基盤、知的障害者施設の安定した運営に寄与しています。 民生児童委員協議会の、活発な活動の推進に寄与しています。 一般会計(民生費) − 51 − 179,374 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 目 1 社会福祉費 社会福祉総務費 事業名 隠岐温泉GOKA運営事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 子どもから高齢者まで生涯を通じた健康づくり 所管課 五箇支所 単位:千円 予算額 16,165 財 源 内 訳 16,162 決算額 国庫支出金等 4,696 一般財源 11,466 【事業の目的】 隠岐温泉GOKAは、平成6年7月から島内唯一の温泉として、住民の健康増進・福祉の向上を目的とし て、営業しています。 【主な事業の概要(実績)】 ● 隠岐温泉GOKA運営事業費 施設運営業務委託料 燃料費 光熱水費 施設設備管理費 設備関係消耗品費(薬品代) 施設修繕代(ボイラー等) 事務費 ● 年間利用者数(人) 大人 子供 高齢者 7,016 837 6,371 5,526 4,111 2,975 2,265 705 529 51 合計 14,224 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 入浴料金 大人(中学生以上) 500 円 子供(小学生まで) 250 円 高齢者等(70歳以上) 300 円 ごか保育園児の体験入浴 【事業の成果】 開業以来、17年が経過しました。利用者は毎年ほぼ一定していますが、平成21年度から経営活性化計画 に基づく利用者の増加、経費の削減を行っています。太陽熱温水管敷設等の経費節減対策により、重油使 用量が対前年比2千㍑削減しましたが、近年の原油高により、収支の改善には反映されていません。平成 22年度は最利用月にレジオネラ属菌が検出され、3週間休業したため利用者数が減少し、その対策に経費 を要しました。 一般会計(民生費) − 52 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 2 障がい者福祉費 事業名 障がい者福祉サービス事業 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 344,417 決算額 341,605 財 源 内 訳 国庫支出金等 170,522 一般財源 171,083 【事業の目的】 障害のある方が、その有する能力及び適正に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営む事ができるよ う、地域の特性や利用者の状況に応じた事業を行うものです。 【主な事業の概要(実績)】 ※件数については、年間延べサービス件数 ●自立支援給付事業 施設通所 介 護 施設入所 ・ ショートステイ 訓 ホームヘルプ 練 グループホーム等 等 デイサービス 補装具給付事業 サービス利用計画費 合計 仁万の里、若葉作業所、みんなの作業所 (814件) 療護施設(48件)仁万授産(270件)仁万更生(180件) 仁万の里(67件) 社協、ふれあい五箇、他(177件) 18施設(615件) 社協、ふれあい五箇、他(152件) 給付 (30件) 92件 ●障がい者サービス活動支援事業 隠岐養護学校において中学部 延べ25名が利用 島後地区手をつなぐ親の会が、障がい児を対象に年12回活動実施 ひまわり教室 ハッピーアフタースクール 112,131千円 130,106千円 5,441千円 5,421千円 58,721千円 12,026千円 2,285千円 900千円 327,031千円 708千円 270千円 【事業の成果】 障がいのある方の自立と社会参加のために不可欠な事業であり、成果は十分にあると認識しています。 今後とも、障がいのある方が地域で「あんき」に暮せるよう制度の利用や仕組みについてのPR等を含む 相談支援の充実を図っていきます。 一般会計(民生費) − 53 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 2 障がい者福祉費 事業名 自立支援医療事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 20,154 予算額 決算額 19,182 財 源 内 訳 国庫支出金等 4,359 一般財源 14,823 【事業の目的】 一般医療によりすでに治癒した身体障がい者に対して、その日常生活能力や職業能力を回復もしくは更 生させることを目的とした事業です。 【主な事業の概要(実績)】 ●更生医療 (入院) 対象 腎臓 給付件数 1件 (入院外) 給付件数 対象 38件 腎臓 給付費 138千円 給付費 16,452千円 ●精神障がい者医療費助成 対象者 334人 医療費助成額 2,546千円 【事業の成果】 福祉医療等他の制度との併用により特に低所得者の方々の医療費負担の軽減に寄与しています。 一般会計(民生費) − 54 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 目 2 社会福祉費 障がい者福祉費 事業名 障がい者地域支援事業 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 17,128 決算額 財 源 内 訳 16,899 国庫支出金等 9,003 一般財源 7,896 【事業の目的】 障がいのある方の日常生活での心配事の相談を受け、面接や訪問により的確な助言をし、更に社会参加 することにより安心して社会生活を営むことができることを目的とした事業です。 【主な事業の概要(実績)】 ●相談支援事業 (5,620千円) 実人員 64名 延べ相談件数 1,907件 (身体3名、知的14名、精神41名、発達障がい4名、高次脳2名) 訪問 231件 電話相談 1,114件 面接 212件 支援会議 21件 同行 45件 関係機関 284件 ●地域活動支援センター事業 (5,000千円) 登録者数 33名 延べ件数 616件 日常生活指導事業 健康教室、自炊教室、入浴・給食サービス等 延べ 378人 日中活動事業 習字教室、茶道教室、映画鑑賞、カラオケ等 延べ 238人 ●日常生活用具給付事業 種目 介護・訓練支援用具 特殊寝台 自立生活支援用具 入浴補助用具 電磁調理器 聴覚障がい者用屋内信号装置 在宅療養等支援用具 ネブライザー(吸引器) 電気式たん吸引器 情報・意志疎通支援用具 情報・通信支援用具 視覚障がい者用ポータブルレコーダー 視覚障がい者用拡大読書器 聴覚障がい者用情報受信装置 人工喉頭 排泄管理支援用具 ストーマ装具 紙おむつ等 合計 件数 公費 自費 1 154 0 1 1 1 20 37 40 0 299 5 2 3 45 141 5 59 2 2 2 1 1 77 67 158 80 63 9 7 18 9 7 148 26 1,650 264 378 48 191 2,796 844 【事業の成果】 相談支援事業は、近年困難な事例が多く専門性を必要とされるケースが多くなっています。相談件数も 増加しており、事業が浸透してきたと考えられます。精神障がい者サービス利用が多くを占めますが、そ の他の障がいをかかえる方々の相談も増加の傾向となっています。 地域活動支援センター事業も活動が定着してきており、社会参加の促進に寄与しています。今後も事業 周知を行い、更なる拡充を図っていきます。 一般会計(民生費) − 55 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 目 2 社会福祉費 障がい者福祉費 事業名 特別障がい者手当事業 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 11,567 決算額 10,437 財 源 内 訳 国庫支出金等 7,810 一般財源 2,627 【事業の目的】 精神又は身体に著しく重度の障害を有し、日常生活において常時特別の介護を必要とする特別障害者に 対して、重度の障害のため必要となる精神的、物質的な特別の負担の軽減の一助として手当を支給するこ とにより、特別障害者の福祉の向上を図ることを目的にしています。 【主な事業の概要(実績)】 ●特別障がい者手当 平成22年度末対象者数 年間延べ給付件数 31名 356件×26,440円=9,412,640円 ●障がい児福祉手当 平成22年度末対象者数 年間延べ給付件数 5名 68件×14,380円=977,840円 【事業の成果】 重度身体障がい者の方や障がい児を育てる家庭の所得保障に貢献しています。 一般会計(民生費) − 56 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 2 障がい者福祉費 事業名 福祉医療事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 32,193 決算額 32,170 財 源 内 訳 国庫支出金等 19,858 一般財源 12,312 【事業の目的】 ひとり親家庭や障がい者の方々の医療費を助成することによって、安心して医療が受けられることを目 的とした事業です。 【主な事業の概要(実績)】 対象 後期高齢者 重度知的障がい者 重度身体障がい者 重複重度障がい者 ひとり親家庭 合計 受診者数(件) 医療費総額 受診者負担 扶助費 2,039 8,967千円 2,263千円 6,704千円 916 5,052千円 931千円 4,121千円 1,877 21,367千円 4,005千円 17,362千円 43 137千円 31千円 106千円 1,318 3,720千円 845千円 2,875千円 6,193 39,243千円 8,075千円 31,168千円 【事業の成果】 自立支援医療等他の制度との併用により特に低所得者の方々の医療費負担の軽減に寄与しています。 一般会計(民生費) − 57 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 3 高齢者福祉費 事業名 地域包括支援センター運営費(1/3) 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 長生きで元気な高齢者社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 10,595 決算額 10,193 財 源 内 訳 国庫支出金等 10,193 一般財源 0 【事業の目的】 要介護認定で要支援の認定を受けた方の、介護予防サービス計画書作成業務の一部を居宅介護支援事業 所に委託し、対象者が適切な介護予防サービスを利用し、要介護状態への悪化を防止することを目的とし ます。 【主な事業の概要(実績)】 ● 予防給付事業 利用者の個々の心身の状況や生活に応じた総合的かつ効果的な支援計画を作成し、サービスの実施 を行い一定期間に目標達成状況を評価するとともに、必要に応じて支援計画の見直しを行います。 ・本人の情報及び状態の確認 ・支援計画の作成・サービス内容の調整 ・サービス担当者会議の実施 ・予防サービスの提供 ・定期的な訪問による状態の確認 ○委託単価:1件当たり4,120円(初回の場合は3,000円プラス) ○委託対象者:要支援1,2となった介護認定者(但し、介護予防サービスを利用する者に限る。) ○委託件数:2,488件(実人数:272人) ○委託実績:10,193,000円 事業所名 委託延件数 うち初回 隠岐の島町居宅介護事業所 1,142 17 居宅介護支援事業所 共生 565 23 ふれあい五箇居宅介護支援事業所 193 2 住吉在宅介護支援センター 381 4 あたご会居宅介護支援事業所 129 4 回春ケアマネジメントビューロー 12 0 島 しらさぎ苑在宅介護支援センター 8 0 みずうみ支援センター 2 1 外 ケアセンターふれあい 4 1 計 2,436 52 【事業の成果】 各居宅介護支援事業所へ一部委託し、適切な介護予防サービスを利用し、身体状況を維持すること により、本人の生活の質を高めることが出来ます。したがって、介護給付費の抑制となり、介護保険 料の上昇を抑える効果がありますが、今後、介護申請者数が増加すれば、介護予防サービス計画書の 作成数も増えることが予想されます。 一般会計(民生費) − 58 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 目 3 社会福祉費 高齢者福祉費 事業名 地域包括支援センター運営費(2/3) 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 長生きで元気な高齢者社会 所管課 福祉課 単位:千円 11,888 予算額 11,135 決算額 財 源 内 訳 国庫支出金等 11,135 一般財源 0 【事業の目的】 食事づくりが困難な高齢者に対し、食事の配達と合わせて安否確認を行うことで高齢者が安心して生活 できる町づくりを目指します。サービス実施に当たっては、利用申込者の食生活等の調査を行うことによ り、多様な形態のサービスの提供に配慮し対象者の健康保持増進と自立を支援します。 【主な事業の概要(実績)】 ● 配食サービス事業 <事業実績> 事業所名 利用 人数 月平均 配食数 社協(中条) 66 普通食 治療食 9,794 2,192 社協(蓬莱苑) 16 普通食 4,964 配達区域 9,587 3,679 隠岐の島づくり㈱ 10 1,576 おふくろの里 5 466 445 あじゅまや 6 299 計 162 33,002 11,134,600 ○委託単価:1食あたり普通食:300円、治療食:500円 ○委託対象者:要支援・要介護認定者及び栄養改善を必要とする特定高齢者 ○委託数(食数):普通食 26,832食、治療食 6,170食 ○委託実績:11,134,600円 ふれあい五箇 59 普通食 治療食 普通食 普通食 普通食 治療食 提供 体制 2,938,200 旧西郷町(中村除く) 昼食 1,096,000 旧西郷町・都万(中村除く) 夕食 蓬莱苑入所者 夕食 1,489,200 布施圏域 夕食 2,876,100 五箇圏域 昼・夕 1,839,500 旧西郷町(中村除く) 夕食 472,800 中村・飯美・布施・卯敷 昼食 139,800 中村地区 昼食 133,500 昼・夕 中村地区 149,500 昼食 委託料 営業日 月∼日 月∼金 月∼日 月∼金 月∼日 月∼日 月∼土 月∼金 月∼日 ●連絡会及び研修会の開催 ・連絡会:配食サービスの利用状況報告や各事業所との情報交換を行いました。 2回開催(8月27日、2月4日) ・研修会:配食サービス事業所対象に「高齢者の栄養」について研修を行いました。 1回開催(2月4日) 【事業の成果】 加齢、心身の障害及び傷病等の理由により、きちんと食事の取れない高齢者に対して、栄養バラン スの取れた食事の提供や安否確認をすることにより、安心で自立した生活を送ることができます。 昨年度まで要支援者も介護認定者と同様週7回の利用限度を設けていたが事業費の増大もあり、要 支援者は週3回とした。限度を超えて利用希望の場合の判断基準があいまいである。 一般会計(民生費) − 59 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 3 高齢者福祉費 事業名 地域包括支援センター運営費(3/3) 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 長生きで元気な高齢者社会 予算額 9,431 決算額 8,818 国庫支出金等 所管課 福祉課 単位:千円 財 源 内 訳 8,818 一般財源 【事業の目的】 高齢者が、活動的で生きがいのある生活や人生を送ることが出来るよう支援することを目的として 実施するものです。 【主な事業の概要(実績)】 ● 介護予防・任意事業 ①通所型介護予防事業「パワーリハビリ事業」 実施事業者 対象者 利用実人数 延利用回数 委託料:@4,000円 ふれあい五箇 特定高齢者 4 61 個人負担:@500円 ②通所型介護予防事業「おたっしゃデイサービス」 実施事業者 対象者 利用実人数 延利用回数 委託料:@4,000円 岬デイサービス 1 4 個人負担:@500円 特定高齢者 住吉デイサービス 2 14 個人負担:@500円 ③介護予防普及啓発事業「介護予防の啓発」 総論・運動 口腔・栄養 認知・鬱・閉じこもり 開催回数 参加人数 開催回数 参加人数 開催回数 参加人数 13 172 14 154 4 71 ④介護予防普及啓発事業「介護予防教室」 介護予防一般 サロン支援 介護予防教室 開催回数 参加人数 開催回数 参加人数 開催回数 参加人数 20 274 71 879 91 1,153 ⑤介護予防普及啓発事業「食生活改善の普及啓発」 地区健康教室 男性料理教室 高齢者への食事支援 開催回数 参加人数 開催回数 参加人数 開催回数 参加人数 5 19 2 8 5 22 ⑥「高齢者福祉サービスのいろいろ」を作成し配布しました。 ⑦広報・お知らせ便等で地域包括支援センターの事業内容を周知しました。 ⑧民生児童委員の研修、老人クラブ連合会、各地区の区長会等に出かけ啓発を実施しました。 ⑨はつらつサロン事業 3社会福祉法人へ委託(委託料:@2,500円、個人負担:@800円) 実施事業者 対象者 開催回数 延利用者数 実施圏域 社協 72 791 中条、中村、布施、都万 ふれあい五箇 一般高齢者 12 158 五箇 博愛 25 321 町部、東郷、磯 ⑩介護用品支給事業 実利用者人数:7名 支給額:@5,000円/月 ⑪緊急時高齢者訪問介護員派遣事業 実利用者人数:2名 ⑫住宅改修理由書作成支援事業 実利用者人数:3名 ⑬家族介護交流会の開催 介護者交流会 開催回数 参加人数 2 17 介護予防教室の様子 【事業の成果】 介護予防に関する知識の普及・啓発につながり、併せて高齢者の社会参加や高齢者を中心としたグ ループ形成、世代間交流が図られ、地域における介護予防に対する関心が高まる効果が今後ますます 期待できます。又、介護をしている家族及び一人では生活できない高齢者を支援することにより安心 した生活が確保できます。 利用期間が限定的であるため、介護保険申請になることが多い。 一般会計(民生費) − 60 − 0 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 目 3 社会福祉費 高齢者福祉費 事業名 高齢者福祉対策事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 長生きで元気な高齢者社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 329,192 決算額 329,189 財 源 内 訳 国庫支出金等 121,371 一般財源 207,818 【事業の目的】 高齢者が元気で安心して生活できるようサービスの提供や施設整備の促進を図ります。 【主な事業の概要(実績)】 <事業実績> ●広域事業推進事業 後期高齢者医療広域連合負担金 ●高田会負担金(元利償還金分) ●布施蓬莱苑管理運営費 ●町老人クラブ連合会補助金(46団体 1,260名) ●緊急通報体制整備設置費補助金(18台分) ●敬老記念品贈呈事業費(米寿:145人 100歳以上:22人) ●日常生活用具貸与事業費 ●特別会計繰出金 後期高齢者特別会計繰出金 143,500千円 療養給付費負担金繰出金 60,177千円 保険基盤安定繰出金 1,765千円 その他一般会計繰出金 ●高齢者福祉施設スプリンクラー設置事業(養護老人ホーム清松園) 工事費 75,600千円 設計管理 1,680千円 事務費 2,100千円 ●特殊建築物定期調査事業(3年毎) 3施設(なごみ苑、清松園、みのりの家) ●指定管理施設修繕事業 3,675千円 中村デイサービスセンターボイラー取替 4,004千円 蓬莱苑ボイラー及び循環ポンプ取替 253千円 清松園樹木伐採 8,595千円 12,403千円 13,000千円 1,562千円 378千円 323千円 5千円 205,442千円 79,380千円 169千円 7,932千円 配管(コンクリート天井タイプ) 噴射口(標準的天井タイプ) ∼スプリンクラー設置状況(養護老人ホーム清松園)∼ 【事業の成果】 福祉・保健サービスを提供及び施設整備することにより、高齢者が安心した生活を送ることが出来 ます。 指定管理施設の修繕は、故障してからでは対応が遅くなる為、修繕計画を作成し対応する必要があ ります。 一般会計(民生費) − 61 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 3 高齢者福祉費 事業名 老人保護措置費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 長生きで元気な高齢者社会 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 236,926 決算額 235,732 財 源 内 訳 国庫支出金等 49,365 一般財源 186,367 【事業の目的】 養護老人ホームを運営している社会福祉法人と連携し、高齢者が元気で生活できる様に、適正なサービ スの提供を図ります。 【主な事業の概要(実績)】 <事業実績> ●老人保護措置費 (5施設 114名) 55名 清松園(五箇地区) 55名 百寿荘(西郷地区) 1名 みゆき荘(西ノ島町) 2名 かんなび荘(斐川町) 1名 慈光苑(松江市) 235,596千円 ●養護老人ホーム入所判定委員会開催費 入所判定委員会開催回数:10回 判定者数:35人 入所該当:35人 入所非該当:0人 待機者数:29人 (平成23年6月末現在) 99千円 ●事務費 37千円 【事業の成果】 在宅での生活を継続することが困難で、養護老人ホームへの入所を希望している高齢者に対して養 護老人ホームに措置するとともに、その方が安心した日常生活を営み、自立した生活ができる様に必 要な指導や訓練その他の援助を行っています。 一般会計(民生費) − 62 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 目 3 社会福祉費 高齢者福祉費 事業名 介護保険対策事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 長生きで元気な高齢者社会 所管課 福祉課 単位:千円 321,532 予算額 321,074 決算額 財 源 内 訳 0 国庫支出金等 一般財源 321,074 【事業の目的】 要介護状態になっても高齢者が尊厳を保ちながら、できるだけ住み慣れた地域で自立した生活ができる ようなサービス提供体制に努めます。 【主な事業の概要(実績)】 <事業実績> ●隠岐広域連合負担金(介護保険分) ●訪問看護事業特別会計繰出金 ●事務費 ●要介護認定訪問調査委託 ・対象者 第1号被保険者(65歳以上) 第2号被保険者(40歳から64歳の特定疾病者) ・介護認定調査 居宅介護支援事業所等へ調査を委託(更新分) (施設197件 在宅981件) 314,792千円 2,809千円 30千円 3,443千円 (平成23年7月6日現在) 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2要介護3 要介護4要介護5 認定者数 152 145 年齢別高齢者人口及び認定者数 年齢階層 高齢者人口 40∼64 H23.4.1現在 65∼69 1,008 70∼74 1,033 75∼79 1,134 80∼84 938 85∼89 648 90∼94 325 95以上 137 総計 5,223 226 198 2,167 41.5% 154 194 介護保険認定者数 37 31 48 129 264 328 259 118 1,214 145 計 1,214 969 79.8% 【事業の成果】 高齢者数は減少傾向にあるが、介護保険申請を受けるリスクは80歳を超えると高くなり、認定者全 体の約80%を占めている状態である。現在、70∼79歳の高齢者人口が、高齢者全体の約42%を占めて おり、今後は介護認定申請数は増加すると思われる。認定業務の公平性・中立性を基本としながら、 包括支援センター、地区担当保健師及び各種関係機関等と連携しながら高齢者の状況を効率的に把握 し、介護保険の運営を図っていきます。 一般会計(民生費) − 63 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 2 児童福祉費 目 1 児童福祉総務費 事業名 児童福祉施設環境整備事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 安心してこどもを生み・育てる環境づくり 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 9,303 決算額 8,911 財 源 内 訳 国庫支出金等 8,910 一般財源 【事業の目的】 安全で安心して利用できるよう児童福祉施設等における環境整備を図ります。 【主な事業の概要(実績)】 ● 環境整備事業 公立児童福祉施設等の環境整備対策として5月∼11月に延38人を雇用 決算額 8,910,997円(全額国庫補助・観光課一括) 賃金等(延38人) 7,820,940円 需用費(燃料費 ・消耗品費) 450,291円 自動車借上料(車2台 リース代) 403,200円 備品(草刈機・デジカメ) 236,566円 【事業の成果】 安全安心な環境の中で健やかに育つことができます。 一般会計(民生費) − 64 − 1 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 2 児童福祉費 目 2 児童手当費 事業名 児童手当費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 安心してこどもを生み・育てる環境づくり 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 16,600 決算額 15,710 財 源 内 訳 国庫支出金等 11,445 一般財源 4,265 【事業の目的】 子育てに係る費用の一部を児童手当として支給することにより生活の質が高まるよう支援します。 【主な事業の概要(実績)】 ● 扶助費 区 分 被用者 0∼3歳未満 非被用者 0∼3歳未満 特例給付 被用者 小学校修了前特例給付 非被用者 小学校修了前特例給付 計 児童延数 404人 107人 12人 1,372人 410人 2,305人 支給額 4,040,000円 1,070,000円 120,000円 8,035,000円 2,430,000円 15,695,000円 ※所得制限あり ※0歳から3歳未満は、1人につき月額10,000円 ※3歳以上小学校修了前特例給付は、1人につき第1子第2子は 月額5,000円・第3子以降は月額10,000円 ● 償還金 15,000円(平成21年度実績に伴う国庫償還) 【事業の成果】 児童を養育している家庭における経済的負担の軽減及び児童の健全な育成を担っています。 一般会計(民生費) − 65 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 2 目 3 児童福祉費 子ども手当費 事業名 子ども手当費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 安心してこどもを生み・育てる環境づくり 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 223,730 決算額 192,715 財 源 内 訳 国庫支出金等 171,572 一般財源 21,143 【事業の目的】 次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するために、中学校修了前までの子どもについて子 ども手当てを支給します。 【主な事業の概要(実績)】 ● 扶助費 区 分 被用者 0∼3歳未満 非被用者 0∼3歳未満 被用者 小学校修了前 非被用者 小学校修了前 中学生 計 延児童数 支給額 2,112人 27,456,000円 486人 6,318,000円 6,944人 90,272,000円 2,066人 26,858,000円 3,125人 40,625,000円 14,733人 191,529,000円 ※平成22年度4月1日施行の新規事業 ※所得制限なし ※支給対象児童は0歳から中学校修了前の児童 ※支給額は、子ども1人につき月額13,000円 ● 子ども手当事務取扱事業 決算額 職員超過勤務手当 需用費(消耗品等) 役務費(通信運搬費) 1,185,427円 561,824円 303,603円 320,000円 ※平成22年度新規事業における子ども手当支給事務取扱交付金制度を活用 【事業の成果】 平成22年度からの新規事業であるが、児童を養育している家庭における経済的負担の軽減及び児童の健 全な育成を担っています。 一般会計(民生費) − 66 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 2 児童福祉費 目 4 事業名 私立保育所運営費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 安心してこどもを生み・育てる環境づくり 保育所費 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 424,932 決算額 422,856 財 源 内 訳 国庫支出金等 319,060 一般財源 103,794 【事業の目的】 保護者の就労により保育の需用が高まる近年において保育所入所待機児童の解消を図り、ゆとりあ る保育を実施し子育て支援事業のサービスを提供します。 【主な事業の概要(実績)】 ● 私立保育所運営費 施 設 名 共生学園第一保育所 共生学園第二保育所 共生学園第二夜間保育所 共生学園乳児保育所 双葉保育園 日の丸保育所 計 定員数 入所児童数 運 営 額 50人 49人 45,927,600円 160人 171人 123,299,360円 20人 22人 38,891,560円 20人 33人 55,025,280円 60人 69人 69,866,820円 17人 28,352,360円 20人 361,362,980円 330人 361人 ● 特別保育事業 決算額 29,726,560円 一時預かり保育事業 共生学園第一保育所 182人 共生学園第二保育所 296人 共生学園乳児保育所 123人 双葉保育園 358人 日の丸保育所 8人 病後児保育事業 共生学園第二保育所 439人 延長保育事業 共生学園第一保育所 60人 共生学園第二保育所 84人 共生学園乳児保育所 24人 双葉保育園 36人 ∼ 今津子育て支援センター「さんさん」 ∼ ● 放課後児童健全育成事業 決算額 10,858,310円 共生学園第一保育所 346人 共生学園第二保育所 152人 双葉保育園 92人 ● 地域子育て支援センター事業 決算額 14,800,000円 地域子育て支援センター 3,733人 今津子育て支援センター 3,293人 ● ファミリーサポートセンター事業 決算額 2,000,000円 登録者 協力会員 74人 利用会員 48人 利用実績 244件 ● 広域入所運営費委託料(1人) 決算額 289,000円 【事業の成果】 各種事業の実施により、保育所入所児童のみならず在宅児童等においても保護者がゆったりとした 気持ちを保持して子育てができるよう、また保護者が就労しやすい環境づくりに努め、かつ育児・就学等 に関する相談や援助を行なうことができます。 今後も継続が必要と思われます。 一般会計(民生費) − 67 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 2 児童福祉費 目 4 保育所費 事業名 公立保育所運営費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 安心してこどもを生み・育てる環境づくり 所管課 福祉課 単位:千円 予算額 65,740 決算額 62,890 財 源 内 訳 国庫支出金等 6,311 一般財源 56,579 【事業の目的】 保護者の就労により保育の需用が高まる近年において保育所入所待機児童の解消を図り、ゆとりあ る保育を実施し子育て支援事業のサービスを提供します。 【主な事業の概要(実績)】 ● 公立保育所運営費 施 設 名 原田保育所 中村保育園 下西保育所 ごか保育園 都万保育所 計 各保育所共通経費 ● 特別保育事業 一時預り保育事業 原田保育所 中村保育園 下西保育所 ごか保育園 都万保育所 延長保育事業 原田保育所 下西保育所 ごか保育園 都万保育所 定員数 入所児童数 45人 40人 30人 22人 45人 44人 60人 51人 60人 62人 219人 240人 運 営 費 5,120,947円 4,010,884円 5,834,958円 7,739,016円 7,051,797円 29,757,602円 33,131,697円 8人 50人 21人 11人 14人 22人 28人 21人 11人 ∼ 田植え体験 ∼ 放課後児童健全育成事業 下西保育所 5人 中村保育園 5人 障がい児保育事業 全保育所対応 6人 休日保育事業 下西保育所 23人 ∼ 発 表 会 ∼ 【事業の成果】 各種事業の実施により、保育所入所児童のみならず在宅児童等においても保護者がゆったりとした 気持を保持して子育てができるよう、また保護者が就労しやすい環境づくりに努め、かつ育児・就学 等に関する相談や援助を行なうことができます。 今後も継続が必要と思われます。 一般会計(民生費) − 68 − 平成22年度主要施策の説明書 款3 民生費 項2 目5 児童福祉費 乳幼児医療費 事業名 乳幼児医療事業費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 安心してこどもを生み・育てる環境づくり 所管課 町民課 単位:千円 財 源 内 訳 予算額 15,418千円 決算額 14,687千円 国庫支出金等 7,182千円 一般財源 7,505千円 【事業の目的】 乳幼児の医療費を助成することにより、疾病の早期発見及び早期治療を促進し、保護者の経済的負担の 軽減を図り、乳幼児の健全な育成及び安心して子どもを生み育てることができる環境づくりを推進しま す。 【主な事業の概要(実績)】 乳幼児医療費 現物給付 償還払い医療費 事務費 審査支払手数料 業務委託料等 12,806 千円 322 千円 935 千円 624 千円 総医療費合計 93,310千円 ( 93,362) 現物給付 8,185件 ( 7,582) 総医療費 86,586千円 ( 84,681) 償還払い 73件 ( 65) 総医療費 6,724千円 ( 8,681) 審査支払手数料 8,185件 ( 7,582) 935千円(866) ✤対象者(年度末現在) 806人 ( 811) 【事業の成果】 ・医療費を軽減し、子どもが安心して医療を受けることが出来る環境を整えています。 ・助成制度の改正(H22.12.1)により、従来「3歳未満」と「3歳以上就学前」で異なっていた助成率を1 本化し、全乳幼児の本人負担上限額が同一となるようにしました。 (本人負担上限額:入院15,000円⇒2,000円、通院8,000円⇒1,000円) 一般会計(民生費) − 69 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 1 社会福祉費 目 6 母子福祉費 事業名 児童扶養手当事業 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 51,496 予算額 決算額 51,368 財 源 内 訳 国庫支出金等 17,123 一般財源 34,245 【事業の目的】 ひとり親家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため、当該児童に手当を支給し、児童の福祉の増進 を図ることを目的とする。 【主な事業の概要(実績)】 平成22年度末受給者数 124人(対象児童数 187人) 全部支給 一部停止 第2子加算 第3子以降加算 41,720円(月額) 41,710円∼9,850円(月額) 5,000円(月額) 3,000円(月額) 対象者 全部支給 一部停止 第2子加算 第3子以降加算 合計 延月人数(人) 給付額(千円) 598 24,949 757 23,130 569 2,845 148 444 2,072 51,368 【事業の成果】 近年受給者数が増加の傾向にあるが、自立のための就業状況も良く、全部支給対象者から一部支給への 変更もみられる。 若年層での対象者が多く見られ、あらゆる面での助成、指導が必要と思われる。 また、平成22年8月からは、父子も認定の対象となっており、更に事業が拡充された。 一般会計(民生費) − 70 − 平成22年度主要施策の説明書 款 3 民生費 項 3 目 2 生活保護費 生活保護扶助費 事業名 生活保護扶助費 基本方針名 安心して暮せる保健・医療・福祉の環境づくり 基本施策名 すべての人が共に暮せる地域社会 所管課 福祉課 単位:千円 184,848 予算額 決算額 175,338 財 源 内 訳 123,058 国庫支出金等 一般財源 52,280 【事業の目的】 憲法第25条の理念に基づき、生活困窮者が安定した生活ができるよう、程度に応じた経済的な保障を行うと ともに、早期の自立した生活の確保に向けた自立助長の促進を図ります。 【主な事業の概要(実績)】 保護世帯・人数 保護率 生活扶助 住宅扶助 教育扶助 介護扶助 医療扶助 生業扶助 葬祭扶助 区 分 世帯数 78 42 2 16 79 0 2 86 平成22年3月末 6.43‰ 人員 93 49 2 16 91 0 2 102 世帯数 88 48 2 16 92 4 0 98 平成23年3月末 7.53‰ 人員 109 60 3 15 111 4 0 118 (単位:千円) 生活扶助 区 分 住宅扶助 平成21年度 扶助費 43,914 8,801 365 1,910 65,576 199 0 67 10,294 131,126 平成22年度 扶助費 56,228 10,807 391 2,081 94,349 617 412 222 10,231 175,338 教育扶助 介護扶助 医療扶助 生業扶助 出産扶助 葬祭扶助 施設事務 計 【事業の成果】 全国的な経済の低迷や雇用状況の悪化等の影響により、本町における保護受給者は増加の傾向にあり、その 速度は年々増してきています。その結果、扶助費の総額も年々増加しており作年度比で133.7%、44,212千円増 となっています。中でも医療扶助においては、入院患者数の増や入院期間の長期化、病状の重症化により 143.9%、28,733千円増であり、その傾向は23年度においても継続しております。全体的な扶助者数、扶助費の 増加傾向は、開始理由の多様化、受給者の高齢化もあり、今後も継続するものと思われます。 一方、福祉事務所の人員配置についてですが、ケースワーカー及び査察指導員は社会福祉主事の有資格者で あることを求められており、また被保護者との信頼関係の構築は生活保護事務を適正に実施するために必要不 可欠であり、ある程度の長期的人員配置とならざるを得ない状況となっております。 一般会計(民生費) − 71 −
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