様式1 学校名 平成23年度「校庭芝生化地域連携事業」の実施報告 事業実施の趣旨 子どもたちをより良い学校環境ではぐくむことを目的に、松林小学校校庭の 芝生の維持管理を、学校、PTA、地域、教育委員会が連携し行っていく。 芝生化地域連携事業を含め、芝生化に関連する事業を、地域のさまざまな団 体との連携で実施していくことが、地域の活性化につながり、地域が互いに助 け合える関係をつくることができる。 羽村市立松林小学校 今年度の具体的な活動内容 松林小学校ボランティア会議 ・実施日 平成23年8月23日 ・対象 松林小学校全ボランティア 松林小学校芝生維持応援団、町内会・自治会長、青少年対策松林地区 青少年対策委員会、動物園内登校見守りボランティア、下校見守りボランティア、読み聞かせボランティ ア、図書ボランティア、スクールガードリダー、PTA 役員、 学校代表 ※下線が松林小学校芝生維持応援団 ・参加人数と主な内訳 全46名参加 主な取組みと成果 本事業を通して、少年サッカー、少年野球などの社会教育関係団体、町内会・ 自治会や青少年対策地区委員会、そして PTA と学校との協力体制が構築できた。 事業を実施により、町内会・自治会ごとに編成されていた子どもたちのソフ トボールやドッチボール、駅伝大会などのチームが、町内会・自治会を越えた チームとして編成されたり、地域のお祭りや地域教育シンポジウムなどでも互 いに協力したりし、学校がひとつの地域として協力し合えるようになった。 子どもたちが、校庭よりも柔らかい芝生の質感を感じ取り、芝生の上で活動 する姿が増えた。これが今後の体力向上に役立つと考えられる。 課題や今後の方針等 学校と地域が連携した協力体制は確立できた。しかし、芝生維持作業での安 全性確保や保管場所の関係で、乗用芝刈り機が自由に使えなかったり、雑草抜 きなどの器具を全団体に貸し出せなかったりするなど、各団体が共通して芝生 の維持管理にあたることができていない。 現在は、各団体が、自主的に芝の様子を見て雑草抜きや芝刈りをしている状 況であるため、今後は、年間計画を立てて目土や肥料まき等も合わせた協力体 制をつくっていきたい。 今年が始めての越冬となるので、12月から4月期の管理・養生の方法に不 安がある。また、芝生保護と芝生上での活動のバランスも課題となっている。 管理している各団体それぞれが、芝生を使っての有効な活動を進めることが できていない。芝生の使用方法などの要望を調査をし、各団体にとって有効な 芝生活用を考えていきたい。 今後は、保護者会などにも呼びかけ、保護者が気軽に参加できるようなさま ざまな協力体制を構築し、実施していく。 松林小学校校庭の芝生化について広く市民に周知し、さらなる理解と協力が 得られるようにしたい。 ・主な内容 各代表ボランティアの内容説明松林小学校を 支えるボランティアの皆様に PTA と学校が感謝を表す。学 校と地域を結ぶ会で、松林小学校芝生維持応援団の説明と 芝生化の経緯と活用、維持の協力をお願いする。これだけ 多くのボランティア団体がいて、代表だけで46名集まり、 学校を支えるのに、いかに多くの人たちの協力を得ている か実感した。 最高学年雑草抜き活動 ・実施日 平成23年10月7日 ・対象者 6年生 ・参加人数 40名 ・主な内容 全校集会での草抜きをしているが、高学年に別 に集会後に根掘りを使って、芝に似た雑草を取り除いても らった。学年が下だと草の上部だけで根が残ってしまい、 そこから芝を凌いで雑草が蔓延ってしまうので、高学年に お願いした。この活動を通して、芝に似た雑草を覚えても らい、次回からの雑草抜きや下学年に教える指導的立場に なってもらえるようにこの活動を取り入れた。 松林地区青少対作業活動 ・実施日 平成23年11月26日 ・対象者 松林地区青少年対策委員会キックボール、ソフト ボールチーム ・参加人数 38名 指導者大人5名 ・主な内容 ローンパンチとローンパイクで、古い根を切り、 空気や水の浸透を助け、肥料がよく浸透するようにした。 また、固く練った土をパイプ状にとりだし、床土を活性化 した。最後に、目土をして、来年の春に備えた。遊具の下 の芝を守るため、芝保護材を雲梯や登り棒の下に敷いても らった。 ( 17 )
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