全国民生委員指導者研修会に参加して 庄原市民生委員児童委員協議会 会 長 森 田 一 宜 2 月 2 日から 4 日まで神奈川県の「ロフォス湘南」で全国民生委員の研修会があり 参加しました。 1日目は開会行事の後,14 時から行政説明から始まりましたが,設定時間が短くて すべての説明を聞くことができませんでした。 15 時から高崎健康福祉大学金井敏教授の「90 周年活動強化方策」及び「行動宣言」 について説明があり,活動強化方策を理解するうえには単位民児協で読み合わせをし て理解すればよいと言われました。 ぜひとも取りあげて実践したいと思います。 また, 「頼りになる人リスト」 「民児協としてネットワーク」も実践したいと感じま した。 その後, 「人権ビデオ」を見て 1 日目が終わり,2 日目は島根県民生委員児童委員協 議会堀江正俊会長及び兵庫県民生委員児童委員協議会加納多惠子会長による実践報 告がありました。 なかでリーダーに求められるものとして「傾聴能力」「説得能力」「支援能力」「討 議能力」「対応能力」「代弁能力」 リーダーに期待する活動「住民主体の安全な街づくり」 「共に歩む友をつくる」 「社 会教育と地域福祉なまちづくり」「地域を耕す」 民児協活動の強化のキーワード「訪問活動の強化」 「共生・協働〈関係機関,団体, 住民〉のパイプ役」 「事にあたって,明日にすることなかれ」 「地域活動への参加,協 力,協働」 「プラス思考で街を動かす」 「民生委員児童委員に『役』があることの大切 さ」の内容で話され大変参考になりました。 その後,前名寄市立大学岡部和夫教授から民生委員の活動事例また社会の変化によ り活動内容の変化などの説明がありました。 午後グループ討議・情報交換があり民生委員の悩み,定例民児協の運営の問題など 話し合いをして,岡部教授がコーディネーターとしてまとめ,3 日目は神奈川県立保 健福祉大学山崎美貴子学長による特別講義『民生委員・児童委員に期待するもの』が あり,内容は多様化する地域に対応する民生委員活動は,行政・消防・地域包括支援 センター・学校・町内会・ボランティア団体などと信頼関係をつくり,要援護者のニ ーズに対応した協働の関係をつくることが大事と説明されました。 3 日間の研修が大変有意義で参考になり,今後の民生委員活動に取り入れて反映さ せていきたいと思います。
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