CRC - Landmark Information トピックス ◇ 最新地震探査データ処理ソフトウェア『SeisSpace』リリースのお知らせ ◇ 最新デシジョンセンターのご紹介 2005年 10月 発行 〒136-8581 東京都江東区南砂2−7−5 株式会社 CRCソリューションズ 地球科学部 地球物理チーム Tel:03-5634-5851 Fax:03-5634-7338 E-mail: [email protected] 最新地震探査データ処理ソフトウェア『SeisSpace』リリースのお知らせ この度、Landmark社より最新版地震探査データ処理ソフトウェア『SeisSpace』がリリースされました。 SeisSpaceは、既存の地震探査処理ソフトウェアProMAXシリーズにアドオンされるモジュールであり、 以下のような特徴を有しております。 (1) 処理フロー策定やジョブ管理などの画面を、ユーザーにとってより使いやすいインターフェース に改良しました。(フローのドラッグ&ドロップなど) (2) Linuxクラスター環境下において、PSTM (PreStack Time Migration) の並列処理手法などを改善 し、大容量ファイルのサイスミックデータの処理速度を大幅に向上させることに成功しました。 (3) ProMAXでの別の処理を、”ハイブリッド”処理(並列コンピューターの各CPUの待機時間を減ら す工夫)する事を実現しました。 既存のProMAXユーザーは、SeisSpaceをご利用頂けます。 最新デシジョンセンターのご紹介 石油開発における意志決定のツールとして、最新のデシジョンセンターについてご紹介させていた だきます。 最新のデシジョンセンターは、“ビジュアライゼーションセンター”と“リアルタイムセンター”及 び“エグゼキューティブ・デシジョンセンター(司令塔)”から構成されます。 “ビジュアライゼーションセンター”は、石油開発における地質・物探・油層・掘削などの各分野の 技術者が大型スクリーンの前に集結し、投影された地下構造を基に共通の認識を持ち、的確な意思決 定を行うためのコラボレーション環境です。以前からVRを用いた大規模なシステムが、メジャー各社 などで活用されてきましたが、ハードウェアが安価になってきた事などの理由で、近年、中小の石油 会社にも急速に導入されています。 “リアルタイムセンター”では、掘削や生産などのフィールドでの最新の情報を、特殊な通信プロト コルで事務所にリアルタイムに伝達し、モニタリングや解析処理などを行います。また、Landmark 社製Decision Management Systemを用いると、開発計画の変更などの判断をいち早く高精度に行う 事ができます。 図は、デシジョンセンターモデルの一例です。マネージャやプロジェクト責任者は、中央上部のポジ ションから3方向の画面を視覚的に確認する事ができ、海上プラットフォームや船舶のオペレーショ ンなどに対して、文字通り司令塔の役割を果たす事ができます。
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