NTM の CRC エラー - Cisco

NTM の CRC エラー
目次
概要
前提条件
要件
使用するコンポーネント
表記法
エラーの定義
エラーの例
トラブルシューティング
関連情報
概要
このドキュメントでは、Network Trunk Module(NTM; ネットワーク トランク モジュール)の Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)エ
ラーについて説明しています。
前提条件
要件
このドキュメントに関する特別な要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントは、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリ
アな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのような作業についても、その潜在的な影響
について確実に理解しておく必要があります。
表記法
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
エラーの定義
このエラーは T1 および E1 バックカードが搭載された IGX NTM に適用されます。 T1 バックカードが搭載された NTM は、Extended
Superframe Framing(ESF)用に設定する必要があります。
ここで説明するエラーは T1 および E1 のフレーミング レベルの CRC エラーであり、回線品質の問題を示しています。 CRC エラーは、約 98 %
の精度でビット エラーを検出する、重要なインサービス パフォーマンス指標です。 考えられる CRC エラーの原因には、次のようなものがありま
す。
z
ハードウェアの誤動作
z
シールド アース ワイヤの緩みや未接続
z
ブリッジ タップ
z
タイミングの問題
z
電気的な干渉
E1 の場合、CRC-4 マルチフレームが CRC-4 の 4 つのインターナショナル ビットを使用しています。CRC-4 の情報は、CRC-4 マルチフレーミン
グを使用する E1 のタイムスロット 0 に提供されています。 CRC-4 はデータブロック内のビット エラーを高い精度で検出します。 CPE は CRC-4
の計算を E1 上で実行してデータ品質を保証しています。
エラーの例
黄色で強調表示されている場所は、機器のエラーが発生する可能性が高い場所です。
CRC エラーの発生箇所
トラブルシューティング
ここで説明するトラブルシューティングを実行すると、運用に影響します。 次の手順は、メンテナンスの時間帯にのみ実行してください。
z
ユーザのトラフィックに影響がある場合。
または
z
トランクが Clear-OK 状態でない場合など、エラー状態が続いていることが dsptrks で示されている場合。
トラブルシューティング中はトランクの両端をアクティブにしておく必要があります。
1.
dsptrks コマンドを実行して、トランクがアクティブであることを確認します。
トランク番号が dsptrks 画面に表示されていない場合、そのトランクはアクティブになっていません。 トランクをアクティブにするには、uptrk
コマンドを発行します。
2.
トランクカードと次のアップストリーム デバイス間のケーブル接続を確認します。
注:アップストリーム(上流)という用語はネットワーク内の伝送機器の相対的な位置を表しています。
NTM は、
a.
受信方向にある一番近い伝送機器から見てダウンストリームになります。
b.
送信方向にある一番近い伝送機器から見てアップストリームになります。
一般には、次のアップストリーム デバイスはローカル チャネル サービス ユニット(CSU)かネットワークの終端(NT)になります。
dsptrks にリモート IGX のエラーが表示されていない場合は、単方向の問題があります。
そのような問題の例としては、ローカル トランクへの受信方向の物理リンクに問題があっても、送信方向は正しく動作しているような場合
があります。
3.
4.
ローカル ケーブルをチェックする場合、トランクカードにはケーブルを接続したままにしますが、CSU や NT からはケーブルを外す必要があ
ります。
a.
外した側のケーブルの端にループバック プラグを付けます。 dsptrkerrs の CRC エラーが増えなくなったら、ケーブルは正しく機能して
います。
b.
作業を進める前に、dsptrkerrs を数分間監視します。
十分な信号強度があることを確認する必要があります。
a.
回線が最大長を超えていないかどうかを確認する必要があります。
b.
T1 トランクの場合は、Line Build-Out(LBO; ライン構築)を設定するために cnftrk コマンドを実行します。 .
LBO はトランク カードから回線内の最初のリピータまでの距離に基づいてデシベル単位で損失を補正します。 デバイスからリピータへ
の距離が長くなれば、その距離に伴う損失を補正するために回線上の信号強度を高める必要があります。
5.
CSU や NT が正しく機能していることを確認します。
6.
電話会社に回線を確認するように依頼します。
これらの手順を実行してトラブルシューティングしても引き続き問題が発生する場合は、シスコ テクニカル サポートにお問い合せください。
関連情報
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IGX NTM モデルの区別
IGX 8400 NTM トランクのエラー定義
ダウンロード:WAN スイッチング ソフトウェア(英語)
International Telephony Union (ITU) Recommendation G.704
Cisco WAN スイッチング ソリューション - Cisco のドキュメント(英語)
WAN スイッチング製品に関する新規名称とカラーに関するガイド
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Updated: Oct 04, 2005
Document ID: 10874